現在、私の仕事は社内SEとして、会社の業務を各社員がこなすための、基幹システムの運用保守に携わっている。
それだけではない、基幹業務を支える各種サーバから、各自が使用するクライアントPC、ネットワーク機器、プリンタ等といったインフラまで、社内のITシステムをトータルで管理している。
そして、さらに、個人情報保護の社内教育責任者としての役割もこなしている。
また、自社ビジネスモデルの企画展開を検討したり、業務改善に役立つようなシステムの導入を検討したりと、その業務範囲は社内SEだけではない。
そう、いわゆるIT何でも屋である。
最初は、幅広く様々な仕事ができて成長している気がした。
しかし、逆にシステム以外の仕事が増え、開発は部下に任せるようになり、徐々に開発スキルが落ちていることを実感している。
一方給料はこの数年据え置きである。社内SEとはいうもののIT何でも屋である。
このままではいけない。ここに存続し続けることのリスクを実感している。
それでは今後自分がどうしたいのか、どうしなければならないのか、どうするべきなのか。社内SEの次は何なのか、年齢的に今更SIerというわけにはいくまい。
システム営業か、またはブリッジSEかもしれないとも考えている。
ブリッジSEとは海外にシステム開発を依頼する際の橋渡し役である。
従来は外国人SEがこの役割を担っていたが、最近では日本人が海外勤務して
現地開発メンバーの管理としてブリッジSEとなるケースもあるようである。
ブリッジSEは自分の次のステージとしてスキルアップ、キャリアアップには向いてるかもしれないと考えるようになった今日この頃である。
ただ、この場合、もうトライアスロンとか言ってられないけどね。