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  • 闇鍋プラグイン 頂点モーフのいろいろな操作機能追加

    2014-01-12 17:43
    闇鍋プラグイン(http://bowlroll.net/up/dl9765)に
    頂点モーフの加算・減算・軸分離・分割・頂点除外機能
    を追加しました。

    ・MorphCalc.dll
    [MORPH] 頂点モーフのいろいろ操作
    頂点モーフの各軸成分分解モーフの作成
    頂点モーフ同士の加算・減算
    頂点モーフの結合
    頂点モーフから選択頂点を除外
    頂点モーフを入力位置で分解
    頂点モーフの倍率変更
    の6機能です。

    既存の頂点モーフを使用して
    表情のニュアンス変更の為の部品作成・モーフの結合を一括で行う為に作成しました。
    また、この機能を駆使すればモデルのデフォルト状態を変更した場合にその変化量を各モーフに一括反映させる事ができます。(但し頂点位置の荒れが出る場合もあります。)

    ・プラグインの実行
    1.PMXでモデルを開く。



    2.「編集」→「プラグイン」
    →「User」→「Morph」→「[MORPH] 頂点モーフのいろいろ操作」
    でプラグインを実行する。



    3.以下の様な操作ウィンドウが開きます。



    ・プラグインの各機能の使い方
    1.頂点モーフの軸分解機
    各頂点のX/Y/Zのオフセットに分解したモーフを作成します。
    頂点モーフの縦の変化・横の変化・前後の変化をそれぞれ別に取り出せますので他のモーフの調整用として使用できます。使用例としては「い」モーフの横の動きだけを足したい場合などに変化量を取り出したい時に使用します。
    使い方は入力画面の「基準頂点モーフ」を選択し「実行」を押すと
    「モーフ名X」
    「モーフ名Y」
    「モーフ名Z」
    と3つのモーフが作成されます。


    また、下の様に複数選択が可能ですので一度に作成できます。




    2.頂点モーフの一括結合
    基準頂点モーフと差分頂点モーフを加算・減算したモーフを作成します。
    (頂点番号比較の為、頂点数の増減には対応しません。)
    使い方は
    基準頂点モーフ」を選択
    演算方法「足す」・「引く」を選択
    「差分頂点モーフ」を選択
    その後作成されるモーフ名の後ろに文字列を追加する場合は追加文字列を入力して下さい。


    また、以下の様に基準頂点モーフは複数選択が可能ですので一括で実行できます。




    3.頂点モーフのブレンドしたものを作成
    頂点モーフをそれぞれの比率で結合します。
    PMXEの基本機能でも出来ますが手順が若干かかる為、作成しました。
    使い方は左側の欄の各モーフの「影響」欄に
    最大値:100
    最小値:-100
    変化単位:0.01
    の範囲で入力し
    「新しく作成されるモーフ名」を入力し
    実行を押してください。




    4.選択モーフから選択対象頂点を除外した物を作成
    PMXViewで選択された頂点を「選択頂点モーフ」の影響頂点から除外したモーフを作成します。使用例としては「あ」モーフから歯の動きだけ除外したモーフを取り出したい時などに使用します。
    使用方法は
    PMXViewで材質マスキング等で除外したい頂点を取り出しやすくします。


    PMXviewで除外したい頂点を選択します。


    「選択頂点モーフ」を選択し実行ボタンを押します。
    作成されたモーフはモーフ名の後ろに「)除」という文字列が付与されます。


    また、以下の様に選択頂点モーフは複数選択が可能ですので一括で実行できます。





    5.頂点モーフを座標で分割
    頂点モーフを分割基準位置で分割します。
    モーフを分割基準位置で左右・上下・前後に分割したモーフを作成します。
    「まばたき」等の表情を左右分けする際の機能の拡張版です。
    ある程度自由に分割位置を指定できますので分割したい頂点モーフの位置が鏡像位置になくても分割できます。
    使用方法は
    「基準頂点モーフ」を選択
    分割基準位置「X」「Y」「Z」それぞれを入力
    左右分割・上下分割・前後分割のどれかのボタンを押すと作成されます。

    左右分割は分割基準位置「X」より大きいか小さいかで頂点モーフを分割したモーフを作成します。作成されるモーフのモーフ名は「基準頂点モーフ名R」「基準頂点モーフ名L」になります。

    上下分割は分割基準位置「Y」より大きいか小さいかで頂点モーフを分割したモーフを作成します。作成されるモーフのモーフ名は「基準頂点モーフ名U」「基準頂点モーフ名D」になります。

    左右分割は分割基準位置「Z」より大きいか小さいかで頂点モーフを分割したモーフを作成します。作成されるモーフのモーフ名は「基準頂点モーフ名F」「基準頂点モーフ名B」になります。


    また、以下の様に基準頂点モーフは複数選択が可能ですので一括で実行できます。



    6.頂点モーフの倍率一括更新機能

    モーフ一覧から「頂点モーフ」を選択し「倍率」を入力後、「実行ボタン」を押してください。
    頂点モーフの倍率が一括変更されます。


    以上です。

    この記事のコメント欄は以下の記事通り解放します
    http://ch.nicovideo.jp/t0r0/blomaga/ar760385




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  • 闇鍋プラグイン ボーン・モーフ名チェック機能他追加

    2014-01-03 16:132
    闇鍋プラグイン(http://bowlroll.net/up/dl9765)に
    PMXEで読み込んだモデルのフォルダを開く機能
    PMXEのプラグインフォルダを開く機能
    ボーン名・モーフ名が15Byte以内であるかをチェックする機能
    を追加しました。

    ・OpenModelDirectory.dll(PMXE用)
    開いているモデルのディレクトリフォルダーを開く
    ・OpenPMXEPluginDirectory.dll(PMX用)
    PMXEのプラグインフォルダーを開く

    使い方
    プラグインを実行するとそれぞれのフォルダが開きます。



    ・BoneAndMorphNameCheck.dll
    ボーンとモーフの名称の長さをチェックする。
    (VMDファイルに保存する際はボーン名・モーフ名共に15Byte以内でなければならない為)

    参考:針金のブログhttp://harigane.at.webry.info/201103/article_1.html

    上記よりVMDへ保存される際、ボーン名・モーフ名は15Byteで格納される為
    それ以上のボーン名・モーフ名がついたものは保存されません。
    従ってVMD保存を予想されるボーンはこの範囲内で名称をつける必要があります。
    ★全てのボーン名・モーフ名をこの範囲内で収めなくていけないわけではないので注意する事

    ちなみに15Byteとは
    全角文字で7文字
    半角文字で15文字
    です。全角文字は2Byteとして計算してください。

    使い方
    1.プラグインを実行します。


    2.チェック結果画面が出ます。
    (対象ボーン・モーフが多い場合ははみ出るので右上の[×]でウィンドウを閉じて下さい。)


    3.実行結果詳細

    ここで
    スカートセンター
    左ジャケット裾先
    右ジャケット裾先
    ジャケット後裾先
    スカートセンター先
    がVMDで保存できないボーンになります。

    ボーンの向きである「先ボーン」やIKLinkボーン等は特に操作しませんのである程度自由に名称付けしてもかまわないと思いますが操作対象ボーンは15Byte以内に収める方が望ましいです。また、モーフ名も同様です。

    以上です。

    この記事のコメント欄は以下の記事通り解放します
    http://ch.nicovideo.jp/t0r0/blomaga/ar760385


  • 闇鍋プラグイン Joint・剛体回転機能の更新

    2013-12-16 01:36
    闇鍋プラグイン(http://bowlroll.net/up/dl9765)のJointを接続剛体A・接続剛体Bそれぞれの回転にあわせる機能を追加しました。(PMXE用)


    使い方
    1.Jointを選択(複数選択可)しプラグインを実行します。

    ・RotateJoint.dll
    [Joint] 選択したJointを接続剛体の角度で調整
    接続剛体Aと接続剛体Bの角度にあわせてJointの角度を調整する。



    ・RotateJointA.dll
    [Joint] 選択したJointを接続剛体Aの角度で回転する。
    接続剛体Aの角度にあわせてJointの角度を調整する。



    ・RotateJointB.dll
    [Joint] 選択したJointを接続剛体Bの角度で回転する。
    接続剛体Bの角度にあわせてJointの角度を調整する。


    他、ちょろちょろ更新。
    ・RenameBoneName4Blender.dll
    [BONE] ボーン名称の調整(Blenderから出力後用)
    対応パターン追加 後ろに「.000」-「.999」が付与されたものにも対応

    ・SetJointRotationA.dll
    [Joint] 選択したJointを接続剛体Aのボーン角度で回転する。
    計算式の調整とエラー処理追加

    ・SetJointRotationB.dll
    [Joint] 選択したJointを接続剛体Bのボーン角度で回転する。
    計算式の調整とエラー処理追加

    SlimDXの機能を使っている為、PMXE用とPMDE用と分けなければいけないのだけれども
    PMDE用も作ったほうがよさげ?

    以上です。

    この記事のコメント欄は以下の記事通り解放します
    http://ch.nicovideo.jp/t0r0/blomaga/ar760385