境界知能✳︎困っている子どもはクラスに5人以上。
テーマ:子ども関連
おはようございます。
かのんこです。
先日、気になっていた本を読んでみました。
何かというと、
新書「ケーキの切れない非行少年」です![]()
7月末にNHKの特集ページでも触れられていましたね…![]()
クラスの中の1〜2名は九九が出来ない子がいたし、アパレル時代は「20%offを÷2」して売上を激減させた人がいました。
こちらは少し前のベストセラーで、
読まれた方も多いのでは無いかと思いますが、
「子どもが育てにくい」と思っている方、「生きにくい」と感じている人がいれば、ヒントになると思い、ブログに取り上げてみることにしました。
ケーキの切れない非行少年から学んだこと
更生プログラムを受けても理解できない子どもたち
認知の歪みを抱えている「反省以前の子どもたち」は、単にSST(ソーシャルスキルトレーニング)を受けたところで理解ができない。
そのため、まずは考える力、認知機能の向上(支援)が必要になってくる。
今年の春、神戸の障害者施設で入所者の14歳の少年が同じく入所者の25歳男性を殺害した事件がありましたが、
まさに上記のような指摘がありました![]()
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非行に走る子どもたちの特徴
①認知機能の弱さ
②感情統制の弱さ
③融通の利かなさ
④不適切な自己評価
⑤対人スキルの乏しさ
+身体的不器用さ
困っている人は思った以上に身近にいる。
※画像出典元:https://www3.nhk.or.jp/
・知的障害と判定されるIQ70以下の子(全体の2%、35人クラスだと1人)
・境界知能※と判定されるIQ70〜84の子(全体の14%、35人クラスだと5人)
その他、発達障害の子も![]()
※発達障害は知的障害を兼ねることもある。
うちの息子は「境界知能」で「発達障害」です。娘は「境界知能」から脱しましたが「発達障害」です…。
放置された(気づいてもらえなかった)子どもたちは、「見る」、「聞く」、「想像する」といった認知機能が弱いままになり、
その結果、学習面や対人関係に困り感を抱え、ストレスから非行に走ってしまうケースが後をたたない。
すなわち![]()
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子どものうちから周囲が支えていきましょう!!…というお話でした。
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まとめ
今回は新書「ケーキの切れない非行少年」について書いてみました。
第4章は索引から「気になる」の連発だし、
サインの「出し始め」は小学2年生から
保護者にも気づかれない
社会でも気づかれない
…からの、
気づかれないから警察に逮捕される
個人的には、よく発達障害児の教育で言われる「自尊感情を高める」という言葉に対しての問題提起に驚きました![]()
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詳しく知りたい方は、p95をチェックしてみてくださいね。
こちらの作品はコミカライズもされていますので、読書が苦手だったり、時間がないというかたは、漫画を読んでみてはいかがでしょうか。
私はどちらも買って読んでみました。




