《勝利宣言 鬼丸 ( 「覇 ( 」》
勝利宣言 鬼丸「覇」 VIC 火文明 (10) |
クリーチャー:ヒューマノイド/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 9000+ |
スピードアタッカー |
パワーアタッカー+5000 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。 |
※殿堂入り |
DMR-06で登場したビクトリーを持つヒューマノイド/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン。
ガチンコ・ジャッジに勝利すれば追加ターンを得る非常に強力なアタックトリガーを持つ。自身がスピードアタッカーであるためタイムラグ無しにガチンコ・ジャッジを行うことができ、かなりの確率で追加ターンが狙える。一度攻撃すれば、追加ターンが何度も決まってそのまま押し切ってしまうことも珍しくないという、恐ろしいポテンシャルの持ち主である。
10コストと非常に重いが、歴代のファッティの例に漏れず、自然のマナブーストや【連ドラ】・【ミステリー・キューブ】などのコスト踏み倒しするデッキに投入するという、確立された常套手段にそのまま組み込むことができる。
【カイザー「刃鬼」】、【ベートーベン】、【カツキングMAX】、【5色フェアリー・ミラクル】、【5色蒼龍】のようなグッドスタッフに組み込めばガチンコ・ジャッジの勝率も上がるので、相性は非常によい。
素のパワーは9000とマナコストから見ればやや低いように見えるが、追加ターン能力によって殴り返しされる機会はほぼないと言える。さらに、パワーアタッカーによって攻撃中のパワーは14000になるため、【ヘブンズ・ゲート】に入るようなブロッカーでもなかなか止まらない。このクリーチャーの登場当時、他のカードのサポートを受けずに一方的に打ち勝てるブロッカーは、《白騎士の精霊アルドラ》しか存在しなかった。
- 《ミラクル・ミラダンテ》には注意。革命0トリガーで簡単に登場できる上、一時的なものとはいえ、パワーが14500のブロッカーであるため、このクリーチャーでも負けてしまう。しかも、《ミラクル・ミラダンテ》のcipによるコマンドのロック効果は《ミラクル・ミラダンテ》を出したプレイヤーのターンの初めまでであるため、例え追加ターンを得ても自分のコマンドは攻撃することができない。
- また、《天命讃華 ネバーラスト》がいると使用者の光のクリーチャーがすべてのバトルに勝つようになるため、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》などでこのクリーチャーのパワーをいくら上げても、相手の光のブロッカーによって止められてしまう。
- 後に登場した《煌世主 サッヴァーク†》はこちらの攻撃であっても、相手に表向きのシールドが3枚あれば、それを裏向きにすることでコスト踏み倒しによってバトルゾーンに出すことが可能。
- また、ブロッカーを持つニンジャ・ストライク持ちの《轟牙忍 ハヤブサリュウ》は火のコマンドでもあるため、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》によってスレイヤーを付与される可能性もある。
S・トリガーからの《青寂の精霊龍 カーネル》、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》のDスイッチで唱えた《超次元ガロウズ・ホール》などから出した《勝利のプリンプリン》のcipによるプリン効果でロックされると、追加ターンを得てもこのクリーチャーは攻撃できない。
他の多くのフィニッシャー同様、出されないようにハンデスで叩き落としたり、ランデスでマナを縛るのが最も現実的だろう。他には《永遠のリュウセイ・カイザー》を立たせてタップインさせるなどが考えられる。
また、10マナと重いため、さすがにどのようなデッキにも入るようなカードではない。何らかのコスト踏み倒しかマナブーストの手段はしっかり用意しておきたい。また、良くも悪くもガチンコ・ジャッジには運が絡むため、肝心な場面で外すこともあり得ない話ではない。強力なカードに違いはないが、カードパワーでごり押しするのではなく、あくまで勝ち筋の1つとして考えるのが無難だろう。
バトルゾーンに出せればまさに勝利宣言と言っても過言ではない強烈なスペックであり、初登場時からメタゲーム上で暴れ続けてきた。殿堂入りで目にする機会は減るだろうが、このカードに対する警戒は怠らないようにしたい。
環境において [編集]
2012年9月22日、エピソード2のDMR-06で登場。そのあまりに強烈なスペックから、情報が発表された時点で広く話題となり、このカードを組み込んだデッキが多数考案される。
【ターボゼニス】で雑にこのカードを投げつけるだけでも十分に強力だったが、特に《ミラクルとミステリーの扉》との相性は凄まじいものがあった。このデッキにはコストの高いものを多く投入するため、必然的にガチンコ・ジャッジに勝ちやすく、【ミラクルとミステリーの扉】の強さを大幅に押し上げることとなった。
コスト2のマナブーストから繋げば4ターン目には安定して《ミラクルとミステリーの扉》を唱えられるため、中盤の時点で《勝利宣言 鬼丸「覇」》が飛んできてゲームセットという展開も珍しくなく、多くのプレイヤーを恐れさせた。そうでなくとも、高いカードパワーを持つフィニッシャーが出せたので、そのまま押し切ることができた。
従来のコントロールはいずれも【速攻】に弱いという弱点を抱えていたのだが、《ミラクルとミステリーの扉》がS・トリガーを持つことから、ビートダウン全般に対しては逆に有利となっていた。下手に殴ると追加ターンを誘発して負けるという風潮が広まり、メタデッキとなるはずの【速攻】の使用率は減退することとなった。「覇でおk」、「覇ァ!!」、「覇?」、「坊主めくり」などと揶揄されるほどに強烈に環境を席巻した。
《ミラクルとミステリーの扉》は殿堂入り、プレミアム殿堂と規制されていくが、《獰猛なる大地》《ホーガン・ブラスター》《ミステリー・キューブ》など、別の踏み倒し手段を取り入れて長らく環境に残り続けることとなる。
当初使われていた【ミラクルとミステリーの扉】は殿堂入りで解体したものの、【獰猛ブラスター】や【ミステリー・キューブ】に形を変えて存続していった。
とはいえ、エピソード3環境に入ると、採用率に多少の陰りが見え始めた。
初登場時からトップメタクラスのフィニッシャーとしての地位には確かにいたものの、エピソード3で登場した【墓地ソース】によるワンショットキルおよび無限ループの流行や、相性の良かったカードの殿堂入りによるデッキの弱体化で、必ずしも《勝利宣言 鬼丸「覇」》の一強とはならなかったのである。
この時期には、2013年6月22日付けで《ホーガン・ブラスター》が殿堂入りし、調整版の《ミステリー・キューブ》を使った【ミステリー・キューブ】として、上記のデッキと環境で張り合い続けていた。
【カイザー「刃鬼」】さえも当時このカードにあまり依存しない構築となっていたが、それでも当時無制限であったため《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》で2回程度しかガチンコ・ジャッジに勝てなかった時に逆転用に狙って出すことができた。タップしたクリーチャーがあらかじめいるか《閃光のメテオライト・リュウセイ》で作った場合には、それを的に攻撃して追加ターンを得ることで2枚目の《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》を召喚してその個体にチャンスを懸けることができた。
エピソード3ではエピソード2ほど理不尽な強さを発揮していたわけではなかったが、ドラゴン・サーガでのドラゴンメイン環境を配慮した結果か、2014年5月24日付けで殿堂入りが決定した。
この結果、このクリーチャーを目にする機会はさらに減ることとなり、多くのプレイヤーが溜飲を下げることとなった。《無双竜機ボルバルザーク》のように環境を1色に染め上げたわけではなかったものの、追加ターンが確定すると相手はほとんど成す術が無くなるため、妥当な措置と言えるだろう。
なお、これはビクトリー初の殿堂入りである。追加ターン関連のカードとしては2例目の殿堂入り。
革命編以降では侵略や革命チェンジなど名目コストの高いクリーチャーを積み込んだデッキが主流となったため、ガチンコ・ジャッジの信用度は相対的に低下した。一方で《百族の長 プチョヘンザ》の登場以降はバトルゾーンの制圧が比較的容易にできるようになったため、ピン挿しとなったこのクリーチャーをバトルゾーンに出すハードルは下がったと言える。
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》は、プレイングによるところが大きいもののより勝利に直結する能力を持っており、同じ10コストとということもあってビッグマナではフィニッシャーとしてこのカードと競合する。ガチンコ・ジャッジによる不確定要素を嫌うならそちらを優先すると良いだろう。
双極篇になると《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》は若干勢いが衰え、逆にこちらは【ブライゼシュート】の切り札としてそこそこ見かけるようになった。
超天篇になって【ブライゼシュート】が《黒神龍ブライゼナーガ》が殿堂入りしたことによって環境から姿を消すと、今度はその後釜として定着した【5色蒼龍】で使われるようになった。
十王篇になると《爆流忍法 不死鳥の術》の【モルト NEXT】における採用が目立ち、当たり枠の1枚としての存在感を示すようになった。
王来篇環境 (オリジナル)では【5色コントロール】に採用されることが偶にあり、《龍風混成 ザーディクリカ》や《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》、《天災 デドダム》などでリソースを稼ぎ続ければ案外引き当てることは簡単。ただ、ミラーマッチだとガチンコ・ジャッジが精々勝率6割程度の微有利にしかならないのが痛く、これが無くとも十分勝てるというのもある。
- 《ミラクルとミステリーの扉》・《獰猛なる大地》・《ホーガン・ブラスター》はこのクリーチャーの登場後に一気に評価を上げ、その後、次々と殿堂入りやプレミアム殿堂入りしていった。事実上、それらを殿堂入りへと追い込んだ張本人とも言える。
- 従来の【ミラクルとミステリーの扉】を使用していたプレイヤーからすればとばっちりのような規制を受けることとなったため、そのようなプレイヤーのヘイトを買うこともあった。
- 出して殴るだけで手軽に追加ターンが得られる可能性がある点から、このカードの評価は否よりの賛否両論であり、極端であることが多い。早い話、状況に拘らずこのクリーチャーが攻撃可能、パワーが負けているブロッカーがいない状況、それだけで一気に逆転勝ちできる可能性を持ったカードはこのクリーチャーぐらいだろう。
- 上記の殿堂入りによって手軽なコスト踏み倒しはほとんどが殿堂入りかプレミアム殿堂となったため、《鬼丸「覇」》の出しやすさ、ガチンコ・ジャッジの安定性は格段に低下している。カードプールが大きく変化したため、エピソード2時点の強さだけでこのカードを評価するのは賢明ではない。
逆にいえば、それだけ環境に影響を与えたカードとも言える。
- DASHゴールデンリスト入りのビクトリーであり相場が高止まりしたため「資産ゲーの権化」と揶揄されることもあった。また、《聖剣炎獣バーレスク》等は追加ターンの条件が非常に厳しかったことから「金を積めば追加ターンが買える」などとも言われていた。
(一時期【ミラクルとミステリーの扉】や【獰猛ブラスター】による4ターン目登場で猛威を振るったことから)「次期殿堂入りの筆頭候補」、「坊主めくり(ガチンコ・ジャッジの揶揄)」、「ソリティア」と評されることとなっていた。- この内、殿堂入りについては実現の運びとなった。
その他 [編集]
- 何らかの理由でこのカードのガチンコ・ジャッジを複数回行って勝った場合、当然勝った回数分追加ターンが追加される。そうなると、相手のターン中にできることの少ないデュエル・マスターズでは挽回が絶望的になる。
- 《無限掌》などアンタップ効果を付与した状態でタップされているクリーチャー複数体に攻撃する。
- 革命チェンジや相手の《ドンドン吸い込むナウ》などでこのクリーチャーが手札に戻された後、《爆熱王DX バトガイ銀河》のアタックトリガーで手札のこのクリーチャーを出す
- 《轟く革命 レッドギラゾーン》のファイナル革命で
《鬼丸「覇」》をアンタップしたとき - 《ハクション・マスク》などで攻撃後のこのクリーチャーが墓地に置かれた後に《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》の効果で《鬼丸「覇」》を山札に戻した後、《爆銀王剣 バトガイ刃斗》でもう一度出すなど
- 同弾の《炎龍秘伝カイザー・フレイム》とはデザイナーズコンボだと思われる。アタック・チャンスでブロッカーを除去しつつ山札の上に置くことができるので、確実な攻撃とガチンコ・ジャッジのサポートを同時に行うことができる。
- このカードの登場により、今まで敬遠されてきたガチンコ・ジャッジ及びガチンコ・ジャッジ関連のカードは大きく見直された。その後、大会レベルでも多くのガチンコ・ジャッジを持ったカードが使われるようになっていった(《ガチンコ・ルーレット》等)。
- 《カモン・ビクトリー》を使えばデッキに2枚目を入れることも不可能ではない。もっとも、封入率の低いビクトリーであるため、実現には相当な運が必要である。
- 追加ターン、スピードアタッカー、T・ブレイカーという点は、凶悪なフィニッシャーとして名高い《無双竜機ボルバルザーク》と《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の2枚を思い起こさせる。
- cipではないため追加ターンが確定ではなく(その分特殊敗北能力もなく、大抵ターンが帰ってこないが)、10コストという重さ、ガチンコ・ジャッジに勝つためのデッキ構築の縛り等から、当然ながら《無双竜機ボルバルザーク》と比較すると汎用性で劣るといえる。聖拳編環境では存在しなかったニンジャ・ストライク等を考慮すると、現代のカードプールでは殿堂入り措置がやはり適切な扱いなのだろう。
- 禁止化までも望まれていた1枚であったが、ビクトリーで史上初のプレミアム殿堂に輝いたのは《ヴォルグ・サンダー》であり、その点あちらに先を越されてしまった。
- 2013年春からの、TVアニメの放送時間拡大を記念したアルトアート版が存在する。そちらはアニメやDASH TVの他、コロコロコミック、週刊少年サンデー、カードゲーマー、Twitterでの懸賞品として配布された。多くの場所で配布されたとはいえ、それでも以前に配布された《ガイアール・カイザー》よりも枚数が少ない。その上、環境を支配するほどの強力さということもあって現在アルトアート版のこのカードは非常に値段が高騰している。
- DMEX-08では、かつて一世を風靡した「ビックリマンシール」風のイラストで再録された。カード名の枠も特別な仕様になっている。
- DMX-22版《フェアリー・ライフ》のようなプロキシカードがWizards of the Coast開発部の射場本正巳のTwitterにて紹介されている。参考
長々としたテキストがわずか数文字の略語に置き換えられており、また雰囲気が違って見えるだろう。
- アニメ「ビクトリーV」や漫画「ビクトリー」では勝太の切り札として活躍している。しかし漫画では肝心のガチンコ・ジャッジが不発に終わったり、アニメでは不発どころかラオウ 極丸の《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》に返り討ちにされるなど不遇な場面も度々見られる。終いに漫画では、《黄金龍 鬼丸「王牙」》を入手するために勝太にトレードに出されるという悲しい結果となった。だが、気に入られていたのは間違い無いだろう。
- アニメ「ビクトリーV」第26話では勝太が百獣 レオ戦で使用。《涙の終撃オニナグリ》の意志を受け継ぎ、《黄金世代 鬼丸「爆」》からこのカードへ変化した。
バトルゾーンには百獣 レオの《「俺」の頂 ライオネル》と《先導の精霊ヨサコイ》の計2体のブロッカーが存在していたが、ガチンコ・ジャッジによる追加ターンの獲得と攻撃を繰り返し、最終的にダイレクトアタックを決めた[1]。
- アニメ「ビクトリーV3」第1話では勝太が使用。《超絶奇跡 鬼羅丸》の効果で踏み倒された。
ちなみに、前シリーズの「ビクトリーV」で《鬼丸「覇」》は《黄金龍 鬼丸「王牙」》を通して《超絶奇跡 鬼羅丸》に変化したことを考えると、同一人物が二人いる不自然な状況になっている。
- アニメ「VS」第31話では土瓶レディとのデュエマ前に彼女からこのカードが勝太に渡される。彼は失くしたと思いずっと探していたようだが、洗濯していたらズボンのポケットから出てきたそうだ。何故かイラストがDMD-20のものになっており、この時「このカード、こんな絵だっけ」と勝太は疑問に思っていた。
- そのデュエルでは熱き土瓶魂を込めたドロー「ドビドビドビドビドビドビドビドッビーン」により引き当てられ、ガチンコ・ジャッジで追加ターンを得、ダイレクトアタックを決めた。担当声優は百獣 レオと同じ寺島拓篤氏。
- アニメ「VSR」第24話ではデュエマーランド社長の殿堂カードデッキで使われていた。マナに置かれた為、映るのはほんの一瞬だったが、なんと社長の所持するこのカードはアニメ放送時間拡大記念のアルトアート版であり、プレイヤー間でちょっとした話題となった。
- アニメ「VSRF」第36話では切札 ハム勝太が勝太戦でDMR-06ものを使用。《コッコ・ルピア》2体と《フェアリー・ギフト》でわずか3マナまでコスト軽減しながら召喚。《一撃奪取 トップギア》に攻撃してガチンコ・ジャッジに勝利し追加ターンを得たが、追加ターンでのガチンコ・ジャッジには負け、そのまま勝太のシールドをブレイクした。最後は《龍の極限 ドギラゴールデン》のバトルに敗れ、破壊された。
その後、最終話(第51話)では勝太が切札 ジョー戦でDMR-06のものを使用。《勝利のレジェンド ガイアール》の効果で、《銀河大剣 ガイハート》を装備させた《超戦龍覇 モルト NEXT》と共にバトルゾーンに出るも、攻撃していないうちに、切札 ジョーが作り出したS・トリガーを持つオリジナルカード、《ルシファー》の効果で1ターン時を止められてしまう。次の切札 ジョーのターンでは《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》の召喚時の効果で《ガイアール》や《モルト NEXT》共々破壊されてしまった。
- このように、エピソード2が終了した後も代表するカードとして登場する機会が多い。
- 「DASH Tube」の「ユウ🔥vsアツト🍭鬼丸覇デッキvs死海竜デッキ Round3」でユウが「オレのデッキを紹介します オレは」と言うと《鬼丸「覇」》が一番下となっているデッキを前に向け「ドラゴンたくさんの鬼丸「覇」!」と言い、アツトは「おお!《鬼丸「覇」》!」と驚き、ユウは「鬼丸デッキ」と言い、続けてユウは「もう殿堂入りだから1枚しか使えないけど、殿堂入るぐらい強いってことだから!」と説明をした
これに対しアツトは「いや《鬼丸「覇」》はホントに」と返しユウも「1枚いるだけでも」と言いアツトは「もう時代作ったよね」と言った。
ユウは「いやもう俺らもう大会とかで」と言うとアツトが「そうそうそうそうそうそう!」とリアクションをし、ユウが「解説とかしてたけど」と言うとアツトが「あの、全国大会の準決勝とかになるとみんな早いじゃん」と言うとユウが「そう」と答えアツトが「プレイスピード、あの、ガチンコ・ジャッジ早すぎて、見逃して」と言いユウが「どっち勝ったかわかんないから」と言うとアツトが「えっ!?えっ!?みたいな」と言い、ユウが「ガチンコ・ジャッジ!!ハイっ!?っていう…」と言うとユウもアツトも笑い出した。
ユウとアツトのデュエマではユウが「8マナ[2]タップ!」と宣言。アツトが「なに?」と驚くとユウが左手の中指と人差し指でVの形を作りながら「行くぜビクトリー!」と言い、左手を握りしめてひっこめ、《鬼丸「覇」》を持っている右手を前に出し、「《勝利宣言 鬼丸「覇」》!」と宣言。ナレーションから「ガチンコ・ジャッジで勝利宣言。《勝利宣言 鬼丸「覇」》。コスト10、パワー9000、火のヒューマノイド/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン、スピードアタッカー、パワーアタッカー+5000、T・ブレイカー、このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う」と説明が入る。
ユウは「《鬼丸「覇」》!」と《鬼丸「覇」》をバトルゾーンに出すと、アツトは「うーわ、来った!マジかマジか!マジか」とリアクションを取る。
ユウは「《鬼丸「覇」》で」と言うとバトルゾーンにあるユウの《鬼丸「覇」》をタップし、「トリプルブレイク!するときに、ガチンコ・ジャッジ」と宣言。アツトは「ウッ~いやこれアッイベントでもやってたね」と言い自身の山札に右手を近づけ「せーので行くか」と言うと右手を自身の山札の上に置いているユウは「うん」と返し、アツトが「せーの」と言うと2人が「ガチンコ・ジャッジ!」と言い山札の上を捲る。
アツトがコスト3の《王機聖者ミル・アーマ》を捲ったのに対しユウがコスト7の《魔龍バベルギヌス》を捲ったため、アツトが「『3』と『7』!アーックッソ!」と悔しがり、ユウは「キター!!キターーー!!」と喜んで捲ったカードを山札の下へ置き、アツトは「しかもこれ……ちょっと……」と言って捲ったカードを山札の下へ置いた。
アツトは「ちょっと待ってこれ《キュベラ》でブロックするかどうか…」と考えるも、「アァァーアァァーいや通す!」と答える。ユウが「通す?」と尋ねるも、アツトは「通す」と答えユウは「じゃあお願いします」と言い、アツトは「手札今ないからこの3枚ね」と言ってシールドゾーンのカード3枚を手札に加える。ユウは「はい」と答えた後《鬼丸「覇」》のことを「これは強いわ」と評した。しかしアツトは「来ました!《デーモン・ハンド》!!」と右手で《デーモン・ハンド》を持ちながら《鬼丸「覇」》の方向に向け、アツトは「これはもうね、これはもう、《鬼丸「覇」》、いや~引けた、いやここで引かなきゃダメだった、はい《鬼丸「覇」》墓地へ」と宣言。ユウは《鬼丸「覇」》を墓地に置いて「マジか~」と言いアツトは「あっぶね~危ない!危なかった!」と言った。
その後ユウは「これで、ターンエンド、で、オレのターンがもう1回」と宣言した。
- 伊原しげかつ氏によって描かれた背景ストーリー漫画『STORY OF DUEL MASTERS』のうち、エピソード2に相当する「〜覇王鬼丸伝編〜」では、第2話において登場。光デーモン・コマンドと闇エンジェル・コマンドからなる祝福の聖者(ホーリーウェディング)を道連れにオニナグリが壮絶な最期を遂げる様を見届けた鬼丸が《鬼無双 カイザー「勝」》に乗ることでこの姿となり、共に放った「勝利宣言 ビクトリー・ラッシュ」の一撃で残党を倒し、鬼丸はカシラの魂を継ぐことを誓った。
- 初めてウルトラゴールデンカードとして再録されたビクトリーである。
関連カード [編集]
- このクリーチャーが描かれているカード
鬼丸 [編集]
- 《問答無用だ!鬼丸ボーイ》
- 《黄金世代 鬼丸「爆」》
- 《勝利宣言 鬼丸「覇」》
- 《黄金龍 鬼丸「王牙」》
- 《希望の覇王 鬼丸「刀」》
- 《堂々終劇 鬼丸「End」》
- 《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》
- 《最終決戦だ!鬼丸ボーイ/超次元オニシュラ・ホール》
希望の双子二人一組 [編集]
希望の双子の融合形態 [編集]
フレーバーテキスト [編集]
- DMR-06
カシラの遺志はオレが受け継ぐ!――勝利宣言 鬼丸「覇」 - DMD-20
今ここに、伝説の男が勝利を宣言する! - DMX-22
オレこそがビクトリーだぜ! ---勝利宣言 鬼丸「覇」 - DMEX-08
デュエマ界のウワサ 鬼丸「覇」が公式コラボでヘッドロココの力を手に入れた!? - プロモ(Viva! Anime30!)
アニメを見れば、ずっと、デュエ友!
収録セット [編集]
- illus.Murakami Hisashi
- DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」
- DMD-20 「スーパーVデッキ 勝利の将龍剣ガイオウバーン」(新規イラスト)
- DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」(〃)
- DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」
- DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」(〃)(ウルトラゴールデンカード)
- DMBD-05 「クロニクル・レガシー・デッキ2018 究極のバルガ龍幻郷」
- DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」(2/20)
- プロモーション・カード(Viva! Anime30!)(アルトアート)
- プロモーション・カード(P21/Y18)
- プロモーション・カード(P22/Y18)
- プロモーション・カード(P23/Y18)
- プロモーション・カード(P41/Y20)(新規イラスト)
- illus.nuisuke
- DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」(103/???)
- illus.Shigenobu Matsumoto
参考 [編集]
- ヒューマノイド
- レッド・コマンド・ドラゴン
- ハンター
- エイリアン
- スピードアタッカー
- パワーアタッカー
- アタックトリガー
- ガチンコ・ジャッジ
- 追加ターン
- T・ブレイカー
- ビクトリー
- DASHゴールデンリスト
- 殿堂入り
[1] 一度目のガチンコ・ジャッジでめくられたのは、《オフコース・カイザー「龍」》と《ヘブンズ・ゲート》、二度目にめくられたのはそれぞれ《地獄門デス・ゲート》と《ザ・ストロング・スパイラル》。《オフコース・カイザー「龍」》がめくられた際、ドラゴン龍はせっかくの出番が一瞬で終わり拍子抜けしていた。
[2] バトルゾーンにユウの《コッコ・ルピア》がいるため