弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日「琴崎さんがみてる」小説版について。 私の説明不足が原因で、多くの皆様をお騒がせしてしまい申し訳ありません。 一連の経緯を百合ナビ様が記事にしてくださったので、是非こちらをご覧いただけますと幸いです。 http://yurinavi.com/2021/09/08/kotozakisan/… (1/14)引用ツイート百合ナビ@yuri_navi · 9月8日『百合ニュース』YouTube百合漫画「琴崎さんがみてる」小説化に伴い主人公が女性から男性へと変更。原案者に理由を聞いてみた 今年10月に電撃文庫から小説版が発売される事となった本シリーズ。どのような経緯で設定変更に至ったのか、原案者である弘前龍氏に取材しました。 http://yurinavi.com/2021/09/08/kotozakisan/…1522696
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日記事にもあるとおり、小説版の主人公を男性にしたことは、編集部の意向ではなく私自身の意向です。 企画初期からYouTube版と小説版をセットで構想しており、YouTube版は「百合好きのお嬢様が1人で語る」作品、小説版は「百合好きのお嬢様と百合男子が語り合う」作品にしたいと考えていました。 (2/14)198
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日この「百合好きのお嬢様と百合男子」というコンセプトが百合ファンの皆様に上手く伝わらず、大きな誤解を招いてしまった気がします。 なので、そもそも弘前龍とは百合を語るに足る人物なのか、どうやってこの発想に至ったのか、補足説明あるいは自分語りをさせてください。 (3/14)137
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日と言いつつ、ヘテロの話から始まるのですが…… 約10年前、私は「けいおん!」のムギちゃんにガチ恋をしていました。 ムギちゃんの隣で、唯が梓に抱きつく様子を眺めている「俺」の姿をいつも妄想していました。 そして、そんな妄想こそが「琴崎さんがみてる」の原点となりました。 (4/14)12011
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日「けいおん!」は当時、多くの一般人を百合の沼に引きずり込んだ作品です。 私もその一人で、唯梓、澪律、和憂がジャスティスでした。 彼女たちの日常をいつまでも見守っていたい、と思う一方で…… 私は、ムギちゃんへの想いだけが、他と性質の違うものであることに気づきます。 (5/14)1910
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日ムギちゃんと結婚したい。 その気持ちを自覚した瞬間、私は大きな矛盾に直面しました。 壁や観葉植物やスッポンモドキではなく「俺」として「けいおん!」の世界に存在したいと願っている。 そんな輩には、百合男子を名乗る資格がないのではないか? (6/14)2129
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日百合を愛する気持ちも、決して嘘ではないのです。 澪と律の間に挟まりたい訳ではなく、ほんの少し離れた場所で、2人の会話を聞かせてほしいのです。 漫才のような会話の中に幼馴染カップルならではの深い絆を発見した瞬間の歓びは、間違いなく本物でした。 (7/14)135
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日その歓びを一人で噛みしめるのも悪くありません。 しかし、その瞬間、きっとムギちゃんも同じ歓びを抱いている…… 私は、ムギちゃんと二人で、澪律の尊さを語り合いたいと願ってしまったのです。 それは世界に「俺」を介入させる行為であり、当時の過激派に殺されてもおかしくない思想でした。 (8/14)146
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日宗派によっては、自己をムギちゃんに投影する、自分がムギちゃんだと思い込む、というアプローチを取る人もいました。 「俺」の介入と比べたら、遥かに穏当な解決手段だと思います。 しかし、私はムギちゃんになることができませんでした。 何度考え直しても私は「俺」だったのです。 (9/14)215
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日『ねえ聞いて! さっき、唯ちゃんが梓ちゃんに……』 嬉しそうに語るムギちゃんの笑顔を思い浮かべるとき…… そこには、聞き手としての「俺」が存在していました。 「俺」がいなければ、ムギちゃんは誰と唯梓を語ればいいのでしょうか? ※まだ菫が登場していなかった頃の話です。 (10/14)287
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日こうした葛藤を抱えたまま、月日は流れていきました。 劇場版の公開も続編漫画の連載も終わり「けいおん!」は少しずつ思い出に変わっていきました。 同時に、百合作品の多様化が進み「捏造トラップ」など革命的な作品も現れるようになっていきました。 (11/14)126
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日今なら、当時の葛藤を、ひとつの作品に昇華できるかもしれない。 2019年「けいおん!」アニメ放送10周年を祝いながら、私は「琴崎さんがみてる」の原型となる企画書を作りました。 「百合好きのお嬢様と百合男子」というコンセプトは、約10年にわたる私の想いが結実したものです。 (12/14)239
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17·9月8日それから約2年。 五十嵐雄策さん、佐倉おりこさん、福原香織さん、他にも大勢の方々にご協力いただきながら「琴崎さんがみてる」プロジェクトは進展を続けてきました。 いよいよ小説版の発売という節目を迎える直前、予期せぬ形で世間をお騒がせてしまい、私自身、困惑しておりました。 (13/14)135
弘前龍@琴崎さんがみてる@ryu_hirosaki_17返信先: @ryu_hirosaki_17さん今回の騒動でネガティブな誤解が広まってしまったのは、私の説明不足が原因だったと反省しています。 ご心配をおかけした関係各位にお詫び申し上げるとともに、説明の機会をくださった百合ナビ様に厚く御礼申し上げます。 そして、百合ファンの皆様に私の真意が伝わることを願っております。 (14/14)午前11:48 · 2021年9月8日·Twitter Web App4 件のリツイート9 件のいいね
肥宅之鉴@humensgift·13時間返信先: @ryu_hirosaki_17さん原作との分岐が大きくなった、もし後半のtitleを新しい作品に創作し、原作の関係を分離し、今の問題はあるわけないだろ。1