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「茨城県教育委員会/中高一貫校の校長 ◎教員免許・教育業界での経験不要」の転職・求人・仕事情報。日本最大級の【エンジャパン】の転職サイトには、教員・教師、講師の転職・求人情報が満載です!

プロ取材
教育委員会事務局にて、小泉教育長と採用担当の庄司さん、民間出身校長として活躍されている鈴木さん、太田垣さんに取材をしました。小泉教育長のお話は、別タブの【トップメッセージ】でぜひご確認ください。
エン転職 取材担当者
加瀬
取材担当者-加瀬
掲載期間21/08/1921/09/29
茨城県教育委員会

中高一貫校の校長 ◎教員免許・教育業界での経験不要

契約社員職種未経験OK業種未経験OK学歴不問完全週休2日転勤なし
中高一貫校の校長 ◎教員免許・教育業界での経験不要イメージ1
この問題に “正解” はありません。面接であなたなりの答えを聞かせてください。
この問題を解ける方、お待ちしています。
【問1】Aさんの通う中学は、全校生徒300人。3年間の学校授業だけですべてを理解できた生徒は、全体の3割でした。そんな教育に意味はあるのでしょうか。理解力や得意・不得意の異なる生徒全員が、笑顔になれる授業スタイルを考えてください。

【問2】Bさんはテストでいつも100点でした。もちろん、高校・大学受験に成功。でも、社会に出たあと活躍できませんでした。そんな教育に意味はあるのでしょうか。受験のための勉強ではなく、人生を豊かにするカリキュラムを考えてください。

【問3】Cさんの通う学校の教育方針に疑問を抱く人はいません。でも、Dさんから見れば、[ア]という課題があります。なぜなら[イ]であり、解決するには[ウ]が必要です。あなたなりの[ア][イ][ウ]を埋めてください。

――悲しいことに、上記問題に答えられる教育者は多くありません。そこで今回は、「学校教育を変えたい」という情熱をお持ちの方を、広く募りたい。教員免許や業界経験は不問。常識にとらわれない校長として、学校教育を改革してください。

募集要項

仕事内容
中高一貫校の校長 ◎教員免許・教育業界での経験不要
◎茨城県から、日本の学校教育を改革してほしい。
配属先は、茨城県が進める学校教育改革において特に注力する中高一貫校です。3年制の学校では高校受験・大学受験の準備に学生生活の半分を費やしますが、中高一貫校では6年間の中で自分の将来についてじっくり考え探求できます。子どもたちが自ら社会の課題を見つけ、行動できる大人に成長できるような教育環境を創るにはベストな場所。日本教育界のロールモデルとなるような学校を生み出してください。

<学校運営に関わるあらゆる業務に携わります>
カリキュラムや時間割・行事の決定、教職員のマネジメントや担任等の人事、施設・設備の整備や予算書の作成など、学校運営に関わる幅広い業務を担います。加えて、学校方針や授業内容、生徒との関わり方まで教職員と連携を取りながら企画します。前例にない教育・運営方法で、学校を改革してください。

~企画・実行した取り組みの一例~
■教育方針の変更
「生徒の探究活動をいかに進めるか」を教師の重要指標として設定。校内に掲示板を設置する他、外部コンテストにも積極的に参加するよう促し、校外でも通用する生徒の育成に力を入れる風土を創りました。

■課外プロジェクトの企画
ヒト型ロボットを導入し、有志の生徒で活用方法を考えるプロジェクトを立ち上げ。企画書作成から校長へのプレゼンまで生徒が行なう機会を作り、学校生活の課題を見つけ、改善する喜びを体感させました。

■EdTech(エドテック)の推進
端末を生徒全員に配布できるよう、ベンダー選定・交渉に自ら着手。また、ネットワークインフラの整備や新しいソフトウェアの導入、教職員への活用指導まで自ら旗振りをし、実行しました。

※入職後1年間は、副校長として校長業務をサポートしながら業務全体の流れを学ぶ期間を設けます。
応募資格 <学歴不問/未経験歓迎>
■民間企業や官公庁で管理職の経験をお持ちの方
└マネジメントをしていた期間や人数は問いません。
■令和元年度・二年度に茨城県教育委員会が実施した校長公募選考試験に応募したことのない方
■地方公務員法第16条、学校教育法第9条の欠格条項に該当しない方

~教員免許は不要です~
今回の募集では、教員免許や教育業界での経験は問いません。一足先に民間から採用になった他校の校長先生も、元研究者や外資系コンサル出身など経歴は様々です。「日本の教育を変えたい」という熱い想いを持つ方からの応募をお待ちしています。
募集背景 <学校教育の改革に伴う募集です>
「日本の教育をより良いものにしたい」と、教育現場での改革を続けてきた茨城県。県内屈指の優秀校の中高一貫校化を進め、子どもたちがより探求できる環境づくりをしています。公立の中高一貫校は、全国1位の数を誇るまでになりました。同時に、教育現場の責任者であり、要でもある校長の公募を行ない、民間を含めた外部から採用することで、現場主体の改革にも乗り出しているところです。

校長の公募は3期目。今回は、2021年4月に新たに中高一貫校となった3校、そして来年4月に一貫校化を予定している2校での募集です。前例にとらわれない発想で学校教育を改革してくださる方を【5名】お迎えします。
雇用形態 特定任期付職員(4年間)
※場合によっては、現在働いている企業に所属したまま、出向という形での働き方も相談できます。
勤務地・交通
令和三年度・四年度に開校の下記いずれかの中高一貫校へ配属となります。

■水戸第一高等学校・附属中学校
茨城県水戸市三の丸3-10-1

■土浦第一高等学校・附属中学校
茨城県土浦市真鍋4-4-2

■勝田中等教育学校(勝田高等学校と兼務)
茨城県ひたちなか市足崎1458

■下妻第一高等学校・附属中学校
茨城県下妻市下妻乙226-1

■水海道第一高等学校・附属中学校
茨城県常総市水海道亀岡町2543

※配属校については、選考の結果等を踏まえて決定します。
※転勤はありません。1年目に副校長として勤務した学校で、2年目から校長として活躍いただけます。
交通
■水戸第一高等学校・附属中学校
各線「水戸駅」より車で7分(徒歩18分)

■土浦第一高等学校・附属中学校
JR線「土浦駅」より車で9分

■勝田中等教育学校(勝田高等学校と兼務)
各線「勝田駅」より車で9分

■下妻第一高等学校・附属中学校
関東鉄道常総線「下妻駅」より車で1分(徒歩4分)

■水海道第一高等学校・附属中学校
関東鉄道常総線「水海道駅」より車で4分(徒歩11分)

※いずれもマイカー通勤が可能です。駐車場をご用意しています。
勤務時間 8:30~17:15(実働7時間45分)
※勤務時間は各学校により上記と多少異なります。
給与 月給60万8000円+各種手当+賞与年2回
※特に顕著な業績をあげた場合には、年に1度特定任期付職員業績手当(月給相当額)を上記にプラスして支給する場合があります。
年収例
960万円/1年目
1060万円/2~4年目
休日休暇 <年間休日120日以上>
■完全週休二日制(土日)
■祝日
■夏季休暇(5日)
■有給休暇
■各種特別休暇
福利厚生・待遇 ■賞与年2回(6月・12月)
■退職金
■校内禁煙
■マイカー通勤可(駐車場完備)
■私服勤務可
■交通費(規定あり)
■地方公務員災害補償法加入
■共済組合(健康保険・年金保険)
もっと知りたい!校長の仕事(その1) 【Q1】校長業務は“管理”がメインですか?
【A1】今回募集する中高一貫校では、いわゆるプレイングマネージャーとして活躍してほしいと思っています。学校運営全体の管理はもちろん、授業スタイルの企画を教科担任と一緒にするなど「やって見せる」ことが教職員の意識改革には重要です。

【Q2】教育委員会の意見が強く、現場でできることが限られそう…。
【A2】今回入職される方に求めるのは、これまでの学校教育を改革すること。教育委員会が一方的に意見を下すことはなく、どんな学校方針にするのか、目標を何に定めるかも一緒に決めたいと考えています。校長が学校改革をするサポート役になりたいと思うので、是非頼ってください。
もっと知りたい!校長の仕事(その2) 【Q3】本当に教育現場の経験がなくて大丈夫?
【A3】もちろんです!むしろ今回は、これまでの学校教育にない考え方を求めるため、民間出身の方が活躍のチャンスは多いかもしれません。最初の1年間は副校長として現校長の傍で仕事を学べるため安心。その間に、自分が校長に着任した後の育成・運営計画もじっくり練れます。

【Q4】民間の管理職と比べてギャップを感じることは?
【A4】いくつかありますが、1年先を見て仕事をしなきゃいけない点は苦労をするかもしれません。予算や大枠のカリキュラムも年次のサイクルで動くため、常に1年先を見据えて行動しなければ、民間のようなスピード感での改革は難しいです。
転職・求人情報イメージ1
生徒と直接対話を重ねることも、改革には重要。教職員や生徒と共に課題に向き合うことで、より良い学校教育が生まれるのです。
転職・求人情報イメージ2
校長公募1期目で採用になった鈴木校長(左)と太田垣校長(右)。民間から入職した2人も、同じ志を持つ仲間ができることを楽しみにしています。

プロフェッショナル取材者のレビュー

動画でCheck!
取材から受けた会社の印象

取材で印象的だったのが、「学校の主役は生徒であるべき」という言葉。生徒の声を直接聞きたいと、民間から校長へ着任された鈴木さん・太田垣さんは、校長室へ生徒が自由に出入りできるようにしています。実際、生徒との会話の中から運営が変わったこともあるそうです。

例えば、「土曜に部活で登校するとき、なぜ制服じゃなきゃいけないのか?」と質問されたことがあったそう。「それなら全校生徒に意見を聞いたらどうか」と提案し、アンケートを取ってもらうことに。結果、93%がジャージ登校に賛成。少数意見も踏まえた提案書を生徒たちに提出してもらった結果、校則を変えることになりました。また、別の時は「電子黒板をふくクロスを全クラスに設置してほしい」と生徒から直接提案され、導入したこともあったそう。

「自分の意見で学校をより良くできたという経験が、大人になって必ず役に立つ」と話すお二人。真の教育とは何かを、考えさせられました。

この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■生徒・教職員の変化を感じたときの喜び。
民間から入職された鈴木さんに、あるエピソードをお聞きしました。校長に就任されてからは、生徒会とのミーティングで「学校をどう変えたい?」と問いかけ生徒主体で運営をする大切さを伝えたり、教職員の方に「生徒の探究活動を高める方法を考えよう」と外部コンテストなどにも積極的に参加するよう後押ししたりと、行動を起こすきっかけづくりを大切にしていたとのこと。そうした努力の結果、徐々にではありますが、校長室に足を運び相談してくれる生徒が増えたり、考えに共感してくれる先生が増えてきたのを感じていました。すると、3ヶ月ほど経ったある日、教頭から「学校が変わっていくって、こういうことなんですね。長年教育現場にいますが、初めてのことで感動しています」と伝えられたそう。自分が学校の力になれたと実感でき、嬉しくなったと話してくださいました。

こうした教職員、生徒、そして学校全体が自分の働きかけで変わっていく姿を見たときは、他にはない喜びを味わえるでしょう。
厳しさ■周囲の心と行動を動かす難しさ。
今回募集する学校はいずれも県内屈指の進学校。「○○校で働いているなんてすごい」と周囲から一目置かれるほどです。教職員の方も経験豊富で優秀な方が多数います。そうした環境だからこそ、「まだまだ改善点がある」と危機意識を持ってもらうのは簡単ではありません。改革は一人では行なえず、周りの協力が不可欠。自分の目指したい学校像や教育方針について何度も伝え、新しい取り組みをする際も「なぜそれが必要なのか」を語り、協力をあおぎ続ける必要があると言います。それでも、浸透するまでには時間がかかることも多く、一筋縄ではいかないでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人■挑戦心を大切にできる方(本当に必要な教育とは何か?について考え続け、新たな挑戦に取り組み続けることが重要です)
■経営視点を持てる方(人材や予算といったリソースを、いかに有効活用するかという経営・マネジメント視点が必要です)
向いていない人■相手の意見に耳を傾けられない方(改革は一人ではできません。教職員や生徒の意見を受け止める協調性も大切です)
■情熱を持ち続けられない方(教育への関心があるだけでは務まりません。変革をやり抜く強い意志が必要です)

会社概要茨城県教育委員会

設立 1948年11月
代表者 教育長 小泉 元伸
資本金 教育委員会のため、資本金はありません。
従業員数 368名(2021年4月現在)
事業内容 教育委員会は、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の定めにより、教育に関する事務を処理するため、都道府県、市町村等に設置される合議制の執行機関です。茨城県教育委員会では、未来のいばらきを担う子どもたちを育み、また県民に潤いをもたらす学びの環境を提供するため、市町村教育委員会と協力しながら、教育の振興に日々取り組んでいます。
事業所 事務局/茨城県水戸市笠原町978番6
企業ホームページ https://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/

応募・選考について

入社までの流れ
STEP1
Web履歴書による書類選考
STEP2
1次面接(オンライン)
STEP3
最終面接(対面)
STEP4
内定
■書類選考は、「Web履歴書」と応募時に記載いただく「自己アピール」の2点で行ないます。ぜひこれまでのご経験や培ってきたスキル・能力などを振り返り、志望理由を含めて丁寧にご記載いただけると幸いです。
■1次面接は、2021年10月16日(土)、17日(日)を予定しております。
■最終面接は、2021年11月4日(木)を予定しております。
■合格発表は、2021年11月中旬を予定しています。勤務開始日は、2022年4月1日です。

~公募で校長職についた先輩からのメッセージ~
1期目として着任し、学校改革に奮闘してきました。新しいことを進めるのは簡単ではありませんが、決して一人ではなく、教育委員会や他の公募で入職した校長とも協力しながら進めています。改革は一人の力じゃできないため、大変なことも、良いことも共有し、支え合えるチームになれたらと思います。教育を変えるということは、日本の未来を変えるということ。この大きなミッションに、共に挑んでくれる仲間ができたら嬉しいです。
応募受付方法 当ページの応募フォームよりご応募ください。追ってこちらからご連絡いたします。
面接地 1次面接はオンラインでの実施となります。最終面接は下記で行ないます。

〒310-8588
水戸市笠原町978番6
連絡先 〒310-8588
水戸市笠原町978番6
担当茨城県 教育庁 学校教育部 高校教育課 人事担当グループ
TEL029-301-5256
E-MAILkokyo3@pref.ibaraki.lg.jp
個人名の表記について
企業に1週間だけあなたのパーソナルシートが公開されます。企業から、応募のお願いや、レジュメ入力リクエストが届く可能性があります。
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エン転職は、求人企業が発信する情報にエン転職取材担当、加瀬の取材によるコメントを加え、さらに元社員や現社員からのクチコミ情報など多角的な情報を収集し、より信頼性の高い求人情報を提供しています。
もし、求人情報の掲載内容と事実に相違があった場合はエン転職事務局までご連絡下さい。調査の上、対応いたします。入社後に判明した相違点についても、情報をお寄せください。
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