■裏技・テストモード■
ペンデュラムZ以前のギアから搭載されているモードですが、折角なので紹介。
簡単に言うと「デジモンを自由に選んで育成できる」というものですが、これは公式から紹介されているものではなく、
万一なんらかの不具合・故障が発生した際の責任は負いかねますので、自己責任でお願いします。
また、リセット操作を挟むためそれまでの育成データなどもすべて消去される点にご注意ください。
やり方は非常に簡単で、「A・Cボタンを同時押ししながらリセットボタンを押す」だけ。

成功すると上の写真のようなデジモン選択画面に切り替わります。
デジモンの横に表示されている数字は、上が「各バージョン内での番号」、
下は「ペンデュラムZ・ZⅡそれぞれの通しで設定されている番号」だと思われます。
ここからAボタンで選ぶわけですが、並びは「通し番号順」で、通信限定デジモンなどは後ろに追いやられています。
任意のキャラを選びBボタンで決定すると、そのデジモンの育成状況にデータが切り替わります。
つまり、ここでデジモンを選択した瞬間にセーブが上書きされ、それまでの育成データは全て失われます。
(デジモンを決定せず、「選択画面でCボタン」あるいは「選択画面で15秒ほど放置」した場合、
通常のリセット操作として扱われるため、ロードを選択すれば以前の育成データが復旧します)
意を決してデジモンを決定した後ですが、
この状態では何故か育成コマンドが「ステータス」と「コネクト」以外どれも受け付けない状況になっています。
なので、ここから通常のリセット操作→ロードを行うと、コマンド制限が解除され、普通に育成が可能となります。
≪問題点≫
一見すると便利すぎて、通常の育成モチベーションすら破壊しかねないテストモードですが、
本体への悪影響が懸念される以外にも、幸か不幸か色々と問題点があります。
まず、「進化ロックの解除」には使えないという点。
今作における進化ロックは「通信をした瞬間」「進化した瞬間」に解除される仕様であるためです。
例えば、通常はロックのかかっているガブモンをテストモードから選択しても、
その進化先であるガルルモンなどの進化ロックが解除されていないため、結局進化はできません。
つまり、「任意のデジモンをその都度選ぶ」コトはできても、
「本体を一つしか持っていない人が全ての進化を解放した状況にする」のはできないというコトです。
もう一つは、育成に便利なバックアップ機能が実質使用不能に陥るという点。
というのも、テストモードで任意のデジモンを呼びだしたあとは、
何故か「バックアップの両方に通し番号1の幼年期デジモンが入っている」という状況で始まります。
メタルエンパイアなのに、ウィンドガーディアンズのプルルモンが侵入
これらのデジモンとの交代を選ぶとバグります。
具体的には、切り替わえると同時に謎の文字列へと進化し、謎の図鑑が登録され、文字列の育成が始まります。
こいつにより枠が潰され、元のデジモンに戻すコトもできなくなるため、バックアップは使えなくなるワケです。
余談ですが、このバグモンは画面上で止まったままですが、
この状態だと他のデジモンを選択した時とは違い「ステータス」「電気」のみが実行可能となっていて、
一度電気をオフにして寝かせてから再び起こすと、なんと、動き出します。
さらにリセット操作を実行するコトで、通常のデジモン同様に育成が可能となってしまいます。
この「 0」という名前の謎キャラはデータ的には幼年期Ⅰ扱いらしく、バトルなどは行えませんが、
ある程度放置しても何かに進化するコトもなく、ギアが本格的に壊れてもイヤなので調査は切り上げました。
バグってしまったギアを元に戻したい時は、「リセット操作→ロードしない」の手順でOKです。
≪まとめ≫
便利なようであまり使いどころがないな、というのが自分の感想でした。
何度も繰り返せる状況ではじめて価値のある技なのに、その都度データがリセットされてしまうのが難点。
どうしても特定のデジモンを即座に見たいという限定的な状況や、
02ジョグレス組やパラディンなど、合体相手の調達があまりに面倒な時くらいしか使い道はない気がします。
自分は情報収集をかねて実行しましたが、推奨はしません。使用の際は自己責任でお願いします。
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