魔法科高校の編輯人   作:霖霧露

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第十六話 修正される道筋・前編

2095年8月10日

 

「今日が本番、か」

 

 選手控室で、幹比古は自身の緊張を吐露するように呟いた。彼が緊張するのも無理はないだろう。まだスランプから脱した自覚がないまま、モノリス・コードというルールのある勝負とはいえ実戦に赴くのだから。

 

「幹比古、そう緊張するな。最悪倒れてしまっても後は十六夜に任せればいい」

 

「それはそれで気が気じゃないんだけど」

 

 平然とした達也の言葉でも残念ながら幹比古の緊張は解せなかった。

 

「これはチーム戦だから、何も一人で全部背負う必要はないさ。応援に呼んでくれればすぐに駆けつけるよ。幹比古さんだけじゃなくて、達也もな」

 

「ああ」「うん」

 

 両者ともに己を過信せず、助勢を求めるのに抵抗はないと、俺の言葉を受け入れる。元から織り込み済みのようだ。そのための用意した通信機であり、そのための俺のミッドフィールドという役目なわけだ。

 

 試合開始まで刻一刻と迫り、ステージへ入場する時間となる。

 

「今更だが。二人とも、急にモノリス・コードの代役になんて選んでしまって済まなかった。でも、承諾してくれてありがとう。……そして、どうか四葉の名誉のために、俺のために力を貸してくれ」

 

 俺の懇願に、二人は力強く頷いてくれた。

 

◇◇◇

 

 特例により日程が変更された一高の予選第3試合。ステージは森林であり、それだけ聞けば俺の有利に思えるが、相手は最も野外実習に力を入れている八高。森林ステージは彼らにとっても有利であり、それを証明するように俺は八高選手一人に釘付けにされていた。お互い生い茂る木々に身を隠し、魔法を放った時のサイオンでしか位置が特定できない。だが、それは魔法師ならばの話だ。

 

(やり辛い……)

 

 超人である俺はサイオン以外にも気配で相手を知覚できるから、正直に言うと相手がどこに隠れているか分かっている。だがこの世界、気配だけで位置が完全に分かるなんて話はオカルトだ。知覚系魔法と言い逃れしたいところだが、残念ながら参考にしたい知覚系魔法の魔法式なんて古式魔法師家の秘義だろうから偽装魔法すら作れない。つまり、俺は相手の場所が分かっていながら、分かっていないフリをしなければならないのだ。

 

(超人技能のほとんどを封じた上で、魔法だけの戦闘。やっぱり、専用の魔法を考えた方が良かったな)

 

 伐採系超人である俺はとりわけ刃物を使っての近接戦闘・殺人剣を得意とするが、このような公式戦で使える超人技能は魔法で偽装できる超人的な挙動くらいだ。作った魔法も偽装魔法と原作知識や魔法大全で知れる魔法を多少改変したモノ程度で、モノリス・コード用の魔法なんて作れなかったし、魔法を使えるようになって高々3年の俺にそれを作っている余裕はなかった。今は騙し騙しどうにかやっている状態なのである。

 

(この膠着状態のままではさすがにまずいな。打って出るか)

 

 隠れていた茂みから姿を現し、手あたり次第、あくまで相手の位置を知らない風にエア・ブリットを2丁のCADで乱射する。背後から魔法発動の兆候・サイオンを感じ取る。俺はすぐにそちらへ振り返り、サイオン弾で起動式を破壊する。俺の早すぎる対応に相手は怯み、俺はその瞬間を逃さず『幻衝(ファントム・ブロウ)』で追撃。対抗できなかった相手は気絶一歩手前といったようにふらつき、俺は容赦なくエア・ブリットで完全に意識を刈り取る。

 

(さて、達也の方は多分原作通りで問題ないと思うが、幹比古さんはディフェンスになっているし、念のためそっちの手助けに行くか)

 

 自陣のモノリスへ動き出してほんの少し。俺は八高のオフェンスを見る前に試合終了のブザーが鳴る。達也がモノリスにコードを打ち込んだようだ。相手一人に随分と足止めをくらっていたことにこの時気付いた。

 

(やっぱり、魔法師としてはまだまだだな……)

 

 自身の未熟を省み、来年はしっかりと対策して挑むことを決心した。

 

◇◇◇

 

「まずは一勝、か」

 

「幹比古、前の試合の時も似たようなこと言ってなかったか?」

 

 幹比古の緊張は1戦後の選手控室でも継続されている。もはや彼の胃が心配になる程だ。

 

「達也は随分と落ち着いてるね。僕は全然落ち着けそうにないよ」

 

「プレッシャーをかけてしまって本当に済まない……」

 

「いや、十六夜のせいじゃないんだ!ああ、全く違うさ!」

 

 彼は慌てて否定するが、少なくとも彼をそうさせる一因に『四葉』が含まれるのは言い逃れできないだろう。

 

「十六夜はともかくとして。幹比古君は随分と肩肘張ってるのですね」

 

「深雪、誰も本番前はこんなものだ」

 

「なら、お兄様も時々はそんな姿を見せて頂いてもいいんですよ?」

 

 控室へ労いに来ていた深雪と達也は微笑み合う。その最中にも達也の肩を揉む深雪と身体を預けるがごとく一切抵抗しない達也は見まごう事なき恋人同士の姿だった。

 

――僕がこうなっているのは彼らにも原因がある訳なんだけど……。

 

 苦い顔で此方を見る幹比古からはそんな言葉が聞こえてくるようだった。

 

――この兄妹は不治の病だからどうしようもないんだ。済まないが、諦めてくれ……。

 

 俺は諦観を込めてゆっくりと首を横に振る。

 

 そんな二人で肩を落としているところに真由美とあずさが控室に入ってきた。が、司波兄妹の様子を見て、用件も忘れて固まっている。

 

「……何だか酷く非難されているというか、蔑まれている気がするんですが?」

 

「気の所為よ」

 

 達也の抗議に真由美は素っ気なく返すが、司波兄妹に対して多少引いていたようだった。こんな兄妹で一線越えてそうな雰囲気を出されていたら無理もないだろうが。

 

「何か連絡が?」

 

 話の出鼻が挫かれているようなので、俺は話を促しつつ軌道に戻す試みをする。

 

「はい、次のステージが市街地ステージに決まりました」

 

 真由美の連絡に達也と幹比古は訝しむような表情をする。

 

「……昨日あんな事があったばかりで、ですか?」

 

「ステージの選定はランダムだもの。そんな事は考慮されないんでしょうね」

 

「はぁ……」

 

 達也が呆れるのも分かる。昨日の事件はあくまで事故という体裁だろう。周りを混乱させないための処置だ。運営委員会も自身らの過失に目を背けはしないだろう。しようがしまいが、運営委員長が何らかの形で責を背負わされるのは確定事項だろうが。

 

「連絡、ありがとうございました。スケジュールも混み混みだ。すぐにでも移動しよう」

 

「ああ」「うん」

 

 俺につられて、達也と幹比古は防護服を着直し、CADとヘルメットを携える。次の試合で決勝トーナメント出場の可否が決まる。各々に油断はない。

 

◇◇◇

 

 二高との市街地ステージでの対戦。俺は性懲りもないゲリラ戦法ではなく、オフェンス二人の注意を引くために地上で目立つように惜しげなくエア・ブリットを打ちまくっている。何故分の悪い1対2の戦闘に持ち込んでいるかと言えば、今現在達也と幹比古は視覚同調を使ったモノリス探査をぶっつけ本番でするべく、そちらに意識を集中しているためだ。達也はまだ余裕があるだろうが、幹比古の方にディフェンスに割ける余力がないというわけだ。

 

「クソッ」

 

 俺に対する魔法が一切当てられないことに、一人は悪態をつく。二人で挟み撃ちにし、逃げ場を潰そうとしてもくるが、ここは市街地を模したステージの為に街灯もビルの壁もある。俺はマイセルフ・マリオネットで超人技能の偽装しつつ、壁や街灯を蹴り上がり、平面的な挟撃を立体的に回避していく。空中に居るところを狙う魔法はサイオン弾で起動式を破壊する。ファントム・ブロウは使わずに、エア・ブリットだけで徐々に相手の体力を削っていく。ここで一人倒してしまうと、残り一人が逃走を図り、こちらのモノリスに特攻を仕掛ける可能性が出てくる。あくまで俺は囮であるために、相手にまだ分がある状況を維持する。

 

 俺の思惑通り、相手は多勢で奮戦してくれたが十分な時間が稼げたようで、試合終了のブザーが鳴る。達也と幹比古は無事に作戦を成功させてくれたみたいだ。

 

◇◇◇

 

 モノリス・コードの予選を全て終え、一高が決勝トーナメント出場を決めたことによりようやく出場校が出揃うこととなる。今日の日程に組み込まれた一高の予選2試合があったため、決勝トーナメントは昼休憩を少し短くして正午より開始となる。一高は第二試合となるので休憩及び準備の時間は問題なく取れる。

 

「で、なんで幹比古さんが俺の部屋にいるんだ?」

 

 休憩と食事を兼ねて自身の宿舎の一室に居るのだが、何故か幹比古も同席して昼食を摂っていた。

 

「司波さんも居る達也の部屋で食べろって言うのかい?」

 

「いや、済まない。ゆっくりしてってくれ」

 

 彼の少なくない疲労を込めたため息で把握した。無駄に目立ってしまっている現状、彼は安息所を求めていたわけだ。間違っても安置所ではない。

 

「魔法の方、調子はどうかな?」

 

 お互いランチボックスを空にした後、俺はカロリーの補充に板チョコを齧りつつ幹比古に問う。

 

「十六夜の予想通りだったみたいで、今は問題無いよ。それにしてもバカな話だよね、魔法の展開速度が遅くなったんじゃなくて認識速度が上がったから感覚が狂っていただけなんて」

 

 彼はかつての躓きが如何に陳腐だったかを理解し、今まで気づかなかった自分を省みる。幹比古はこの間まで魔法の発動が不安定だった。原因は感覚が狂っていたための不調。発端はかつてのとある儀式による副産物、というより副作用での認識速度の向上。魔法展開速度は今まで通りであったために、遅くなっていると勘違いしてしまったのだ。儀式の際にサイオンを使い切り、サイオン保有量の回復が遅くなっていたのも、あの失敗から一切の恩恵を受けていないと勘違いさせた要因かもしれない。

 

「何か失敗した後というのはどうしても視野が狭くなってしまうものさ」

 

 俺は幹比古に助けを請われた時にそれを指摘し、向上した認識速度と魔法の展開速度を合わせるべく、CADによる展開の補助を受けられるようにするためと、達也に魔法の無駄を省いてもらうためにCAD用の起動式を作ってもらった。まぁ実際の話、幹比古の不調のあたりは原作知識が曖昧になっていて、達也に任せればどうにかなったことだけは覚えていた故に、あのように達也に丸投げしたわけだが。後に達也の見解を聞いて原作知識を詳細に思い出し、然も最初からそういう意図だったように振る舞ったのだ。

 

「懇親会でも言ったけど、改めて礼を言わせてほしい。ありがとう」

 

 彼の純粋な感謝は、色々な打算の元に助けた俺としては何とも歯がゆいモノだ。俺は達也に丸投げしただけというのもそれに拍車をかける。

 

「まぁ、その。立ち直れたのも幹比古さん自身の頑張りだからね。このまま現代魔法の調子も上がれば、来年は一科生に成れるんじゃないか?」

 

 このまま感謝の言葉を続けられても気まずいので、俺は話題を少しずらす。

 

「二科から一科に?それはさすがにないんじゃ……。前例が無いだろう?」

 

「何事も最初は前例なんて無いさ」

 

 彼の懐疑を聞いて、俺は来年彼がどんな顔をするのか楽しみになった。

 

◇◇◇

 

 時刻は正午を過ぎ、決勝トーナメント第一試合が開始され、岩場ステージで三高と八高が繰り広げられていた。決勝戦に上がってくるだろう三高を分析し、共通認識を得るために俺・達也・幹比古は観戦席に居た。達也一団の三人が(明確に言えば俺は達也一団ではないかもしれないが)集まれば、他のその面子が集まるのは当然であるし、俺のせいでできる空席も埋まるので特に問題はない。

 

「……『干渉装甲』に『空気甲冑』か。干渉装甲はともかく、空気甲冑は十六夜対策だろうな」

 

 達也は将輝の堂々とした進軍に使われている魔法を解析していく。干渉装甲は対象者の移動に追従する領域干渉であるため、その範囲内では干渉力が劣る者の魔法が発動できない、魔法師全般に対する対策である。それに比べ、空気甲冑は対ショックの圧縮空気層。干渉装甲範囲外からの加速系や移動系魔法の攻撃は、同系統魔法で対抗すればいいはずなので、達也の言う通り、あれは俺のエア・ブリット乱射への対策だろう。多すぎる空気弾に一々対抗魔法を講じての処理は不可能と判断し、鎧を着こんだわけだ。

 

「おまけに『偏倚解放』。ずっと使ってるからただ単に殺傷力を抑えるためかもしれないけど、俺意識でもあるかもな」

 

「なるほど。何故威力で勝る圧縮空気弾でも、指向性があって単純なエア・ブリットでもないのかと思ってたが。広範囲で無理矢理十六夜を捉えるためか」

 

 納得だと頷く達也。素早い俺に対して、点ではなく面で攻める理を達也は解する。

 

「相手も誘ってきているようだし、予定通り俺が彼の足止めだな」

 

 将輝が『十師族』である以上、同じ『十師族』である俺が相手をするしかない。実力的な問題でも互角と言えるのは俺くらいで、達也も互角ではあるがそれを表沙汰にするのは問題があるため、俺が将輝の相手をするのは必然である。

 

「他の二人は僕たちが相手か……。ここで手の内を見られなかったのは辛いな」

 

「吉祥寺さんならスピード・シューティングで加重系を主に使ってたし、彼の代名詞も加重系魔法の『不可視の弾丸(インビジブル・ブリット)』だしね」

 

「インビジブル・ブリット?」

 

 今まで会話の邪魔をすまいとしていたためか混ざってこなかったレオだったが、聞き覚えのない魔法名に反応した。

 

「大雑把に説明すると、魔法の作用力だけを生み出す『基本コード』の一つ・加重系統プラスコードを用いた魔法だね。その基本コードのおかげで、個体のエイドス全体に働きかけるのではなく、個体上の一点に直接力を及ぼすことができるのさ。興味があるなら、詳しくは達也に訊くといい。きっと懇切丁寧に教えてくれるよ」

 

「い、いや大丈夫だ。名前の通り見えない弾丸ってことだろう?」

 

 レオは達也からの長い解説を恐れて、大雑把な理解を示して回避する。達也は不服そうだし、他の面子は苦笑している。

 

「基本コードっていうと、彼はカーディナル・ジョージだったのか。吉祥寺真紅郎って名前、どこかで聞いたことあると思ってたけど」

 

「心配するな幹比古。インビジブル・ブリットはその性質上、情報強化は効果が薄いが、作用点を視認しないといけない欠点がある。遮蔽物で視線を外すか、視界に入らなければ問題ない。いちおう対策も考えてある」

 

 達也は幹比古の怯みを感じ取って、それを取り除くべく対応方法を述べる。

 

「有名税と言うべきか、名前が知れ渡ってるってことは手の内も知れてるってことにもなるわけだね。こうなると一番面倒なのはもう一人の選手か」

 

「出場してたクラウド・ボールと今までのモノリス・コードを見る限り、得意そうなのは加速系と移動系かな?それ以外の系統魔法も使ってはいたけど、脅威に成りそうなのは無さそうだね」

 

「それだけの情報でもどうにかなる。さて、そろそろステージが決まる時間だ。本部に移動しよう」

 

「三高の前に九高を倒さないとな」

 

 立ち上がる達也に合わせ、俺と幹比古も席を立つ。

 

◇◇◇

 

 決勝トーナメント第二試合、一高対九高の試合は渓谷ステージで行われた。この試合で活躍したのは間違いなく幹比古だった。ステージの水場を利用したとはいえ、彼はステージのほとんどを濃霧で包んで見せた。幹比古がステージの決定した時点でその魔法の使用を提案してきたときは驚いた。自信喪失状態では絶対そんなことを言わなかっただろうが、提案する彼は自信に満ちていた。

 

 幹比古がステージ内の視界を濃霧で奪った状態で、達也が陽動、俺が釣られた相手の処理をした。濃霧の中で魔法師が頼れるのはサイオンを知覚する感覚だけだ。その中で、達也は適当に音を増幅するだけの振動系魔法でサイオン及び音で敵の気を惹きつける。敵はその発生源に向かって魔法を使い、放たれたサイオンで場所を割り出して、そこに向かって俺がファントム・ブロウのちにエア・ブリットでKOしていく。

 

 そんな霧の中でのサイレントキリングが(キリング()してはいないが)行われ、観戦席からブーイングが最初あったものの、その霧の魔法の難度に気付いたものから黙っていく。気付きは伝播して最後にはほとんどの者が感嘆で息をのんでいた。

 

 試合の結果は当然、一高の圧勝となった。

 

◇◇◇

 

 三高と戦う事になる決勝戦は、3位決定戦の後であり、余裕を持った午後3時半に予定されている。

 

「2時間程インターバルがあるわけだし、各々休憩ってことで一旦解散していいんじゃないか?」

 

「ああ、2時半に本部集合でいいだろう」

 

 選手控室で俺の意見に達也は同意する。

 

「じゃあ、僕は宿舎の展望室にいるよ」

 

 先ほどの霧の魔法もあってか、疲労を携えている幹比古が一番に退席する。

 

「俺は自室の方にいるかな」

 

「カフェテリアか食堂じゃなくてか」

 

「達也」

 

 達也があまりにも真顔なので、弄りではなく純真な疑問のようだ。俺は抗議したかったが、なんだか力が抜けて肩を落とすだけになってしまった。何も言わず自室に向かおう。

 

「十六夜」

 

「自室の冷凍庫にチョコを買いこんであるから、それを食べるんだよ」

 

「違う、そうじゃない」

 

 達也が引き留めた用は俺の食い意地の方ではなかった。墓穴を掘るとはこういうことを言うのかもしれない。俺は頬が少し暖まるのを感じた。

 

「あの事故は、もう解決しているのか?」

 

 達也は眉をひそめる。彼の中には事故についての懸念が残っていたのだ。そういえば、今回の四高が起こした事故に達也はノータッチであり、事後処理も警察と九島烈が行ったから彼が詳細を聞ける経路がないと得心した。

 

「ああ、もう原因は取り除かれた。別の要因が降って湧かない限り大丈夫だな」

 

「そうか」

 

 それだけ聞ければ満足だったようで、彼の表情は和らいだ。俺もその顔が見られたことに満足して退室した。

 




一高VS八高・達也と幹比古:達也…敵ディフェンスの攻撃を『術式解体(グラム・デモリッション)』で無効にしつつ、『共鳴』で怯ませている間にコードを入力。
             幹比古…敵オフェンスを『木霊迷路』で惑わして時間稼ぎ。

一高VS二高・達也と幹比古:達也が不活性の精霊を敵陣まで持って行き、幹比古がそれを活性化させてモノリスを探査。探査後は達也が隠密しつつ、敵ディフェンスを『ファントム・ブロウ』で怯ませている内にコード入力。

閲覧、感謝します。

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