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モデルナの新型コロナワクチン、米国外での提携先で生産に遅れ

  • 臨床試験で問題発生、解決済みだがワクチン供給が減速
  • 生産後すぐに出荷、余剰在庫は一切ない-モデルナ

モデルナは新型コロナウイルスワクチン生産の国外提携先で遅れが生じていることを明らかにした。ここ数日間に臨床試験で問題が起きたためだという。

  モデルナの広報担当者が電子メールで説明したところによれば、問題はこれまでに解決したが、モデルナ製ワクチンの国外出荷が減速している。これにより、米国以外のワクチン供給を短期的に調整するという。

  広報担当のコリーン・ハッセー氏は電子メールでモデルナ製ワクチンは現在、生産後すぐに出荷されているため、こうした一時的な供給障害に対応できる余分な在庫は一切ないと述べた。

  これより先、韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相が、生産に問題があったためワクチン供給のスケジュール調整が「余儀なくされる」と、モデルナから同国に対して通知があったことを明らかにしていた。

  モデルナは問題が起きた工場名は明らかにしていないが、同社がワクチン生産で提携する国外企業にはスイスのロンザ・グループとスペインのラボラトリオス・ファルマセウティコス・ロビが含まれる。

原題:Moderna Says Foreign Manufacturing Partners Are Facing Delays(抜粋)

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