Cbfa8d5e65979626c8f87af9bde36bd6桐夜 白 - Haku Touya -さんの創作っ子
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京桜 大和

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プロフィール

フルネーム
京桜 大和
フリガナ
キョウサクラ ヤマト
登場作品
鳴凛響歌(シャラーミュ・チェペ)
年齢
16歳~17歳
性別
身長
147cm
一人称
私(わたくし)

大和に関する楽曲一覧
https://creofuga.net/audios/74722

京桜 大和(きょうさくら やまと)

鳴凛響歌(シャラーミュ・チェペ)」の代表キャラクター。
恋女神──恋妃(レンヒ)と呼ばれる。

原初ノ女神──母なる女神──ヴェルーシャ・ローチェが民に授け、植えたとされる神ノ花(エヴィネレーリア)を信仰する民族の出身。
上級貴族の生まれで、下級民層よりも下の身分の者である、(カズ)(和はもともと名前がなく、大和が自身の名の一部を与え、呼ぶようになり、以後自身の名となった)に恋を覚えるようになる。

漫画「恋ノ女神」を初めとした数々の物語で登場し、その登場は「鳴凛響歌」だけに留まらず「民族伝承歌」や多くの物語に姿を現す。

美しく芯の強い娘で、歌声や想い、祈りもまたとても美しいとされる。
武器を持って戦うことは出来ず、身体の弱い娘だが、想いの戦い、意思の戦いでは目を見張る強さを秘めて持つことから、勝利ノ女神や強き意志の神ともされる。

女神として神殿で縛られ、肉体は眠り魂だけの存在となるが、縛られた鳥籠の中から出る機会を得た。
(漫画「恋ノ女神」の続編より)


高き岩山の… 激しく切り立った崖の塔の… 
重なり合うように在る 岩と崖の遥か上に 常に雲に覆われた頂上。 
高く 高く 人も踏み込むことも出来ないソノ岩と崖の頂上に 女神は降り立った── 
ソコに在るのは 深き森と 女神と神花を信仰する神秘の気に満ちた都 
今も昔も 人はおろか 鳥も獣も訪れることが困難なソノ地に栄えたのは 
今も昔も 謎で包まれた歴史を持つ とある民族の姿 

今はもうわずかな血筋を残すだけの 謎に満たされた都と歴史の残る民族── 

「鳴凛響歌」 ソレは 女神の触れた世界の舞歌(まいうた)── 
アナタの心に響くは 艶やかに彩られて咲く 神ノ花(エヴィネレーリア)物語(ヴィトュルゥァチェ)── 


 以下は、伝承「鳴凛響歌(シャラーミュ・チェペ)~花雫~」より


高き岩山の、切り立った崖の上の、
雲に常に覆われた岩山の頂上の世界。
ソコは人も獣も登りきることはできず、誰も頂上には行けないとされています。

しかしそんな頂上の世界に、女神は降り立ちました。
そしてソコに民を創り、神ノ花を植え、コレを育てよ、と仰られました。
花の名前は神々ノ世界の名と神々の名を取って、“エヴィネレーリア”と呼ばれ、
民の手で大切に護られ、育てられ、やがては信仰の対象にもなりました。

ある時、雲の上の、頂上の世界で住む民たちが繁栄を極めた時代のこと。
栄華を誇るこの時代に、一つの神託が下ります。

女神が次の女神を選び、受け継がれてきた風習──
民が女神の姿を追い求め、女神の為に生け贄を捧げてきた、と今では言われるこの風習で、
その代(その時)の女神の神託で選ばれたのは、大和という名の娘でした。

大和は美しい金色の髪と桃色の目を持つ美しい娘。
楽と芸に長け、人を想いやる心を持った美しい娘。
最後ノ女神、恋ノ女神、恋妃、とも呼ばれます。
それは彼女が、神託によって選ばれた民の最後の女神だったからです…。

彼女は貴族の出身でした。
しかし貴族は下級層の人間やソレより下の身分の人間には冷たく、満足な食事すら与えません。
大和はソレを嘆き、盗みに入ってきた下級層より下の身分の少年と、
少年を通して下級層や下級層より下の身分の人達を助けてきました。

最初に大地に降りたった女神──ヴェルーシャ・ローチェは、天界でコレをとても嘆きました。
自分たちの創った民が、同じ民──大切な家族の中で迫害を始めている。
花を育てる中で、協力して育てることを求めた女神──ヴェルーシャ・ローチェは、
やがて女神──ヴェルーシャ・ローチェにとって花の象徴でも在る民が、周りを養分とし吸い上げ、
一部が咲き誇るコノ状態に、とてもとても嘆きました。

大和は下級層よりも下の身分の少年と恋に落ちていました。
しかし民は皆、階級の違いから、ソレに大きく反発します。
そして二人は引き裂かれ、大和は新しい女神として、神殿で生け贄に捧げられます。

民は信じていたのです。
コノ神託によって選ばれた新しい女神が、
これから新しい神託が下るまで我らを栄華の先に導いてくれると…。

しかしその後、女神の神託が下ることはありませんでした…。

神託の下らない民たちは、やがて互いに滅ぼし合い、奪い合い、傷つけ合いました。
一部の者達は、栄華を極めた都から出て命からがら、岩山の下の世界へと逃げます。
けれどもソコでも、生きる術は乏しく、生き残ったのはわずかとされています…。

最初の女神──ヴェルーシャ・ローチェは、女神として捧げられた生け贄──大和にこう言いました。
「アナタに女神のしての力と末席を与えましょう。
そこでアナタは、生き残った民が清らかな道に進むように祈るのです。
祈りと想いは大きな力。
アナタの清らかなソノ光が、やがて民の元へ降り注がれるよう、祈り、歌いなさい──
過ちに巻き込まれた娘よ。
引き裂かれた想いが、再び巡り出すよう、貴女を導きましょう。
全てを愛し、救いの手を伸ばした、その姿に免じて──
神ノ花(エヴィネレーリア)とは、そうして手を伸ばす──」


 以下は、伝承「深キ森デ眠ル…、(イニシエ)ノ都ノ“神ノ花(エヴィネレーリア)”」より


深い深い森の中…。 
風に導かれるままに進むと、神秘さを漂わせる開けた草地に出る。 

深い深い森の、数多の滝と川が合わさるようにして繋がる場所で、ソノ神秘的な雰囲気を漂わせる森の開けた草地で、訪れた人々を待つのは古い歴史を感じさせる、石造りの大きな遺跡の神殿── 

太古ノ国の栄光と繁栄を匂わせる文明に、交流の深さを物語らせる様々な建造物と文様。 
誘われた者達を待ち構えていた、石造りの大きな遺跡の神殿と様々な建造物は、コノ神秘のベールに包まれた深い深い森の中で。 
遥か昔から眠り、人に見つかることなく、人の手に触れることなく、ただひたすらに、長い時の中を花のように先誇ってきたのでしょう…。 

周りには草木が満ち、
水が流れ泉が溢れ、
様々な花が咲き誇り、
様々な見たこともない生き物達が舞うように踊る。
 
ソノ美しき姿は、未だ誰もみたこともない神秘的で不思議な世界。 

生命(いのち)を宿す全ての生き物達が、
生命を宿す全ての自然が、
まるで歌うように語り(さえず)り、
ソノ姿はまるでどこか壮大な祭典の中のよう…。 

美しく、神秘的で、幻夢の中に居るような世界。 
けれどしかし、これはまだ、ほんの世界の一部にしか過ぎない…。 

アナタは知ることになるだろう。 
コノ、数多の滝と川が集まるようにして在る中に立つ、 
深い深い森の中の開けた草地に構えるようにして立つ、 
石造りの大きな遺跡の神殿の中で── 
アナタは知ることになるだろう。 

深い深い森の中…、風に導かれるままに進むと、神秘さを漂わせる不思議な場所に出る。 
ソコは石造りの大きな遺跡の神殿を中心に、様々な建造物と見たこともない生命が、歌うようにして、踊るようにして生きる世界。 

さぁ、ソノ石造りの大きな遺跡の神殿の入り口をくぐって御覧なさい…。 
アナタが誘われたソコは、胸が躍るような煌きに満ちた世界。 

コノ地に誘われたアナタを、“彼女達”は温かく迎え、そして案内してくれることでしょう…。 

「歌」と「舞」が織り成し、「音」と「祈」が交差する、神ノ花──エヴィネレーリアが(ひら)く世界。 

神殿の入り口に描かれる花の文様と、その両脇に描かれた二人の女性の文様。 
コノ地に誘われたアナタを、“彼女達”は温かく迎え、そして案内してくれることでしょう…。 

誘われた者達を待ち構えていた、太古ノ国の栄光と繁栄を匂わせる文明の石造りの大きな遺跡の神殿。 

さぁ、どうぞ、ソノ入り口をくぐって御覧なさい…。 

夢は膨らみ、花は(ひら)き、広く遠く未来(さき)へと輝き誇る。 
神秘的で不思議な世界へ、私達はアナタを誘う…── 

ようこそ 女神──ヴェルーシャ・ローチェの触れた世界へ── 


以下は、エヴィネレーリアの末席──「恋妃」より


奏でられる音 天に手を広げ 地に足をつき 力強く咲き誇る花。
踊る音に音織り重ね 紡ぎ歌うは 凛としてなお美しく麗しき姫君の。
艶やかに舞うソノ姿 まさに天長地久に咲き誇る光ノ華の如く…。
力強き姫のソノ笑顔 ソノ歌声 ソノ姿 なんと美しきこと。

静と動の織り成す調べに心揺られ あまねく生命 希望に心奮わせ喜びに心奮わせ 
女神と共に心より祈りの音を天へ地へ…。
夢現 未来永劫 和の輪を(いつく)しみ 花は(ひら)く…。
凛として なお 美しく──

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