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闇鍋プラグイン 選択した頂点の鏡像操作機能の追加
闇鍋プラグイン(http://bowlroll.net/up/dl9765)に
「選択した頂点の鏡像位置にある頂点を選択」
「選択した左右頂点の鏡像操作」
「選択した2頂点の位置を鏡像コピー(左右個別)」
「選択した2頂点の法線を鏡像コピー(左右個別)」
機能を追加しました。
鏡像(擬似的ですが)操作を行う為に作成しました。
■SelectMirrorVertex.dll
選択した頂点の鏡像位置にある頂点を選択します。
■TVertex.dll
選択した左右の頂点を鏡像操作します。
選択した頂点の鏡像位置にある頂点を選択
選択した2頂点の位置を鏡像コピー(左右個別)
選択した2頂点の法線を鏡像コピー(左右個別)
■■使い方■■
■SelectMirrorVertex.dll
1.頂点を選択します。
2.プラグインを実行します。
編集→プラグイン→User→VERTEX→
[VERTEX] 選択頂点の鏡像位置にある頂点を選択
を実行します。
実行しましたら図の様に鏡像位置にある頂点を選択します。(位置を元に判別している為、モデルによっては正常に選択できない場合があります。)
■TVertex.dll
事前準備として先ほどのプラグイン等を使用し鏡像位置にある適当な頂点を選択します。
次に編集→プラグイン→User→VERTEX→
[VERTEX] 選択頂点の鏡像操作
を実行します。
実行しましたら。以下のようなウィンドウが表示されます。
(2014/07/20フォーム上から法線・位置・鏡像選択できるようにしました。)
操作パネルのボタンはそれぞれ
位置:X/Y/Z
法線:N
を操作します。また、変形量の値を変更することによって変形量をコントロールできます。
下の図は変形量を0.5としXを2回ほど押した操作結果になります。
■ChangeMirrorVertexPositionR.dll/ChangeMirrorVertexPositionL.dll
選択した2頂点の位置を鏡像コピーします。
■ChangeMirrorVertexNormalR.dll/ChangeMirrorVertexNormalL.dll
選択した2頂点の法線を鏡像コピーします。
■■使い方■■
事前準備として鏡像位置(画面左右位置であれば問題ありません)にある適当な2頂点を選択します。
次に編集→プラグイン→User→VERTEX→
[VERTEX] 選択した2頂点の位置を対称にする(右側基準)
[VERTEX] 選択した2頂点の位置を対称にする(左側基準)
[VERTEX] 選択した2頂点の法線を対称にする(右側基準)
[VERTEX] 選択した2頂点の法線を対称にする(左側基準)
をそれぞれ行いたい操作を実行します。
動作はそれぞれ以下のとおりです。
[VERTEX] 選択した2頂点の位置を対称にする(右側基準)
は画面右側にある頂点の位置を元に左側の頂点の位置を変更します。
[VERTEX] 選択した2頂点の位置を対称にする(左側基準)
は画面左側にある頂点の位置を元に右側の頂点の位置を変更します。
[VERTEX] 選択した2頂点の法線を対称にする(右側基準)
は画面右側にある頂点の法線を元に左側の頂点の法線を変更します。
[VERTEX] 選択した2頂点の法線を対称にする(左側基準)
は画面左側にある頂点の法線を元に右側の頂点の法線を変更します。
以上です。
この記事のコメント欄は以下の記事通り解放します。
http://ch.nicovideo.jp/t0r0/blomaga/ar760385
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Blenderことはじめ2
ブレンダーをぐりぐり弄り回してMMDユーザーはとりあえずキーコンフィグでマウス操作やショートカットをいじるほうが導入コスト的にいいという結論になったのでそれをテンプレートファイル化しました。
DL URL:http://bowlroll.net/up/dl33090
同梱ファイル
・キーコンフィグファイル
マウスのみ設定
プリセット_20140223\キーコンフィグ\MMDKey.py
マウス・ショートカット設定
プリセット_20140325\キーコンフィグ\MMDKey.py
・テーマファイル
MMDの操作パネルの色味にあわせたテーマファイル
プリセット_20140325\テーマ\mmd.xml
キーコンフィグファイルはマウス操作をMMDやメタセコイアと同じ様な操作方法にしてあります。ショートカット設定いりはCtrlと組み合わせたショートカットキーを追加してあります。
テーマファイルはMMDの操作パネルの色にあわせて同様機能の部分をその色で表示するようにしてあります。
■キーコンフィグファイルの適用方法
1.ファイル→ユーザー設定→入力タブを選択します。
画面下にある「キーコンフィグをインポート」をクリックするとファイルを選択する画面が表示されます。
2.展開したキーコンフィグファイルを選択し右上にある「キーコンフィグをインポート」をクリックすれば適用されます。キーコンフィグファイルはプリセットとして登録されますので自由に元に戻す事ができます。
■テーマファイルの適用方法
1.ファイル→ユーザー設定→テーマタブを選択します。
画面下にある「テーマをインストール」をクリックするとファイルを選択する画面が表示されます。
2.展開したテーマファイルを選択し右上にある「テーマをインストール」をクリックすれば適用されます。テーマファイルはプリセットとして登録されますので自由に元に戻す事ができます。
■キーコンフィグについて
前回も書きましたがMMDユーザーがBlenderを触る場合の一番の障壁が右クリック操作とカメラ操作にあると思います。この操作の違和感の為におそらく変態インターフェースという渾名が付いたのだと思いますがこれを左クリック+MMD仕様のカメラ操作に変えただけでただの小難しいアプリケーションに化けます。これだけで導入コストはかなり下がるのでMMDユーザーは変更したほうがいいと思います。但し、右クリック操作を基準としたインターフェース自体にはしっかりした意味もありますので機能に慣れた後にそちらに変更するというのもありだと思います。(むしろBlenderをモデリングソフトとして使用するなら右クリックで操作したほうが結果効率いいと思います。)
■テーマについて
3DCGソフトにありがちなフラットなインターフェーステーマはどこになにがあるかというのが知っている事が前提の構成のためこれをMMDの操作パネルにあわせた色に変更しました。各ウィンドウの色で機能グループがある程度わかる為どこになにがあるかを探す際にここにはないという判断がある程度効くため検索対象を無意識的に制限できます。これも慣れた後は不要ですので好きなテーマを選べばいいと思います。
・標準ウィンドウ構成
・アニメーションウィンドウ構成
・UV操作ウィンドウ構成
■おまけ mmd toolsについて
mmd tools(https://github.com/sugiany/blender_mmd_tools)とはMMD用のPMX/PMD/VMDをブレンダーにインポートできます。インポート・エクスポート機能自体はblender2pmxを使用したほうがいいのですが「mmd tools」はCyclesレンダリングの設定などを自動で行ってくれますので入れておくといいと思います。
適用方法はDL元URLに記述されていますが以下の図の様にチェックをつけ適用します。
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闇鍋プラグイン 選択した頂点の近傍頂点から平均法線を算出
結構前に更新はしてたのですが説明を記述してなかったので改めて
■作成経緯
闇鍋プラグイン(http://bowlroll.net/up/dl9765)に「選択した頂点の近傍頂点から平均法線を算出する」機能を追加しました。
・AverageVertexNormal.dll
選択した頂点の近傍頂点(範囲:0.01固定)から平均法線を算出して適用する。
標準機能の近傍頂点の法線平均化だと鈍角位置な法線も平均算出の対象元データとしてしまう
為それを除外するようにしたもの。
ウェイト転送を行った際に材質境界頂点の頂点法線が図の様に開いてしまう。
ウェイト転送の内部ロジックが不明なため原因はわかりませんがこれを修正するのはかなり大変な為、依頼により作成しました。
PMXEの選択した頂点の「近傍頂点の法線平均化」と基本的に同じですがPMXEの標準機能ですと頂点法線が90度以上開いているものが存在した場合は適用結果がまともな状態にはなりません。
今回追加したものは平均値の算出元データから90度以上開いた頂点は除外して算出しています。
下記図は上記図に5回程度プラグインを適用して法線を調整したものです。
■使用方法
該当頂点を選択しプラグインを実行して下さい。
以上です。
この記事のコメント欄は以下の記事通り解放します。
http://ch.nicovideo.jp/t0r0/blomaga/ar760385
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