「赤い公園」津野米咲が日本の音楽シーンに与えた「いくつもの衝撃」

自分も何度も津野米咲の創る音楽に救われてきた。特に『KOIKI』という曲が好きだ。挫けそうになったとき、サビの歌詞をいつも頭に思い浮かべて、力をもらっている。

この曲を初めて聴いて胸に刺さったときから、悩んだら「それは小粋かどうか」を基準に考えるようになった。不思議と胸のつっかえが取れて、少しだけ楽になった。

彼女の死因や原因について様々な憶測をする人がネット上には溢れている。でもそれは、本人にしかわからない。考えれば考えるほど胸が苦しくなるし、ネット上にいる野次馬に面白がられるだけだ。それを考えるよりも、津野米咲の残した音楽の素晴らしさや、日本の音楽シーンに貢献した出来事や、残した爪痕の大きさについて語りたい。

そして悲しんで嘆くよりも、素晴らしい音楽を残してくれたことに感謝をしたい。これからも残された音楽に救われ続ける人がたくさんいる。そのことに「よろしく」と伝えたい。泣いてちゃしょうがないから。ずっと小粋でいたいから。

あなたの音楽に自分はずっと救われてきました。これからも救われ続けるでしょう。今までありがとう。そして、これからもよろしく。

津野米咲さんのご冥福をお祈りいたします。