津田大介氏、愛知知事リコール妨害容疑での自身の書類送付にツイート「僕は運動を妨害する気などなく」

　ジャーナリストの津田大介氏が９日、自身のツイッターを更新した。

　津田氏は、愛知県の大村秀章知事のリコール（解職請求）を求めた署名運動を巡り、「署名者の個人情報は県広報で公開される」などと虚偽の情報をツイッターに載せて運動を妨害したとして、愛知県警が地方自治法違反（署名運動妨害）の疑いで、自身と精神科医の香山リカ氏ら計４人が名古屋地検に書類送付していたことを報じる共同通信の記事をアップした。

　記事は、起訴を求める意見は付けなかったとみられると報じ、香山氏は代理人弁護士を通じて「（告発された案件は）全件送致されるので、手続き的なことだと理解している。捜査には協力している」とコメント。津田氏は「今後も協力する」と話している。

　津田氏は、今回の事態に「僕は運動を妨害する気などなく、縦覧が（県民に限るが）されることには変わりないので、当該ツイートをＲＴしたことは問題ないと考えていたと話しました。ので、共同の記事には警察から検察に「起訴を求める意見は付けなかったとみられる」とトーンダウンして書かれています」とつづった。

　さらに「書類送付（送検）は、検察に書類を送るって意味で、捜査機関が捜査した案件は全部書類を検察に送るんですよ。つまり、書類送検されない事件ってないんです。警察が告発状を受理した時点で捜査はすることになるんで、書類送検までは決まるんです。うっ。警察の人はとても丁寧でした」とツイートしていた。