2020/07/06 20:00
「強固な殺意に基づく冷酷な犯行」八女市の女性転落殺人 女に懲役25年求刑 福岡県
5年前、福岡県八女市で元同僚の女性を橋から転落させ殺害した罪などに問われた女の裁判で、検察は懲役25年を求刑しました。
無職の佐久田なつき被告(33)は2015年4月、元同僚の池田麻里さん(当時25)に睡眠薬などを飲ませ、八女市の橋から約55メートル下の沢に転落させ殺害した罪などに問われています。
これまでの裁判で佐久田被告は起訴内容を全面的に否認し、無罪を主張しています。
6日の公判では、池田さんの父親が意見陳述し「麻里が受けた寂しさや苦痛を、被告人にそのまま受けさせたい」などと涙を流し訴え、厳しい刑を求めました。
そして検察は「強固な殺意に基づく無慈悲かつ冷酷な犯行」などと指摘し、懲役25年を求刑しました。
一方、弁護側は「検察が池田さんがどのように墜落したか立証できていない」などと無罪を主張しています。
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