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山中 竹春 ブログ

「ここが伝えたい!山中竹春 緊急コロナ対策(横浜市長選挙 候補者)」

2021/8/20

 

2週間の横浜市長選挙も終盤戦です。私 山中竹春、横浜市長選挙の候補者として、横浜市内全域をまわらせていただく中で、お聴きする声はどれも切実な物でした。特に、急激に広がるコロナ禍、緊急事態宣言。横浜市の医療体制はひっ迫し、市民生活も追い込まれています。

私 山中竹春は、データサイエンティストとして、様々なコロナ研究に携わって参りました。現在痛感するのは、これまでと同じやり方を続けているだけでは、コロナ禍を収束させることはできないという事実です。私は、横浜市長として、以下の緊急コロナ対策を、横浜市で実施していきたいと考えています。

■ワクチンにについて

まず、ワクチンの供給量の問題やワクチンをどのように接種するかについて改善していかなくてはなりません。

私 山中竹春は、現状のような、時間を特定して一か所にまとめる集団接種体制ではなく、通勤途中にうけられるように駅で接種できるとか、若者にむけては24時間体制も検討すべきだと思います。

在宅療養者へのワクチン接種についても、医療者に働きかけて、ワクチンの巡回接種が必要です。在宅療養の方への配慮が大切だと思います。

そして治療薬の承認は国の範疇ですが、横浜市としても治験に参加する後押しをしたいと思います。

■検査体制について

コロナ禍発生以来、ここまで時間が経過しているのに、検査体制は満足に整っていません。山中竹春は、まず「いつでもどこでもPCR検査、抗原検査」を実施することで、変だなと思ったときに検査がうけられる体制を横浜市として確立します。

抗原検査については、1年前に比べると質が上がっています。ご家庭に配って、朝、ポジティブであればPCR検査にうつるという状況ができれば、熱っぽい人がそのまま電車に乗って、感染拡大するというリスクも低減できます。

そして、クラスター発生のリスクが高い高齢者の施設や学校への集中検査の実施や下水道検査による感染集積地の特定など、コロナ対策に有効な実証データをつくっていきたいと考えています。

既に欧米では、様々な課題に対して、データをつくって実証していく軸があります。横浜で、感染集積地を早く特定できるようなデータをつくって全国の自治体に発信することで、横浜だけでなく日本のコロナ収束への道筋をつくれればと思います。


■医療体制について

いまもう医療崩壊がいつおきてもおかしくないと、現場は予測しています。特に昨今、中等症が増えてきていますので、中等症の病床を確保しないといけません。

山中竹春は、まず、感染病床数の確保を進めます。そして、さらに自宅療養者への訪問看護体制を強化するため、医師会、訪問看護ステーション等と行政がタッグを組む体制を確立します。

コロナ患者の受け入れについて、病床をもっている診療所等の医療機関にも協力をお願いしたいと考えます。そのための医療機関への支援も行います。

 

■実証データを活用した政策について

私 山中竹春は、やりたいことがあります。それは、実証データの活用を全面に押し出した政策です。

日本のコロナ対策の研究には、実証という軸が抜けています。海外では、検査陰性証明またはワクチンパスポート所持者の感染率とステイホームでの感染率が変わらないという実証データもあります。日本でも「検査陰性証明+ワクチンパスポート」所持者を対象として実証調査を行うなど、研究を進めるべきだと思います。

自粛ばかりを押し出すのではなく前向きなコロナ対策をやるべきです。営業を規制されている飲食店でも、コロナ感染対策を前提とした実証研究を実施します。これらの取り組みは「横浜発」でやっていきたいと思います。

コロナ対策にはアクセルとブレーキが必要です。ブレーキを効かせるための所得の補償、検査体制はもちろん必要ですが、アクセルを踏むタイミングや方法を、実証データに基づいて検討する。きちんとブレーキを踏むときは踏むとともに、アクセルを踏む第一歩を後押しするデータ実証を行い、それを横浜から全国へ広げたいと思います。

ワクチンパスポートについては、電子化して、トラッキングできるようにする施策を進めていきたいと思います。現在は、濃厚接触者の調査も自己申告です。これは基盤さえ整えばデジタル化できるはずですので、横浜市として取り組みたいと思います。
 

■終わりに

実証的な根拠を持たず、同じ対策ばかりを繰り返す今の政府のコロナ政策に大きな疑問と不安を感じます。山中竹春は、データサイエンティストです。しっかりとデータに基づいて、効果の高いコロナ対策を横浜から始めたい。そしてそれを「横浜モデル」として、日本全国に誇りを持って広げていけるようにリーダーシップを発揮してまいりたいと存じます。

データといえば冷たく聞こえるという方がおられますが、データは人々の暮らしを客観的に映し出すものです。私 山中竹春は、横浜市民の皆さまの声を効き、実態をデータとして把握した上で、未来の横浜をつくってまいります。


横浜市長候補
山中竹春
 

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著者

山中 竹春

山中 竹春

選挙 横浜市長選挙 (2021/08/08) [当選] 506,392 票
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肩書 前横浜市立大学医学部教授
党派・会派 無所属
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