♯626 興部町アイス編
美味しい牛乳から美味しいアイス♪
あ…暑い。もう無理…。
そんな日に、どうしても食べたくなるのがアイス!
暑さを一瞬でも忘れられる、あの幸せ!
清涼感のあとに押し寄せる、甘み、うまみ、コク。
食べたい!今まさに…食べたい!
ということで今回のあぐり王国ネクストは、興部町のアイスに注目します!
札幌からおよそ4時間半!興部町へ!
森崎博之リーダーと森結有花アナウンサーがやって来たのは
夏なのに「興部町営スキー場」!!
なぜこの時期にスキー場に来たかというと…?
牧場かと思いきや…スキー場?
森アナ「スキー場は冬だけ。夏は牧場の放牧地なんです」
確かに足元には牛さんのウンチもあります!
リーダー「牛さんがここまで来るんですか?」
森アナ「そうなんです。下にいる牛さんたちが…」
リーダー「リフトに乗って??」
森アナ「違います!!」
人口およそ3700人に対して、牛が1万2千頭ほどもいる、興部町。
注目するアイスはどんなものなのでしょうか!?
興部町名産の「おこっぺアイス」!
リーダー
「夏だから冷たいものが食べたい。
冷たいものを食べるんだったら北海道の健康な牛さんから搾った
生乳で作ったアイスクリームが食べたい!うまいだろうなあ」
森アナ
「ここ興部町には【おこっぺアイス】というブランドのアイスがありまして
色んな種類のアイスクリームやソフトクリームを製造販売しています」
1908年創設の牧場へ!
ではおこっぺアイスの原料となる生乳を生産している牧場
パインランドデーリィへ行ってみましょう!
リーダー「見るからに大きい!最新施設ですごい規模!」
放牧地はスキー場!
飯田眞生(まい)さんに牧場を案内して頂きます。
さてこのスキー場はいったいどうなっているのでしょう?
飯田さん「夏は放牧!冬はスキー場として楽しむ場!」
リーダー「へええ~~」
飯田さん
「ここにいる牛はこれから初めて分娩を迎える初妊牛!
初めての出産のために足腰を鍛えるためにも外に出して運動させているんです」
リーダー「環境に恵まれた牧場ですね」
飯田さん「スキー場に隣接している牧場はなかなかないので有難い」
神奈川→京都→興部にやってきた酪農家
リーダー「飯田さんはもともとこのマチの人ですか?」
飯田さん「出身が神奈川県で大学が京都だったんですけど新卒でここに入社しています」
リーダー「ええっ…。どうしました??」
飯田さん
「経済学部で一般の勉強していたのですが就職活動のときに
酪農がやりたいなと思って就職しました。いま43名、従業員がいます」
あれ?人が話してる途中でスマホって?
リーダー「牛は何頭ですか?」
飯田さん「え~と牛は…」
するとおもむろに携帯をいじりだした飯田さん。
飯田さん「だいたい2,000頭なんですが…」
リーダー「どうしました話中に!スマホを取り出して!」
森アナ「急に若者感が…」
リーダー「いまお話中ですし、テレビも映ってますし…」
スマホが協力なサポーター!
飯田さん
「すみません!仕事をするときに必ずスマトフォンの【ファームノート】という
アプリを使って牛の正確な情報や数字の管理を行っているので!」
最新技術を活用した飼育管理システム!
ファームノートとは、
帯広のベンチャー企業・ファームノート社が開発した酪農管理システム。
牛1頭ずつに付けたセンサーで、
それぞれの活動情報をスマホなどで詳しく把握することが出来ます。
飯田さん
「頭数ですが、いま全体で1,861頭!
その中で経産牛(けいさんぎゅう:出産・搾乳している牛)が850頭。
あと乾乳牛(かんにゅうぎゅう:これから分娩する牛)が100頭近く。
育成牛(離乳~種付けまでの間の牛)が865頭です」
リーダー「すげえ…」
飯田さん 「私のように酪農をやったことがなくて知識がない人でも スマホで健康管理とか出産の予定日の管理などができるので あまり聞かなくてもある程度自分で覚えていけるので助かっています」
リーダー「この子はこのくらいミルクを出した…とか食事をどのくらいとったとかも…」
飯田さん「スマホで分かります!人がいない時間に牛が何をしたかが後から追える!」
リーダー「若者ならでは!スマホと友達だからこそ飛びつきやすい」
飯田さん
「そうですね。そんなにハードルが高くなく酪農ができるので私もギャップでした!!!」
子牛の牛舎もすごいことが…!
大規模で、最先端の技術を導入しているこの牧場。子牛のいる牛舎におじゃましてみると…
飯田さん「この上のレールを哺乳ロボットが通って、自動で哺乳していく!」
リーダー「残念ですね…哺乳名人ね」
森アナ「そうですね…出る幕がないですね…」
哺乳ロボットが自動で動き出す前に、まずは子牛とご対面です。
リーダー&森アナ「かわいい♪いつ産まれた子牛ですか?」
飯田さん「スマホを見てもいいですか?」
さくっと調べると…
飯田さん「生まれて4日!7月17日生まれの女の子です」
リーダー「カワイイ!この子もミルクをだす子になるんですね」
児童搾乳ロボット作動!
さて話しているところ搾乳ロボットが稼働し始めました!
リーダー「え…動いてるの?」
飯田さん「あれが普段ひとがやっている搾乳を機械でやっています」
リーダー「顔をだして飲んでるよ!え~~っ!!」
飯田さん
「個体ごとに飲む量や回数を管理できるので、人がやる以上に細かな設定ができます。
1日7回哺乳を自動でやってくれるので
消化にも優しいですし牛にとってもすごく快適です!」
リーダー「少しずつ、しかもその子によって与える量も違う!」
森アナ
「いま次の子に行くところですよね。次に行くタイミングってどうしているんですか?」
飯田さん
「その子牛に与える1回の哺乳量に達したら次に行きます!
哺乳期の牛って管理が難しい。
体調の変化が人間の赤ちゃんと同じようと言われています。
飲んでいるミルクの量が減ると体調が悪いという1つの基準になります」
リーダー「それも手元で管理できる?」
飯田さん「哺乳ロボットが来たけど飲まなかったというのも分かる!」
哺乳が終わるとロボットが離れます。
飯田さん「それで乳首を消毒しているんですよね!1回1回消毒して使っているんです!」
リーダー「すごい!安心」
森アナ「哺乳に至っては人の手というのはほとんど必要ない?」
飯田さん
「ないですね。哺乳ってすごく時間のかかる作業なんですけど
ロボットがやってくれるので哺乳時間を他のことにあてることができます!」
リーダー「この時間が空くんだね…じゃあ哺乳名人やることない・・・」
森アナ「…何かさせてください!!」
飯田さん「初めてミルクを飲む子牛は分からないので手で誘導してあげる!」
森アナのお手伝いはどうなる!?
ということで、哺乳ロボットでのミルクの飲み方をまだ覚えていない子牛のために、
森アナが一役買うことに!
森アナ「うわ~おいしそう!飲まないんなら私が飲んじゃおうかなあ」
リーダー「説得しても動かないんで立たせてください!」
飯田さん「後ろから回って、背中をさすってあげるといい!」
子牛の背中を強くさすって立ち上がる様に促しますがビクともしません!
そうこうしているうちに哺乳ロボットは次の子牛へ移動し始めました。
リーダー
「行っちゃいます!あ~こうなったら次の子牛に移動です!この子もまだ導きが必要です!」
森アナ「これだこれ!ほれ!これこれ!」
リーダー「森さん行け!」
森アナ「ほれほれ!こっちじゃない!」
リーダー「どうして??こうしてこうやって…(指で子牛を誘導)」
飯田さん「はい上手です!」
リーダー「これでここに導く!!」
飯田さん「すごい上手です!!」
リーダー「森さん、こういうことやってほしいの」
リーダー「はい…こうやって。そうそう。はい行った!」
子牛ちゃん!すっかり上手に哺乳ロボットからミルクを飲めるようになりました。
リーダー「これをやってほしかったの」
森アナ「哺乳名人だ…」
飲んだ、飲んでいない、どれだけ飲んだ…というのは、
最新技術で細かく管理されているので、
森アナが飲ませられなかったことは、大きな問題ではありません。
さてパインランドデーリィでは、およそ850頭の搾乳牛から、
1日におよそ28トンもの生乳を搾ります。
搾乳パーラーにも新型の設備が整えられ、その大規模生産を可能にしています。
搾りたて牛乳をいただきましょう
朝搾りたての生乳を特別に殺菌していただきましょう。
カンパーイ♪
リーダー「うわ~!さわやか!残り香が甘い!アフターが甘い」
酪農王国北海道を支える新時代の若者
飯田さん
「やりがいしかないですね!仕事の意味を考えた時に
誰かの食卓の牛乳・乳製品を作っているという思いがあるので
やりがいと誇りをもって仕事ができています!」
リーダー本州に帰っちゃったりしないですか?」
飯田さん「ないですね!」
リーダー「北海道の人になってくれますか?」
飯田さん「道民と名乗らせていただければ!!」
リーダー「嬉しいねえ」
森アナ
「最新の設備、新しい働き方や
これからの酪農を引っ張っていってくれる女性にも出会えて
なんかすごくこれからが楽しみになりましたね」
おこっぺアイス直売店にやってきました!
リーダー「ここ来たら必ず立ち寄りたい店です!」
【おこっぺアイス直売店】
住所:興部町字興部107-57 ホクレンスタンド横
電話:0158-82-2961
20年以上の歴史がある「おこっぺアイス」について
JA北オホーツク藤本勉さんに教えて頂きます。
おこっぺアイスの始まりは?
藤本さん
「旧興部農協時代にJA女性部が牛乳の付加価値を上げようと
アイスづくりに取り組み、町内のAコープに販売していました。
その意志を引き継いで農協が販売製造することになりました」
超人気!興部町の名産品!
リーダー「この時期はすごいんじゃないですか?」
藤本さん「土日にいたってはソフトクリームだと500本ぐらい!」
森アナ「えええ!!」
ソフトクリームとアイスクリーム7種類がある、おこっぺアイス。
直売所や通信販売で買えるほか、近隣の学校では給食として出されているなど、
地域に密着したアイスとなっています。
藤本さん「うちの特徴は朝搾られた生乳をその日のうちに製品にする!」
リーダー「搾りたて牛乳のアイスが食べられる!なかな無い!」
藤本さん「乳化剤や添加物は使っていません!」
リーダー「添加物ないとあっという間に溶けやすいソフトクリームですよね」
藤本さん「あっという間に溶けます!!」
そんなアイスの製造を見せてもらいましょう!
アイス工場に潜入!
おこっぺアイスの原料となるのは、パインランドデーリィがその朝搾った生乳。
朝のうちに牧場から集荷して、工場に搬入します。
工場内はピッカピカ♪
リーダー「たくさん大型の機械があるけどどれもピカピカだ!」
森アナ「この機械も20年近く使っているんですよね?」
藤本さん「そうです」
まずはアイスクリームの原料となる生乳をタンクに入れます!
この生乳に、生クリームなどの原料を合わせます。
加熱、殺菌、冷却など様々な工程を経て、
その日の午後には、アイスクリームやソフトクリームが完成します。
リーダー「その日のうちにアイスにできるってここならですか?」
藤本さん 「小さい工場だからこそできることかなと思います! 20年間、この製法は変わっていないです!」
リーダー「搾りたて牛乳を冷やしたてでいただきたいです♪」
一刻も早くソフトクリームを食べましょう
森アナ
「ソフトクリーム!すぐ食べないと溶けちゃうんです!
余計なものが入っていないので!もらったらすぐ食べてください!」
藤本さんが走っています!!
ミルクソフトクリームを頂きます♪
リーダー「嬉しいなあ~いただきます!うま~い!牛乳のもつ風味がすっごく出ている!」
森アナ
「うん!おいしい!すっごくまろやか!
牧場で飲んだ生乳そのものって味ですね。もらって2~3分ですけど溶けちゃって… 」
藤本さん「添加物など入ってないので!」
リーダー「これが本来の形なんですよね」
おこっぺアイスもいただきましょう
続いて、アイスクリームもいただきます。
リーダーはバニラ、森アナは夕張メロン味を選びました。
リーダー「うんミルキー♪うわ~ミルキーだなあ」
森アナ「夕張メロンなんですけど色がついてない」
藤本さん「着色料は使ってません」
森アナ
「いい香り…!見た目よりもメロンの味します。メロンシェイクみたいな味わいですね」
酪農のマチ自慢の逸品「おこっぺアイス」
藤本さん
「興部町といえば酪農のマチなので
地域の活性化にもつながるように心をこめて製造しております。
買っていただいて『おいしい!』と言われるのが一番嬉しい!」
リーダー「ぜひ今度は家族で来たいと思います。ありがとうございました」