2012年12月31日現在、衆議院議員の女性比率は7.9%、参議院の女性比率は18.2%です。列国議会同盟(IPU)の世界女性国会議員比率ランキングによると、日本は190カ国中161位という、あまりにも情けない情況です。地方議会の女性議員比率は、2011年12月末時点で11.1%です。「2020年30%」という政府目標にすらはるかに及ばない状況です 。
性別役割分担の考え方が根強く、国政も地方の政治も議会の約9割が男性議員で占められていることが、社会にさまざまなひずみを生み出してきました。福祉や子育て支援、人権や環境、教育、財政、都市計画などの政策決定に女性の関与が少なすぎることが、少子化がとまらない原因の一つであるといえます。
そんな中で、フェミニズムやジェンダーの視点をきちんと持った女性議員が、各議会で少しずつ増えてきました。しかし、多くは市民派議員としてひとりきりでの活動であり、 最近のバックラッシュの中で全国的な連携がより重要になってきました。
フェミニスト議員連盟では、女性議員を40%にという目標を掲げ、女性議員比率の少ない地域を中心に毎年夏合宿を実施しています。女性ゼロ議会をなくすキャンペーン、女性候補・議員の支援にも取り組んでいます。
つながり合い、エンパワーメントすることで、女性議員を増やし政策決定の場への女性の参加を進めていきましょう。どうぞご参加ください。
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