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2018年6月17日 (日)

ライド - 渓流詩人の徒然日記

午前中、友人の頼まれものをこなす。
その後、充分に柔軟運動をしてから、走ることに
した。
午後2時スタート。


やはり、「みはらしロード」はダメ。
勾配がきつすぎだし、低速コーナー過ぎて全く
面白くない。
ドンと行ってクルリと回るような峠だ。
ここは観光ロードですね。
やはり、私の経験上、最高のワインディングは
箱根芦ノ湖スカイラインだ。

でもって、しばらくタラタラとツーリングに行く。

到着。


ここキャンプに最高じゃね?

道の駅には別々にソロでバイクが8台。
不思議なことにそのうち5台がカワサキだった。
このカワサキ率は、私の知る限り常識からは度外
れている。

中にはこんな嘘みたいなコンディションのゼッツ
ーを乗ってきている若者もいた。


新車コンディション。
もしかして復活RS?
昔のだとしたら、とんでもなく良い状態だ。

ゆっくりくつろいでいたら、真っ白のカワサキの
人から話かけられた。
こんなの。カッケー!


歳は私の5個下のようだったが、かなり昔からの
バイク乗りのようで話で盛り上がった。
その方は私と逆で、広島からお父様の転勤で東京
に転居して都内の高校と大学を出たらしい。
大昔からバイクに乗っていて、ヤマハのRZやNSR
の話でも花が咲いた。
ユーゾーチャンバーをRZにつけたことがあったら
しく、その話でもひときわ花が咲いた。
ユーゾーチャンバーて、変なチャンバーで、吸気
をいじらないでもとんでもなくエンジンに変身し
たマフラーだったのよね。
片山敬済さんや当時のレーシングライダーの話で
も話は尽きなかった。
ありゃあ、ああいう人と飲んだら、一晩中バイク
とレースの話で夜が明けるぞ(笑)

互いに名前を名乗って、いつかどこかで見かけた
ら声を掛け合おうと約して別れた。
こういう触れ合いって、奥多摩を走ってた80年代
初頭以来だよ(笑)。
広島のライダーって、あまり社交的でないから、
他人に自分から話しかけることなどまずない。
これ、ビリヤードでも同じで、一人撞きしていた
ら、話しかけて、「もしよかったら一緒に撞きま
せんか?」なんてのはまずない(笑)。
ところが、東京の場合はガンガン行く。初対面だ
ろうと話しかけて、互いの親交を求めたりする。
で、とても珍しく話かけられたから、あれ?と思
っていたら、そのカワサキ乗りは高校も大学も
東京育ちときていた(≧∀≦)
やっぱねぇとか、またもや改めて思った。開明
的。殻を作らない。

私を含めて、他にライダーは8名道の駅来ていた
が、見てたら、誰も誰かに話しかけたりはしてい
ない。
それどころか、他の人を見て見ないような振りを
している風だ。
これが今風なのか、あるいは広島風なのか。
多分後者だと思う。
まあ、岡山も一緒だけど。

三原の峠でも、おいらが「パーン、パンパンパー
ン、ブロロロ」と駐車場に入ったら、こっち見て
見ない振りみたいなライダーばかりだし。
駐車場には一杯いても。
なんか、関東の峠とは随分違うんだよなぁ。
海辺のロードでも、すれ違いざまの挨拶をするの
は全部他府県ナンバーだったりしてさ(笑)。
そういえば、先月、マシンを停めたら話しかけら
れた若者も神戸の人だったよ。
広島・福山ナンバーの人はね、見て見ぬ振り
(笑)。
こっちはメット脱いでるから、ライディングウェアにレーシングキャップを被ってるだけなんだ
けどね。
きょう話しかけられた人は、道の駅に入って来た
時に「あ、乗れる人」と即判ったけどね。
フォームを見ればすぐに判る。これ即。

その人と別れて、初めて「スカイロード」という
とんでもない橋を通って広島空港経由で三原市内
に。
そこから秘密のワインディングに入った。


ここはですね、最高なんす。
まず勾配が緩い。そして、コーナーにカントがつ
いている。
さらに高速コーナーと中速コーナーの連続があ
る。路面状態良。
3コーナーほどRが狭すぎるヘアピンがあるけど、
ロードほどそのものは最高なの。
森の中を走る感じだし。
ここを21年前に見つけた時は、「!」と思った
だすよ。
ただ中速ヘアピンでは、奥に行くほどRがきつくな
る複合コーナーもあるので、気は抜けない。


気持ちがいいワインディングだ。
ただし、絶対転んではならない。救急車は来な
い。車の通りが極端に少ないワインディングだ
からだ。飛んだらサヨウナラだ。

それでも、そこそこ走るんだけどね(笑)。


峠を下りた。
正面が新高山(にいたかやま)。頂上に小早川隆景
の城があった。三原に城を築くまではそこを居城
とした。
この山のふもとが中世の入り江の海岸線だ。沼田
(ぬた)川の河口だった。
現三原城から西に12キロの地点。ここは安芸国
になる。


良い景色だ。


市内の友人のファクトリーに寄って、暫し雑談。
撞球会の仲間の店だ。
彼もバイク乗りだ。学生の時にはVFRに乗ってい
た。今はホンダのちっちゃいの。


モータープールに帰還。
本日の走行は1のトリプルで縁起良し(笑)。
って、給油してからだから、プラス4だ。
115も良い数字だ。いい子、なんちて。


今回はそれほど攻めてないので燃費は伸びるだろ
う。
前回は154キロで満タン8.7入ったから、リッター
17.7キロ走ったことになる。
その前に峠をガン攻めしたらリッター11キロを切
っていた(笑)。

上弦の月。欠けた部分の月が丸く光っている。
金星と並ぶ。


良い半日でございました。
きょうはタイヤはサイドエンドまで使っていな
い。
センターが硬くサイドが柔らかなBT92は、よく
サイド部分が溶けると言われるが、私の乗り方だ
と溶けない。
最エンドよりやや中央よりがよく減る。
理由は分かる。一番寝かせた状態で圧が長くかか
る乗り方をしていないからだ。
つまり、危険なフルバンク=定常円旋回区間を最
小限に取る走り方を三原の峠ではしているのであ
る。
そして、パワーをかけるのはバンクから少し車を
起こした区間で後輪にトルクをかけてスロットル
を開けて駆動させていることがタイヤから判る。
これは友人のメカニックは見てすぐ判って言って
た。「渓流さんの走りは、ペタンと寝かせてマシ
ンを起こしてからフルパワーかけてますね」と。
タイヤは刀の鯉口と同じで、どのように刀を使っ
ているのか、どのように乗っているのかがすぐに
判る。必要以上に寝かせる時間が長い乗り方は、
遅いし危険だ。


これが箱根芦ノ湖スカイラインになると、結構寝
かせる状態が長いので、エンドまで使うことが長
くなる。
どうしても低速コーナーのワインディングでは、
ギュンと入ってクルリと回ってドンと出るような
走りになる。ギューっと寝かせて膝スリスリが続
くということにはならない。飛行機のタッチアン
ドゴーのような走りになる。
バイクで峠を走って一番楽しいのは、中速から高速コーナーが連続するワインディングだ。
それと法定速度で回れるコーナー(笑)。
法定速度は60キロだが、筑波サーキットのヘアピ
ンが大体60キロ、富士スピードウェイで80から
100なので、完全ヘアピンでもRが30くらいのコ
ーナーが公道では楽しい。

箱根スカイライン。本当に天空の道だ。


私が走ったロードでは、ここが珠玉だった。
雑誌などで新車走行テストが行われるのもここ
だ。それは二輪でも四輪でも。

この左90度コーナーからの緩い登りはS時に
なっている。
その先の右ヘアピンは複合なので十分に速度を落
とす必要がある。
一度、私のガンマと相方OのGSXをそのヘアピン
手間の減速区間で抜いたRZが、そのヘアピンを
オーバーランして退避駐車場で大ジャンプをして
いた。80年代初期にはその駐車場は溶岩だらけの
ラフグラウンドだったからだ。

それがここ。昔はロードにゼブラは無かった。


コーナー手前では減速しないとね(笑)。
それでなくとも、俺とOはS字区間で赤ライト点き
っぱなしだし、ヘアピン手前では減速するけど結
構な突っ込みしてるのに、それを抜いて、先の
コーナーを回ろうてのはかなり無理がある。
展望用の退避場所があったから良かったけど、あ
れが無かったら、その知らないRZ君は谷底にまっ
しぐらだったよ。

オートバイは安全に乗りましょう。
急減速、急加速、速度超過にはご注意ください
(笑)。
やめよう!ローリング!
(俺はローリングはしない。通過するだけ。ヒルク
ライムしてから下りてくるだけ)

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