■社長交代でピンチ! 低空飛行続けばバッサリ!?
第2回は、初回から3週間後の5月14日に放送された。
「2度目の放送も、初回に続いて2時間スペシャル。しかも、初回時の特別な『かりそめ天国』のような大きなライバルもいないチャンスだったのに、世帯で5.1%、個人でも3.1%と低空飛行が続き、また横並び最下位という結果でした」(前出の民放キー局ディレクター)
レギュラー放送開始からまだ2回しか放送されていないものの、『新しいカギ』は早くも窮地に追い込まれている、との声もあるという。
「6月の人事異動で現在の遠藤龍之介社長が退任して、新たに金光修氏がフジテレビの社長に就くんです。金光氏は、現場の叩き上げというより、編成やビジネス面で大きな成果を出してきた人。ですので、視聴率や費用対効果のところで非常に厳しく、結果が出せない番組、部署はバッサリ切っていくと言われています。
今回の異動では、ニュース総局統括担当の岸本一朗専務取締役も退任が決まっていますが、これも報道に大きな予算をつぎ込みながらも、番組の数字が低迷した責任を取らされたのもの、とささやかれています。『新しいカギ』も低空飛行が続くようだと、新社長下でかなり危ういのではないか、という話も聞こえてきますね」(前同)