近年、店舗に行かなくてもオンライン・Webのみで取引が完結できるというオンライン・ネット完結型のファクタリング会社が増えています。
それだけでなく、従来のファクタリングでは人間が手作業で行っていた審査をAIが審査することにより、数十分~数時間で現金化できるというAIを使ったファクタリング会社も見られるようになりました。
これにより、
「地方に住んでいて近辺にファクタリング会社がない!しかも今日中に資金がいる…!」
という一見絶望的な状況の方でもインターネットとPC/スマホさえあれば資金調達可能になりました。
本記事では、そんなオンラインファクタリングについての特徴や、おすすめのオンラインファクタリング会社など詳しくご説明します。是非参考にしてみてください。
オンライン・ネット完結型ファクタリングとは?
オンライン・ネット完結型ファクタリングとは、電話やメール、ZOOMなどのテレビ電話等のツールを使ってコミュニケーションを取り、オンライン上でのやり取りだけで完結できる売掛債権買取サービスの事を言います。
ファクタリング会社に出向いたり、ファクタリング業者に来てもらい面談するといった「実際に会う」という事を省略した様式になり、会うために必要だった時間やコストを抑えることが可能です。
したがって、その分入金スピードを早めることが可能になるため、地方に住んでいる方や、急ぎで現金が必要な方は オンライン・ネット完結型のファクタリング会社がおすすめになります。
また、オンラインファクタリングと似たような名前として「クラウドファクタリング」と「AIファクタリング」があり、特徴は下記になります。
クラウドファクタリング
クラウドファクタリングはOLTA株式会社が商標登録している名称で、オンラインファクタリングと同義です。
AIファクタリング
AIファクタリングは「オンライン完結+AIを使った審査」を行っている売掛債権買取サービスの事を指します。
人ではなくAIが審査を行っていますので、通常のオンラインファクタリングよりさらに現金化までのスピードが早くなります。
提出された必要書類から「売掛先の信用力」「売掛金の支払期日」「利用会社の信用力」等をAIを使い総合的に審査します。
オンライン完結型のファクタリングサービスは「実際にお会いしての面談が不要」というだけなので、審査自体は手作業で行っているファクタリング会社の方が多いです。
もちろん実際に会う必要が無いので現金化までのスピードは一般的なファクタリング会社と比較して早いケースが多いのですが、それでもAIによる審査と比較すると審査スピードにかなりの差が出ます。
おすすめのオンライン・ネット完結型ファクタリング会社Top3
オンライン・ネット完結型の優良オンラインファクタリング会社を厳選して紹介します。
どの会社も見積り無料です。気になった方は是非気軽に見積り依頼してみてください。
サービス | |||
手数料 | 2%~20% | 1~9.5% | 1~14.8% |
入金スピード | 最短1時間 | 最短45分 | 最短2時間 |
対応地域 | 全国 | 全国 | 全国 |
オンライン完結 | 可 | 可 | 可 |
対象 | 法人、個人事業主、フリーランス | 法人、個人事業主、フリーランス | 法人、個人事業主、フリーランス |
取り扱いサービス | 2社間ファクタリング | 2社間ファクタリング | 2社間ファクタリング |
審査通過率 | 92.25% | 記載なし | 記載なし |
最低買取額 | 30万円 | 10万円 | 下限なし |
最大買取額 | 1億円 | 5000万円 | 上限なし |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
上記ファクタリング会社は入念に調査したうえでお勧めしておりますが、時差による変更点、間違い等ある可能性はゼロではありませんので、可能な限り複数社に相見積もりし、比較してパフォーマンスの優れているファクタリング会社を選ぶようにしてください。それが一番安全なファクタリングの利用方法です。
ベストファクター
- 審査通過率92.25%
- 即日振込実行率77.8%
- 入金まで最短1時間
- 来店不要。オンライン完結
- 2%~20%
ベストファクターは圧倒的な審査通過率と即日振込実行率が特徴のファクタリングサービスです。
審査通過率が92.25%との事なので、他社で審査落ちした売掛債権も買い取ってもらえる確率が非常に高いです。
また、入金スピードも最短1時間とトップクラスに早いのも大きなポイントです。
気になるところとしては手数料幅が2%~20%と広いので、複数社に見積り依頼して比較検討する事をおすすめします。
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(※見積り結果に満足いかなければキャンセル可能です)
PAYTODAY(ペイトゥデイ)
- AI審査で最短45分!即日振込
- 手数料1%~9.5%
- 最大90日後の債権まで買取可能
- 来店不要。オンライン完結
PAYTODAYはAIを使った審査が売りのオンライン完結型のファクタリングサービスで、現金化までのスピードもさることながら、手数料もトップクラスに安く、上限が9.5%に設定されているというのが最大の特徴です。
PAYTODAYの手数料上限は9.5%ですが、一般的な2社間ファクタリングの中では9.5%でもかなり安い方なので、審査に通った時点でかなりお得にファクタリングできると思って頂いて差し支えありません。
手数料が安い反面、審査はかなりしっかり書類を確認されますので、その点は理解しておいた方が良いでしょう。
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QuQuMo online(ククモオンライン)
- 入金まで最短2時間!見積りは30分
- 必要書類は請求書と通帳の2点のみ
- 手数料1%~14.8%
- 来店不要。オンライン完結
QuQuMo online(ククモオンライン)はオンライン完結型のファクタリングサービスで、現金化までのスピードもトップクラスに早く、さらに用意する必要書類が少なくこちらの手間が非常に少ないのが最大の特徴です。
手数料1%~14.8%と低価格水準と、迷ったらとりあえず気軽に見積り依頼してみると良いでしょう。
手数料は低価格水準ですが、上限付近だとそこまで安いとは言えないのでこちらも相見積もりは忘れずに。
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その他のオンライン・ネット完結型ファクタリング会社
うりかけ堂
- 入金まで最短2時間
- 売掛金買取率98.2%
- 口コミ評価が高い
- 24時間365日対応
- 手数料2%~
- 来店不要。オンライン完結
うりかけ堂も高い買取率と早い現金化スピードが売りのファクタリングサービスです。
売掛金買取率が98.2%と驚異的な数字で、他社で審査落ちした売掛債権も買い取ってもらえる確率が非常に高く、更に入金スピードも最短2位時間とトップクラスに早いです。
また、対応の良さに定評があり、口コミでもその評価は高いです。
気になるところとしては手数料幅が2%~と上限が不明なので、こちらも可能であれば相見積もりする事をおすすめします。
(ただ筆者の個人的な意見としては、買取率が高い=リスクの高い売掛金も買い取るという事なので、手数料上限を断言できないのは仕方ない事だとも思います。)
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yup(ヤップ)先払い
- 審査最短60分。利用者の90%が60分以内に審査完了!
- 365日24時間即時出金可能
- 手数料一律10%
- フリーランスに強い(法人でも利用可能)
- 来店不要。オンライン完結
- 新規登録ユーザーは利用可能金額が10万円(デメリット)
yup(ヤップ)先払いはフリーランスをメインターゲットにしたファクタリングサービスで、審査時間が短く365日24時間即時出金可能、手数料も一律10%と安めで固定されており他にはない非常に素晴らしい特徴があります。
しかし、新規登録ユーザーは利用可能上限金額が10万円とデメリットもあり、本当にフリーランス(小規模ファクタリング)を想定した癖のあるファクタリングサービスです。
限定的ではありますが、「少額取引」「オンライン完結」「スピード重視」といった条件に当てはまれば非常に高い利便性と言えるでしょう。
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オンライン・Web完結型ファクタリングのメリット
オンラインファクタリングのメリットはかなり多いです。順番に見ていきましょう。
実際に会って面談する必要が無い
オンラインファクタリングの一番のメリットです。
提出書類や信用情報が優良の場合は、簡単な電話のみで面談自体が不要になるケースもあります。
会う必要が無いため、下で紹介しているメリットが発生しているとも言えます。
入金スピードが早い
ファクタリング会社に出向く必要が無いので、その分入金までのスピードが早いです。
目安として問題がなければ大体即日で現金化可能です。
手数料が安い
面談に対する時間やコストを抑える=人件費を抑えることが可能になる為、その分手数料が安い場合が殆どです。
24時間365日申込可能
オンラインで書類を提出する為、人とやり取りする必要がないので24時間365日申込可能です。
ただし、24時間365日“現金化”までできるファクタリング会社はかなり少ないので一応注意が必要です。(2021年現在ではyup(ヤップ)先払いくらいです)
交通費、郵送費が不要
面談がなくファクタリング会社へ出向く必要がないので余計な交通費等は発生しません。
また、必要書類もpdfデータをWeb上にアップロードして提出する為、郵送費等は発生しません。
対面での面談だけでなく電話等も不要(AIファクタリング)
AIファクタリングでは、必要書類に問題がなければ電話等のやり取りも不要になります。
ただし必要書類に不足や疑問点等あった場合はファクタリング会社から確認の連絡が来る場合があります。
全てのAIファクタリング会社に当てはまるわけではありませんが、AIがまず審査をし、不足や疑問点等があった場合に人間の審査が入るようなイメージを持っていただければ分かりやすいかもしれません。
オンライン・Web完結型ファクタリングのデメリット
オンラインファクタリングはメリットだけでなくデメリットも存在します。
こちらも順番に見ていきましょう。
直接会っての面談を希望される方には不向き
オンラインに特化している会社もあり、会社によっては直接会って面談するといった従来のやり方がスムーズにできない場合があります。
面談できたとしても、交通費や人件費が発生する為通常のオンラインファクタリングより割高になる可能性がありますのでご注意ください。
3社間ファクタリングには殆ど対応していない
基本的に オンライン・Web完結型ファクタリングはあまり3社間ファクタリングに対応してないです。
3社間ファクタリングの場合、売掛先(取引先)の企業ともすり合わせる必要があるため、手間も時間もかかりどうしてもオンラインだけで完結しにくくなるためです。
柔軟性に欠け、審査が厳しめ(AIファクタリング)
AIは設定された基準にそって機械的に審査を行うため、完全にAIに審査を任せているファクタリング会社は審査が厳し目になる傾向があります。
また、必要書類も指定されたフォーマットで提出する必要があり、不足があると申請できないところも多いです。
Webやパソコンが苦手な人には不向き (AIファクタリング)
良くも悪くもオンラインに依存している為、直接会って面談したり必要書類原本を手渡ししたりといった従来のやり方を希望される方にはあまり相性良くありません。
ただ柔軟な対応できない会社ばかりかというとそうではなく、希望があればZOOM面談などを行ってくれるAIファクタリング会社もあります。
オンライン・Web完結型ファクタリングを利用する時のポイント
人とコミュニケーションがとれるファクタリング会社がおすすめ
デメリットの項目を見て頂けたなら分かるかと思いますが、「人とコミュニケーションが取り辛い」という事が原因で上記デメリットが発生しています。
逆に言うと、電話サポートがしっかりしているファクタリング会社であればデメリットをカバーすることが可能です。
デメリットが気になる方は、コミュニケーションのサポートがしっかりされているかどうかという点に注意してファクタリング会社を選ぶと良いでしょう。
二重譲渡を行わないように気を付ける
二重譲渡とは、既にファクタリング業者に売却した請求書を、また別のファクタリング会社に売却するといった行為です。
図で説明するとファクタリング会社Aに売却した時点で、この請求書の所有者はファクタリング会社Aとなります。
したがって、この請求書をA社に売却した後に、同一の請求書を他のファクタリング業者に売却する事はできません。
また、意図せずとも紙の請求書を対面で売却する従来のファクタリングとは違い、オンライン完結型のファクタリング会社の場合は誤操作やチェックミスで同一の請求書を売却してしまっていたなんて事も考えられます。
二重譲渡は犯罪行為ですので、くれぐれも行わないように注意しましょう。
オンライン・Web完結型ファクタリングまとめ
オンラインファクタリングは会う時間を短縮できるのでスピーディですが、コミュニケーションが取り辛いため柔軟性にかけるという点がデメリットです。
デメリットをカバーする為にも、オンラインファクタリング会社を選ぶ際はサポート体制や口コミで対応が良いという評価がされているファクタリング会社を選ぶとよいでしょう。
オンラインファクタリング会社を選ぶ際の参考になりましたら幸いです。