偽造した医師免許を使い起訴された女が、医師とウソをつき給料をだまし取ったとして追送致されました。

 追送致されたのは茨城県水戸市の無職・月舘靜惠被告(70)で、介護施設側に対し自分が医師だとウソを言って採用させ、今年4月からの給料1カ月分およそ96万円をだまし取った疑いが持たれています。

 調べに対し、月舘被告は容疑を認めています。

 月舘被告はこれまでに、今年3月、茨城県の介護施設で施設長として働くため、医師免許を偽造して提出したなどの罪で起訴されていました。

 この事件を巡っては、月舘被告の医師免許を偽造した罪で起訴されている中国国籍の無職・朱兆亮被告(37)も、別の20代の女性に対し医師の資格証を偽造したとして、9月1日に追送致されました。