渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

偶然

2021年08月29日 | open



東京の40年来の友人から連絡あり。
最近の気に入りの店はここだ、
きょうはオムライス、と。
バイク乗りだ。

そして、店の外からの写真も送って
来た。
「へ~」と話をしていて・・・
ん?ちょいまち。この店の前に停めて
いるバイク、うちのクラブメンバーの
バイクだど、と(笑)

今まだ店にいるの?と連絡したが、
すでに帰宅した後だったとの事だ。
笑った。
見ず知らずなので声をかけたりは
しなかったらしいが、私の昵懇の
友人がたまたまきょうバイクで行っ
た店で撮影した写真にうちのメンツ
のバイクが写っていた。
しかも、よく見ると、外からの写真
には店内に席にいるうちのメンバー
の姿も映っている。
なんだそれ?(笑)

まあ、よくある「アルアルシリーズ」
だ。

アルアルシリーズでは、つい二日前、
日御碕の人と会話していた。
別場所にいた人だが、最近転居した
のだという。それが日御碕のすぐ
そば。ほんとそば。
転居は知らなかった。
私が日御碕の日記記事を書いていた
時点では何とな~く、フッと思いつ
いたので書いていた。
「なんでここの事書くのだろう」と
自分で思いながら。
縁もゆかりもない場所だからだ。
日御碕のそばに転居したと聞いて

驚いた。

この手の事があまりにも多すぎる。
何か、遙か天上の何者かに操られて

いる。
ナチュラルだ。

ナチュラルではない無理やり作ろう
とした出会いや接触は、大抵そこ
にはえげつない作為が存していたり
して、そういう人間とはまず私は
うまく
いかない。
うまくというか、絶対に相容れない。
つか、うけつけない、こっちが。
小ずるい打算が確実に向こうにある
からだ。願い下げってやつ。
そして、その汚れた性根はやがて
露呈し馬脚
を現した時点で、向こう
は保身から非常に醜(みに
く)い事
をやり始める。パターンは不思議な
事にそうした連中は共通していて、
定番がi決まっている(笑)。
よく人としてそんな事できるなぁ

というような事をするのだが、ふむ
話には聞いてはいたが、類型類別は
できるんだね本当に、という位に
お決まりの例を見せる。自分から。

そんなスカは掃いて捨てる程いる。
だが、それ以外の打算無しの純粋な
とこでつきあってくれる奴らのほう
が圧倒的
大多数なのでこちとら大変
助かっている。
とことん根っから嫌な野郎ってのは
世の中かなり多い
からね~。
そんなご時世の中、私は私の友と
昵懇の知己に感謝して
います。
そして、天に。

あ~。MCのメンツは友だちじゃ

ないよ。あれらは同志だ。友だち
というような範疇ではない。
友だちなどというのとは別物、別格。
ゆえに互いにそういう意識性の相互

確認が無いとメンバーにはなれない。
結社だから。
メンバーにはなりたくてもなれない。
なりたくもない奴は、はなから縁が

無い。無縁の存在だ。関係ない。
また、本人の意思が優先という事は
存在しない。

血盟団のような同志会に入(い)れ
るか入(い)れないかは、
メンバー
が決めるからだ。希望者本人に審査
権利などは無い。
プロスペクト期間中もそうだが、
その前
段階で一人でも入会について
の反対者が
いたならば入会は完全
に拒否される。入会審査には既存
メンバー全員が関与している。
メンバーの一人でも知らないうちに、
我関せずのままで入会希望者の入会
の可否が進行することは存在しない。
審議の議決が組織には存するからだ。
議決は全会一致以外には存在しない。
全員が責任を持つのであるから、
勝手に入会可否が知らないうちに
どこかで決する事はうちの組織には
無い。それは「組織されている」から
だ。形骸化された入れ物だけがある
のではない。
同志会の員数はそれなりにいるが、
ことさらに広げる
つもりはない。
仲良しクラブではないからだ。
実際に日本刀を所持し、それを正し
く使え、
また己に刃を向けて自省と
決裁ができる心の脇差を備える者で、
かつ全員に認められた者しか会には
入(はい)れない。
ツーリングクラブや同好会ではない。
よそ様は知らない。
うちはそう。
そして我らは、絶対に仲間を裏切ら

ない。
それは最悪の人間の汚辱、恥である
からだ。
長い人生のロングライディングにお
いては、時に転倒を喫する事もある
だろう。

だが、転んで泥に汚(よご)れよう
とも、
心が汚(けが)れる事は、我ら
はしない。



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