渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

斬鉄剣小林康宏

2021年07月04日 | open




同門の道場の後輩の斬鉄剣康宏。
重ね約1センチ(笑
戦国時代の刀みたい(笑
短く太く。
ショッポの魂。
でも、それが桜を愛でる武士の心かも。
後輩は武用の為に小林康宏作を注文打ち
した。一つの正しい日本刀への接し方か
と思う。
彼は大学生の頃、いあい道では日本一に
なった事がある。
神奈川の道場の後輩三人は三人とも学生
時代と社会人で全日本で日本一になって
いる。
しかし、それは単なる過程でしかない。
剣士として更なる完成のためには、絶対
に真剣刀法の習得は避けて通れない。
その発達していく己の手腕に寄り添う差料
の一刀として小林康宏の斬鉄剣は欠かせ
ない。
現代刀の中でも史上最強の切れ物を選ぶ
のは、それは心得たる剣士ならば当然の
帰結だろう。
このパターンは戦国期も江戸期も武士は
そうだった。差料の選択吟味にはこれで
もかというほどに気を遣った。
刀こそは武士と共にあったからだ。
武人なればこそ、刀を選ぶ。

2013年、初代康宏展(於東京高輪)にて
刀工二代目康宏師匠と。


この時の俺見た後輩曰く、特命係長で
つか?と(笑


西日本匿名統括部長の頃すね(笑

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