科捜研の女 -劇場版-の作品情報・感想・評価・動画配信

科捜研の女 -劇場版-2021年製作の映画)

上映日:2021年09月03日

製作国:

あらすじ

京都で起こった科学者の転落死を⽪切りに、ロンドン、トロントと世界中で同様の科学者たちの転落死が連続発⽣する。だが、殺⼈の物的証拠は⾒つからず、各地で⾃殺として処理されようとしていた。京都では榊マリコ(沢⼝靖⼦)をはじめとする科学捜査研究所のスペシャリストたちと捜査⼀課の⼟⾨刑事(内藤剛志)、解剖医の⾵丘教授(若村⿇由美)らが、転落中の科学者が発していた「助けて」という声に違和感を持ち、半ば強引に…

京都で起こった科学者の転落死を⽪切りに、ロンドン、トロントと世界中で同様の科学者たちの転落死が連続発⽣する。だが、殺⼈の物的証拠は⾒つからず、各地で⾃殺として処理されようとしていた。京都では榊マリコ(沢⼝靖⼦)をはじめとする科学捜査研究所のスペシャリストたちと捜査⼀課の⼟⾨刑事(内藤剛志)、解剖医の⾵丘教授(若村⿇由美)らが、転落中の科学者が発していた「助けて」という声に違和感を持ち、半ば強引に捜査を進めていた。そして、⼈間の腸内にある「未知の細菌」を発⾒し、世界的に脚光を集める天才科学者・加賀野亘にたどりつく。死んだ科学者たちはそれぞれが、その「未知の細菌」に研究者として興味を持っていたのだ。「何かが、おかしい」と感じるマリコたちだが、加賀野には鉄壁のアリバイがあった・・・。

「科捜研の女 -劇場版-」に投稿された感想・評価

同居の年寄りと一緒に見ていた8歳の娘がハマりやがったもんで、付き添いで鑑賞。もっと言うと、じゃんけんでヨメに負けたので、私が付き添いに。つーか、年寄りと一緒に行けよ。

で、本題。

この手の「劇場版」とか「THE MOVIE」はファンサービスなので、否定はしない。それなりに面白くなくはないし、20年も追い続けてきた人たちと特別な席で再会できるのは格別な感慨だろう。気持ちは分かる(私だって「太陽にほえろ THE MOVIE」が公開されてボスや殉職刑事たちが勢揃いしてたら、CGでもポリゴンでも駆けつけたはずだから。ポリゴンだったらないかな、さすがに)。

そして、還暦過ぎても衰えぬ美貌とデビュー当時から変わらぬ演技力のオン・ザ・リッツ。上ずった発声ももはや味わいの域(おそらく能年の30年後もこんな感じだろう)。

でもね。

これ、曲がりなりにもリアルな科学捜査ものでしょ?

今回、中身SFやん。

細菌学者が実験で、デブで不細工な双子の片方に「ダイエット菌」なるものを投与してスレンダー美人にするって。マッドサイエンティストやん。マーベルかよ。つーか「怪奇大作戦」やん。あっちもSRIだし。

おまけに、ウチのバカ娘、細菌学者役の佐々木蔵之介のことを「あの人、あんなことしたけど、ほんまはサイバー刑事やねんで」って、もう、話混じってるやん。そっちも見てたんかい。

この調子で「捜査一課長」まで劇場版にされたら、テレ朝ドラマの近親相姦で誰が誰だか分からんわ。

しかも、ずっと「劇団ひとり」だとばかり思ってたら、野村宏伸だったでござる。ダイエット菌の実験が成功してたら、続編のキーパーソンになれたかも。

それでも、めちゃくちゃ面白かった! また見に行きたい!

と、ウチの娘が絶賛していたことも付け加えておく。信じてやってくれ。
ドラマシリーズは夕方の再放送を流す程度には観てます。
ワールドワイドさは多少トッピングされつつ、懐かしいキャラクターがわんさかでるのは劇場版らしさか。

とはいえファン向けな作品ではあるので、一本の映画作品として観に行くと物足りなさも感じるかもしれません。
僕自身はいつものBGMがシネコンで流れた瞬間にブチ上がりましたね……これはもう刷り込みみたいなもんなんすよ。テーテレテーッテテレッテレッ
seven

sevenの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最初の方でドキってしましたが、榊まりこさんは好奇心旺盛でなんでも挑戦する姿いつ見ても変わらないなって思いました!
015

015の感想・評価

2.5
ドラマは未視聴。他作品の予告で流れていて、面白そうだったのでつい足を運んでしまいました。
正直、サスペンスとして面白かったかというと、うーん…という感じです。
ただ、犯人が何故犯行に及んだかという理由については、社会派作品の片鱗が見える内容で良かったなと。

個人的には
・舞台が京都なのに京都弁を話している人が少ないこと
・登場人物の男性キャラほぼ全員のベクトルが主人公(マリコ)に向いていること
・そんな男性キャラが割と軽々しく証拠品を持ち出し、マリコに提供すること
・割と上層部がその辺知っているっぽいが、マリコには甘いこと

この辺りが気になりました。まあ、こういうもんなんですかね。
無論、悪い部分ばかりではなく、マリコを中心とした科捜研メンバーのチームワークの良さととんでもない仕事の速さ(時に権力も人脈もフル活用する)にはビビりましたが。

どこかでドラマを見る機会がありましたら、その後に改めて見てみようと思います。
やや

ややの感想・評価

4.2
「科捜研の女」大好き人間なのでめちゃくちゃ楽しめました✨出だしに相馬くんが登場した時なんてマスクの下で思わず「相馬くん‼️」て声でた(笑)💦

今回もいつもの如くマリコさんの無理な要求が炸裂✨マリコさんとマリコさんに振り回される人々様々な科学鑑定そして推理みたいな(笑)これよ、これこれでした💞
ラストの展開もマリコさんのことだからこうするだろうなという予想が的中して快感‼️これはドラマをみていて各キャラクターがしっかりわかってるからこその快感なのかも?!
初見だとどうかわからないけど、そもそもドラマファンが観客のメインだろうし、問題ないかな😄映画化の張り切りっぷりがドリームチーム的登場人物といつも以上の〇〇鑑定の多さに現れていて、もうにっこり大満足でございましたっ🥰

新興宗教の教祖様的な佐々木蔵之介も👍
劇場版。
科学者が相次いで「助けて」と言う言葉を残して自殺する事件が起こり、佐々木蔵之介の細菌学者の関与が疑われ科捜研が調べるが、犯罪である証拠が一切見つからない。
科捜研の面々の濃いキャラクター初め、ノリは完全にTVシリーズの延長線上で、安定の面白さだ。
今回の容疑者は科学者ということで、科学vs科学の構図なのだが、佐々木研究室は思いっきりカルト宗教っぽくケレン味たっぷり。
ちょいやり過ぎ気味の変なカメラワークも含めて、気合は伝わってくる。
22年目にして初の映画版ということで、過去のキャラクターも大挙出演。
新参者にも入りやすく、長年のファンには懐かしい。
ミステリの種明かしには幾つか突っ込みどころもあれど、科学捜査のディテールはTV以上に凝っていて見応えあり。
惜しむらくは、TVではたまにぶっ込んでくる社会性が希薄だったことか。
まあ純粋娯楽映画ということで、これはこれであり。

このレビューはネタバレを含みます

ドラマは、再放送で少し見てるぐらいで鑑賞。見てるだけでも分かる科捜研の女のオールスターが登場。事件も最初は地味かと思いましたが、そこを細菌に持っていくのは、さすが長いドラマシリーズですね。皆の関係性も言わずに伝わっている感じで見てて面白かったです。佐々木蔵之介の悪役感がいいですね。再放送から見ていこうかなぁと思いました。

構成☆0.9
映像☆0.7
音響☆0.7
演技☆0.8
環境☆0.8
アベンジャーズじゃん!!!!!

各分野の活躍度はドラマの方が高いけれども、過去の仲間のコネを使いまくる、過去作見たことある人への嬉しい演出。
シーズン11ぐらいから全話見てればあらかた網羅できるかと。
というか過去作見たことないと多分7割ぐらいわからん。

東映の波ざぶーんのところでいつものBGMが鳴ったのでテンション爆上がりして泣きそうだったオタクの感想でした。
minn

minnの感想・評価

3.8
舞台挨拶中継つきの回を母と鑑賞。20年以上続くドラマシリーズの初の映画化ということで、ある種のお祭りのような感じでした。

今はもう出てこない過去の登場人物が続々と姿を見せたり、メインの登場人物たちの普段は見られないプライベートな姿が拝めたりと、ファンならそれだけでも楽しめる内容だった。

「ダイエット菌」という直球のネーミングセンスには笑ったけど、最新の科学を駆使して真実に迫っていくというストーリーはきちんとしていて面白かった。

そして何といっても、天才科学者役で登場した佐々木蔵之介がめちゃくちゃかっこよかった!大人の色気だだ漏れの大学教授を演じていて、教え子の頭をポンポンするシーンもあって……佐々木蔵之介に頭ポンポンされたい人は観るべき(笑)

舞台挨拶では、役者さんたちの科捜研愛にじんわり感動して、沢口靖子さんが泣きそうになってるのを見てこっちまでウルウルしてしまった。どもマリは永遠にあのままでいて欲しい。
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