短期トレーダーであれば10年単位の景気サイクルを気にする必要ありませんが,超長期投資家にとってのエッジとは企業個別の見立てもさることながら,景気サイクル・セクターローテーションを捉まえて年単位での最適なタイミングで資産アロケーションを行う点にあります。以下の記事はトレーダー向けではなく永久投資を志す長期投資家向けです。
ここで記述する内容は,日々のトレード用としてはほとんど役に立ちません。来たる景気後退・金融危機のとき”だけに”有効な10年スパンの相場サイクル投資法です。金融危機のタイミングは商品・株式・債券などが一斉に大きく動きます。そうした特異的な1年〜2年間の金融危機期間に特化した投資戦略をまとめたものとお考えください。
永久サイクルと呼んだのは,半導体サイクルや耐久消費財サイクルのようないつ廃れるかわからないBoom&Bustとは異なり,金融全体のBoom&Bustは10数年ごとに永久に続くと考えているからです。これは金融システム全体の課題であり,人々が群衆心理を克服し,中央銀行というシステムが抜本的に改造されない限り治らない病だと思います。つまりは,今後100年そこらでは治りそうもありません。
となれば,この永久サイクル(金融バブル〜金融危機)うまく活用して長期投資に活用するのが得策です。
永久サイクル
- 1章 金利・株価・景気
- 2章 金利と中央銀行政策
- 3章 景気後退と金融危機
- 4章 相場の永久サイクル
- 5章 マネー敏感株:金融
- 6章 マネー敏感株:不動産
- 7章 マネー敏感株:輸送
- 8章マネー敏感株:一般消費財
- 9章 設備投資株:ハイテク
- 10章 設備投資株:素材
- 11章 設備投資株:資本財
- 12章 インフレ株:エネルギー
- 13章 インフレ株:金・銀・鉱山
- 14章 ディフェンシブ株:生活必需品
- 15章 ディフェンシブ株:ヘルスケア
- 16章 ディフェンシブ株:公益
- 17章 安全資産:債券
- 18章 安全資産:金・銀・鉱山
- 19章 コモディティー:銅・プラチナ・パラジウム