日本IBM、特許読解の支援システム

日本IBMは10日、人工知能(AI)を活用して特許文章の読解を支援するシステムを昭和電工に導入したと発表した。7月から昭和電工の全社で運用を開始する。IBMのAI「ワトソン」のテキスト分析技術を用いて特許文書の可読性を高める。難解かつ長大で複雑な依存関係を持つ特許請求の文章を構造化して視覚的に表示する。同システムを使うことで、技術者は効率よく特許の内容を理解できる。

昭和電工の社内で実施したトライアルでは、システムを使わずに読解した場合に比べて特許1件当たりの読解時間が約45%短縮されたという。

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