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手話を使われる方、手話に興味がある方に楽しんでいただけるサービスです。
NHKでは、手話放送サービスの拡充を目指し、コンピューターグラフィックス(CG)による手話のアニメーション(手話CG)を自動生成する技術の開発に取り組んでいます。これまで、手話の単語1つ1つについて、実際の手話の動きをモーションキャプチャー(体に特殊なマーカーをつけて一連の動作を記録する)技術で取り込んで、およそ7,000語の手話単語をCG化しています。
ふだん手話を使われている方にご利用いただくことはもちろん、子どもたちをはじめ、多くの方に「手話って楽しそう!」と感じていただくきっかけになればと考えています。
東京オリンピック 手話CGによる「実況」に挑戦!
オリンピックの「バスケットボール」では、毎日1試合程度、試合の進行に合わせリアルタイムで、得点やペナルティーなど試合の様子を手話CGで伝えたり、ルールの解説を手話CGで行ったりする予定です。手話CGによる「スポーツ実況」とでも言うべき、いまだかつてないチャレンジに、どうぞご期待ください。
競技ペナルティーを手話CGで学ぶ(新しいウインドウが開きます)
バスケットボール(会場:さいたまスーパーアリーナ)
これまでの試合を手話CG実況で!
東京オリンピック 全競技の見どころを手話CGで!
人と人とをつなぐコミュニケーションも新しい時代へ!このページでは、東京オリンピック各41競技の見どころを手話CGで伝える動画を掲載しています。より「人間らしい」、親しみやすく表情豊かな存在へと進化した手話CGにより、オリンピック全競技の見どころをイメージ豊かにお届けします。
競技別「見どころ手話CG」動画一覧
より「人間らしい」手話CGを目指して 後藤佑季リポーターとコラボ!
手話では、目や口元などの微妙な表情もニュアンスに影響することから、より「人間らしい」手話表現を目指し、今回、NHKパラリンピック放送リポーターの後藤佑季さんが制作に参加しました。
フォトグラメトリー」という最新の技術で、後藤さんの顔の形や肌の質感を360度撮影してデータ化し、手話CGの豊かな表現力のベースに使いました。
手話CG開発 これまでの歩み
日本語の文章から手話CGへの変換は技術的に難しいため、現在は、定型的な表現を用いて手話CGを自動生成する技術の開発を進めています。気象庁のデータをもとに関東地方の気象情報の手話CGを自動生成するシステムを開発し、2017年2月からNHKオンラインで公開し、その有効性を検証しています。
より親しみやすく、より表現力の豊かな手話CGの開発を目指して、これまで、さまざまなCGキャラクターを試行するとともに、実際に手話を使われる方のご意見も伺いながら、向上を図っています。