渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

タリバンの「特殊部隊」

2021年08月27日 | open















かっぱらった敵軍装備着用して特殊
部隊でございもねえだろうによ。
練度と宗教ではない命令により機動
する近代軍としての規律と国際法規
遵守無くして何が「特殊部隊」か、
わらかすなこのダボ、なんだけどさ。
敵軍の軍服着てる時点で戦時の国際
法を踏みにじってるし、何でもアリ
なのな、この連中。

いくら「国はその当事国の人間が治め
べき」とはいえ、北朝鮮もそうだが、
国際的なとこを無視のてめえんとこ
ルールの俺様大将という国家は、非常
にいくない。
かといって、アフガニスタンは集団
性があるのでカダフィのような始末
はなかなかできない。
結局、アメリカも趨勢を見越して
米軍を撤退させた。日本とアメリカは
投入した640兆円がパァになった。

北朝鮮は独裁なので「外患誘致」と
特殊部隊の投入により、金正恩一族
抹殺をできるかも知れないが、集団
性を持つ体制はなかなか難しい。

独裁者の体制を崩すのは存外可能。
しかし、集団性で権力が分散してい
らかなり困難。
それは「集団性」を帯びたナチスド
イツを倒すのに連合国が手こずった
事からも分かる。
あれが独裁者のみで、他がただの
イエスマンならば簡単だったが、ドイ
ツの場合は集団的に地球上で最先端の
優秀な頭脳と工業力を持っていたので
非常に苦戦した。世界トップの国が
頭が完全におかしくなっていたいた
のだから地球存亡、人類滅亡の危機
だった。
その集団性という側面においては、
俯瞰するに「タリバン政権」をこの
先崩すのはかなり難しいだろう。

この記事についてブログを書く
« 大平和祈念塔 | トップ |