最終更新日:2021/8/24
2022年度の新卒採用のエントリー受付中です!大阪本社にて、9月に会社説明会を開催する予定です。詳細は決まり次第、こちらの伝言板を更新いたしますので、是非ご応募ください!たくさんのエントリーをお待ちしております!!東邦金属(株) 本社 総務部 採用担当 西崎/濱TEL:06-6202-3376 E-mail:saiyo1@tohokinzoku.co.jp
タングステン製の釣り糸は、お客様が釣り名人だったことをきっかけに開発。みなさんも好きなことを開発や提案のヒントにして、仕事を楽しんでみませんか(小樋社長)
《100年の歴史を持つメーカー》 1918年(大正7年)、日本で最初に電球用タングステンフィラメントを製造した日本冶金(株)が当社の前身。以来、タングステン・モリブデンという2つの金属に特化して技術力を高め、この2分野に関してはトップクラスのシェアを占める存在となりました。 タングステンの用途がとても広いことを、みなさんはご存知でしょうか。たとえば照明電球のLED化の比率が高まっていますが、太陽光に近い波長で趣のある光を放つハロゲンランプには、いまもタングステンが使用されています。 《地雷除去、放射線防護にも》 融点が高い、つまり耐熱性に優れ衝撃に強く密度が鉛よりも高いという特性を併せ持ったタングステンは「究極の金属」と言われます。その特性を知り尽くした当社が、繊維メーカーと協力して開発したのが「タングステン製放射線遮蔽生地」。福島の原子力発電所周辺で働く方々が、この生地でできた防護服を使ってくださっています。タングステンカーバイトを材料とする超硬合金は、地雷除去機のビット(先端部分)にも採用。カンボジアやアフガニスタンの地雷除去で活躍し、平和な国づくりの一助となっていることを誇りに思います。 培ったノウハウは医療分野にも応用。現在、熊本大学との共同プロジェクトで取り組んでいるのが、KUMADAI耐熱マグネシウム合金を素材とする極細ワイヤー。主体吸収性医療機器等の応用製品を目指している。《若い感性に期待!》 ほかにも電子レンジや自動車、光通信など、暮らしの身近なシーンで役立っているタングステン・モリブデン。これからも、豊かな発想力とチャレンジ精神でその可能性を追求していきます。 そんな当社の社員に求めたいのは、プラスαの勉強にも取り組む姿勢。また、私も技術者出身でつくづく思うのは、遊び心も必要ということ。どんどん挑戦する人は失敗もしますが、成功体験も早いでしょう。それがいい経験となり、めざましい結果を残せるはずです。 これから採用する人は幹部候補ですから、研究開発だけでなくプラント開発や大きなプロジェクトに携わるチャンスも大いにあります。ぜひ「こういうことがやりたい」と自ら手を挙げてください。若い人の意見を取り入れることができれば、事業はもっと広がり世の中の役に立つ“モノづくり”ができます。それを考えると今からワクワクしてきます。 【代表取締役社長/小樋 誠二】
当社は、日本で最初に電球用タングステンフィラメントを製造した、創立69年となる会社です。主に、耐熱性に優れた金属であるタングステンやモリブデンを取り扱っており、これらは共に融点が高く、粉末冶金法で製造されます。現在では、お客様の多様な要求に応える為に、タングステン・モリブデンのみならず、レアメタル分野にて、長年培った粉末冶金法の無限の可能性に挑戦し、材料から加工製品まで、活用領域を拡大することに日々努めています。また、対人地雷除去機(他社製品)の一部に、当社の超硬合金が使用されており、社会貢献にも取り組んでいます。