モンタナの目撃者の作品情報・感想・評価

「モンタナの目撃者」に投稿された感想・評価

ホノ

ホノの感想・評価

4.3
とてつもなく単純な私からしたら、アンジーのトラウマを抱え苦しむ演技、子役の辛い体験をしながらも父との約束を果たそうと必死な姿、妊婦さんがお腹の子と夫を守るため戦う姿とかいう子どもや女性が頑張っているところに感情移入して思わず泣いちゃいました。山火事のシーンかなりリアルで、めちゃくちゃ良かったです!
ジョン・バーンサルさんウォーキングデッドぶりだけど、ちゃんとかっこいい保安官してて惚れそうでした。(笑)
touch

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3.7
"正しいことをした"
* * *
ボーダーライン、ウインドリバーで観客の心をどん底に突き落としてきた暴力描写の名手、テイラー・シェリダンによるハードコアアクション。
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アンジーの圧倒的強キャラ感でスリルは控えめ。
過去作に比べれば観やすい印象だが、女性や子どもに対しても相変わらず全く容赦ナシ。良作。
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邦題のコレジャナイ感は否めない。
「モンタナの追跡者」とかならまだわかるかな。
四畳半

四畳半の感想・評価

4.3
劇場で鑑賞

必要最低限の説明だけで現在の状況や登場人物のバックボーンを分からせる脚本力は流石のテイラー・シェリダン
めちゃくちゃシンプルだが熱い人間ドラマとリアルに熱い山火事に手汗が止まらん
正しいことをするってほんと命懸けなんですね

最近だと『21ブリッジ』並に人間臭いバディ悪党が熱い
彼らがなんなのかは直接語られないけど言葉の端々から滲み出る自らの境遇への諦めとお互いの信頼関係に冷酷残酷な悪党なのにめちゃくちゃ萌えた

クライムサスペンスで言うと盛り盛りの『21ブリッジ』の方が個人的には満足度は高いけど、こちらはシンプルだからこその奥深さにじわじわ良さが沁みてくる感じがした
あと子役の子が演技めちゃくちゃ上手くてびびった
クライマックスは絵面的にも展開的にも熱い
misuzu

misuzuの感想・評価

3.5
アンジー主演作だけれどエンタメ感は控え目。
テイラー・シェリダン監督らしい手堅い演出で見応えがあった。
ジョン・バーンサルの安定感はもちろん、たぶん初めて見たニコラス・ホルトの悪役が思いがけずハマっていてクールでとても良かった。
イーサンの妻・アリソンの活躍ぶりも最高で、ある意味この映画の1番の見どころと言えるかも。
ただ物語の内容のボリュームを考えると、もう少し登場人物それぞれの掘り下げがあっても良かったかも。
テンポの良さも相まって登場人物の誰にも共感できないまま、エンディングを迎えてしまった感じがした。

117 / 2021年
jr

jrの感想・評価

3.3
アンジーの新作!
火事の怖さもわかる作品だけど…
期待し過ぎてみるとうーんスリリングさは若干くらいで若干物足りないところ
なんだかあさ~いまま終わってしまって
うーん笑 シンプル過ぎてなんの捻りもなくて笑

邦画ドラマだけど海猿みたいなラストシーンを想像してたけど笑
ファイヤーマンの映画だよね?
保安官もだけどなんでみんなバディで行動しないの⁇って思っちゃった笑笑
個人的には妊婦の奥さんの優勝‼︎笑

でも正直アンジーじゃなかったら観てなかったかもな~笑
相変わらず歳を重ねても美しいしオーラと貫禄半端ない
もう少し太ってほしいけどね
登場人物は少ないながら豪華!
ジョンバーサルがいつもと違う役柄なイメージでまたいいね笑

なんだろ何か長いなって思うシーンと物足りない部分と求めてる所が微妙にずれてた作品だったな…
キャスティングだけでとりあえずこの点数で
sinba

sinbaの感想・評価

3.5
とにかくハラハラ、ドキドキ。
追っ手が極悪過ぎてイライラ。
ラストはもう少しスカッとしたかった。

お久しぶりのアンジーは相変わらず
お美しくて強かった♡
haru

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3.4
2021/9/4 観賞。
大阪ステーションシティ・シネマにて観賞。

森林降下消防士ハンナは森林火災監視中に暗殺者に追われる少年コナーと遭遇する。税務調査官の父親は汚職事件を摘発して殺害され証拠をコナーに託した。
二人は暗殺者から逃れる行動するが犯人の放った火で大規模な山火事が起きて困難になってしまう・・・。

山でのサバイバル作品。

森林降下消防士って、そんなに数居ないみたいでアメリカ国内400人満たない位の様で・・・。
そんな役をアンジーが格好良く、逞しく演じてくれます😍❗

作品中も山火事は勿論の事、雷等
「走っては伏せる」を繰り返し落雷を避けるシーンが印象的でした。

山火事シーンが、もう少し長くして欲しいと思ってしまいましたね~。
後はサバイバルの術を見せるシーンを増やして欲しかった~。

汚職事件の全貌やボスがハッキリしないまま終わる展開でしたが、
「まぁ、構わないか⁉️」と納得しちゃいました😁。

上映時間もう少し長くても良かったのでは⁉️と感じたのは自分だけかな・・・😁❓
僕にとって、新作が作られれば自動的に観ることが決定する、今最注目の映画作家テイラー・シェリダン。

今回もすんごかった…!!

脚本家としての『最後の追跡』や『ボーダーライン』シリーズ、そして監督も兼任した『ウインド・リバー』と続いてきたシェリダンのフロンティア作品の新たな傑作ですよ!


ただでさえ山火事の恐ろしさがあり得ないくらい凄まじいのに、あくまでそれは背景に置き、メインは怖すぎる傭兵(?)

カークラッシュの迫力や、更地での落雷の恐ろしさ、山小屋でのサバイバリストの生存スキルにいちいち感心させらるし、ハラハラするし、映画としてむちゃくちゃ面白い。

銃撃戦に関しては、もう怖すぎて泣きそうになるレベル。
『ウインド・リバー』にもあった至近距離でのリロード対決。あれマジで怖い。

PTSDに苦しむファイヤーファイター役のアンジー。
陽気さが醸す「内面にポッカリ空いてしまった心の穴」と次こそは絶対に目の前の人を救う!という決意、眼光の強さに終始シビれました。

みんな大好き(だよね?)ジョン・バーンサルも本当に最高で、優しさと渋さとが5億点です。ますます好きになる。

子役のフィン・リトルくんもマジ天才ですよ!泣くのを我慢してるあの表情だけでコッチが先に泣いちゃうよ!!


田舎の暗澹とした空気と、そこでおかしくなってしまう人たち、それでも善行を貫こうと必死に立ち向かう人々。
こういう映画が僕は好きなんですよ!
が詰まりまくった映画でした!!
たむ

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3.3
『マレフィセント2』以来、素顔ででてくるという意味では監督主演『白い帽子の女』以来のアンジェリーナ・ジョリーさん主演映画がついに公開です。
やはりこの方の面構え、動作、お芝居は映画を観る醍醐味、スターとはこういうことです。
しかも組んだのが今最も注目の監督であり脚本家テイラー・シェリダン監督。
アクションとサスペンスに社会派ドラマを入れ込み、アメリカの闇をえぐり出す手法は最注目です。

ジョリーさんが久々の単独主演作品でシェリダン監督と組んだというのは、それだけで期待大!
アクションサスペンスに自然災害がよりサスペンスを盛り上げる大作です。
ただ、この二人が組むとそれだけでアメリカの闇…な陰鬱な映画を期待してしまうと、あまりそこまで掘り下げません。
裏で動く組織の殺し屋二人組が本当にろくでなしで、典型的なザ悪役コンビ。
それと戦うジョリーさんを応援する映画です。

さらにかつての火事で少年を救えなかったトラウマ描写を掘り下げる事で、アメリカの自然環境の過酷さ、そのトラウマを乗り越えようとする人間の内面的な強さを描き出します。
このあたりの表現はさすがジョリーさんですね。
アンジーとホルト君にエイダンギレン。
もう素敵に決まってます。

思った通り
各カットで凄く画になるシーンが多く
それぞれの見せ場のある作品ですが

色んな箇所で繋ぎがイマイチと云うか…
「え?そう来る?」の連続で残念でした。
それいらないかなと云うシーンもあったり。

何故追われていたのかも不明のまま
山火事も治まらぬままで。むむむ。

コナー役のフィンリトル君。
今後の作品や成長がとても楽しみです。
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