プロダクトサポートグループの藤田です。
画像彫刻は出力モードによって、表現の方法が異なります。
代表的な3つの方法をご紹介します。

1.Error Diffusion(エラーディフュージョン) よく用いられる一般的な彫刻方法。

出力ドライバーでの設定方法

  • Mode Setting : Black&White
  • DPI : 300
  • Halftone : Error Diffusion
  • Error Diffusion : Jarvis

レーザーカッター・レーザー加工機での画像彫刻の表現方法:出力設定がError Diffusion(エラーディフュージョン)の場合 矢印

レーザーカッター・レーザー加工機で、画像彫刻をするときに出力モードをError Diffusion(エラーディフュージョン)に選択することで、緻密に拡散されたドットが画像の濃淡を表現した彫刻になります。

写真彫刻

レーザーカッター・レーザー加工機のレーザー彫刻は、出力設定にError Diffusion(エラーディフュージョン)を選択すると拡散されたドットが美しく画像の濃淡を表現します。

ロゴマーク

デザインの濃淡を拡散されたドットで表現されます。写真やグラデーションの彫刻に適しています。

2.Ditherring(ディザリング) ドット調に仕上げる彫刻方法

出力ドライバーでの設定方法

  • Mode Setting : Black&White
  • DPI : 300
  • Halftone : Ditherring

レーザーカッター・レーザー加工機での画像彫刻の表現方法:出力設定がDitherring(ディザリング)の場合 矢印

レーザーカッター・レーザー加工機で、画像彫刻をするときに出力モードをDitherring(ディザリング)にすることで均一なドット調に仕上がったレーザー彫刻になります。

写真彫刻

レーザーカッター・レーザー加工機のレーザー彫刻は、出力設定にDitherring(ディザリング)を選択すると均一に配置されたドットでロゴマークのベタ塗りをハッキリと表現します。

ロゴマーク

ドットの配列が均等になり、網点で表現されます。ロゴマークなどのベタ塗りの表現方法のひとつになります。

3.3Dモード彫刻 「かまぼこ彫り」などに使用される彫刻方法

出力ドライバーでの設定方法

  • Mode Setting : 3D Mode
  • DPI : 125 or 250

参考数値

  • SPEED : 80
  • POWER : 55
  • DPI : 125 or 250

※写真の場合は125dpi、イラストなどは250dpiおすすめ。

レーザーカッター・レーザー加工機での画像彫刻の表現方法:出力設定が3Dモード彫刻の場合 矢印

レーザーカッター・レーザー加工機のレーザー彫刻は、出力設定に3Dモード彫刻を選択すると、レーザーの強弱で濃淡の表現をし、透明感がある奥行きがある表現をします。

写真彫刻

レーザーカッター・レーザー加工機のレーザー彫刻は、出力設定に3Dモード彫刻を選択するとベタ塗りの部分は模様ができることなく彫刻されます。

ロゴマーク

デザインの濃淡をドットの密度ではなく、レーザーの強弱で表現されます。

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※こちらの2019年5月9日(木)にお客様に紙面でお届けした会報誌「コムネットニュースレター」vol.57(2019年5月号)に収録しているコンテンツを、デジタル化してバックナンバーとしてブログ記事へ掲載しております。

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