ただのパワハラにココロ踊らされないようにするための俺的心得です。
「危機感を持て」という言葉で人に危機感とやらが芽生えるのであれば
世の経営者、管理者は誰ひとり人事教育の苦労知らずとなります。
さて、危機感とは何でしょうか?
危機は、生命を脅かす事象のことです。
でも、今日の日本において命の危険はめったにありません。
(いわゆる平和ボケなのかもしれませんが、本投稿の趣旨から逸れるのでそれは論じません)
今日の日本において人々が感じる危機のポイントとは
・自己承認の喪失、存在意義の消失
・解消できない金銭(や所持品)の著しい不足事態
・自分が好意を寄せる相手からの好意の不足
・自分の考えや行動が正しいという自負
・「自分で決めたり自分でイメージしている『世間の評価』」に自分が該当しないこと
・目標の未達成や目的の喪失
せいぜいこんなところで、生命の維持についての危機を認識する人はかなりの少数派です。
人の危機感とやらを煽って、人の行動を自分の意のままにしたいのであれば
①相手の危機のポイントがどこにあるのかを知る(カネなのか、自己承認なのか、etc)
②相手の危機のポイントと、今話したいテーマを強く関連づける
③「今話しているテーマが達成しなければ、結果、キミの危機のポイントに触れることになる」という意味の主張をする
これぐらい考えて話してみたらどうでしょうか?
何も工夫せず「危機感!危機感!」と言ってる人は100%アホなので
ハイハイ危機感ヤバイですね~と返事しておけばよいでしょう。という提案でした。
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