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おかしな転生 作者:古流 望

第30章 暗闘のフィナンシェ

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318話 訓練風景と呼び出し

 神王国王都の中心。

 王城と呼ばれる区域の一角にある訓練場に、毎日変わらない騎士たちの声が響く。


 「はっ」

 「やあ!!」


 声をあげているのは、中央軍に所属する騎士たちだ。王城に入れるだけあって身分もキチンとしている騎士である。

 常日頃から身の回りに気を使い、見目も良いと評判の中央軍。

 精鋭は日々の弛まぬ努力から生まれると、端正な顔立ちの騎士たちも額に汗を流しながら訓練だ。時折、城で働く女性たちがこっそり見に来ることが有る程度には目の保養になる。

 ただし、第二大隊の訓練時を除いて。


 「はあ、はあ」

 「うむ、上出来だな。腕をあげたじゃないか」

 「あり゛がとうございまず隊長」


 中央軍第二大隊の隊長、カセロール=ミル=モルテールン子爵。

 戦場で手柄をあげ、更には領地経営に功績ありとして異例の出世を遂げた立志伝中の人物。

 若かりし頃から数々の戦場で戦い、命を削って鍛え上げてきた身体は動く芸術品とも称される。

 性格も謹厳実直であり、質実剛健。一人の兵士としてみるならばこれ以上は無いともいえる武人であるが、第二大隊の面々には鬼のように恐れられていた。

 理由はといえば、その訓練の厳しさにある。

 自分を基準にして訓練をするものだから、普通の人間だと気絶しかねないほどのハードなトレーニングを隊員に課す。

 なまじ、第二大隊所属の隊員も生え抜きの精鋭であり、基礎体力が十分にあるのが不運。訓練にも、ギリギリついていけてしまうのだ。

 今日も今日とて、息をあげながらの掛かり稽古。

 カセロール相手に若手が木剣で斬りかかる。カセロールは、それをいなしては隙のある所にガンガンと打ち込んでいくという訓練である。

 数分間、全力で動き続け、頭を使い続けねば叱責が飛ぶという、心も体も非常に疲れる特訓だ。

 部下が、力尽きて前のめりに倒れ込んだところで、カセロールもふうと一息つく。


 「前に指摘した点も直っているようだが、やはり疲れると慣れた動きで動こうとしている。相手が格下ならば力でねじ伏せるのも良かろうが、つい大きく振ろうとしてしまう癖はこれからも意識して直すようにした方が良いだろう」

 「ご指導、ありが、とうございます」


 起き上がり、体を引きずるようにして動く部下は、一礼をして場を離れる。


 「よし、次」


 カセロールの声に、騎士がずいと進み出る。

 お願いしますの声と共に始まる訓練。若い騎士が、カセロールに向かって遠慮のない攻撃を始めた。

 これもまた訓練が行き届いているのか、木剣と言えども鋭い剣劇が飛び交う。

 一合一合の動きがキビキビとしていてキレが有る。鋭さというのだろうか、ぴたりと綺麗に止まった型から、空気を切り裂いて剣が動く。とても目では追えないほどに早い動きでありながら、動き終わりはまたぴたりと止まる。自分の腕の延長の如く、完全に剣を御している動きだ。


 「せいやっ」

 「おし、良いぞ」

 「くっ」


 見る人が見れば唸り声すら上げるような、高度な攻防の応酬。

 時に受け、時に躱し、時に防ぐカセロールを、何とかして切り崩そうと工夫する騎士であったが、要所要所に入る急所への攻撃が増え始めるに従って、段々と攻撃も精彩を欠き始める。


 「でりゃあああ!!」


 気合の一撃だったのか。

 捨て身のような攻撃で、ひと際大きく振り下ろした若手騎士の剣撃。

 それをあっさり躱した上で背中に一撃を加えた大隊長は、よろけた勢いに膝をついてしまった騎士に対し、笑顔のまま軽く頷く。

 剣を脇に構えなおしたところで、悪い所を指摘する。


 「ふむ、右に体重が寄ってしまってから、身体を戻すまでが少し遅いな。どこか身体を痛めているな? 足の動きもぎこちない。足首でも捻ったのか?」

 「はっ、申し訳ありません」


 この若手は、武芸に関しては著しい成長を見せる有望株である。

 指揮官的な適正は若干不安があるものの、将来を期待されているホープ。

 今日の訓練も中々良い動きで、カセロールでもヒヤリとする攻撃があったのだが、それはそれとしていつもより若干反応の遅れる場面が見られた。

 カセロールが指摘した通り、若手騎士は少々足首に痛みを覚えており、それを気合で何とかしようとしていたところであった。


 「謝ることではないが、捻挫しているならきちんと治せ。無理をすると捻挫は癖になるぞ?」

 「はい、ありがとうございます」


 精神論が蔓延る神王国の軍人社会にあって、現代人の感覚を導入しているモルテールン家はほぼ唯一の例外として科学的訓練を取り入れている。具体的には、オーバーワークの防止やこまめな水分補給などだ。

 勿論カセロールは息子からその概念を学んだのだが、元より合理主義者の彼は特に忌避することなく、精神論崇拝主義を否定していた。

 故にこそ、怪我に対しても対応がしっかりとしている。

 足首を痛めているというなら、療養を優先。無理に動かすと余計に怪我が悪化すると、休養を命じた。

 休めと命令するというのも中々珍しいのだが、精鋭としての自負と誇りを持つ連中というのは、放っておけば無理をしてでも訓練をしがちなのだ。

 上官からの“休養命令”ならば、嫌でも休むだろう。


 折角の良いタイミングだったことから、全体に対しての休憩が言い渡される。

 だらけるでもなく休息を始める若い騎士たちから、カセロールは距離を取って腰を下ろした。


 「ふう」

 「お疲れ様です、隊長」


 若手に気を使って一人離れた所に座るカセロールに対して、副官が声を掛けてきた。

 どちらかといえば現場が好きなカセロールを、デスクワークの面でも補佐してくれる優秀な人物である。

 そっと差し出された水筒を受け取り、中の経口補水液を飲み干すカセロール。


 「やはり年だな。若い連中の相手は中々に疲れる」


 塩気と甘味を感じる水分を煽ったところで、堪えていた汗がじわと吹き出した。

 隊長という立場や、成り上がりものという評価があることから、カセロールも訓練では見栄を張る。疲れている顔を出来るだけ部下に見せない。舐められれば隊の統率すら怪しくなるのだ。見栄を張ってでも部下たちに対して実力を誇示し、求心力を高めねばならない。

 上に立つのも楽ではないと、もうひと口ドリンクを飲む。

 この経口補水液には、モルテールン産の砂糖が使われている。第二大隊での秘伝扱いにされているものだが、作ったのは勿論ペイス。評判がいいことから、中央軍でじわじわと広まりつつあるスポーツドリンクである。


 「ははは、そう言いながら掛かり稽古の相手をするんですから、敵いませんよ」


 休みなしで体を動かす訓練というのは、訓練を受ける方もしんどいが、訓練を指導する方も疲れる。にもかかわらず、ずっと一人で指導を続けているのだから、カセロール自身が加齢による衰えを口にしたところで副官は冗句としか思えない。

 カセロール自身は割と真面目に年齢を感じているのだが、未だに保たれる実力が周りにはそう思わせないのだろう。


 「それで、どういう用事だ?」


 副官がわざわざ飲み物を差し入れる為だけに訓練場に来たとは思えない。

 何か用事があったのだろうと、水を向ける。


 「カドレチェク隊長がお呼びです」

 「スクヮーレ殿が?」


 スクヮーレ=ミル=カドレチェク第一大隊隊長。

 人事権こそ無いものの、カセロールの直接の上司にあたり、息子の嫁を通して縁戚でもある青年。

 カドレチェク公爵家の将来を背負って立つ後継者であり、目下のところ中央軍の最精鋭部隊を預かる実戦指揮官である。

 そんな俊英がわざわざ訓練中のカセロールを呼び出すという。

 一体、何の用事かと、訝しがるのも当たり前だろう。


 「出動かもしれませんね」

 「かもな。念のためだ、隊員には訓練を上がって体を休めさせておいてくれ。いつでも出撃出来るようにしておきたい」

 「分かりました」


 第一大隊長が第二大隊長を呼び出す用事。

 どう考えても一番確率として高いのは軍務の調整だ。

 急いで来いと言われていないだけに緊急性は薄いのだろうが、準備させておくに越したことは無い。

 即応体制の準備について指示を出したカセロールは、軽く汗を拭って身なりを整え、スクヮーレの元へと足を運ぶ。


 「カセロール=モルテールンです」

 「入ってください」


 部屋の扉をノックし、入ったところでカセロールの目には難しい顔をしたスクヮーレの姿が映った。

 どうやら、厄介な話をされるらしいと、気持ちを引き締める。


 「お呼びと伺いましたが?」

 「ええ。座ってください」


 スクヮーレの大隊長室は、高級品で統一されている。勿論、勧められた椅子も高級品である。しかし、この椅子だけはカセロールもあまり座ったことが無い。

 ただの報告事項や業務連絡なら、立ったままの口頭で伝えられることも多いからだ。


 座ってから、実に一分ほど。立場の下の者が、上の立場の人間を急かすのは宜しくないと、カセロールはじっと黙ったまま待った。

 無言ならばそれなりにじれったさを覚えるほどの時間が経った頃、公爵家の跡取り息子が、ようやく口を開く。


 「いよいよ、我々の実力が試される時が来ました」


 スクヮーレの顔には、決意の色が浮かんでいた。


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