本日の日記

忘れずに

2021年8月26日(木曜日)

過去を振り返ると溜息がついつい出てしまうこともありますが、過去に捕らわれていたのではこれからの楽しみ事が半減します。
今日という日が今ひとつ頑張れなくたって、明日は大丈夫です。
だからね。
笑顔だけは忘れずにいましょうよ。

松原照子の印

本日の世見

新紙幣のデザイン

2021年8月26日(木曜日)

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一万円札をじっくりご覧になったことっておありですか?
発行開始が1984年の時の肖像画は福沢諭吉で、裏面が雉でした。
2004年の時の肖像画は前回と同じ福沢諭吉で、裏面は平等院の鳳凰像です。
2024年に発行される肖像画は渋沢栄一で、裏面は東京駅です。
2024年度上期を目途に、千円札、五千円札、一万円札のデザインが新しくなります。
五千円札は樋口一葉から津田梅子に、
千円札は野口英世から北里柴三郎に代わります。
表面はよく目にするのですが、裏面となると意外と見ていない気がします。
五千円札の今の表面は樋口一葉で、裏面が尾形光琳「燕子花図」ですが、津田梅子に代わると、裏面は藤の花になります。
千円札の今の表面は野口英世、裏面は逆さ富士ですが、北里柴三郎に代わると、裏面は葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」になります。
一万円の渋沢栄一は、第一国立銀行(後の みずほ銀行)、東京海上火災保険、王子製紙等、数々の企業を設立し、「日本資本主義の父」と称されている実業家です。
五千円札の津田梅子は、津田塾大学を創設、日本の女子教育の先駆者です。
千円札の北里柴三郎は、破傷風の治療法やペスト菌の発見者で、世界的に有名な医学者であり細菌学者です。
偽造防止対策もあり、約20年毎に新しくなるといいます。
新しい紙幣には、3D画像が回転して見えるホログラムが導入されると言われています。
今日からは、裏面もよく見てくださいね。
1984年の時の五千円札の新渡戸稲造の時の裏面は逆さ富士、今の千円札の野口英世の裏面も逆さ富士。
一度、同じかどうかを見比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

松原照子の印