私感ではあるけども、概ね当たっていると思う。
例えば歯ブラシである。
昔の僕は「歯ブラシは高くても安くても一緒」と考えていたのだが、
たまたま安い歯ブラシが売っていなくて、高級歯ブラシを買ったことがある。
当初は「ちょっと高い買い物だった」なんて思っていたのだが、
使ってみると、毛先が繊細で細部まで磨ける!
さらに毛先が開きにくく、長持ちするのである。
それからというもの、「激安歯ブラシはむしろ損」と考えるようになり、
高級歯ブラシばかりを買うように。
靴もわかりやすい。
激安シューズはすぐに底がすり減ってしまうのだ。
毎日ウォーキングなどをするとてきめんである。
あとは激安のポロシャツだ。
作りが粗末らしく、ポケットの部分がすぐに傷むのだ。
僕はよくポケットに紙幣や硬貨を入れているんだけど、
穴が開いたポケットからお金を落としてしまい、安く買ったはずのポロシャツが、
結果的に安くない買い物になってしまったのだ。
クルマならば安すぎる中古車は要注意である。
頻繁に故障するようだと、修理するたびに10万円超なんてことが起こるわけだ。
「こんなことなら、安くない普通の価格帯のクルマを買ったほうがよかったな」と。
「安物買いの銭失い」
「安いものにはわけがある」
これはたいていのモノに当てはまるのだ。