自衛隊を辞めたい時に転職して後悔しないためのポイントと成功例&体験談を紹介

自衛隊を辞めたい時に転職して後悔しないためのポイントと成功例&体験談を紹介

上下関係が厳しい…

体力的に辛い…

もし、いますぐに自衛隊を辞めることができて、その後の生活も保証してくれるという人が現れたら、それでもあなたは自衛隊を続けますか?

辞めますよね。あなたがなぜ、自衛隊を辞めたいと思っているのに辞めないのか、様々な理由はあるでしょうが、一番の理由は「転職先が見つかるかどうか不安」というものではないでしょうか。

自衛隊に入隊したものの、訓練が辛いことや、独特の人間関係が性に合わず、自衛隊を辞めたいと考えている人は多いでしょう。

そんなあなたのために、今回は自衛隊から転職することに成功した事例や、どのような方法で転職することができたのかをご紹介します。

1.自衛隊を辞めたい理由と原因を今一度整理して見つめ直そう

自衛隊を辞めたい、と考えている人は、すぐに転職活動をするのではなく、一度辞めたい理由や原因を整理するところから始めましょう。というのも、自衛隊員には「任期」がありますよね。

もうすぐ人気を満了するのであれば、我慢した方がスムーズに転職することができますし、特例退職手当が支給されれば、転職活動中の生活費も当面困ることはありません。

また、転職についても国が全面的にバックアップしてくれるので、「転職が決まらない」という事態に陥ることは無いからです。

しかし、自衛隊に在籍していることで、退職後のキャリアに影響を及ぼすような状態ならば、すぐにでも転職を検討する必要があるでしょう。事態隊を辞めたいと考えている人に多い理由は、次の3つの観点から考えられるでしょう。

1.仕事がつまらない

2.人間関係がつらい

3.自衛隊の仕組みが気に入らない

それぞれ解説します。

1.仕事がつまらない

自衛隊の仕事というのは、大きな災害や特別なことがない限りは「有事に備えての訓練」が仕事となります。ある程度キャリアを積むと、訓練だけではなくデスクワークが増えて、残業なども増えます。

かなり閉塞的な世界で仕事をすることになるので、定年まで自衛隊を続けることで、定年後のキャリアに対して不安を抱く人も多いようです。

また、自衛隊に所属している間は、家族や恋人との時間を確保するのが難しいので、その点も仕事のやりがいにつながらない理由の1つでしょう。

2.人間関係がつらい

自衛隊の世界は、「これぞ体育会系」という世界ですよね。先輩後輩、上司部下の関係がかなり色濃く反映される世界なので、どうしても体質が合わないという人は、自衛隊を辞めたいと感じるようになります。

しかしその分、自衛隊員同士の繋がりはとても深いので、逆に居心地が良いと感じる人も多いでしょう。

人間関係については、自衛隊に限ったことではなく、民間の企業でも、社風によって従業員の関係性が変わってきますが、自衛隊はその中でも特殊な関係性であることは間違いありません。

3.自衛隊の仕組みが気に入らない

実際に入隊してみて、自衛隊の体質自体が、現代の考え方とずれていると感じることも多々あるでしょう。

そのような環境が耐えられないという人も、自衛隊を辞めたいと感じる1つの理由になるようです。合宿のように、消灯時間・起床時間が指定されている生活が合わないという人もおり、生活環境自体が気に入らないとして転職を考える人も多いようです。

これらの理由で、自衛隊を辞めたいと感じる人が多いようです。任期があるので、そこを目標に頑張れば、ある程度まとまったお金が支給されるので、辞めたい理由や原因を整理して、任期とのバランスを考えて転職するべきか、耐えるべきかを判断するのが良いでしょう。

しかし、あまり無理をすることはおすすめしません。自衛隊員として働いている目的が、生活のためなのに、生活できない精神状態になるまで頑張ってしまっては元も子もありません。

あなた以外にも、任期を満了せずに自衛隊から転職している人はたくさんいるので、無理しない範囲で判断しましょう。また、誰かに転職について話をする、聞いてみるというのも1つの方法です。

その点、転職のプロである転職エージェントは、気軽に相談できるでしょう。まずは、大手の転職エージェントである、リクルートエージェントに登録して、相談してみてはいかがでしょうか?

 

2.自衛隊を辞めて良かったと後悔してない転職・再就職の成功事例や体験談を紹介!

辞めた理由はどうであれ、自衛隊から転職してよかったと感じている人もたくさんいます。自衛隊から転職した成功事例や体験談をご紹介しましょう。

ストレスがすごくて10kgの激ヤセ…

20代男性 自衛隊→自動車整備士

3月より、一般曹候補生として入隊しました。最初は色々な希望を持って入隊したのですが、毎日のトレーニング、先輩や上司からのパワハラ、外出しても連絡が来るかもしれないと休まることがなく、1年立たずに10kgも体重が落ちてしまい、激ヤセしてしまいました。正直限界だと感じ、とりあえずマイナビエージェントに登録して色々相談やアドバイスをもらいました。

自衛隊でも、整備関係の職務を経験していたことから、大手ディーラーの整備として転職することを決意し、そこから応募書類の添削や、面接対策などを行ってもらいました。

担当のエージェントからは、「受け答えがハキハキしているのは、さすが自衛隊員ですね」と言ってもらえ、辞めたくて辞めたくて仕方がなかった自衛隊ですが、自分の成長を感じられた一言でもありました。

定年まで勤め上げるイメージが持てなくて転職を決意

30代男性 自衛隊→システムエンジニア

大学卒業から10年以上、自衛隊で勤務してきました。体育会系のノリや、挨拶した・しないで喧嘩する自衛隊の雰囲気にはあまり馴染めなかったことは事実ですが、転職を決意した最大の理由は、定年まで勤め上げるイメージが持てなかったことです。私が自衛隊に所属していた当時、自衛隊の定年は55歳でした。

一般企業が60歳〜65歳であること、平均寿命が80歳以上となっていることを考えた時、定年後の生活をどうするのか、自衛隊で磨いたスキルで暮らしていけるのかなど、様々なことを考慮した結果、早めに転職した方が良いと判断し、dodaという転職エージェントサービスを利用しました。

転職エージェントでは、もともと興味があったエンジニアの仕事を紹介してもらえ、「元・自衛隊員のSEというのも面白いな!」という社長の会社に就職を決めました。辞めて後悔していないと断言できますが、自衛隊で働き続けられるのであれば、それでも良かったとは思っています。

しかし、将来を考えると、自衛隊を辞めるのは「早いか・遅いか」のことだと私は判断したということです。自衛隊の環境が辛くて辞めたいけど、辞めた後のことが怖い…という人は、とりあえず転職エージェントに登録してみることをおすすめします。

40代で自衛隊経験しかない私でも転職できました

40代男性 自衛隊→コンサルタント

高校卒業から一貫して自衛隊で勤務してきましたが、40代で転職することを決意しました。

元々は、自衛官としての職務に誇りとやりがいを持っていたわけではなく、長年続けていただけで、ずっと辞めたいという気持ちは持っていたように感じます。

きっかけは色々ありますが、一番は5年前に自衛隊を辞めた同期が、自分でビジネスを始めたことです。自衛隊出身者が自営業をするなんて考えたこともありませんでしたが、実際に成功しているという話を聞き、自衛隊を辞めたいと強く思うようになりました。

最初は、自分で転職サイトやハローワークを利用し、転職先を探していましたが、書類選考に通過しても、面接の日程が合わずに先に進むことができませんでした。

そこで、同期に相談したところ、転職エージェントを利用すると、その辺もうまく交渉してくれると聞いたので、早速リクルートエージェントに登録しました。

結果、面接日の調整などを全て転職エージェントにお任せすることができ、スムーズに転職先を決めることができました。私が将来独立したい希望を伝えると、それなら営業的な側面と、専門職である方が良いという理由で、コンサルタントとして勤務することとになりました。

自衛隊で学んだことと、一般企業で必要とされていることに乖離があるかとも思いましたが、うまく適応すれば自衛隊で得たスキルを存分に活用できることがわかりました。今年、念願の独立を予定しているので、まだまだ頑張りたいと思います。

自衛隊での経験を活かしつつ、セカンドキャリアを形成する人は、様々な業界で勤務しています。

元・自衛官という肩書きはとても信頼性が高く、会社としても「厳しい自衛隊で働いた人材ならば無責任なことはしないだろう」と思って採用している節もあります。

ただし、自衛隊から転職して、失敗した人もいるので注意しましょう。

規則正しく締め付けられた生活だから働くことができた

20代男性 自衛隊→営業

任期を満了して、自衛隊から営業職へ転職しました。

しかし、転職した会社の風土が自衛隊時代とは真逆の環境で、先輩の営業は決まった時間に外回りに出て、昼寝したりパチンコしたりで時間を潰し、適当な時間に戻って帰宅の繰り返し…。

私が一人やる気を出して新規営業をしようものなら、「余分なことするな」と釘を刺される始末でした。自衛隊時代は、皆が高め合う中でケンカや厳しい指導もあり辛いと感じていましたが、まさか足の引っ張り合いをして怒られることになるとは考えてもみませんでした。

選んだ会社が悪いのか、民間企業はほとんどこういう仕組みなのかわかりませんが、給料も自衛隊の方が良かったので、辞めたことを後悔しています。

やりがいが見出せない

30代男性 自衛隊→コールセンター

自衛隊の時は、辞めたいと思う一方で「国を守る」という使命を持って日々訓練をしていることに誇りを持っていました。震災の時も、被災地に派遣された時は被災された方からの「ありがとう」という言葉に、私が救われたこともありました。

しかし、将来を考えるとどうしても自衛隊で定年まで迎えることができないと感じ、転職しましたが、やりがいを全く見出せず職を転々としています。現在はコールセンターに勤めていますが、声のトーンやトークスクリプトを変えて、欲しくもない人を欲しい気持ちにさせるというのが、どうしても納得できず、近いうちにまた転職することになると思います。

自衛隊の業務は確かに辛いことが多かったですが、やりがいは今のところ、経験した民間企業よりもダントツでありました。もっと、慎重に行動すれば良かったと、後悔しています。

このように、辞めて初めて自衛隊で働く意味や誇り、やりがいに気づく人も多いようです。こんな気持ちを持って転職すると、転職先がどんなに素晴らしいところでも自分の中でモヤモヤが残るのではないでしょうか。

自分の気持ちというのは、自分ではなかなか気づくことができないものです。転職をして気づくか、第三者に話を聞いてもらってアドバイスをもらうかでしか、自分の気持ちに正直になれることはないでしょう。

そのような意味も含めて、事前に転職エージェントに相談すると、今辞めるべきか、続けるべきかも含めたアドバイスをもらうことができるのでおすすめです。

3.自衛隊から一般企業に転職する時のポイント

自衛隊を辞めて転職した人でも、転職に成功した人と失敗した人がいることをおわかりいただけましたか。では、転職に成功した人と失敗した人の、大きな違いはなんだったのでしょうか。分析してみると、次の3つのことが考えられます。

1.辞める理由が明確になっている

2.自衛隊で学んだことを活かした転職先に勤務している

3.転職エージェントを活用している

まず第一にあるのが、「なぜ辞めたいのか」がしっかりと理解できているということです。

自衛隊の環境がツライからとか、仕事が単調だからという理由で退職している人の多くは転職に失敗しています。

理由は簡単です。仕事というのは、どんな会社でもツライ環境はあるでしょうし、単調な仕事だってあるからです。

自衛隊は特にツライ環境かもしれませんが、社会人であれば、大なり小なり、様々なことを我慢して働いています。その場の気持ちだけで、焦って転職活動をしては、転職を成功させることは運に左右されてしまうでしょう。

一方成功した人たちは、自衛隊を辞めることは、目的ではなく手段と割り切っている人が多いです。定年後のヴィジョンを見据えた転職や、独立を視野に入れた転職などがこの代表例でしょう。

これらの人は、自衛隊にいた自分を否定せずに、得たスキルをどうやって活かせるかを考え、次のキャリアを選んでいます。そのため、転職がうまくいっている場合が多いのです。

そこでキーマンとなるのが、やはり転職エージェントの存在です。転職エージェントは、あなたのことを、客観的な視点で見てくれ、あなたの適職を探し、提案してくれます。

だからこそ、自衛隊を辞めたいと考えている人は、まず転職エージェントを利用して欲しいのです。おすすめの転職エージェントは、以下の3つとなります。

業界No,1の求人数 「リクルートエージェント」

非公開求人を含む充実した求人数 パーソルキャリアの「doda」

20代・30代の自衛官に手厚いサポート「マイナビエージェント」

自衛隊を辞めたいと考えている人は、上記の転職エージェントにとりあえず登録し、面談や相談をしてみることから始めましょう。今、すごく辛くて辞めたいと考えている人も、人に話すことで気持ちが楽になることもありますよ。

4.転職のプロに転職・再就職の相談をして、転職に失敗するリスクを減らそう

自衛隊から転職する時は、絶対に転職エージェントを利用したほうが良いことは、お分かりいただけたでしょうか。自衛隊から転職した人の中には、就職援護を活用する自衛官も多いでしょう。

しかし、就職援護を活用できるのは、任期を満了した人のみでああり、任期満了までまだまだ期間がある人には、途轍もなく長い時間を待たなければならなくなるかもしれません。

転職エージェントに登録すること自体はタダなので、まずは気軽に登録してどんな求人があるのか、自分にはどんなキャリアが適しているのか、カウンセリングを行ってもらうだけでも、十分に価値があるはずです。

また、自衛隊という、厳しい勤務を続けながら転職活動を行うためには、転職エージェントのサポートは不可欠です。転職エージェントを活用すると転職活動がスムーズに進む理由は、以下の通りです。

・転職に関する相談に乗ってもらうことができる

・適正を見極め、最適な職業を提案してくれる

・応募書類の添削・面接対策などを行ってくれる

・面接日時の調整などを企業と行ってくれる

・入社日程や条件の調整なども対応してくれる

転職エージェントは、入社するまでのこれらのことをあなたの代わりに代行してくれます。特に大きいのが、企業との面接日程や入社日についての交渉を代行してくれる点です。

自衛隊として働きながら面接日程の連絡をしたり、入社日についての交渉をするというのは、かなり心労が溜まる作業です。

自衛隊として働いていることを考慮した時に、外出できる日でないと面接にはいけないわけですから、企業側にその点を理解してもらう必要があります。

直接企業側に伝えることがはばかられるようなことも、転職エージェントを通じてうまく伝えてもらうことができるので、自衛隊で働きながら転職エージェントを利用するのは、転職失敗の最大のリスクヘッジであると言えるでしょう。

5.自衛官が転職活動を有利に進めるための方法とコツ

結論から言えば「転職エージェントを活用する」ことが、自衛官が転職活動を有利に進めるコツでしょう。

あなたが、国を守るプロであるのと同じように、転職エージェントは転職のプロです。プロの目線で判断してもらったり、意見をもらえるというのは、転職活動を有利に進めるためには必要不可欠です。

あなただけで転職活動を行うと、転職先のリサーチが不十分だったり、焦って変な企業に決めてしまったりするので、まずは転職エージェントに相談することが、最大のコツだと言えるでしょう。

また、1つの転職エージェントに登録するだけではなく、複数の転職エージェントに登録し、様々な視点でアドバイスをもらったり、求人を紹介してもらうことも必要でしょう。

それぞれの転職エージェントにしかない、希少な求人などを紹介してもらえる可能性もあるので、転職エージェントには可能な限り登録しておきましょう。最低でも、先に紹介した3社は登録することをおすすめします。

業界No,1の求人数 「リクルートエージェント」

非公開求人を含む充実した求人数 パーソルキャリアの「doda」

20代・30代の自衛官に手厚いサポート「マイナビエージェント」

6.自衛隊を辞めるときに準備すべきこと&退職を波風立てずに自衛隊を辞める方法

自衛隊を辞める前には、次の4つのことを準備しておきましょう。

1.自衛隊であることを有効活用して準備する

2.退職後のお金の計算をする

3.就職先の企業を徹底的にリサーチする

4.市場の動向を探っておく

それぞれ解説しましょう。

1.自衛隊であることを有効活用して準備する

自衛隊というのは、とても信頼度の高い職業です。そのため、自衛隊を辞める前には、その信頼を有効活用して、転職後の生活に必要なものを用意しておくと良いでしょう。具体的には、次の3つを準備します。

1.賃貸物件(または住宅ローン)

2.クレジットカード

3.自動車ローンや教育ローンなど

就職したてというのは、社会的には信用が落ちている状態になります。最低でも1年間は勤務を続けないと、クレジットカードやローンなどを組むことができなくなってしまいます。一方で、自衛隊員は公務員になるので、公務員の社会的信用というのは、とても高いと言われています。年収400万円でも、勤続3年以上で3000万円近い与信を得ることができるという話も聞きます。そのため、家族を持っている人は、教育ローンや住宅ローンなどを組んでも良いでしょう。また、自衛隊を辞めるということは、駐屯地から出ることになるわけですから、住むところも必要になります。住むところを用意するのも、自衛隊員でいる間に決めてしまった方が、審査に通りやすいでしょう。色々面倒なことはあるかと思いますが、これらは用意しておくと色々助かります。

2.退職後のお金の計算をする

自衛隊にいた時は、あまりお金を使うこともなかったでしょうが、退職したらそうはいきません。正直、民間の企業と自衛隊の待遇を比べたら、間違いなく自衛隊の方が待遇は良いです。転職すれば、家賃はもちろん、水道光熱費など、今までかからなかった費用がかかることを計算しましょう。また、自衛隊にいるとあまり意識しないのが、額面の給与と手取り給与の違いです。民間企業は、額面金額から諸々の費用が差し引かれて支給され、さらにそこから固定費がかかるので、意外と使える金額は少なくなることは覚悟しましょう。

3.就職先の企業を徹底的にリサーチする

就職先の企業については、徹底的にリサーチしましょう。なぜ企業が人を採用しようとしているのか、といえば、当然人手が足りないからです。

それが、業績が好調なのか、今までいた従業員が辞めたからなのかなど、細かく調べましょう。調べてわからないことは、リストにして転職エージェントに質問してみると良いでしょう。

また、転勤の有無や残業時間、休日日数など、ネットで分かる情報は、ホームページだけではなく転職口コミサイトなどをリサーチしてチェックするようにしましょう。

4.市場の動向を探っておく

就職先の市場がどんな状況なのか、動向を探っておく必要はあります。自衛隊は、景気や流行に左右されることはありませんが、民間企業では往々にして左右されることが当たり前の出来事なのです。

就職しようと思っていた業界が、今後下がっていく業界だったら、数年後また転職しなければなりません。そうならないように、動向を探って自分なりに未来を予測することも大切です。

波風を立てずに退職する方法

いざ転職先が決まったら、今度は自衛隊を辞めることを上官に伝えなければなりません。これが最後にして最大のハードルとなります。

というのも、自衛隊としても貴重な人材として、なるべく続けてもらいたいでしょうし、任期のある職業なので、任期未満で辞めることはあまり良しとされません。

なので、上司や同僚に相談すると、必ず引き止められると覚悟しておきましょう。

・任期満了まで続けろ

・配置転換するから続けろ

・少し休んでリフレッシュして考えろ

・辞められたらお前の穴は誰が埋めるんだ

・隊員として何も成し遂げないまま辞めていいのか

基本的に自衛隊は、体育会系なので、上官が親身に相談に乗ってくれるということはないでしょう。

命令口調で、上記のような引き止めに会うケースが多く、なかなか辞めさせてもらえないというのが実情としてあります。

当然、上官としても、任期未満で辞められてしまっては、自分の評価が下がってしまうので、ある程度のパワハラ的な発言や、熱い言葉で説得してくるでしょう。

また、重要なのが、転職活動をしていることや、退職の意思を固めていることは、同僚や親しい先輩には絶対に言わないようにしましょう。

当然ですが、最初に伝えるべきは、直属の上官です。隊長に伝えることもやめましょう。これは、単純に信頼関係の問題です。

あなたのことを任されているのは、あなたの担当の上官です。その上官を通り越して上の人間に伝わったり、あなた以外から上官の耳に退職の話が入ったとしたら、上官の立場を考えるといい気はしませんよね。

そうなれば当然、上官が無理矢理にでもあなたを辞めさせないという行動に出る可能性もあります。

民間企業であれば、そのような場合も対処に方法が多々ありますが、自衛隊という特殊な環境では、できるだけ円満に退職できることを考えた方が良いでしょう。

中には、脱柵する人もいるようですが、絶対に見つかるのであまりおすすめできません。あなた一人を探すために、たくさんの人が搜索にあたり、さらに実家や近隣を徹底的に調べられます。

仮に、逃げ切れたとしても、犯罪者のように時効があるわけではないので、ずっとビクビクしながら生活しなければなりません。どうしても辞めさせてくれない場合は、次のような方法を活用することも可能です。

・郵送で退職届を提出する

・退職代行サービスを利用する

これらの方法で退職を伝えれば、そこまで波風を立たせずに済みます。が、やはり基本的には円満に退社したいので、任期が近ければ任期を全うし、そうでなければ上官としっかりと向き合い、退職することをおすすめします。

7.自衛隊から転職・再就職をする時におすすめしたい転職先を紹介!

自衛隊というのは、公務員の中でもかなり特殊であり、厳しい仕事になります。正直、自衛隊ほどキツイ仕事は、日本にはほぼ存在しないと言っても過言ではありません。そのため、企業側からも、自衛隊員に対する信頼は一定以上あることを理解しておきましょう。その中で、自衛隊出身者におすすめの転職先をご紹介します。

警備員

日々の訓練を活かした仕事では、警備員が挙げられます。警備員にも様々な種類があり、防犯をメインにしている企業から、中にはSPを派遣する会社もあります。どちらにせよ、相手と対峙したり、武器を使いこなす訓練をしてきた自衛隊員に、警備員は最適ではないでしょうか。

運転手

陸上自衛隊員出身であれば、トラックやタクシーの運転手などもおすすめです。長距離運転で移動する機会があったり、大きな車を運転してきた経験を存分に発揮することができるでしょう。

整備士

自動車整などの技術を習得しているのであれば、整備士などの技術士系の職業もおすすめです。自衛隊では、細かな仕事や備品の管理なども徹底されているので、そのくらいの気持ちで対応できる技術士となれば、民間企業ではトップクラスの整備士になれるでしょう。

営業

自衛隊くらいの厳しい環境で働けたのであれば、営業のように厳しいノルマが課されてもなんとか達成することができるでしょう。ただし、営業の場合は「相手があってこそ」なので、自分の努力や頑張りではどうにもできないことがあるのも事実です。しかし、営業はどちらかというと、精神的に辛いという人が多いので、自衛隊の経験があればあまり気にならないでしょう。

8.自衛官を辞めて転職したいと思ったら、まずはプロに相談して転職先を探そう

自衛隊を辞めて転職する方法をご紹介しました。転職を成功させるためには、とにかく「転職エージェントを活用する」ことが何よりの近道となります。

しかし、一番大切なことは、焦らずに、一度立ち止まって、辞めたい理由や原因と向かい合ってみることです。今の状況が辛いからというだけでは、転職先でもうまくいかないかもしれません。

できるなら、自衛隊を辞めてどうするのか、何をしたいのかという目標やヴィジョンを持って、その上で転職エージェントを活用すると、うまくいくでしょう。

警察官を辞めたい時に転職して後悔しないためのポイントと成功例&体験談を紹介

警察官といえば、テレビドラマや映画で、華々しく活躍する姿を見て、子供が憧れてる職業の1つです。しかし、実際に警察官になってみると、「想像していた以上に辛い…」と感じている人も多いでしょう。

  • 公務員で安定している
  • 悪人を捕まえて平和に貢献したい

など、色々な夢や希望を抱いて警察官になった人は、実際の仕事内容に触れてみると、理想と現実のギャップに苦しむことになるでしょう。

また、警察官は特殊な仕事ではありますが、他の職業で活かせる技術を得ることができるわけではなく、「警察を辞めた」と言うと「何か問題を起こしたのでは?」と勘ぐられることもあり、転職は難しいとも言われています。

そこで今回は、警察官から転職する上でのポイントや、転職を成功させるためのコツなどをご紹介します。

1.警察官を辞めたい理由と原因を今一度整理して見つめ直そう

「警察官を辞めたい」

警察官は、公務員の中でも離職率の高い職業の1つと言われています。

市役所員など、その他の公務員は、勤続年数が長い人が多く、求人も年間で数人〜数十人しか採用しないのに対し、警視庁のホームページによれば、採用予定人員は1,900名と、かなり多いのですが、これは当然、そのうちの何名かは辞めること前提で採用枠を用意しているのではないかと思います。

なぜ、警察官は離職率が高いのか。それは、次の3つの理由が考えられます。

1.拘束時間が長い

2.勤務実態はブラック企業に近い

3.プライベートを重視したい人が年々増えている

それぞれ解説しましょう。

1.拘束時間が長い

公務員というと、「土曜日、日曜日、祝日、夏季、年末年始休暇」というイメージがあるでしょう。

しかし、警察官の場合は、基本的に24時間稼働し続ける職業です。所属している部署にもよりますが、「交代勤務」と「毎日勤務」の2通りの勤務形態が存在しています。刑事事件を扱う現場などでは、大きな事件が起きれば休日でも呼び出されることもあるし、泊まり込みで取り調べなどを行うことも多いそうです。

拘束時間が長いことには理由があり、犯人を逮捕すると、48時間以内に身柄を検察へ送致しなければならないというルールがあるからです(いわゆる送検と呼ばれるもの)。

2日間の間で、検察へ送致する証拠や書類などを整備するので、犯人が逮捕されるとその後48時間は、ずっと仕事をしなければならないわけですね。

また、その他にも犯人の証言の裏を取ったり、目撃者や関係者に話を聞いたり、関与している事件がないか調べたりと、様々なことを調べる必要があります。

つまり、犯人を逮捕するためにたくさん捜査をして、逮捕したらさらに捜査するのです。日本で、犯罪が年間1件、2件しか起きないならばこれでも良いですが、毎日どこかで犯罪が起きているわけですから、休む時間などほぼ無いというのが実情でしょう。

2.勤務実態はブラック企業に近い

警察官にも、一応「定時」はありますが、当然捜査の状況によっては毎日早朝から深夜まで仕事をして、家にはお風呂と着替え程度に帰る…という生活も珍しくはありません。

警察官ということで許されてしまってる側面がありますが、このような勤務形態を民間企業がとっていたら、間違いなく訴えられてしかるべき、労働基準監督署の査察が入ることでしょう。

また、基本的には体育会系の社会なので、勤務年数によっていじめやパワハラが横行しているとも言われています。とある警察署では、警察の朝礼が始めるのは8時30分でも、集合は1時間前というルールのある警察署もあるそうです。

その他、殺人現場や事故現場に立ち会わなければならず、あまりにも凶悪犯罪や悲惨な現場では、現場の光景がトラウマとなり、ふとした時にフラッシュバックしてしまう、ということもあるようです。

3.プライベートを重視したい人が年々増えている

警察がこのような勤務形態で成り立ってきたのは、民間企業もこのような勤務を行ってる会社が多かったという部分もあるでしょう。

しかし、現代では、働き方改革を政府が推進していたり、企業に所属しなくてもお金を稼ぐ方法が増えたことにより、「プライベートを重視する」という意識を持った人が増えています。

結果として、警察官の勤務の実態を見てしまうと、「もっと自由な時間を確保したい」と感じ、転職を考える人が増えているのです。

実際、私の知人のキャリアコンサルタントに聞いた話では、比較的若い世代が求職の第一条件に挙げるのが「年間休日が多いこと」ということでした。どんなに給与などの条件が良くても、年間休日が120日以下の企業は、それだけで比較すらされないそうです。

また、警察官は、プライベートがほぼ無いので、数年間警察官として働くと、約束を破ることが平気になるとも言われています。

より、ワークライフバランスを重視する時代になっていること、そしてそれを実践する人が増えていることも、警察官が転職を考えるきっかけになっていることでしょう。

あなたが転職したい理由も、この3つに当てはまるのではないでしょうか。

他にも、転職したいと感じる理由やきっかけがあったら、まずはその理由と向き合ってみて、改善できることなら、上司や同僚に相談してみましょう。

例えば、希望の部署に配属されなかったなどは、上司に異動願いを出せば通る可能性もあります。しかし、紹介したような理由が原因ならば、方法は2つしかありません。あなたが警察で偉くなって改革するか、転職するか、です。

2.警察官を辞めて良かったと後悔してない転職・再就職の成功事例や体験談を紹介!

警察官は転職が難しい、と言われています。そもそも、勤務時間も不規則で、休みが取れるかどうかわからない状況では、履歴書などの応募書類を用意する時間や、面接に挑む時間もなかなか確保することもできません。そんな中で、警察官を辞めて転職した人の、成功事例をご紹介しましょう。

転職理由:子供に言われたひとことで転職を決意

40代男性(営業職への転職)の事例

地方の国立大学を卒業後、警察官として勤務しました。パトカーでのパトロールや、交番勤務を経験し、刑事として大きな事件の捜査に携わったこともあります。

警察官自体は、とてもやりがいのある職業で、誇りを持って働いていましたが、子供が5歳の誕生日の時に「パパは私が生まれた日を一度も祝ってくれていないね。私が生まれたことは嬉しくなかったの?」と言われた時、警察官を辞めるという選択肢が初めて頭をよぎりました。子供が言うように、私は子供が生まれてから5年間、誕生日を祝ったことがなかったのです。

子供の誕生日を祝ったことがないことすら忘れていた自分自身は、父親として、人として大切なものを失くしてしまうような気がしました。

転職経験はなかったので不安でしたが、リクルートエージェントとdodaエージェントという、2つの転職エージェントを活用しました。色々とアドバイスをいただきながら、現在は毎日17時に帰宅し、子供との時間を大切する日々を送っています。

転職理由:このままでは結婚できない…。私の夢は幸せな家庭を築くことでした

20代女性(25歳・事務職への転職)の事例

大学卒業から2年間だけですが、婦人警官として勤務していました。婦人警官になることは夢というよりは、親から「公務員になって安定した生活を送ってほしい」と言われ続けていたので、選んだという背景があります。いざ入ってみると、パワハラがすごく、すぐに「辞めたい」と感じるようになりました。

家族はとても期待してくれていたのでなかなか相談することはできませんでしたが、マイナビエージェントを利用したところ、親身に相談に乗ってもらい、無事転職を成功させることができました。

特にマイナビエージェントは、私のように20代の求人情報をたくさん扱っており、とてもスムーズに企業を紹介してもらうことができました。現在は、大手企業に勤めており、同僚と昨年結婚し、幸せな家庭を築くことができました。

様々な理由で転職を決意した人がいますが、皆さん、転職後は充実した生活を送ることができているようです。

だからといって、急いで転職しても良いことはありません。一度仕事を嫌になってしまうと、その後もどうしても仕事に身が入らなくなってしまいます。

しかし、ここで我慢して、じっくりと転職に関して時間をかけることが、転職成功の鍵となります。転職したことを後悔しないように、焦らないようにしましょう。

3.警察官から一般企業に転職する時のポイント

警察官として在職しながらの転職活動は、精神的にも肉体的にもかなりキツイかもしれません。しかし、それでも警察を退職してから転職活動を行うことはやめましょう。

収入がないという状況は、在職しながら転職活動をするよりも精神的なストレスが大きくなります。また、先に辞めてしまうと、就職先で「なぜ辞めたのか」について説明しなければなりませんが、それが「勤務体系が辛いから」などのマイナスの理由では、転生もなかなかうまくいかないでしょう。

あなたが思っている以上に、警察官というのは、求人市場では高い評価を得ることができる職業なので、辞めずに条件を見ながら転職を進めるためにも、在職しながら転職活動を行うことが、一般企業への転職を成功させる最大にして唯一のポイントだと言えるでしょう。

4.転職のプロに転職・再就職の相談をして、転職に失敗するリスクを減らそう

実際に警察官が転職を考える場合、一人で転職活動をしようと思ってもなかなかうまくいかないでしょう。

拘束時間が長く、休みが不規則な警察官では、面接の日程調整や、応募書類の作成などの時間を割くことが難しいというのがその理由です。

では、やはり警察官を辞めてから転職活動を行うべきか、というと、それもリスクが高いのであまりおすすめできません。

だからこそ、一人で悩まず、プロの手を借りることが好ましいのです。転職のプロ、つまり転職エージェントへ登録しましょう。転職エージェントに登録すると、以下のようなメリットがあります。

  • 転職先の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接日程の調整
  • 面接対策のアドバイス

いずれも、忙しい警察官が転職活動をする場合、とても助かるサービスですよね。中でも、面接日程の調整については、日中連絡がなかなか取れないあなたの代わりに、転職エージェントが代行してくれるので転職先に迷惑をかけることもありません。

転職エージェントから「警察官である」ということを伝えてもらえるので、ある程度日程も考慮してもらえる可能性があります。現実問題として、警察官が働きながら転職を成功させるのは、勤務時間などを考えればほぼ不可能でしょう。

転職についての相談や、様々なフォローを転職エージェントに行ってもらうことで、転職に失敗するリスクを減らすことができるようになります。

5.警察官が転職活動を有利に進めるための方法とコツ

警察官が転職するとなると「なんで警察を辞めたんだろう?」というのが、企業側が一番きにするポイントです。

なので、警察官が転職活動を有利に進めるためには、「転職を決意したキッカケ」と「その企業を選んだ理由」が明確になっている必要があります。企業側からすれば、「元警察官」という肩書きは、とても信頼性の高いものです。

理由さえハッキリしていれば、転職に苦戦するということはそうそうないはずです。では、具体的にはどんなところに注意したら良いのか、3つのステップをお伝えしましょう。

ステップ1.警察官として経験したエピソードを書き出す

まずは、あなたが警察官として経験したエピソードを書き出しましょう。警察官ならではのエピソードが良いですね。例えば

  • 犯人逮捕の現場に立ち会った
  • 聞き取りで有力な情報を得て、それが犯人逮捕につながった

などです。特に、あなたが警察官として勤務していて、一番やりがいがあること、楽しかったことにフォーカスして書き出すようにしましょう。

ステップ2.民間企業に就職して成し遂げたいことを書き出す

次に、あなたがこれから受けようと思っている転職先で、どんなことを成し遂げたいのかを書き出します。例えば営業会社ならば

  • 営業成績でトップになる
  • 会社の売り上げを200%にする

などです。とにかくなんでも良いので書き出してみましょう。

ステップ3.転職エージェントに添削を依頼する

ステップ1.2で書き出したことを元に、志望動機を作成します。

例えば「営業成績でトップを目指します。警察官時代、犯人逮捕の協力のため、毎日丁寧な聞き込みをした経験を活かし、ITの時代だからこそ、顔を見せたコミュニケーションを大切にした営業手法を確立したいと考えています」などを志望動機にします。

そして、ここが最大のコツなのですが、それを転職エージェントに添削してもらいましょう。転職エージェントは、転職のプロです。

どんな風にあなたの経歴を書いたら採用担当者に響くのか、ポイントを心得ています。なので、あなたは書き出したメモと一緒に志望動機を送りましょう。あとは、転職エージェントが良い感じに仕上げてくれるでしょう。

転職を有利に進めるためには、転職エージェントを最大限に活用することが一番の近道です。

転職エージェントも忙しいですが、採用が決まらなければ売り上げにならないので、あなたを全力でサポートしてくれるでしょう。もちろん、あなたが必死になって転職したいことを伝えれば、相応の対応をしてもらえることでしょう。

6.警察官を辞めるときに準備すべきこと&退職を波風立てずに警察官を辞める方法

実際に転職活動が成功し、次の転職先が決まれば、警察官を辞めるとことになります。いざ、退職するとなると、上司に相談する必要があります。

特に警察官は、体育会系の社会なので、引き止められることはもちろん、退職届をなかなか受理してくれないというような、強引な扱いを受けるケースもあるようです。よくあるパターンとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 家族との時間を大切にしたい→育休などを取得して、少し考えてみたらどうだ?
  • 勤務時間が不規則だったり泊まりの勤務が辛い→日勤のみの部署に異動したらどうだ?
  • もう次が決まっているので退職します→忙しい時期だけでも続けてほしい

これらのパターンで引き止められるケースが多いようです。

もちろん、上司としても、あなたの能力を見込んで引き止めているわけですが、そこには別の理由も存在します。

それは、警察官の離職率が高いので、少しでも辞める人を減らしたいこと、そして上司は部下に辞められてしまっては査定に響くということです。

上司によっては、かなり強引な引き止めをすることも考えられるので、辞めることを伝えるときは、それなりに強い意志と覚悟を持って上司に伝える必要があるでしょう。

警察官が波風立てずに辞める方法①.転職活動中は絶対に誰にも言わない

「警察官になんてなるんじゃなかったよなー」

「ほんとだよな。実は俺、転職を考えているんだ…」

親しい同僚や先輩と、こんな会話をしていませんか?警察からの転職を考えている時、転職活動をしていることはどんなに親しい同僚にでも絶対に言わない方が良いでしょう。

これは、警察組織に限ったことではありませんが、組織に所属する以上、大なり小なり皆が様々な不安を抱えています。

つまり、転職はきっかけさえあれば誰でもする可能性があるものなのです。あとは、実際に行動に移すか、移さないかだけの差になります。

あなたが転職に成功したことを、「羨ましい」と感じる人がいて、その人から激しい嫉妬を受ける可能性もあるのです。

当然、転職が決まったからと言って、「明日辞めます」というのは無理な話で、引き継ぎやら人材の補充やら、あなたが辞める穴を埋める必要があるので、その期間が警察官としての職務を全うしなければなりません。

転職が決まったからと言って浮かれてしまうと、妬みや嫉妬を買いやすいので、注意する必要があります。また、上司も最初に相談されるのと、事前に他から情報が耳に入るのとでは、印象が変わってきます。

人間関係の面から見ても、あまり転職活動していることを周囲に伝えることは、やめた方が良いでしょう。

警察官が波風立てずに辞める方法②.退職届を郵送する

普段、上司からすさまじいパワハラにあっていて、二人で話すことも辛い、二人になることが怖いという場合は、郵送で退職届を提出するという方法もあります。

その際、退職届だけではなく、警察から支給されている制服なども一式返品するようにしましょう。

そして、今後のやり取りは書面にて行うこと、退職の手続きに必要な書類を一式郵送してもらう旨を伝えましょう。

この場合、離職票を発行しない、退職届を受理しないということも考えられるので、内容証明郵便や書留にして郵便は送るようにしましょう。

警察官が波風立てずに辞める方法③.退職代行サービスを利用する

郵送だと時間がかかって困ってしまう、という場合は、退職代行サービスを利用することも考えられます。

「SARABA」などの退職代行サービスでは、退職に関する手続きを全て代行してくれる便利なサービスです。書面での場合は、対応してもらえないことも、対面で行えば上司としても対応せざるを得ない状況であると言えます。

どうしても、という場合は、退職代行サービスを利用することをおすすめします。

様々な方法をご紹介しましたが、一番理想的なのは、当然円満に退職することです。上司に相談する場合も、転職先が決定しているなどを伝えると妨害されることもあるかもしれません。

せっかく築いた関係なのですから、辞めた後も年に数回顔を合わせることがあってもいいですよね。そんな関係で退職できるように、あなたも柔軟に対応するようにしましょう。

7.警察官から転職・再就職をする時におすすめしたい転職先を紹介!

警察官が転職をする場合、どんな転職先が良いのでしょうか?公務員の中でも、転職が難しいと言われている警察官ですが、決してそんなことはありません。

配属されていた部署にもよるでしょうが、あなたの能力や経験を存分に発揮できる民間の企業はたくさんあります。

そこで、おすすめしたい転職先を5つ、ご紹介します。

警察官のおすすめの転職先①警備員

警察官から転職する人で多いのが、警備員の仕事です。警備員でも、ビルの警備から民間の警備会社まで、幅広い転職先が考えられるでしょう。

実際に、昔から格闘技などをやっていたなんていう人は、警備員として新しい人生を歩むと、これまでの経験を活かすことができます。

警察官時代ほど激務ではないにしろ、夜勤などもあるので生活サイクルをガラッと変えたい人には不向きかもしれません。

警察官のおすすめの転職先②スポーツインストラクター

体を動かすのが好きという人は、スポーツインストラクターをおすすめします。スポーツインストラクターの良いところは、勤務時間が短く、勤務中も比較的自由が多いということです。警察官とは全く違った勤務となるので、最初は戸惑うかもしれませんが、能力を発揮すれば楽しく仕事をすることができるでしょう。

警察官のおすすめの転職先③ライフセーバー

夏の海で活躍するライフセーバーも、警察出身者に最適な職業の一つです。運動能力はもちろん、何かあった時の対応力などは、警察官に求められる資質と重なる部分が非常に多いです。

毅然とした対応をすることなど、ある意味で海の警察官のような役割を担う職業なので、経験を存分に発揮することができるでしょう。

警察官のおすすめの転職先④自動車学校の教員

交通課に勤務していたならば、自動車学校の教員も最適な転職先ですね。交通ルールをしっかりと遵守した指導をすることができるでしょう。自動車学校の教員は、ほぼ残業がなく、かなりホワイトな環境だと言われているので、警察官時代とは違いすぎて最初は戸惑うかもしれません。

警察官のおすすめの転職先⑤タクシー運転手・トラック運転手

パトカーを日々運転していた警察官ならば、運転に携わる仕事を選ぶことも1つの考え方です。タクシー運転手やトラック運転手など、道を知っていて、ある程度長い時間運転しても耐えられるならば、一人で気楽に仕事ができるこれらの仕事もおすすめです。

ある程度特殊な仕事を5つ紹介しました。しかし、警察官になるくらいの根性があれば、営業職などでも活躍できる人は多いでしょう。実際、警察官から営業職になって成功している人が私の知人にも数名います。

警察官は転職が難しいというのは、噂でしかありません。警察官として勤務していた経験は、求人市場では価値が高いので、ぜひ積極的にチャレンジして欲しいと思います。

8.警察官を辞めて転職したいと思ったら、まずはプロに相談して転職先を探そう

警察官を辞めて転職を考えている人は、転職まで最短距離で歩みたいのであれば転職エージェントを活用することをおすすめします。

活用して欲しい転職エージェントは、次の3つです。

求人数が豊富。幅広い年齢層に対応

リクルートエージェント

Dodaが薦める優良企業の求人

20代の若者におすすめ

マイナビエージェント

転職エージェントをうまく活用している人は、複数の転職エージェントに登録し、色々な求人を紹介してもらったり、様々な角度でアドバイスをもらったりして成功しています。

特に、勤務時間が長い警察官では、転職エージェントの協力がなければ、転職を成功させることは難しいでしょう。転職エージェントを有効活用して、転職が成功することを願っています。

社会復帰を目指したい人が実践すべき復帰までの3つのステップと社会復帰におすすめしたい仕事一覧

1.社会復帰を始めて良い人とダメな人

社会復帰とは、病気やケガなどの理由で社会活動ができなかった人が、再び社会活動に戻ることです。他にも刑期を終えて出所した人が社会生活に復帰することを指している場合もあります。

しかしここでは主に病気やケガでやむ負えず社会活動ができなかった人、あるいは引きこもり状態の人が社会復帰することについて触れていきます。

ただしどんなに「社会復帰をしたい!」と考えていても、社会復帰を始めて良い人とダメな人がいます。

社会復帰を始めても良い人とは、やはり「心身ともに健康な人」です。逆に社会復帰がまだNGの人とは「心・体のコンディションが悪い人」です。

ケガ・病気、あるいはメンタル面の不調があるなら、社会復帰をする前にコンディションを万全にすることを目指しましょう。

そしてケガ・病気が全快したら、すぐに正社員などのフルタイムに復帰するのはできるなら避けた方が賢明です。なぜなら段階的に社会復帰を果たす方が肉体的・精神的にも負担にならないからです。

病気やケガが原因でなくてもひきこもり状態からなかなか抜け出せない人も、段階的に外の世界に出ていくことが社会復帰への第一歩となります。

2.社会復帰をするための3つのステップ

①まずは単純に家の外に出ることから!

単純に外に出る機会を作ることが大切です。コンビニに行くだけではなく、何か他の用事も作ってとにかく外に出ることです。自宅にいる時間が長い人は、社会活動をしていた頃よりも体力が落ちています。外に出ることに慣れてきたら、歩くこと・運動することで体力をつけるよう意識してみましょう。

②短い時間・簡単な仕事を探す

体力が戻ってきたら社会復帰の次なるステップとして、短い時間(期間)・簡単な仕事(アルバイトやパートなど)を探して仕事をしてみましょう。できれば将来的に復帰したい職種・業種につながるような仕事が理想です。

しかし、なかなかそういった仕事が見つからない場合には、自分が気楽にできるかどうかを第一に考えて仕事選びをしましょう。高時給なアルバイトなどに注目しやすいかもしれませんが、時給が高いということはそれだけ仕事内容がハードな可能性があります。

体力や気力がまた十分でない点も考えれば、時給の高さよりも気楽さを第一に考えた方がいいかもしれません。

③本腰を入れて仕事を探す

単発・短期のアルバイトで徐々に慣れてきたら、フルタイムで働く(派遣社員・契約社員・正社員など)ことを意識するようにしましょう。

経済的な部分を早く安定させたいという願いもあって、フルタイムの仕事を早急に決めたい気持ちが高いかもしれません。

しかし「焦り」は禁物です。焦って自分にマッチングしない仕事に就業してもすぐに辞めてしまうことになります。特に以前就業していた仕事においてパワハラやいじめなどに苦しむ、あるいはブラック企業だったために退職してしまった人は、仕事・職場選びに対して慎重になることが大切です。

3.社会復帰は仕事選びが大事

ただし長い期間にわたって家に引きこもっていた人が、自分のスキルや能力にマッチするフルタイムの仕事にすぐに就業しても、挫折してしまう確率が高くなります。その理由としては、

①コミュニケーションスキルが落ちている

②気力・体力がまだ不足している

といった点があるからです。

仕事をするということになれば、どうしても職場の人とのコミュニケーションが必要になってきます。家にいて引きこもっていれば、どうしても家族以外の人と会話することはありません。たとえ会社勤めをしていた経験があったとしても、長年ビジネスの現場から遠ざかっているなら、やはりコミュニケーションスキルは低下しています。

また、自宅にいる時間が長いことから、外に出て歩く・運動するといったことも少ないでしょう。引きこもり状態からいきなり毎日勤めに出るようになっても、通勤だけで疲れて切ってしまうこともあるでしょう。

この2点を踏まえて、社会復帰する際には精神的にも肉体的にも楽な仕事から始めることがベストです。

もちろん仕事内容に関してもプレッシャーの少ない「簡単・単純な作業」が理想です。よほど体力に自信がない限り、ハードな内容・肉体労働の多い仕事はまだ避けた方がいいでしょう。

では具体的に「簡単・単純な作業」の仕事にはどのようなものがあるのでしょうか? ポピュラーな5つの仕事についてピックアップしてみました。

①工場・倉庫などでの単純作業

商品の梱包・仕分け・箱詰め・シール貼りといった単純な作業なら、複雑な工程もなく気楽にトライできます。月払いの他、週払い・日払いに対応しているところもあります。

②試験監督

英検やTOEICなどの試験会場において、受験生への案内・誘導・試験の監視が主な仕事です。勤務したい日・勤務地を選べますが、朝が早い・暇に感じる時間があるといったデメリットがあります。しかし、他のアルバイトに比べれば労力を必要とせず、比較的気楽に稼げる仕事です。

③サンプリング

街頭でチラシやティッシュ、サンプル品などを配る仕事です。サンプリングの仕事の中にはノルマを課しているところもあります。応募前に募集条件などをしっかりチェックしておきましょう。人に話しかける必要があるので、他人とのコミュニケーションに抵抗感がなければ大丈夫でしょう。

④交通量調査

交差点などの近くに座って、カチカチと計数機を打って交通量を調査する仕事です。1人で黙々と仕事をしたいという人にはぴったりです。デメリットは求人募集が不定期であること。他にも長時間戸外で過ごすので夏場・冬場はつらいかもしれません。

⑤在宅ワーク

クラウドソーシングを利用して在宅で仕事をするという手段もあります。データ入力・記事の作成・アンケートの回答などさまざまですが、基本的にどの仕事もパソコンは必須です。よく知られているものとしてはクラウドワークス・ランサーズ・クラウディア・シュフティなどがあります。

また社会復帰しようと考えて仕事を選ぶのなら、できる限り短時間・短期間の仕事が理想です。コミュニケーションスキルが復活しないうちに人間関係に疲れるようなことがあると、再び引きこもりになってしまう可能性もあります。

短時間・短期間であれば人と接触することも少なくなりますし、仮に嫌な上司や従業員に当たっても、その場限りの関係と割り切って働くことができます。

4.社会復帰できない時は誰かの手を借りよう

社会復帰のステップについてお伝えしてきましたが、それでも社会復帰が難しいという人もいるでしょう。社会復帰ができないパターンとして2つの理由が考えられます。それぞれについての対策方法についても一緒に見てみましょう。

①そもそも外に出ることすらできない・社会復帰に前向きになれない

何らかの事情で外に出ることはおろか、社会復帰にも前向きに取り組むことができないという人は「ひきこもり地域支援センター」を利用してみましょう。

センターでは社会福祉士・精神保健福祉士・臨床心理士といった専門の資格を持った「引きこもり支援コーディネーター」が電話や家庭訪問などを行って、社会復帰のサポートを行ってくれます。

ひきこもり地域支援センターは医療機関やハローワークあるいは自立相談支援機関などとも連携しています。ケガや病気がネックで社会復帰ができない場合も相談すれば、社会復帰の糸口がつかめるかもしれません。

「ひきこもり地域支援センター」の設置されている都道府県・連絡先は以下のサイトを参照にしてください(厚生労働省のページに移動します)。

昨今は「自立支援ビジネス」が問題になっています。自立支援施設に入居した人が職員から暴力や不当な労働を強いられることや、外出の自由がない・高額な請求に見合わない質の悪いサービスを提供しているといった実態が明らかになっています。

もし入居型の自立支援施設に入るように勧められたら、事前のリサーチや実際に入居する施設の下見を必ず行いましょう。

②応募しても「不採用」が続く…

気力・体力も十分なのに、フルタイムの仕事に応募しても「不採用」が続く…という人もいます。応募先の人事担当者から「今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。」という、いわゆる「お祈りメール」に社会復帰の希望をへし折られるような気分になる人もかなりいるでしょう。

いざ社会復帰をしようと就職活動を始めるとなると、どうしても悩むのが「履歴書」です。職歴に空白の期間ができてしまい「面接などの際に空白期間ができてしまった理由について質問されたら何て答えよう?」と悩む人は結構います。

ネット上には同じような悩みが掲示板などに掲載されていますが、悩みに対する回答が自分のケースにマッチしない人も少なくないはず。

気力・体力ともに問題がないのに、不採用が続いてしまう…。でも、すぐにでもフルタイムの仕事に就業できる状態なら、ハローワークや人材派遣会社・転職サイトのサービスなどを利用しましょう。

特に転職サイトのサービスでは履歴書や職務経歴書の書き方などを指導するサービスを実施しているところがあります。また転職したい業種・職種などに詳しいキャリアカウンセラーがいるところもあります。空白期間のことで悩んでいるなら相談してみましょう。

仕事が辛いと感じて会社を辞めたい5つの原因と解決策

「一週間が長く感じる…。」

「サザエさん、終わらないで…。」

日曜日の夕方や月曜日に、憂鬱な気持ちになってしまうこと、ありますよね。多くの場合、仕事が辛いことが原因です。

仕事が辛いと感じている人にはわからないかもしれませんが、仕事が楽しいと思っている人は、サザエさんが終わったら鉄腕DASHを楽しく見ることができます。

仕事が辛いと、毎日が辛く感じてしまいます。仕事が辛い原因には様々なことがあるでしょう。

そして、辛い状況を我慢し続けてしまうと、体に不調が出てくる場合もあります。今回は、仕事が辛いと感じる原因と、そんな時の対策についてご紹介します。

どうしても仕事が辛いと感じている人は、参考にしてくださいね。

1.仕事が辛い時は甘えではなく自分を追い詰めすぎない

「仕事が辛い」

これは、誰しも抱いたことのある気持ちではないでしょうか。私も数年前、営業職として働いていたとき、毎日毎日テレアポ三昧だった時には、本当に仕事が辛いと感じていました。

一度辛いと感じてしまうと、今度は必要以上に仕事のことを意識してしまうようになります。

四六時中「仕事に行きたくない」と考えてしまい、結果としてさらに仕事のことを考えてしまうという、負の連鎖が始まります。

気持ちもマイナスに向かってしまうので、「他の人は頑張っているのに、どうして自分はできないんだろう」など、自分を否定することがスタートしてしまいますが、これは絶対にやめましょう。

仕事が辛い時に、この現状を改善しようと思い、自分を追い詰めると、余計に仕事が辛くなってしまいます。無理やり仕事を楽しもうと思ったり、周りに追いつこうとすると、それだけで心が磨り減ってしまいます。

「仕事が辛い」と感じていると思ったら、とことん辛いと割り切り、辛い理由を全て書き出してみることをおすすめします。

無理するのではなく、辛いと感じている自分自身を肯定することが、自分を追い詰めないための第一歩なのです。

2.仕事が辛い時の5つの原因と改善方法

仕事が辛いと感じる理由の多くは以下のものとなります。

1.成績が上がらない

2.人間関係に悩みがある

3.給料に不満がある

4.忙しい

5.なんとなく

それぞれ解説しましょう。

2-1.成績が上がらない

営業マン、マーケッターあるあるですね。これらの職種は、どうしても成果が評価に直結するお仕事です。そのため、成果が出なければ色々文句を言われたり、怒られたりしてしまいます。なので、成績が上がらないと、どうしても仕事が辛いと勘違いしがち。特に、営業に関しては、まだまだ会社によっては「努力と気合と根性」みたいな風習のところも多く、合う・合わないがはっきり分かれる職種でもあります。合う人は、水を得た魚のようにイキイキとしている一方で、合わない人は毎日仕事が辛いと感じてしまうでしょう。この理由の場合、腹痛や頭痛など、仕事に行こうとするとどこか体が痛くなるような症状が見られる場合があります。

解決方法

成績が上がらない要因の1つに「成果につながる行動をしているのか?」ということが挙げられます。例えば、売り上げ目標が100万円だった場合を考えてみましょう。

まず、そもそも適切なクライアントにアプローチできているでしょうか。1万円払ってくれる会社を100社探すより、10万円払ってくれる会社を10社、もっと言えば100万円払ってくれる会社を1社見つけた方が、契約は簡単です。

しかし、金額が高いとそこにアプローチするハードルも高く感じてしまいます。適当にアプローチするのではなく、どんなクライアントに商品を販売するのか、そしてその人たちにどうやって興味を持ってもらえるのかを考え、それを実行しましょう。

成績が上がれば、不思議と仕事は楽しくなりますよ。

2-2.人間関係に悩みがある

仕事が辛いと感じる原因の多くは、職場での人間関係もあります。パワハラやセクハラが原因で仕事が辛いと感じることもあれば、中間管理職のように、上と下の間に挟まれて辛いということもあるでしょう。

人間関係にも、合う・合わないがありますよね。不思議なもので、初対面でも仲良くできる人もいれば、なんだかわからないけれど合わないという人もいます。

やはり、会いたくない人がたくさんいると、仕事に行くことが辛いと感じてしまうものです。この場合は、深刻な状況になると、睡眠障害などを発症してしまう可能性があるので注意しましょう。

解決方法

「苦手」だと感じている人に対して、なぜ苦手なのか考えてみましょう。例えば、上司からのパワハラが原因の場合。

なぜ、その上司はあなたにパワハラするのでしょうか。あなたが隙を与えているのかもしれません。また、少し性格が合わないなという人の「良いところ」を1日3つ、ノートに書き出してみるようにしてください。

内容はなんでもOKです。髪型が素敵でも、ネクタイがかっこいいでも大丈夫。徐々に書くことがなくなり、次第にその人の言動を観察するようになります。

すると、今までとは違った視点で相手を見ることができるようになります。試してみてください。

2-3.給料に不満がある

どれだけ働いても、給料が上がらない。これでは仕事が辛いと感じてしまいますよね。私の今の会社は、社長は高級外車を何台も乗り回しているのに、社員は薄給で働いており、昇給もありません。仕事内容が辛いと感じたことはありませんが、「一生懸命働いてもどうせ給料が上がらない…」というマイナスのイメージを持ってしまうと、どんどん仕事が辛くなってしまいます。

解決方法

まずは、あなたが今の仕事内容でいくらもらえたら満足なのか考えてみましょう。月収と年収、それぞれ割り出してみてください。そして、それを実際に交渉してみましょう。

「これくらいやるんだからこの金額が欲しい。現状の給料ならば業務量を減らして欲しい」このように交渉することで、会社はなんらかのアクションを起こしてくれるでしょう。

そこまでして、待遇が変わらないのであれば、転職を考えた方がいいでしょう。

2-4.忙しい

とにかく忙しい。寝る暇もない。そんな労働環境では、当然仕事が辛いと感じてしまいます。私も、広告代理店で働いていた時は、残業・終電は当たり前。月に数回会社に泊り込むこともありました。

休日は疲れを取るためにひたすら眠るだけ。こんな生活をしていた時は、本当に日曜日の夕方が憂鬱でした。

残業が日常化している企業で働いていると、帰りにくい雰囲気もあるので、ヒマでも帰れないなんていうこともありますよね。

プライベートを充実させられない仕事では、辛いと感じてしまうのも無理はありません。寝不足から、めまいや頭痛などを引き起こしてしまうようなら、注意が必要です。

解決方法

私が実際にやったことですが、定時後にどんどん予定を入れてしまうようにしました。フットサルをしたり、飲み会を入れたり。

残業は残業であって、業務時間内に仕事が終わっていれば問題ないのです。最初は冷たい目で見られますが、徐々に「あいつは帰るやつ」という印象を与えることができます。

すると仕事を振られても「明日でも大丈夫だから」と周りが気を使ってくれるようになります。

2-5.なんとなく

仕事が辛いことに対して、明確な理由がないこともあります。実は、これが一番危険な状態です。「なんでかわからないけれど仕事が辛い」と感じている人は、うつ病になっている可能性があります。

明確な理由がわかれば対処もできますが、理由がわからない場合は精神疾患が理由かもしれません。一度病院に行ってみることをおすすめします。

仕事が辛いと感じる理由は、人それぞれです。自分なりの理由を探し、適切な対処をすると良いでしょう。

3.仕事が辛い時は転職をするのも解決策の一手

どうしても仕事が辛い、解決方法が考えられないというのであれば、無理に働こうとせずに転職するのも1つの方法です。職種はもちろん、社風や職場環境は合う・合わないがあるので、無理に迎合することはありません。

また、あなた自身の問題ならばともかく、他人や会社に原因がある場合、あなたの力ではどうしようもできないこともあるでしょう。そんな時は、無理せず転職することも考えた方が良いでしょう。

しかし、いきなり辞めるのでなく、必ず再就職先を決定してから退職するようにしましょう。働きながら転職活用することは容易ではありませんが、転職エージェントなどを有効活用し、ストレスのない職場を見つけられるように工夫してくださいね。

4.仕事が辛くどうしても抜け出したい時は退職代行サービスを利用しよう

仕事が辛すぎて、どうしても退職したいという状態まで追い込まれている場合は、今話題の退職代行サービスを利用すると良いでしょう。

中でもおすすめのサービスが、「SARABA」です。「SARABA」では、退職したいけど、会社に伝えられないという人のために、退職したい旨から退職書類の受理などを一手に代行してくれる、とても心強いサービスです。

特に、人間関係が理由で退職する場合、最後まで何を言われるかわかったものではありません。そんなとき、「SARABA」を使えば嫌な相手と顔を合わせる必要がないので、積極的に利用することをおすすめします。

価格も安く、これまでの退職代行の成功率はほぼ100%ということなので、安心です。

また、即日で会社を退職したいという相談にも乗ってくれるようなので、あなたの心がギリギリになる前に、早めに相談するようにしましょう。

5.仕事が辛い時の原因と対策のまとめ

仕事が辛い時の原因と対策をご紹介しました。仕事が辛い理由は、様々なものが考えられます。まずは、仕事が辛い理由について、自分自身と向き合ってみてください。

そして、何が原因で仕事が辛いのかわかったら、その原因を取り除くことができないかどうか、考えてみましょう。

自分の力や考え方次第で解消できる原因もあれば、どうしようもできないこともあります。そんな時は、無理せず転職や退職代行サービスを利用し、早く会社から去ることを考えた方が良いでしょう。

あなたがいつか「仕事が楽しい」という日が来ることを、応援しています。

仕事のストレスが限界を迎えた時の兆候と対策

「もう仕事がつらくてつらくて仕方がない…」仕事のストレスが溜まり、苦しんでいる人は多いのではないでしょうか。

仕事をしていると、様々な局面でストレスがかかります。仕事がうまくいく・いかないという理由もあれば、人間関係でストレスを感じることもあるでしょう。

仕事でのストレスというのは、避けて通ることはできないものです。

私も、日々ストレスを感じながら仕事をしています。

このストレスをうまく発散できないと、大変なことになってしまうので注意が必要です。

今回は、ストレスが限界を迎えている人の兆候と解決策をご紹介します。無理せず、仕事ができる参考になれば幸いです。

1.仕事のストレスが限界を迎えた時の兆候一覧

仕事のストレスが限界を迎えた人は、体に様々な不調が現れると言われています。一般的な症状は以下の通りです。

・頭痛

・腹痛

・腰痛

・肩こり

・吐き気

・うつ病

・睡眠障害

・下痢

・過食

・食欲不振

・白髪

・抜け毛

・生理不順 etc …

ちなみに私は、仕事のストレスが限界を迎えると、白髪が生えます。それが合図となることがわかっているので、ストレスを解消するように、お酒を飲んだり、一人で過ごすようにしています。

ストレスは精神的な負担ですが、心の負担は体の不調となって現れます。

仕事でストレスが限界を迎え、それでも無理をすると、重大な心疾患になってしまう可能性があります。

中でも、次に挙げる3つの症状はなかなか治るものではないので、ストレスを放置しないように気をつけましょう。

1-1.うつ病

ストレスが原因の心疾患といえば、「うつ病」ですよね。一日中気持ちが重く、それが長期間続くようなことがあれば、仕事のストレスが限界を迎え、うつ病の症状が進行していると言えるでしょう。

うつ病にも、様々な患者がおり、一概に治療法が確立されているわけではありません。

しかし、一度うつ病になってしまうと、ストレスの原因を取り除いても、少しのことで再度うつ病を発症してしまうこともあるので、気をつけましょう。

1-2.睡眠障害

うつ病を引き起こす症状の1つに「睡眠障害」も挙げられます。

疲れているのに眠れない、寝ても1,2時間で目が覚めてしまう…なんていう場合は、ストレスが限界を迎えているサインだと考えましょう。

睡眠をしっかり取ることができないで、頭痛や肩こりなど、その他の症状を引き起こしてしまうことも考えられます。

睡眠をしっかりと取ることができないようであれば、一度病院を受診することをおすすめします。

1-3.生理不順

女性に限った話ですが、ストレスが限界を迎えることで、生理不順を引き起こしてしまう人もいるようです。

ホルモンバランスが崩れていることが考えられるので、婦人系の病気を引き起こしてしまう可能性もあります。

男性の場合は、男性機能が一時的に減退してしまう人もおり、ストレスが体にもたらす不調は、様々な部分に現れると言えるでしょう。

ストレスが限界を迎えると、必ず体のどこかに不調が見られます。

普段と少しでも違うと感じたら、一度ストレスと向き合ってみることをおすすめします。

2.仕事のストレスが限界を迎えた時の解決策一覧

仕事のストレスが限界を迎えた場合、ストレスを解消しなければなりません。

ストレスを解消する方法には、以下のものが考えられます。

・体を動かす

・買い物をする

・カラオケで思う存分歌う

・美味しいものを食べる etc…

一般的なストレス解消方法は、こんなところでしょうか。人によってストレスの解消方法は様々です。

私の場合は、思いっきり体を動かしたり、一人でお酒を飲みながらゲームをしたりすることがストレス解消になっています。

ただし、多少のストレスならば、誰しも適度な解消方法を持っているかと思いますが、仕事のストレスが限界を迎えた場合はそう簡単に解消することはできません。

仕事のストレスを解消したいのであれば、そもそもストレスの原因となってる事案を解決しなければ、根本的な解決にはつながりません。

あなたがストレスを感じている理由を考えてみましょう。

・上司が無能なくせに、自分に仕事を押し付け、さらに尻拭いをさせられる

・部下がいうことを聞かない。仕事ができない

・名ばかりの社長のワンマン経営で会社がつまらない

・営業のノルマがキツくて、達成できないと詰められる etc…

これらのストレスを解決するためには、次の2つのことが考えられます。

1.目標を持つ

2.周りに相談する

それぞれ解説します。

2-1.目標を持つ

まずは、仕事をする上で、目的を持って仕事に望むことをおすすめします。

あなたの今の目標はなんですか?

別にこの目標は、あなただけの目標で構いません。

例えば「年収1,000万円を稼ぐ」という目標にした場合、会社に所属していたら何年かかるかわからないというのであれば、仕事は肩を抜いて、転職活動や副業を頑張る必要がありますよね。

今のあなたは、仕事が嫌だと考えるあまり、仕事に力が入りすぎている状態です。

目標を明確にすると、「なぜ嫌なのか」「何がしたいのか」なども明確になるので、選択肢が広がり、気楽になれるでしょう。

2-2.周りに相談する

仕事のストレスが限界を迎えると、口数が減って、人とのコミュニケーションもママならない状態になってしまうことがあります。

そこで、思い切って溜まったグチを人に話してみることをおすすめします。

家族でも同僚でも友達でも構いません。

あなたが感じているストレスを、すべて口に出して吐き出すことで、意外とスッキリしてリセットできることもあります。

単純なことですが、これだけで気持ちが楽になるという人が多いことも事実です。

ストレスの解決方法は人それぞれなので、自分に合った解決方法を見つけることが大切です。

しかし、何をしても、どうしても解決方法が見つからない、気持ちが楽にならないという人がいることも事実です。

そういった人は、どのように限界を迎えた仕事のストレスを解消すれば良いのでしょうか。

3.職場を変えるのもストレスの限界を軽減する一手

一番良い方法としては「転職して職場を変える」という手があります。

人間関係や仕事内容に関しては、職場を変えることで劇的に改善することが期待されています。

しかし、職場を変えるにはデメリットも多いことです。

引越しを伴ったり、そもそも転職先が現在よりもストレスの少ない企業だという保証はありません。

もちろん、スキルアップ、キャリアアップのために職場を変える人が多いことは事実ですが、職場のストレスから逃れるために転職することは、決して悪いことではありません。

事実私も、毎日深夜まで残業することが常態化していた会社で働いていたとき、ストレスから過食になってしまい、ストレスが限界を迎えたと感じたので転職しました。

古くから会社にいる人たちから引き止められ、「みんな頑張ってる」とか「もう少し続けてみてもいいんじゃないか」などと言われましたが、改善できる環境を野放しにしている人たちが、この状態を変えてくれることも期待できず、かといって自分が変える気力も無かったので転職を決意しました。

頑張ること、長く続けることが美徳とされる風潮がありますが、自分の体が一番大切です。

無理だと感じたら、転職することは、悪いことではありません。

4.仕事が辛くどうしても抜け出したい時は退職代行サービスを利用しよう

仕事が辛いからという理由で転職をする場合、やはり抵抗は少なからずあるでしょう。

そもそも、仕事のストレスから逃れたいという理由での転職を後ろめたいと感じない人は、仕事でのストレスはそこまで感じないと思います(笑)。

なので、実際に転職したいと考えても、実行に移せない人も多いのではないでしょうか。

そんなあなたにおすすめしたいのが、最近話題の「退職代行サービス」です。

その名を「SARABA(サラバ)」と言います。

簡単に言うと「あなたの代わりに退職したいって会社に伝えますよ」というサービスです。

自分で上司や経営者に「退職させてください」と伝えることに抵抗がある人でも、「SARABA」が代わりに伝えてくれるので、精神的に楽になるでしょう。

「SARABA」の素晴らしいところは、何と言ってもその金額。すべてコミコミで29,800円という、大変リーズナブル。

しかも、退職できなかった場合は、全額返金保証が付いています。

まあ、退職できなかった場合の気まずさはあるでしょうが…。

「SARABA」曰く、これまでの退職実績は100%ということなので、自分で退職を伝えられない、退職させてもらえないという場合は、「SARABA」を利用すると良いでしょう。

5.仕事のストレスが限界になった場合のまとめ

仕事のストレスが限界になった時、体に現れる不調と、その対処法をご紹介しました。

大なり小なり、皆ストレスは抱えているものです。

しかし、それが限界を超えると、必ず体に不具合が生じます。

そしてそれは、あなたの心からのSOSのサインです。

そういう時は決して無理をせず、転職を考えたり、「SARABA」を使って退職したりして、体と心を休めてあげましょう。

仕事は、人生を豊かにするための手段でしかありません。

手段が目的を上回っては本末転倒です。

仕事のストレスは、限界を迎える前に逃げ出すようにしましょうね。

【就職・転職に強い!】プログラミングスクール比較10選

これからの時代を見据えて、プログラミングスキルを取得したいと考えている人は多いでしょう。しかし、プログラミングを学ぼうと本を買ったけれど、まるでチンプンカンプンで進まない…という人もいるでしょう。

プログラミングに全く触れたことのない人は、プログラミングスクールへの入会をおすすめします。しかし、プログラミングスクールに通うと、費用もかかるし、時間も使うので、スクール選びは重要です。

今回は、代表的なプログラミングスクールを比較し、ご紹介します。自分に合ったプログラミングスクールを選びましょう。

【ランキング表】プログラミングスクール

1位 GEEK JOBキャンプ
2位 TECH::CAMP
3位 完全無料プログラミング研修&就活塾】
4位 初めてプログラミングを学ぶなら「tech boostオンライン」
5位 DMM WEBCAMP(旧:WEBCAMP PRO)
6位
7位 現役エンジニアのオンライン家庭教師【CodeCamp】
8位 TechAcademy [テックアカデミー]
9位 【アイデミープレミアムプラン】
10位 0円スクール(ゼロスク)

1.プログラミングスクールに通う、または独学はどっちがいいの?

プログラミングを学ぶには、プログラミングスクールに通う方法と、独学でマスターする方法があります。スクールで学ぶ方法と独学で学ぶ方法には、どちらもメリット・デメリットがあると言えます。それぞれご紹介しましょう。

1-1.プログラミングを独学で学ぶメリット

プログラミングの本を買ってきて、インターネットで調べて独学で学ぶ。プログラミングを学びたいと考える人は、このケースが多いのではないでしょうか。プログラミングを独学で学ぶメリットは、次の3つが挙げられます。

・お金がかからない

・自分のペースで取り組める

・学んだことが身になりやすい

それぞれ解説しましょう。

お金がかからない

プログラミングスクールに通えば、月額費用や入会金など、相応の費用がかかります。しかし、独学で学べば、テキスト代や本、あとはインターネット環境などのみなので、数千円〜1万円程度の出費で勉強することが可能です。

また、ある程度詳しい人であれば、独学の過程で、オリジナルのプログラミングを開発するなど、偶然の産物に恵まれることもあるでしょう。

自分のペースで取り組める

プログラミングスクールを利用する場合、カリキュラムや受講時間が定められているので、スクールのペースに合わせて勉強しなければなりません。プログラミングができる人や、飲み込みが早い人にとっても、スクールのペースが遅いと感じる人もいるかもしれません。

学んだことが身になりやすい

学校の勉強と同じで、自分で実践しながら学んだことは、記憶に残りやすいので身になりやすいです。スクールでは、教科書やテキストに沿ってスキルを磨いていくので、応用が利かなかったり、技術が必要となった時にパッと使えなかったりと、身につかない場合もあるでしょう。

1-2.プログラミングを独学で学ぶデメリット

プログラミングを独学で学ぶ最大のデメリット、それは「わからない部分を解決するのに時間がかかる可能性がある」ということです。

プログラミングを進めていくと、なぜか思ったように反映されない…ということが起きます。それも頻繁にありますよね。たった1文字間違っていたり、言語は完璧でも動作環境が違うことで、全く反映されないなど、原因は様々です。

独学でプログラミングを習得している場合、これを解決してくれるのは、自分しかいません。あの手、この手を試した結果、スムーズに元に戻ることもありますが、何をやってもダメということもあります。

初心者の場合は、圧倒的にこちらのケースが多いでしょう。私自身も、Webの簡単なプログラミングを、インターネットで検索したページを参考に行うことがたまにありますが、よく壁にぶつかります。

というのも、基礎が分かっていないので、どこが違うのかわからないこともあれば、なんどもいじってみた結果、なぜかわからないけど反映されたという場合もあるので、再現性が低くなってしまいます。

プログラミング初心者であれば、おそらく最初に立ちはだかった壁が高ければ高いほど、継続して学ぶことができなくなってしまうでしょう。

1-3.プログラミングをスクールで学ぶメリット

プログラミングをスクールで学ぶメリットは、次の5つです。

・順序立てて教えてもらえる

・目的に応じて学ぶ言語を選べる

・オフラインであれば、一緒に学ぶ仲間ができる

・オンラインであれば、時間や場所を問わず学ぶことができる

・スクールによっては就職支援がある

それぞれ解説しましょう。

順序立てて教えてもらえる

学校の勉強と同じく、プラグラミングスクールでは、しっかりと順序だてて教えてもらえるというメリットがあります。足し算ができない子に九九を教えても、暗記はできるでしょうが「なぜそうなるか」の理解ができません。

プログラミングも同じことで、「A+B=C」という方程式が無数にあり、基礎を学んだ後に応用を教えてもらうことができるので、とてもわかりやすいでしょう。

逆に言えば、私のようにプログラミングの公式を学んでいないと、テストで適当に答えを書いたら正解してしまった状態になります。そのため、「次にまた同じ問題に当たったとき」が大変です。

一から調べなければならず、またそれが反映されるとも限らないからです。このようなレベルではとても実務で使えません。プログラミングスクールで公式を教えてもらうことは、とても大切なことなのです。

目的に応じて学ぶ言語を選べる

プログラミングといっても、言語はたくさんあります。そのため、プログラミングを学んで何がしたいのかがはっきりしていないと、独学では間違ったプログラミング言語を身につけてしまう可能性があります。

ホームページを作りたい人が、Webの言語ではなくアプリの言語を学んでも無駄になってしまうように、スクールでは「何がしたい」のかをはっきりさせた上でコースを取捨選択できるので、無駄になりません。

オフラインであれば、一緒に学ぶ仲間ができる

オフラインのスクールであれば、同じ言語を学ぶ仲間ができるというのはとても大きなメリットです。一人でプログラミングを学ぼうと思うと、必ずどこかで挫折します。

しかし、仲間がいれば教えてもらうことでもできるし、ライバルに負けじと切磋琢磨して学ぶことができます。意外かもしれませんが、この仲間の存在は、プログラミングを学ぶ上で、モチベーションにかなり影響します。

オンラインであれば、時間や場所を問わず学ぶことができる

プログラミングのスクールは、オンラインでも受講できるものも多くあります。オンラインでは、独学に近い部分はありますが、講師がしっかりといるので、質問しながら学ぶことができます。

また、24時間365日対応してくれるプログラミングスクールもあるので、早く学びたい人はオンラインのスクールもおすすめです。

スクールによっては就職支援がある

プログラミングを学んで、プログラマーとして転職したいという人の場合、スクールによっては就職・転職支援を行ってくれるところもあります。

企業としては、比較的優秀なプログラマーを求めているわけですから、プログラミングスクールからお墨付きを得た人材であれば、採用されやすいです。

さらに、プログラミングスクールの中には、エンジニア・プログラマーを採用したいという会社と提携して、優秀な人材を育てて採用するというスクールもあります。そもそもプログラマーやエンジニアが少ないことから生まれたシステムですね。

また、一般の求人情報に掲載していない企業も、スクールに求人を要請しているケースもあるので、プログラミングを学んで、プログラマーとして活躍したい人は、就職・転職支援を活用しましょう。

1-4.プログラミングをスクールで学ぶデメリット

プログラミングスクールに通う最大のデメリットは、やはり「お金がかかる」ということです。受講料や学校によって様々ですが、10万円前後の入会金がかかり、さらに数万円の月額費用もかかります。

最短で技術を学ぼうとすると、もっと高額なスクールもあるので、プログラミングスクールに通いたいけど、お金がかかるから難しいと悩んでいる人も多いでしょう。

しかし、プログラミングスクールの中には、無料で有料スクールと遜色のないスキルが身につけられるスクールや、就職できなければキャッシュバック、さらに就職できたらキャッシュバックしてくれるプログラミングスクールなどが増えてきています。

プログラミングを独学で学ぶか、それともプログラミングスクールに通う方がいいのかと問われれば、メリットを考えればやはりプログラミングスクールに通った方が、プログラミングを習得するためには最短ルートでしょう。

確かに、安くはない費用がかかるのでためらってしまう人も多いでしょうが、プログラマーとして今後数年で稼ぐことができる金額を考えれば、安い投資だと思います。

払える範囲で、プログラミングスクールに通い、まずは基礎を習得するだけでも、独学よりは断然スムーズにプログラミングを取得することができるでしょう。

企業のプログラマー需要が高いのに対し、まだまだプログラマーが少ないことから、無料のスクールが増えてきているので、プログラミングを習得したいという人は、今が絶好のチャンスです。

2.プログラミングスクールの比較するポイント

プログラミングスクールには、オンラインで学ぶものと、オフラインで学ぶものがあります。上記のメリット・デメリットでご紹介したように、オンラインの場合は、いつでも・どこでも受講できるというメリットが、オフラインの場合は、一緒に学ぶ仲間を作ることができるというメリットがそれぞれ存在します。

オンラインで自由に受講するのが良いのか、オフラインで仲間と一緒に受講するのが良いのかは、それはあなた次第です。

プログラミングの知識がある程度あるならば、オンラインで自分のペースでやったほうが効率的という人もいるでしょうし、0からスタートする場合は、同じレベルの仲間がいた方が良いと考える人もいるでしょう。

もちろん、オフラインでの受講とオンラインでの受講を併用できるスクールもあります。講師に相談しながら学び、家でオンラインで復習すれば、より学習効率が高まります。

自分に合った学習スタイルで学べるスクールを選ぶことが、もっとも大切なポイントです。

3.プログラミングスクール比較10選

それでは、ここからプログラミングスクールを比較し、紹介します。それぞれのプログラミングスクールを「学習内容、対応言語、学習サポート、就職・転職サポート、料金、特徴」で比較していきます。

1位 GEEK JOBキャンプ

  • 学習内容 就職という結果にコミットする学習内容で完全オフラインのスクール
  • 対応言語 PHP・Java・Rudyなど
  • 学習サポート あり
  • 就職・転職サポート あり
  • 料金 無料
  • 特徴 転職エージェントが運営している完全無料のプログラミングスクール

「これから、エンジニア・プログラマーとして食っていくぞ!」と固い決意をしているならば、GEEK JOBキャンプがおすすめです。社会人の場合、すでに転職する意思が固く、転職まで一貫してサポートを受けたい場合は、「GEEK JOB転職コース」をおすすめします(20代のみ)。

プログラミングを学習しつつ、転職支援を行ってくれ、優良企業に正社員として、最短一ヶ月で転職することが可能です。 そして、GEEK JOBキャンプの最大の特徴は、無料でプログラミングを学ぶことができることでしょう。なぜ無料なのか、それは、転職エージェントが運営しているプログラミングスクールだからです。

プログラミングスクールで学んだ生徒を、転職エージェントとして企業に紹介し、そこで報酬を受けているので、プログラミングを学ぶ生徒は無料でプログラミングを学ぶことができるという仕組みなのです。

そのため、利用できる人は都内または、関東近郊で、通学が可能な人のみが対象とはなりますが、条件に合致するのであれば、ぜひおすすめしたいプログラミングスクールです。もちろん、転職は考えていないけれどプログラミングを学びたいという人のためのプランも用意されています。

その場合は、社会人129,600円、大学生64,800円がかかります。オンラインの学習と、オフラインで通学しカリキュラムを学ぶことで、効果的な学習ができると、こちらも評判のコースです。

2位 TECH::CAMP

  • 学習内容 オリジナル学習カリキュラムを使用し学習を進める自己学習形式
  • 対応言語 Unity・C#・HTML・CSS・Sketch・Python・Swift・JavaScript・SQL・Unity・Git など
  • 学習サポート あり
  • 就職・転職サポート なし
  • 料金 入会金=148,000円 月額料金=14,800円〜(初月無料)
  • 特徴 オフライン・オンライン共に受講可能

Webサービス全般はもちろん、アプリやAIの基礎知識まで幅広く学べるプログラミングスクールです。VRやゲーム開発の言語も取り扱っているので、エンジニアやプログラマーを目指す人はもちろん、クリエイターになりたい人にもおすすめ。

さらに、ビジネススキルとしてセールスライティングやプレゼンテーション能力なども、セミナーなどを通じて高める事も可能です。

3位 【完全無料プログラミング研修&就活塾】

  • 学習内容 skypeでのオンライン学習と通学受講のスタイルを選べる
  • 対応言語 Java・JavaScript・Jsp・jQuery・CSS3・SQL・HTML5・MySQL・Linuxなど
  • 学習サポート あり
  • 就職・転職サポート あり
  • 料金 無料
  • 特徴 完全無料で受講でき転職サポートも充実

1位のGEEK JOB転職コースと同じく、プログラミング学習から転職・就職までを完全サポートしてくれるプログラミングスクールです。こちらも転職・就職先の企業から紹介料として料金をもらう仕組みとなっているので、受講は無料で行うことができます。

ただし、年齢制限や、通勤・通学が可能な場所に住んでいることが条件なので、関東近郊に住まいの方にはおすすめ。あまりPCに詳しくないという人のために、PC操作の基礎から教えてくれるので、本気でプログラマー・エンジニアとして活躍したいならばおすすめのプログラミンスクールです。

4位 初めてプログラミングを学ぶなら「tech boostオンライン」

  • 学習内容 オリジナル学習カリキュラムを使用し学習を進める自己学習形式
  • 対応言語 HTML・CSS・Ruby on Rails・Laravel・IoT・AIなど
  • 学習サポート あり
  • 就職・転職サポート あり
  • 料金 月額料金100,000円
  • 特徴 キャリアプランから逆算されたプログラムでより実践的に学ぶことが可能

ブロックチェーンをはじめとした、最新のプログラミング技術をいち早く体験できるコースが用意されています。

基礎学習に加え、トレンドのプログラミング言語を習得することは、プログラマーとしてキャリアを形成する上で不可欠な要素です。おしゃれなオフィスを無料で利用することができるのもポイント。

5位 DMM WEBCAMP(旧:WEBCAMP PRO)


  • 学習内容 実務に最も近い、実践的なカリキュラムで転職をサポート
  • 対応言語 HTML(HTML5)・CSS(CSS3/SASS)・JS(JQuery)・RubyOnRails・MySQL・GitHub・AWS(EC2/ELB/RDS)など
  • 学習サポート あり
  • 就職・転職サポート あり
  • 料金 3ヶ月498,000円
  • 特徴 転職保証付の20代に向けたプログラミングスクール

3ヶ月の受講後、3ヶ月以内に就職・転職が決まらなかった場合は「全額返金保証」がついている、とにかく就職に特化したプログラミングスクールです。Webのプログラミング言語に加え、Webデザインなども取得できるので、幅広い知識が身につきます。

WebプログラマーやWebエンジニアはたくさんいますが、Webデザインのできるプログラマーやエンジニアは少ないので、両方を知識として得ているととても重宝されるでしょう。Webプログラマーとして、今後のキャリアを形成したいけど、金額が…という人は、返金保障がついているので安心して通えるでしょう。

6位 お仕事決まれば全額キャッシュバック!転職特化型Ruby実践研修【ポテパンキャンプ】

  • 学習内容 3ヶ月後には独立できるレベルに達するカリキュラム
  • 対応言語 Ruby on Rails・MySQL・Solidus・Git・Slackなど
  • 学習サポート あり
  • 就職・転職サポート あり
  • 料金 3ヶ月100,000円
  • 特徴 転職が決まれば全額キャッシュバックという珍しいサービス

DMM WEBCAMPが「転職が決まらなければ全額キャッシュバック」なのに対し、「転職が決まったら全額キャッシュバック」という珍しいサービスを提供するのがポテパンキャンプです。3ヶ月で、実務レベルのプログラミングが学べるプログラミングスクールで、転職に特化したカリキュラムが用意されています。

求人案件はもちろん、フリーランスとして活動したい人のための案件も多数取り扱っているので、受講後すぐにプロとして活動することができるのが魅力的なスクールです。ただし、ある程度のプログラミングの知識が要求されます。(HTML,CSS,JavaScript,Ruby,Ruby on Railsの学習経験は必須条件)

7位 現役エンジニアのオンライン家庭教師【CodeCamp】

  • 学習内容 オンラインで完結するタイプ
  • 対応言語 HTML・CSS・JavaScript・Swift・Android・PHP・Ruby on Rails・Java・Photoshop・Illustratorなど
  • 学習サポート あり
  • 就職・転職サポート なし
  • 料金 2ヶ月148,000円〜
  • 特徴 社会人が仕事と両立しながらプログラミングを学ぶのに最適

Webサービスを中心に、プログラミング初心者でも、仕事と両立しながら効率よくプログラミングをマスターできるカリキュラムが組まれています。

現役のエンジニアが講師を務めているので、気軽に相談しつつ教わることができるので、より実践向きのプログラミングをマスターすることが可能です。

8位 TechAcademy [テックアカデミー]

  • 学習内容 メンターとなる講師による週2回のビデオチャットでのマンツーマン指導
  • 対応言語 Ruby on Rails・PHP・Laravel・Java・JavaScript・WordPress・iOS・Android・Unity・ブロックチェーン・Python・Scala・Node.js・UI・UX・Photoshopなど
  • 学習サポート あり
  • 就職・転職サポート あり
  • 料金 1ヶ月129,000円〜
  • 特徴 転職サポートでエンジニア転職が保証された手厚いサポートあり

とにかく学べるプログラミング言語が豊富なことで評判のプログラミングスクール。本格的なプログラミング言語はもちろん、オフィスソフトのトレーニングや、Webデザインを学べるコースまで揃っています。

ビットコインで支払いができるサービスも展開しており、仮想通貨を生み出すくらいのプログラマーになれるかも!?

9位 【アイデミープレミアムプラン】

  • 学習内容 完全オンライン受講でAIの学習ができる
  • 対応言語 Pythonなど
  • 学習サポート あり
  • 就職・転職サポート あり
  • 料金 1ヶ月=199,980円〜
  • 特徴 AIを専門とした現役の学生が講師として活躍

オンラインでAIに特化した学習をするならば「Aidemy Premium Plan」がおすすめです。今後数年間は、間違いなくAIに関する知識や技能を持っているプログラマー・エンジニアは重宝されるでしょう。

カリキュラム自体は、1ヶ月からのものが用意されていますが、1週間に2回、講師によるメンタリングが可能だったり、24時間チャットサポートなど、とにかくサポートが充実。やる気があれば、1ヶ月で十分AIに関する技術を得ることができるでしょう。

10位 0円スクール(ゼロスク)

  • 学習内容 通学型の完全無料スクール
  • 対応言語 Javaなど
  • 学習サポート あり
  • 就職・転職サポート あり
  • 料金 無料
  • 特徴 一切無料で転職先まで用意されている、都市型のプログラミングスクール

東京・札幌・大阪・仙台・神戸・福岡・名古屋で開講されている「ゼロスク」と呼ばれるJavaの研修をしているプログラミングスクールです。初心者向けのコースと、開発者向けのコースがあり、これからプログラミングを学びたい人はもちろん、もっとプログラミングを極めたい人にもおすすめ。

名前の通り、完全無料なのも嬉しいポイントです。バンキング・システムという会社と提携しており、ゼロスクの卒業者の9割はバンキング・システムに就職するという、プログラマー・エンジニアの養成所のようなスクールとなっています。

まとめ

就職や転職に強い、プログラミングスクール10選をご紹介しました。プログラミングスクールというと、高額な受講料が必要となるイメージがありましたが、無料で学べるプログラミングスクールもたくさんあります。

特に、GEEK JOBキャンプなどは、無料でプログラミングが学べる上に、転職エージェントが運営しているだけあって就業先も多数取り揃えられており、プログラマー・エンジニアとして転職したい人はもちろん、プログラマー・エンジニアを目指す大学生のためのプランも用意されています。

今回ご紹介したプログラミングスクールは、どこも無料相談を行っています。プログラミング初心者にとっては、言語などを言われてもわからないと思うので、まずは無料相談や無料体験に参加して、雰囲気を掴んでみることをおすすめします。

わかりやすく教えてくれる講師がいるスクールや、同じレベルの仲間など、自分に合ったプログラミングスクールを選び、将来プログラマーとしてデビューしましょう。

プログラマー/エンジニアに未経験から転職するための3つのポイントとステップ

プログラマーの求人で「未経験OK」という記載を見た時に「それならチャレンジしてみようか?」という気持ちになる人も多いのでは?

実際にプログラマーの年収は一般の給与所得者の年収よりも上ということもあり、高収入も夢ではありません。ここでは、確実に転職するための3つのポイントとステップについてお伝えします。

1.未経験からプログラマー/エンジニアへの転職は夢がある

未経験であっても今現在よりも高収入につながる仕事があったら、誰だってチャレンジしてみようと思いませんか?プログラマーはそういった高収入という夢に直結する職業です。

都市部と地方、さらに年齢で年収に差の開きもありますが、プログラマーの平均年収は550万円前後となっています。経験やスキル、あるいはフリーランスとして活躍した場合には年収1000万円クラスの人も存在します。

未経験のプログラマーの場合、スタートは月収20万円からというケースが多いですが、それでもプログラマーとして経験を重ねていけば、一般の給与所得よりも多くなっていきます。

30代以降になれば500万、40代であれば600万円が相場です。一般の30代から40代の平均年収が400万円台であることを考えれば、プログラマーがいかに稼げる仕事なのかかがわかるでしょう。

プログラマーの年収が高いのはプログラマーの人材が不足していること、そして仕事量・残業がともに多いことなどが原因です。

もちろん、忙しい仕事なので残業などは多く、ワークライフバランスが悪い触手と言われることもありますが、残業を気にせず、ガンガン稼ぎたい人には、またとない理想の仕事であるといえます。

2.プログラマー/エンジニアへ未経験から転職を考える前に知っておきたい3つのポイント

プログラマーやエンジニアの求人では、未経験でも採用してくれるものが多く存在します。なので、転職を3つのポイントを理解して、転職先を検討するようにしましょう。

  • 未経験でもOKな理由をちゃんと理解しておく

プログラマーの人材が不足しているという背景から、未経験(実務経験がない)でも採用されやすいというイメージを持つかもしれません。しかし、実際のところプログラマーとして求められる人材の特徴、業界で生き残れる人のタイプは決まっています。

ですから、未経験であっても誰でもプログラマーとして活躍できる保証があるわけではないということを肝に銘じておきましょう。

また、実際にプログラマー未経験であっても採用されやすいのは20代です。30代以降に関してはコスト面などから採用されにくいのが現状です。

30代以降は全く採用されない…ということはありませんが、採用者側で目を引くようなポイントがなければ難しいのが現状です。

しかし、全く門戸が開かれていないというわけではありません。どんなタイプの人が採用されやすいか研究することで、30代以降であっても採用の可能性があります。

  • ビジネス・コミュ力が必要

これはプログラマーに限った話ではないのですが、仕事においてはコミュ力が大切です。自営業や自由業といった人たちでも、仕事をするにあたりコミュ力は必須です。

採用された後は、研修などを経てプログラマーとして現場に向かうことになります。その現場においては、周囲の人と共同で作業を行うことになるので、当然ながらコミュ力は必要となってきます。

また、現場の人間関係を円滑にするためにも、社会人としてのマナーといったビジネススキルももちろん必要です。プログラミングの知識が足りないなら、逆にそういった部分の知識が基本的に備わっているかどうかが重要視されることになります。

  • あらかじめプログラミングの知識がないとこの先苦労する

未経験でもOKというプログラマーの会社に採用された場合、採用された時点でどれだけプログラミングの知識があるかどうかで、その後のプログラマーへの道のりに大きな差がでてきます。

ある程度のプログラミングの知識があるなら、採用後の研修もスムーズに理解できるでしょう。しかし、まったくゼロに近い状態で採用後の研修に臨んだ場合、研修内容についていけるかどうか誰も保証できません。

研修内容を十分に理解できないままに現場に派遣されてしまったら…最初は難しい仕事を任されることがなくても、その後はプロとしての力量が問われるようなシーンが多くなります。

現場においては上司や先輩たちとの意思疎通をスムーズに行うことが大事です。「上司や先輩の言っていることが理解できない」「理解するのに時間がかかる」といったことになれば、職場の人間関係にヒビを入れてしまうのは想像に難くないでしょう。

転職を考えた時点でプログラミングの知識を習得しておけば選考時も有利ですし、その後の知識の習得もスムーズ、現場でも自信を持って仕事に臨めるというワケです。

3.プログラマー/エンジニアへ未経験から転職するためのステップ

未経験OKの求人も少なくはありません。しかし、プログラミングのことを知らない状態で応募・採用されることはあっても、本当にプログラマーになれるのかは別問題です。

未経験からプログラマーに転身することは並大抵のことではないことを、まず肝に銘じておきましょう。

プログラミングのスキルを習得する過程は非常にハードです。途中で挫折してしまう人も少なくありません。

ただ、実際に異業種からプログラマーに転職した人の体験談などによれば、最初からいきなり難しい仕事を任されることは少なく、まずは簡単な作業などを任されることが多いようです。

しかし、いずれは周囲の人と一緒に本格的な作業をすることになります。また、IT技術は日々進化しており進化に対応し続ける努力も必要です。プログラマーになったとしても、気を抜くことなく貪欲にプログラミングの知識を集積していくことが求められます。

それならば実際に転職活動をする前にプログラミングのスキルを、ある程度身に付けておく方が有利であると気が付くでしょう。もちろん採用されやすくなるのも事実です。

採用前にプログラマーとしてのスキルをつける場合、独学で勉強あるいはスクールに通うといった方法があります。コスト面では独学の方がベストですが、効率よく短期間にスキルを習得したいということであればスクールがオススメです。

しかし、採用されれば給料をもらいながらプログラミングの勉強ができるのですから、それまで待っていればこちらの負担コストが少ないというのも1つの考え方です。

実際に採用後の研修に挑んでみて、周囲から理解が遅れて焦ったりする可能性もあります。やはり採用前に、ある程度のプログラミング知識を身に付けていれば研修内容の理解は早くなり、現場でもスムーズに業務をこなせるようになるでしょう。

4.プログラマー/エンジニアへ未経験から転職するためにおすすめしたい転職サイト

プログラマーに転職する場合、多くの人が転職サイトを利用しています。転職サイト側は未経験でもプログラマーに採用されるためのノウハウや業界事情などを把握しており、そういった情報を基にスムーズな転職をサポートしてくれます。

また、採用率UPのための履歴書などの書き方、面接時の受け答えの指導が受けられる転職サイトもあります。不安な人は積極的に利用してみましょう。

プログラマーに転職する際のおすすめしたい転職サイトには次のものがあります。

リクルートエージェント

転職成功の実績の多さを誇るリクルートエージェントは、ITやWeb業界の求人も豊富に取り揃えています。リクナビNEXTも知名度抜群ですが、リクルートエージェントはキャリアアドバイザーが直接サポートしてくれるという点が異なります。

転職のノウハウを知り尽くし、直接アドバイスが貰えるリクルートエージェントならプログラマーへの近道となってくれるでしょう。

マイナビエージェント

就活と転職サイトで知られるマイナビですが、中でもIT・Web業界のプログラマーの求人が豊富なマイナビエージェントがオススメ。

転職をサポートしてくれるキャリアアドバイザーはIT・Web業界に精通していることもあって、未経験からのプログラマーの転職を強くプッシュしてくれるはず。

エン転職

エン転職はエン・ジャパンの転職サイトです。注目すべきポイントとしては「企業の口コミ」が掲載されている点でしょう。プログラマーの求人を出している企業に勤めていた(いる)人の口コミは、転職時のミスマッチを防ぐのに大いに役立ちます。

レジュメアドバイス・面接対策レポートといった独自サービスも利用できます。

DMM WEBCAMP

プログランミングスクールでも転職支援を行っているケースもあります。

DMM WEBCAMPでは、未経験であっても短い期間でプログラミングのスキルが身に付く上に転職を保証しています。

もし、転職できない場合には、スクールにかかった費用全額を返金してくれるというのも大きなポイントです。スクールでの実績を活かしてプログラマーになりたいなら、転職支援を行っているスクールをチョイスするのもいいでしょう。

5.プログラマー/エンジニアへ未経験から転職する上で知っておきたい採用者のチェックポイント

ところで、プログラマーへ未経験から転職する際に、採用者側はどのような部分を重視して採用しているのでしょうか?

もちろん未経験OKで求人を出している訳ですから、即戦力を求めているわけではありません。将来的にプログラマーとして活躍できる素質があるかどうかが重要です。プログラマーを採用するにあたっては、次のような条件が求められます。

・一緒に働いてみたい人かどうか

プログラマーとしての経歴を考えないなら、やはり採用する側としては「一緒に働きたい人なのかどうか?」という部分に重点を置きます。いくら需要の高いプログラマーでも、一緒に働いている人と協調的に作業を進めることができなければNGです。

クライアントの要望を受けてプログラミングをしていくのですから、相手の要望を理解する・引き出すといったコミュ力も当然必要です。もちろん自分が任されたポジションにおいて、周囲の人とのコミュニケーションを求められるのは言うまでもありません。

これまでプログラマーの人材として理系の人が求められていましたが、社会的にプログラマーの需要が高まっていること、クライアントのニーズに広く応える必要がでてきたことを受けて、文系出身者も採用されています。さらに、文系出身者の方がコミュ力を備えていると見る企業もあります。

理系・文系問わず、「一緒に働いてみたいかどうか」この点を重視して採用を決める企業が多いのです。

・プログラミングに対する情熱

いくら自分がプログラミングに興味がある、プログラマーになりたい!という熱い気持ちを延々と語っても本当にプログラミングに興味や関心が高いのかが、採用者側に伝わるのかはかなり疑問です。

プログラマーになりたいという熱意が本物かどうかを示すなら、実際にプログラミングしたものを見せることほど最強の方法はありません。

自分の作ったものは需要があるのか?動作するのかについて、この時点で求められることはないでしょう。ただし、採用者側は実際にプログラミングに興味があるなら、何らかの制作物があると考えるのが当然です。

自分がプログラミングしたものがあれば最強のアピールツールとなります。しかし、プログラミングしたものがなくてもIT系の資格を取得している・スクールに通っているといったことが証明できれば、プログラミングに対する熱意があると受け止めてもらえやすくなります。

6.プログラマー/エンジニアへ未経験から転職するためのまとめ

プログラマーに未経験から転職するなら、あらかじめプログラミングの知識があれば採用されやすいという点に注目しましょう。社会人としての常識・マナー・コミュ力といったものも大事ですが、未経験だからこそプログラマーになりたいという熱意が必要です。

そのため実際にプログラミングができるといった目に見える形で示す必要があるのです。未経験でもOKの背景・どんな人材が必要とされているのか知り、プログラマーとしてスムーズに活躍できる下地を今から作っていくことが大切です。

仕事がつまらないと感じた時の3つの原因とおすすめの解決策

通勤途中、学生の楽しそうな姿を見て「いいな。あの頃に戻りたい」と感じたことはありませんか?

なぜそう感じるのか、それはズバリあなたが「仕事がつまらない」と感じているからです。

その日は何とか乗り切れたとしても、つまらない、と一度感じてしまうと仕事の何にやりがいを見出していたのかもわからなくなってしまいますよね。

日々つまらないと感じながら惰性で仕事をこなして過ごすより、いったん立ち止まって仕事がつまらないと感じる原因を探ってみることをおすすめします。

今回は、仕事がつまらない原因と解決策をご紹介します。

仕事がつまらない3つの原因

まずは、「なぜ仕事がつまらない」と感じるのか、原因を考えてみましょう。

「入社した時はもっと楽しかった」
「やりたかった仕事に就いた」

こんな風に思いつつ、職場に着いたらため息がなんて人も多いでしょう。なぜ、こんな風に仕事がつまらないと感じてしまったのか、原因は様々あるでしょうが、代表的なものは、次の3つです。

  • 業務量が多い
  • 人間関係の悩み
  • やりがいが感じられない

それぞれ解説します。

1.業務量が多い

自分の仕事が認められて、やりがいのある仕事を任されたのなら何の問題もありません。

しかし、人手不足や、会社の方針などでどんどん仕事量が増やされてしまったというと話は別ですね。

業務量が増えて、それが収入に繋がればモチベーションも保てるかもしれません。が、中小企業などの場合は、サービス残業が増えたり、休日出勤を余儀なくされるかもしれません。

このような状態が続けば、心に余裕が無くなり、日々を過ごすだけで精一杯になってしまうでしょう。

そして、仕事を楽しいと思う心の余裕もなくなってしまうことでしょう。だんだんストレスが溜まっていき、結果として、仕事がつまらないと感じてしまうのです。

2.人間関係の悩み

職場の人間関係が原因で、仕事がつまらないと感じる人も多いでしょう。どの会社にも、仕事のできない同僚や部下、勝手な事ばかりを言う上司など、ストレスの原因となる人は存在します。

あなたのストレスが溜まっても、言いたいことを言ってしまっては、職場でだんだんと孤立してしまうかもしれません。

職場が尊敬できない人ばかりだと、居心地も悪くなる一方です。そんな環境では仕事が面白く感じるはずもありません。

3.やりがいが感じられない

自分が専門的に学んでいた分野の知識が生かせない、毎日同じことの繰り返しで達成感がないなどやりがいを感じられなければ、仕事が楽しいと感じることはないでしょう。

私はこれまで、人より転職回数が多いと言われるくらい、転職経験がありますが、転職理由としては、この「やりがい」が感じられなくなったことが一番の理由でした。

例えば、ある会社では、面接の時に聞いた業務内容が、実際に入社したら全く違い、ただの雑用係だったなんてこともありました。やりがいを感じられなくなる人には、私のようにある程度キャリアを持ち、入社することで実現したい夢がある人が多いでしょう。

ほかにも部署異動になってやりたい仕事から外された、簡単な仕事ばかりさせられるといったことも原因として考えられます。

やりがい、というのは言い換えれば目標であるともいえます。

手が届きそうで届かないところに目標があるからこそ面白く、やりがいが感じられます。しかし、目標が無ければ、仕事がつまらないと感じる原因になります。

仕事がつまらないと感じた時の対処法

では、

仕事がつまらないと感じたときは、どのように対処すべきなのでしょうか。

我慢して会社に通うのもいいですが、

せっかく仕事がつまらないと感じる原因を知ったのですから、今度はその対処法を考えましょう。

・なぜ仕事が大量なのか考える

まずは、仕事量が多い原因を考えてみましょう。

・人数が足りていない

・上司が現場の作業量を把握していない

・新規事業のため一時的に業務量が増えている

など、様々な原因が考えられるでしょう。新規事業のための一時的なものであれば、踏ん張りどころ割り切って考えましょう。ここで頑張ることで、上司からの評価が高まり、出世に繋がるかもしれません。チャンスだと捉えたほうが、仕事が楽しくなるでしょう。

よくあるケースが、上司が現場の状況を把握していないというものです。現場は仕事が回らず、残業や休日出勤がかさんでいても、上司は仕事が回っていると勘違いしているのです。「そんなバカな」と思うかもしれませんが、一度上司に相談してみましょう。

それだけで、状況が改善されることは多いです。人数がそもそも足りていない場合は、人員補充の相談、もしくは業務量を減らすという、経営判断が迫られるものです。なかなか改善されないようなら、労働基準監督署への相談も視野に入れましょう。

会社全体がオーバーワークであり、改善の兆しが見えないのであれば、転職も視野に入れて考えると良いでしょう。

・コミュニケーションを考える

人間関係を改善するのは、意外と簡単なことです。それは、まず「自分の行動を変える」ということ。次のことを意識してチェックしてみましょう。

・毎日の挨拶はきちんとしていますか?

・笑顔で人と会話していますか?

・自分から話しかけていますか?

人を変えるというのは、とても大変なことです。なので、まずは自分が変わることを意識してください。これらのことを意識するだけ、人間関係はかなり改善されるので、試してみましょう。

実際に私が経験したお話です。私が転職した先では、基本的に「あいさつ」の文化がありませんでした。私が朝、あいさつをしても、小さな声で挨拶が返ってくるか、返ってこないかという環境です。

社員同士もどこか距離があり、世間話もほとんどないような職場環境だったので、入社して一週間後には、仕事が楽しくないと感じていました。転職を考えようと思いましたが、とある本を読み、まずは自分が変わってみようと思いました。転職するのは、それからでも遅くないので。

とにかく、朝は笑顔でハキハキとあいさつをする、自分から雑談を振るなど、コミュニケーションをとることを心がけました。1週間も経った頃には、あいさつを返してくれる人も増え、自分からあいさつをしてくれる人も出てきました。

この会社はすでに退職しましたが、今でもこの会社の人とはプライベートで付き合いがあるくらい、関係は改善しました。このように、自分が変わることで、相手とのコミュニケーションを改善することは可能なのです。

同僚や部下は話してみれば趣味が合うかもしれませんし、気づかなかった凄いところがあるかもしれません。仕事の出来不出来は目に見えない部分だってあります。

・やりがいを見出す方法を考える

仕事に対するやりがいを会社が提示してくれないのであれば、自分で見つけるしかありません。その、効果的な方法は、「

仕事を種類別に分けてみる」という方法です。

例えば営業マンならば、以下のように分解することができます。

・アポイントをとる

・営業資料を作成する

・商談する

・クロージングする

・納品する

など、大きく分けてこのようなステップがあると思いますが、この中で、好きな仕事と嫌いな仕事があるでしょう。「商談は好きだけど、納品は嫌い」とか、「資料作成が好きだけど、商談が嫌い」など、人によって好みはそれぞれです。

楽しいと感じることはそのままに、嫌いなものは、楽しくなるように工夫する、やらなくても済むように他の人にお願いするなどして、対処すると良いでしょう。

仕事がつまらないと感じたら、兎にも角にも動いて考えよう

3つの原因と解決策をご紹介しました。しかし、

それでも仕事がつまらないと感じるならどうするべきか、ということですが、その場合は環境を変えてみることをおすすめします。

例えば副業を初めてみて、将来的な独立を考えてみたり、楽しい仕事は副業と割り切って、本業は淡々と進めてみるのも方法です。また、スクールに通って、技術を身につけるのも良いでしょう。

そして、一番手っ取り早い方法が転職してしまうことです。しかし、転職はなかなか大変なものです。自分一人では転職活動もなかなか進みません。また、どんな職場がいいのか、的確な判断をすることも難しいでしょう。

なので、まずは転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか?特に、業界最大手のリクルートエージェントは、取り扱い求人数も多く、サポートも手厚いので、あなたに合った転職先が見つかるでしょう。

いくら行動に移さないと、と言っても一人では限界があります。そんな時活躍してくれるのが転職活動のサポートをしてくれる会社です。リクルートエージェントに登録ししっかり相談してから副業か転職か選びましょう。

エキスパートの方がしっかり相談に乗ってくれるのできっと自分に合った仕事が見つかりますよ。

まとめ

つまらないと感じる仕事をし続けるのはストレスのもとです。

つまらないなら楽しくできる方法を考えましょう。どうしても解決しないようなら専門の会社に相談して副業か転職も視野に入れることをお勧めします。

きっとやりがいのあり仕事が見つかることでしょう。

転職に有利に働く資格10選!

資格を持っていると転職に有利とは言われるけれど、一体どんな資格を取ったらいいのかわからない。こんな悩みを抱えている人は多いでしょう。

実際、国家資格を始め、民間で認定される資格などを含めるとその数は膨大なものとなり、さらに主催の協会が違うだけで、同じ技術でも複数の資格があったりと、ややこしいこと、この上ありません。

しかし、「転職に有利な資格」と限定すれば、そこまで多くはありません。今回は、転職に役立つ資格を10種類ご紹介します。

1.転職に有利に働く資格一覧

それでは早速、転職に有利に働く資格を紹介していきましょう。これから紹介する資格は、とても難易度の高いものもありますが、持っていることで転職に有利に働くものばかりです。

特に、特定の業種を志望している人には、かなりおすすめの資格ばかりなので、チェックしてください。

1.中小企業診断士

  • 難易度:★★★★★
  • 想定勉強時間:1000時間
  • 試験内容/申込先:経済学・経済政策、財務・会計など/中小企業診断士試験
  • 仕事内容:経営コンサルタント
  • 想定年収:700万円〜800万円

いわゆる、中小企業のための経営コンサルタントとして、色々な問題点を解決してあげるプロとなります。中小企業診断士の資格を持っていると、コンサルティング営業やコンサルティング会社への転職に有利に働きます。

しかし、難易度は今回紹介する資格の中でもトップクラスで難しいとされており、一発で合格する人はほとんどいません。私の知り合いに、1発で合格した人がいますが、その人に話を聞くと同期で合格した人は2度目、3度目、4度目の受験の人が多かったそうです。

それくらい狭き門なのですが、できることが多すぎてイマイチ何が得意な人なのか、しっかりと伝わりづらく、ある程度の営業力も必要となる職業です。

2.ファイナンシャル・プランナー

  • 難易度:★★
  • 想定勉強時間:100時間
  • 試験内容/申込先:ライフプランニングと資金計画、リスク管理など/日本FP協会
  • 仕事内容:金融・不動産営業
  • 想定年収:300万円〜400万円

FPの愛称で知られるファイナンシャル・プランナーは、金融や不動産などの資産を管理する業種に転職したい人ならば、最低でも3級を取得しておくと良いでしょう。2級以上を持っていると、金融業界ではかなり有利に働くとされています。

FPの資格は、保険の営業マンが持っているイメージが強いですが、仕事としては家族構成や収入・支出にもとづき、家系の資金計画を立てることを仕事としています。

なので、コンサルティングに近い仕事ではありますが、それ単体で収入を得るというよりは、保険や投資案件などを購入してもらうための、説得力をもたらす資格だと言えるでしょう。

3.宅地建物取引士

  • 難易度:★★
  • 想定勉強時間:100時間
  • 試験内容/申込先:宅地及び建物の価格の評定に関することなど/不動産適性取引推進機構
  • 仕事内容:不動産・建築会社
  • 想定年収:400万円〜500万円

資格取得の難易度の割に、様々な業界で重宝されるのが宅地建物取引士の資格です。不動産業界はもちろん、建築会社や金融機関に転職したい場合でも、宅建士の資格を持っていることはかなり有利に働きます。

採用される可能性が高まることはもちろん、最初から給与が高めに設定されており、大手企業であれば、想定年収以上稼ぐこともできます。

ただし、就職先により業務の範囲もバラバラで、宅建士としての仕事だけをする会社がある一方で、宅建士の仕事と不動産営業の仕事を兼ねる人もいます。

そのため、報酬の割に忙しいということも考えられるので、転職先の会社はしっかり選ぶようにしましょう。

4.日商簿記

  • 難易度:★★
  • 想定勉強時間:50時間〜200時間
  • 試験内容/申込先:簿記関係/日商簿記検定試験
  • 仕事内容:事務・経理
  • 想定年収:300万円〜400万円

簿記検定は全商・全経・日商とありますが、履歴書に書けるレベルは日商簿記の資格のみとされています。当然その分、難易度は高く、全商簿記の1級が日商簿記の3級レベルだと言われています。

日商簿記の中でも、3級と2級では難易度が格段に上がり、1級ともなると途轍もない難易度となります。

しかし、転職には有利になりますが、日商簿記の資格だけでは年収アップとはならないので、FPの資格などと組み合わせる必要があるでしょう。

5.社会保険労務士

社会保険労務士と聞いて、どんな仕事をする人なのかすぐに答えられる人は少ないかもしれませんが、弁護士や司法書士と同じくらい何度の高い国家資格を持った職業となります。

いわゆる、企業の雇用に関するスペシャリストであり、労働基準法や労災について、年金についてなど、会社の人事におけるトラブルや労働条件が法律に問題がないかどうか調べることが仕事となります。

基本的には法人と顧問契約を結んでいることがほとんどですが、それでも年収は700万円前後と、他の士業に比べると少ない傾向にあります。

6.医療事務

医療事務といっても様々な資格がありますが、総合すると過半数が合格する傾向にあり、難易度はそこまで高くありません。ただしその分、医療業界への転職には有利に働くかもしれませんが、年収はそこまで高くなりません。

医療事務の資格を持っていて損はありませんが、転職に有利で年収もアップさせたいならば、難易度は上がりますが薬剤師などの資格を取得した方が良いでしょう。

7.秘書検定

  • 難易度:★
  • 想定勉強時間:50時間
  • 試験内容/申込先:筆記・面接/秘書検定
  • 仕事内容:秘書
  • 想定年収:350万円〜500万円

女性だったら持っておいて損はない資格が秘書検定です。秘書検定には、4ランクに分けられており、3級ならばほぼ合格すると言われるくらい、簡単な資格となります。履歴書に書く上では2級以上が必要となりますが、それでも過半数は合格します。

ただし、準1級、1級クラスになると難易度はグンっと上がります。一流企業の役員の秘書になろうと思ったら、準1級以上は取っておくと、年収アップも期待できるでしょう。

8.危険物取扱者

  • 難易度:★★★
  • 想定勉強時間:150時間
  • 試験内容/申込先:学科/消防試験研究センター
  • 仕事内容:ガソリンスタンド・石油プラント
  • 想定年収:500万円

工業高校などでは、学生のうちに取得できることから所有している人も多い危険物取扱者の資格は、若者を中心に人気の高い資格となっており、転職する先によっては必須の資格となっているところもあります。

甲乙丙の種類分けられており、それぞれ取り扱えるものが違うので、資格を多く持っているとその分転職には有利に働くことでしょう。

9.建築士

  • 難易度:★★★★
  • 想定勉強時間:200時間
  • 試験内容/申込先:学科、設計製図/建築技術教育普及センター
  • 仕事内容:建設会社・住宅メーカー
  • 想定年収:500万円〜700万円

家を建てるとたくさんの人が関わることになりますが、そのまずスタートとなる人が建築士です。建築士は、家を建てたい人のイメージをヒアリングし、それを設計図やパースで具現化させることが仕事です。

この設計図がしっかりできないと、お客さんのイメージをしっかりと大工さんに伝えられないので、家を建てる時にとても重要なポジションとなります。また、工事現場の監督として、想像通りに家の建築が進んでいるのか、チェックする仕事もあります。

10.インテリアコーディネーター

  • 難易度:★★★
  • 想定勉強時間:300時間
  • 試験内容/申込先:学科、プレゼン、論文/インテリア産業協会
  • 仕事内容:設計事務所
  • 想定年収:300万円〜400万円

建築士が建物をデザインする仕事なのに対し、インテリアコーディネーターは、その名の通りインテリアをデザインするプロです。家具の配置や機能性、壁紙やキッチン設備など、インテリアに対する様々な知識を持っています。

仕事内容は多岐にわたってやりがいがありますが、その分忙しく、将来独立を目指した方が年収はアップするでしょう。転職するなら、その先を見据えてライフプランを設計すると良いでしょう。

2.資格を取得するには独学よりも資格スクールに通うのがおすすめ

自分が希望する職種に合う資格が見つかっても、試験を受けるためには勉強しなければなりません。「勉強なんて卒業以来やってないよ…」と心配する方も多いでしょうが、そういう人には独学はおすすめできません。

資格の勉強は学校の勉強と同じです。学校の勉強には、必ず先生がいます。そして、テスト範囲が決まっており、勉強するところとしなくてもいいところがしっかりとわかっています。資格の勉強も同じで、傾向と対策を練った上で効率よく勉強をしなければ、合格への道は遠くなってしまいます。

そのため、初めて勉強する人ほど、独学よりは資格スクールに通うことをおすすめします。スクールならば、この傾向と対策を踏まえた上でしっかりと勉強を教えてくれます。

資格スクールが近くにないという方は、通信教育もあります。どちらにせよ、しっかりと先生に教えてもらうことがとても重要となります。

3.資格取得するために残業時間を減らし勉強する時間を確保して資格を取得しよう

現在仕事をしている人が、試験を受けるために勉強をしようと思っても、なかなか時間を捻出することができないでしょう。休日に詰め込んでもなかなか身にならないので、毎日少しずつコツコツと勉強する必要があるのが試験勉強です。

そのため、平日の仕事は極力残業時間を減らし、毎日1時間でも良いので勉強するようにしましょう。

残業を減らすためには、業務時間内にいかに効率よく仕事をこなせるかがとても重要となります。まずは30分、早く帰るところから始めてみてはいかがでしょうか?

楽な仕事をしたい人のための職業20選を紹介!

「楽してお金を稼ぎたい」と考える人は多いでしょう。しかし、楽して稼ぐといっても様々なものがあります。生きていく上で最低限のお金だけ稼げればいい、楽な仕事をしてお金を稼ぎたいという人もいるでしょう。

実は筆者も、20代の頃は終電で帰ることは当たり前、月に数回は泊まりで働くこともありました。その反動からか、次に選んだ仕事は定時で帰れて、毎日ヒマな職場でした。

その生活に慣れると、今度はまた忙しい職場へ…というように、その時のタイミングによって選ぶ仕事の種類は変わっていきました。今回は、今の仕事の疲れた人へ、楽だと言われている職業を厳選の20職、紹介していきます。

1.楽な仕事は、どんな仕事の種類があるのか?

「楽な仕事」と言っても、人によって、タイミングによって「楽」だと感じるポイントは違います。筆者の場合は、忙しいところで働いた後は暇な職場へ行きたくなりますし、暇なところで働いていると、もっと忙しいところで働きたくなります。

結局無いものねだりになってしまいますが、一般的に楽な仕事と言われるポイントは5つあると考えます。

1.定時で帰ることができる

仕事をしている時間というのは、人生の中で大部分を占めると言われています。1日8時間〜9時間拘束され、さらに残業を含めれば12時間以上会社にいるなんていう人も多いでしょう。つまり、1日のうちほとんどの時間を仕事に奪われているわけです。

しかし、定時で帰ることができれば、2時間〜3時間を自分の時間として費やすことができます。筆者は現在、9:30〜17:30が定時の会社で働いており、残業はほぼありません。そのため、とても楽な仕事であると感じています。

2.人との接触

販売や営業など、常に「知らない人」と接する仕事というのは、その分ストレスが溜まる人もいます。筆者も基本的に人見知りなので、あまり知らない人と会話する機会を増やしたくありません。

そのような人にとっては、工場勤務や新聞配達など、一人で黙々と仕事をすることが楽だと感じでしょう。もちろん、人と話すのが大好き!という人にとってはその逆で、一人で淡々とこなす作業は退屈以外の何物でもありません。

3.年間休日が多い

年間の出勤日数が少ない仕事の方が楽な仕事です。休みが多い代わりに残業が多かったり、休日出勤や自宅で仕事をすることが多かったら本末転倒ですが、仕事も定時で終わり、休日はしっかりと休める仕事は、やっぱり楽な仕事です。

地域の士業の事務職などは、このような待遇のところが多いです。

4.ノルマがない

いくら残業が少なかったり、休日が多くても、ノルマがあって上司から毎日プレッシャーをかけられるような仕事は、やっぱり楽な仕事とは言えません。営業職というのは、数字で評価されてしまうので、契約がなければその分働かなければなりません。

ノルマを早期に達成できれば問題ありませんが、そうでない場合は月末に近づけば近づくほど、精神的に追い込まれていきます。ノルマがない仕事の方が楽な仕事だと言えるでしょう。

5.新しいことはやらない

ベンチャー企業のように、どんどん新規事業を立ち上げて大きくなる仕事は、前例がないことをやり続けなければなりません。人は変化を嫌う生き物なので、多くの人が新しいことをスタートすることに抵抗感を抱きます。

それはストレスにつながり、うまくいかなければ常に頭を悩ませてしまうことになります。そのため、常に新しいことをやり続ける職場は、やはり楽な仕事だとは言えません。

これ以外にも、楽な仕事というのは、あなたの考え方や意識によって変わるので、一概には言えません。まず、楽な仕事に就きたいと思っているのならば、「自分にとっての楽な仕事とはなんぞや?」ということを考えることからスタートしましょう。

筆者の場合、早く帰れる仕事というのが楽な仕事の定義となっています。その通り毎日ほぼ定時で帰ることができる仕事を選んだのです。

2.楽な仕事20選一覧

それではここから、一般的に「楽な仕事」と呼ばれている仕事20選を紹介していきましょう。それぞれどのような仕事内容なのか、なぜ楽なのかを解説します。

仕事 事務員
仕事内容 データ集計、電話応対、来客対応など
雇用形態 正社員・派遣社員・パート・アルバイト
資格 必要なものもあり

事務員と言っても、仕事内容は様々なであり、エクセルなどで資料を集計したり、お茶汲み、コピーとりなど一般的なイメージの事務や、学校の事務をこなす事務員などは楽な仕事という人も多くいます。

一方で、営業アシスタントという「営業事務」だったり、貿易事務などは責任も多く、忙しいことがあるので、仕事内容はそこまで大変ではなくても、楽だと感じるかどうかは別問題です。

総務や人事、経理などの一般事務は定時で帰ることも多く、休日出勤するような、締め切りがある仕事も少ないのでデスクワークをしたい人にはおすすめです。

仕事 受付
仕事内容 来客対応、電話取次ぎなど
雇用形態 正社員・派遣社員・パート・アルバイト
資格 特になし

テレビなどでよく見る、大企業のオフィスの1階で来客対応している受付嬢と呼ばれる仕事も、比較的楽な業務とされています。来客者がいなければ基本的に仕事はなく、それでいてほとんど定時あがり、休日出勤もまずありません。

特に資格も必要としないので、楽して稼ぐには最適な仕事です。しかし、最近では受付を設けない企業も増えており、今後は多くの企業から姿を消す可能性があります。

仕事 データ入力
仕事内容 パソコンでひたすらテキスト入力
雇用形態 派遣社員・アルバイト
資格 特になし

とにかく単純作業なのがデータ入力です。パソコンを利用したことがあるならば、ひたすら文字を打ち込むだけなので、誰とも話さず、集中して作業することができます。頭を使わずに、淡々と作業する仕事というのは、退屈な人にとっては地獄ですが、得意な人からすれば天国のような仕事です。

工場などの単純労働と違い、座って仕事ができるので肉体的な疲労も少なく済みます。デメリットとしては、一日中座っているので腰や肩こりが激しくなる可能性があることと、視力低下の可能性があることです。

また、AI技術の発展により、データ入力の仕事自体なくなっていく可能性があることもデメリットです。

仕事 コールセンターのオペレーター
仕事内容 電話応対、電話コール
雇用形態 正社員・派遣社員・パート・アルバイト
資格 特になし

コールセンターのオペレーターには、2種類のタイプがあります。1つは電話を受けるタイプのコールセンターです。カスタマーサポートなどはこちらのタイプになります。一方で、電話をかけるタイプのオペレーターとして働く仕事もあります。

こちらは、アンケートやセールスの局面となります。どちらも、相手と直接対峙するわけではないので心理的な負担は少ないでしょう。しかし、電話をかけてくる人には、時にクレーマーがいたりします。

また、テレアポも怒鳴られたりすることもあるので、苦痛に感じる人も多いはずです。ちなみに筆者は、今回紹介する職業で一番苦手な仕事がこのコールセンターのオペレーターの仕事です。

仕事 ルート営業
仕事内容 既存クライアントのフォロー
雇用形態 正社員・契約社員
資格 運転免許

意外に思われる人もいるかもしれませんが、営業の中でもルート営業と呼ばれる仕事は、そこまで大変な仕事ではありません。基本的には決まったクライアントの元へ伺い、決まった発注を受けるだけなので新規のノルマなどはなく、移動中は一人なので気を使うこともありません。

定時の時間内は拘束されてしまいますが、人との会話が苦ではないのであれば、一番楽で稼ぐことができる仕事はルート営業かもしれません。特に法人相手のルート営業の場合、受注することを前提としてルートを回るので、ある程度売り上げの見込みも立ちます。

ノルマも達成できる金額であることが多いので、精神的負担も少ないでしょう。

仕事 ビル管理
仕事内容 ビルのメンテナンス
雇用形態 正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト・業務委託
資格 第二種電気工事士・第三種冷凍機械責任者・危険物取扱者乙種第4類・二級ボイラー技師(全て必須ではない)

ビル管理というと難しいイメージですが、要はビルの大家さんです。設備にトラブルがあった場合に迅速に対処するほか、戸締りや定期点検などを行い、入居者がストレスのないようにしてあげることが仕事です。

特別な資格を持っていると、採用される可能性が上がるほか、ビル1棟を一人で任せてもらえる可能性もあり、一人でゆっくり自分のペースで仕事をすることができます。

勤務時間は長くなりがちですが、トラブルがなければ忙しい仕事ではないので、ゆったりと仕事をしたい人におすすめです。

仕事 自動車教習所の講師
仕事内容 生徒へ運転の指導
雇用形態 正社員・契約社員・アルバイト
資格 運転免許

早く帰りたい、残業はしたくない、朝はゆっくりしたいというものが楽な仕事の条件ならば、自動車教習所の教官がおすすめです。生徒へ運転を教えて、危ない時はブレーキを踏む仕事です。

基本的には教習なので、致命的な事故を起こさない限りそこまで難しい仕事ではありません。比較的若年僧〜高齢者まで相手にすることがあるので、コミュニケーション能力は必須です。

仕事 社内システムエンジニア
仕事内容 社内システムの保守・管理
雇用形態 正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト
資格 特になし

システムエンジニアというと、一般的にはブラックの印象がありますが、社内のシステムを保守・管理するタイプのシステムエンジニアは例外となります。

厳しい納期やクライアントからの無茶振りもなく、基本的にはシステムを開発・運用・改善のPDCAを回せばOKなので、自分のスキルを存分に活かすことができます。

しかも、社内でも特殊な部署の人という認識になるので、システムトラブルに対応するとものすごく重宝されます。

仕事 インストラクター
仕事内容 生徒への指導
雇用形態 正社員・契約社員・アルバイト
資格 特になし

スポーツや英語、パソコン技術などを習得したい人に対してレクチャーするお仕事です。大人向けのインストラクターや子供向けのインストラクターがあり、得意なことを活かして仕事ができるので楽だと感じる人も多いでしょう。

人に教えるというスキルが必要となるので、人と接するのが苦手な人には向かない仕事です。また、ヨガなどは大勢に教える必要があるので、人前で何かをすることが苦手な人にも不向きです。

仕事 工場勤務
仕事内容 ライン作業
雇用形態 正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト
資格 特になし

工場内で同じ仕事を黙々と行う仕事です。工場勤務では、決められた仕事を決められた時間でただひたすらこなすというものが仕事となるので、人と関わることはほぼありません。

また、難しく考える仕事はほとんどなく、言い換えれば「誰でもできる仕事」なので、新しく覚えることも少ないです。決められた時間に休憩や食事があるので、規則正しい生活ができます。

ただし、会社によっては仕事が単調でも労働条件が厳しかったり、コミュニケーション能力が求められることがあるので、入社前にしっかりと調べた方が良いでしょう。

仕事 品質管理
仕事内容 チェック作業
雇用形態 正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト
資格 特になし

工場勤務の中でも、完成した製品をチェックする仕事も、黙々と作業ができるものとなっています。やればやるほど精度が上がっていく作業なので、1つのことをコツコツと続けるのが苦ではない人にはおすすめの仕事です。

特に資格取得やスキルアップも必要としないので、勉強などに疲れた人は品質管理として働くのも良いでしょう。しかし、この業種は工場の中でも重宝される人材のため、長年続けている人が多い傾向にあります。

人間関係がすでにできているところに飛び込むのは、多少勇気がいるかもしれません。

仕事 トラックドライバー
仕事内容 運送業
雇用形態 正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト
資格 運転免許

一人で仕事をしたいという人で、運転が苦手でない人ならば、トラックドライバーも楽な仕事に入るでしょう。トラックドライバーといっても、長距離ドライバーや中距離、近距離と体への負担は様々ですが、一人が気楽に働けて、運転が好きな人は、長距離ドライバーをおすすめします。

長距離ドライバーは、車の中で過ごすことも多く、仕事自体は楽とは言えないので給与も高いです。精神的に楽な仕事でお金もたくさん稼ぎたいという人に向いています。

仕事 団体職員
仕事内容 営業・広報・事務など
雇用形態 正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト
資格 特になし

団体職員というのは、非営利団体と呼ばれるところで働く職員のことを言います。働く団体により、様々な職種がありますが、利益を目的としていない(目的としてはいけない)ため、厳しいノルマや業務量はありません。

例えば、医療法人や学校法人、社会福祉法人などが上げられますが、半分公務員のようなものなので、仕事自体はとても楽です。

ただし、公務員のように決まったルールに従って仕事をしなければならないので、ストレスを感じる局面も少なくないでしょう。

仕事 地方公務員
仕事内容 事務や経理など
雇用形態 正規職員・臨時職員・非常勤
資格 特になし

市役所などで働く地方公務員も、楽な仕事と言えるでしょう。基本的には前例に則って仕事をすればよく、マニュアルが存在します。イレギュラーな仕事は基本的には受け付けない方針なので、難しいことはありません。

また、安定感は抜群に良く、長く勤められるという観点から見ても楽な仕事です。しかし、定期的に部署異動があり、部署によっては残業時間が多い場合があるので、決して暇な仕事ではありません。

仕事 在宅ワーカー
仕事内容 いろいろ
雇用形態 正社員・契約社員・業務委託
資格 特になし

クラウドソーシングの台頭により、増えてきている在宅ワーカー。自分のペースで仕事をすることができ、勤務時間も自分で決めることができます。人と会うのが苦手、場所にとらわれずに仕事をしたいという人におすすめです。

筆者も在宅ワーカーとして活動していますが、時間や場所に縛られないので、旅行しながら仕事をすることも可能です。

しかし在宅ワーカーの場合、フリーランスとして活動している人はキャパオーバーの仕事量となってしまったり、業務量によっては日夜問わず働かなければならない場合もあります。

また、単価が低い案件や、業務量に対して労働力が見合っていない場合もあるので、ある程度見定める能力も必要となります。

仕事 図書館スタッフ
仕事内容 受付・本の配架
雇用形態 正社員・契約社員
資格 図書館司書

図書館司書の資格は必要となりますが、静かなところで働きたい、人と話さなくて良い職場ならば図書館で勤務することもおすすめです。図書館では、不要なコミュニケーションは必要ありません。

また、本が好きな人ならば、本を読みながら仕事をしても良いでしょう。しかし、募集自体がそこまで多くないので、働きたいと思っても狭き門であることは間違いありません。

仕事 美術館スタッフ
仕事内容 受け付け・物販
雇用形態 契約社員・アルバイト
資格 特になし

静かな環境で働きたいという人には、美術館スタッフの仕事もおすすめです。美術館スタッフは、来館した人に対して受け付けをしたり、館内の展示物に触れる人がいないかなどをチェックするお仕事なので、非常に楽な仕事だと言えるでしょう。

アルバイトや契約社員として働くことが多く、基本的には問題があった場合は偉い人に任せれば大丈夫です。時間的拘束も短いので、プライベートを充実させることも可能です。

仕事 クロークスタッフ
仕事内容 受け付け・引渡し
雇用形態 契約社員・アルバイト
資格 特になし

ホテルやイベント会場などで、大きい荷物を保管・管理するお仕事になります。荷物を預かる仕事なので、受け付けや引渡しの時は忙しいですが、イベント中はゆっくり過ごすことができます。

仕事としておもしろみはありませんが、イベント中の時間も時給が発生するので、短い時間で稼ぎたいという人におすすめです。

仕事 コインパーキング管理スタッフ
仕事内容 集金・清掃
雇用形態 正社員・アルバイト
資格 運転免許

コインパーキングを巡回し、支払機からお金を集金しつつ、駐車場内を軽く清掃したり、長期で停めている不審車両がないかを確認する仕事です。難しい作業もなく、基本的には一人で巡回するので、気楽に仕事をすることができます。

1日にこなさなければならない数はノルマとして指定されており、慣れるまでは勤務時間が長くなってしまう場合もあります。また、お金を持ち運ぶのでそういう意味では少し怖い仕事にはなります。

しかし、仕事内容自体は総じて楽な仕事と言えるので、長く働くことができる環境です。

仕事 交通量調査
仕事内容 交通量のカウント
雇用形態 派遣社員・アルバイト
資格 特になし

交差点などに座り、決められた時間内でひたすら交通量をカウントし続ける仕事です。一人で黙々と数を数えるだけなので、その時間を過ごせる人にとってはとても楽な仕事です。

ただし、おかしな話ですが交通量に正解はないので、適当にやっても誰にも責められません。なので、ある程度真面目で責任感がある人にしか向かない仕事でしょう。

3.楽な仕事に就くために転職または資格取得の準備をしよう!

ここまで紹介した楽な仕事ですが、難しい資格が必要な仕事は1つもありません。しかし、楽な仕事に就くために、資格は必須ではありませんが、楽な仕事で少しでも収入をアップさせたいならば、資格を持っておいたほうが良いでしょう。

今の仕事で忙しい場合、なかなか資格取得に時間を割けないということもあるでしょう。その場合は、資格取得をすることで給与がアップする、手当てが付くような仕事を探して、そういう会社で働きながら資格取得を目指すという方法をおすすめします。

楽な仕事に転職したいという人は、資格取得の前に2つの準備をするようにしましょう。

1.履歴書・職務経歴書・志望動機の準備

せっかく希望に合う楽な仕事が見つかったのに、書類選考に通過しなかったら元も子もありません。書類選考を通過できるような履歴書・職務経歴書を作成しておきましょう。履歴書は、とにかく持っている資格は全て書きましょう。

役に立つ・立たないを判断するのは採用側なので、「こんな資格必要ないかな?」と思うことでも書いておいてください。

志望動機については、職務経歴書に記載した内容を要約して書いておきましょう。職務経歴書は、あなたがこれまでどんな仕事をしてきたのかを、文面で相手に伝える非常に重要な書類になります。

営業のように数字で表すことができる職種ならば書きやすいですが、事務職などは難しいでしょう。その場合は、楽な仕事先の人が興味をそそられそうな経験を積んでいることをアピールしましょう。

そのため、職務経歴書は使い回しはせずに、応募する会社用にカスタマイズするようにしましょう。

いざ、書類選考を通過したら、面接用に志望動機をスラスラ言えるように練習しておきましょう。正直に「楽な仕事だと思ったからです」などと言ってはいけません。

志望動機を伝えるポイントは2つあります。1つは「これまでの経歴がどのように役立たせることができるのか」ということです。未経験な業界でも、何らかの仕事経験があれば必ず活かすことができる能力があります。

それを存分に発揮することで、力になれることを伝えましょう。もう1つが「入社後のビジョン」を伝えることです。自分が入社した場合、どんな仕事に携わり、どんな成果を収めたいと思っているのかを考えておきましょう。

入社をゴールとしている人と、入社後にゴールを設定している人では、後者の方が魅力的に移ります。そのため、志望動機はこの2つのポイントを押さえるようにしましょう。履歴書・職務経歴書・志望動機の3点は、ベースとなるものを用意しておくとその後の転職活動がとても楽になります。

2.転職サイト、転職エージェント、派遣会社、アルバイト紹介などへ登録

それぞれ応募書類が準備できたら、次は条件に合った仕事を探していきます。楽な仕事を探す方法にはいくつかありますが、一つは転職エージェントを活用するということです。

転職エージェントは、求職者の希望条件に合った転職先を紹介してくれ、さらに実情を踏まえて話を聞かせてくれるので、自分で転職サイトなどから応募するよりも、はるかに条件に合った仕事になりやすいというメリットがあります。

そのため、転職エージェントには1〜3箇所程度登録しておくことをおすすめします。また、とりあえず楽な仕事を探したいという人は、アルバイトや派遣会社に登録し、すぐに辞めても支障がない雇用形態で勤務するというのも1つの方法です。

楽だと思って働いてみたけど、実は大変だったという仕事の場合、正社員として入社してしまうとなかなか辞めることができません。なので、最初はアルバイトや派遣からスタートするのも考えてみると良いでしょう。

いずれにせよ、楽な仕事をしたいと考える人は、心が疲れている人です。一度リフレッシュする期間が設けられるように、焦らず自分にあった職場を探してゆっくりと静養することをおすすめします。