2001年3月6日、北海道室蘭市で北海道室蘭栄高等学校一年生(当時16歳)の女子生徒千田麻未さんが失踪した事件。2009年11月5日現在、未解決。
失踪当日の女子高生の行動正午過ぎ、「コーヒーの入れ方を習いに、アルバイト先のパン店(知利別町)に行く」と言い、自宅(白鳥台)を出る。
午後1時4分および午後1時26分、室蘭サティ(現・ポスフール室蘭、東町2丁目)の店内を歩く姿が防犯カメラに映っている。
午後1時30分頃、室蘭サティ前を歩いているところを同級生二人が目撃。
午後1時31分、「東町2丁目」バス停から道南バス・「中央町・工大循環線(外回り)」に乗ったと見られる。
午後1時40分、アルバイト先のパン店付近にある「東通り」バス停(知利別町1丁目)で降りたと見られる。
午後1時42分頃、PHSに連絡してきた友人に対して「今、下(『東通り』付近一帯の意味)に着いた」と話した。
午後1時46分頃、同じ友人が再度電話をかけた。「今は話せないから後でね」と答え、すぐ電話を切る。この交信はアルバイト先のパン店付近で行われていたことが判明している。何が原因で「今は話せない状況」になったかは不明。
アルバイト先のパン屋のオーナー警察は最初から誘拐を念頭に置いて捜査を始めた。彼女が使っていたPHSの最後の交信は、麻美さんのアルバイト先であるパン屋の近くで行われていたことが判明。当然、パン屋の関係者が事情聴取されることになり、オーナーの言動が注目をあびることに。
「オーナーは“千田さんとは、あの日の午後1時に店で会うことになっていたが、彼女は来なかった”と言っている。しかし来なかった筈の彼女が、なぜ店の前から電話することができたのか・・・・・・」
その日以来、店長は24時間体制で警察の監視下に置かれ、マスコミも一斉に騒ぎ立てるようになった。
このオーナーは後に自殺したという話があるのですが、どうなったのでしょうか?
日頃からセクハラ行為や言動があった人物のようで、経緯などからも疑われてパン屋を閉店したがまた開業している模様。
麻未さんはストーカー被害にあっていた。
交際を迫るある年上の男性がいた。
友人との会話で「バイト先に顔を出す」と言う仕事に向かうとは思えないような表現を使った。
「1時過ぎに行く」と言ったが1時46分になっても友人との会話で「遅刻する」などのあせったような様子は無く、家から乗ったバスには途中パン屋の最寄駅があったにも関わらずサティに向かい買物をした。しかし時間を無視して買物するようなDQNな人柄ではなかった。
パン屋から10mの場所まで来ていた。
オーナーは麻未さんが来ないのに1時半頃、店を出て3時過ぎまで母親以外にアリバイを証明できる人物はいない。さらに店を出た理由は麻未さんを探しに行くと言う理由だった。
オーナーは麻未さんが来たら連絡をくれ・・・と従業員に伝えたと証言したが従業員はそのような指示は聞いていなかった。
オーナーは以前働いていた女性らからいやらしいとの評判が出ていた。
麻未さんと同じ駅で降車した人は11人に絞られたが誰一人名乗り出てない。
足取りが途絶えた通りは一時間に600台の車が通る繁華街だった。
犯人は逮捕は簡単なのだろうが、警察の初動捜査のミスで証拠が隠滅されている可能性が高い。
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