立川 談志(7代目)の名言
立川談志(7代目/自称5代目)のプロフィール
7代目・立川談志(ななだいめ・たてかわ だんし/1936年1月2日-2011年11月21日/男性)は、東京府小石川区(後の東京都文京区)出身の落語家。本名は「松岡 克由」(まつおか かつよし)。古典落語を現代的価値観・感性で表現しなおそうという野心的努力で高い評価を獲得していた人物であり、落語のみならず、講談や漫談も得意とするなど、その芸域の広さでも知られている。また、政治家として参議院議員や沖縄開発庁の政務次官も務めており、サイバー大学の客員教授なども歴任した。(参考文献:ウィキペディア+Amazon.co.jp)
著書
主な著書(落語口演の活字化書も含む)に「あなたも落語家になれる」「現代落語論」「『談志楽屋噺」「立川談志独り会」「酔人・田辺茂一伝」「世の中与太郎で、えじゃないか-常識にあきあきしてる人へ」「新釈 落語咄」「談志 受け咄」「ナムアミダブツ―俺も間違ってると思うけど今の世の中もっと間違ってるゼ!」「食い物を粗末にするな」「談志百選」「人生、成り行き―談志一代記」「談志 最後の落語論」「談志 最後の根多帳」「談志の落語」「立川談志自伝 狂気ありて」などがある。
立川談志の名言集
よく覚えとけ。
現実は正解なんだ。時代が悪いの、
世の中がおかしい
と云ったところで仕方ない。現実は事実だ。
そして現状を理解、
分析してみろ。そこにはきっと、
何故そうなったかという
原因があるんだ。現状を認識して把握したら
処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を
俺の基準で馬鹿と云う。
夫婦はエゴイズムの
バランスが取れてれば最良。
一緒になって
同意してくれる仲間がいれば
更に自分は安定する。
尊敬されて、仕事があって、
発想も状況を把握できる
頭脳もまだある。それを幸せと言わずして
何というか。
「執着」「執念」というのが、
「好きの虫」の
すんでるところです。
天狗になるくらいでなきゃあ
駄目じゃないかと思ったね。青臭いかもしれないけど、
天狗になってるときの芸は
威勢がいいんですよ。
型ができてない者が
芝居をすると型なしになる。
メチャクチャだ。型がしっかりした奴が
オリジナリティを押し出せば
型破りになれる。どうだ、わかるか?
難しすぎるか。結論を云えば
型をつくるには
稽古しかないんだ。