山峡の寺(31)
「ん、、、」誰か訪ねてきたかと思った睦豊和尚は振り向いたが、すぐに静かになったので、再び書類に目を落とした。
「和尚、、、一人か、、、」突然襖が開いて、若者が入ってきた。文机に向かっている睦豊和尚の背後に立った。
「な、なんだ、、、いきなり、失礼ではないか、、、」睦豊和尚は驚いて振り向いた。
「悪りぃ、和尚、仕事で近くに来たんだけど、早く終わっちまったんで、寄ってみたんよ、、、一人なんだったら、いいだろ、、、俺、溜まってんだ、、、」若者は文机に向かっている睦豊和尚に後ろから抱きついていた。
「な、何を言う、、、昼間からそのような、、、」睦豊和尚は震えていた。
「ダメか、和尚、、、いいだろ、すぐに済ませるからよぉ、、、」若者は睦豊和尚の耳朶を舐めるように囁く。
「むぅ、、、い、いかん、、、昼間から、、、むっ、むうぅ、、、し、仕事を、しておるのだ、、、むうぅ、、、」若者の手が睦豊和尚の胸元を探り、作務衣の襟元から手が滑り込んでいた。
「仕事中って言っても感じてるんやろ、、、和尚、、、いい声出してるし、、、なぁ、、、」若者は睦豊和尚の肌着の楊柳の生地の感触を楽しむように撫で回し、前釦を器用に外していった。
「むうぅ、、、いかん、、、いかんと、言うておるではないか、、、むぅ、、、むああぁ、、、」金縛りにあったような睦豊和尚の身体を自在に操るように、若者は手を肌着の中に滑り込ませ、睦豊和尚の胸の突起を捕まえていた。
「ほらぁ、和尚、こんなに乳首大きく勃ってるし、、、こっちも勃ってるんだろ、、、」若者のもう一方の手が脚を坐禅の姿勢に組んで文机に向かっていた睦豊和尚の作務衣の裾を捲り上げ、下穿きの前を弄った。
「むおおぉ、、、い、いかん、、、むうぅ、、、やめなさい、、、ぬぅ、、、ぬおおぉ、、、」作務衣の下穿きの紐が解かれ、寛げられた下履きの中から現れた楊柳のステテコの前開きから手が滑り込み、越中褌の前垂れを弄り、晒布に包まれた睦豊和尚のものが若者の手に落ちた。
「なんだよ、いかんいかん言いながらこんな濡らしてるし、、、和尚もやりてえんだろ、、、ほらぁ、、、」若者は睦豊和尚の背中を押して文机の上に押し倒した。睦豊和尚は畳に膝をつき、文机を抱え込むように倒れこんだ。若者は睦豊和尚の作務衣の下穿きをステテコとともに畳についている膝まで引き下ろすと、手を前に回して越中褌の紐を解き、睦豊和尚の身体から引き抜いた。睦豊和尚の身体を包んでいる濃紺の作務衣の間から、剥き出しになった睦豊和尚の豊かな尻がのぞいている。若者は滑らかな睦豊和尚の尻を撫で回すと、盛り上がった尻の肉塊をかき分けるように広げ、菊座を露わにした。迷うことなく若者は睦豊和尚の菊座に口を寄せた。
「むおおおぉ、、、ぬぅ、、、むうぅ、、、」若者の唇が菊座を塞ぐと、睦豊和尚は文机の上で身体を仰け反らせて声をあげた。若者は丁寧に睦豊和尚の菊座を舌で解していく。
「和尚、、、とろとろになってきたぜ、、、」若者は唇を離し、膝立ちになると作業着のベルトを外し、後ろに手を回して六尺褌を解き、股間から抜き去った。若者の猛々しいものが自身の臍に着くかのように屹立している。若者は唾を手にとって自分のものに塗りつけると、固く突き上げているものを手で押し下げて、文机に突っ伏した睦豊和尚の菊座に狙いを定めると、一気に挿入した。
「むぐうあぁ、、、むおぅ、、、」睦豊和尚の身体が仰け反って菊座を貫く若者の肉柱を受け止めていた。
「うぅ、、、うおおぉ、、、いいぜぇ、、、和尚、、、いい、、、」若者は睦豊和尚の菊座を味わうように身体を寄せ、作務衣を纏ったままの睦豊和尚の背中を抱きしめた。作業着の胸のポケットに入れたままのボールペンが睦豊和尚の広い背中にめり込んでいる。
「むおっ、むおおおぉ、、、」睦豊和尚は文机を抱きしめて快感に耐えている。
「ううぅ、、、いくぜ、、、和尚、、、ううぅ、、、うぉっ、うぉっ、うぉっ、、、」若者の腰が前後に動き始めた。
「むおおおおぉ、、、むはっ、むはっ、むはっ、、、」若者の腰の動きに呼応するかのように睦豊和尚の口から吐息が漏れる。文机が軋んで、ぎしっ、ぎしっ、と音を立てている。
「うおぉ、、、、うぉっ、うぉっ、うぉっ、うおおぉ、、、」若者は身体を起こすと、睦豊和尚の腰をがっちりと掴み、腰の動きを加速した。
「むぐぅ、、、むぐぅああああぁ、、、」若者の肉柱が睦豊和尚の菊座に絞り上げられた。とぷっ、と音がして、文机の下の畳に白い液体が撒き散らされていた。
「うわおぅ、、、お、和尚、、、し、締まるぅ、、、うおおおおぉ、、、」若者は絞り上げられている肉柱を半ば引き抜抜き、渾身の力で再び打ち付けた。
「むぐぅあああああぁ、、、」若者の体が仰け反ったまま凝固し、二人の声が絡み合った。若者は睦豊和尚の中のものの律動がおさまると、肉柱を一気に抜き去り、尻もちをつくように畳の上に座り込んだ。まだ天井を突き上げるように屹立しているものが、濡れて光っている。
「和尚、、、よかったぜ、、、和尚も感じてたんだろ、、、畳の上に精液ぶちまけちまってるぜ、、、和尚、、、」若者は立ち上がると、足元に落ちていた六尺褌を締め直し、ズボンを穿いてベルトを締め直した。
「むうぅ、、、」睦豊和尚は放心状態で文机の上に突っ伏していた。
「じゃ、俺、仕事なんで、、、またな、和尚、、、早く拭かねえと畳にカビ生えちまうぜ、、、」若者は睦豊和尚の耳元で囁くと、部屋を出て行った。
山峡の寺(32)
「じゃ、気をつけて、、、」哲史が声をかけるのが聞こえた。
「うん、じゃ、先生、、、さようなら、、、」振り向いてカバンを持った男は若者がかつて通っていた学校の制服を着ていた。制服が歩いて去っていくのを見つめていた哲史が寺の方に歩き始めると、物陰から若者が飛び出してきた。
「へぇ、、、小坊主さん、先生なんだ、、、」若者はいきなり哲史の前に立った。
「えっ、、、あ、いえ、、、実習生です、、、」哲史は突然話しかけられてしどろもどろになって答えていた。
「どっちでもいいけど、、、ガキ食うのはまずいんじゃねえの、、、先生、、、」若者はにやにや笑いながら哲史の反応を楽しんでいた。
「い、いや、、、そ、それは、、、」
「実習って、ガキ食っちゃってもいいんだ、、、お口のサービスも実習してんだ、、、」若者は哲史に向き合ったまま、ズボンのベルトを緩め、ボタンを外した。ズボンがずり落ちて、ベルトのバックルが金属音を立てた。哲史の目の前に内側から突き上げられ膨らんだ六尺褌が現れた。
「そ、そんな、、、そんなこと、、、」哲史は震えながら若者の股間で苦しそうに膨らんでいる晒布を見つめていた。
「ほら、、、俺のも舐めてくれよ、、、あのガキみたいによぉ、、、あんなガキのより、しゃぶり甲斐があるぜ、、、」若者は後ろに手を回して六尺褌を解いた。緩んだ六尺褌が膨らんだ形のままはらりと足元に落ち、猛々しい若者の肉柱が現れた。
「うぅ、、、ううぅ、、、」哲史は若者の肉柱に吸い寄せられるように近づいて行った。
「ほら、、、咥えろよ、、、」若者は哲史の頭を抱え、股間に引き寄せた。
「ううぅ、、、おおっ、、、」哲史の目の前で張りのある露出した亀頭が美しい桃色に染まり、艶やかに光っている。哲史を誘っているようにひくひくと蠢いている。晴貴くんの若々しく青臭い香りとも、睦豊和尚の男盛りの熟した豊かな香りに枯れた香りが混じり始めたような香りとも異なる、強烈な男の香りが襲ってきた。若者の股間から放たれた香りは哲史の鼻腔を突き上げ、脳天を突き破るように駆け抜けると、哲史の理性は弾け飛んでいた。
「うおっ、、、先生上手いよ、、、うおおぉ、、、」気がつくと哲史は口の中で暴れる若者のものに舌を絡みつけていた。濃厚な香りが口の中に広がっている。
「うおおぅ、、、たまんね、、、さ、さすが和尚が仕込んでるだけある、、、うおおおっ、、、」和尚が仕込んでる、と言われ、哲史は一瞬固まったが、鼻に抜けていく香りが全てを忘れさせた。
「マジ上手い、、、たまんねぇ、、、おおおぉ、、、先生、、、おおおおおぉ、、、先生よぉ、、、俺いくぜ、、、おおおおぉ、、、」遠吠えのように若者の声が響いた。哲史の頭を掴む手に力が籠り、後頭部が締め付けられたかと思うと、哲史の口の中の肉柱が上顎を突き上げ、律動した。
「うおおおおぉ、、、いくっ、、、いく、、いく、いくいくいくいくいく、、、」哲史の頭が若者の股間に押し付けられ、哲史の口は若者の濃厚な香りを放つ夥しい量の液体で満たされていった。哲史は若者の肉柱を咥えたまま、舌で律動を感じていた。次第に律動の間隔が伸びていき、そして、ようやく大人しくなった。先ほどまでとは違った柔らかさを感じながら、尿道口から滲み出てくる粘り気のある液体を絞り出して舌で舐めとって、最後の一滴まで味わっていた。
「ふぅ、、、気持ちよかった、、、和尚に仕込まれたんだろ、全く、、、エロ坊主だよな、、、」首に巻きつけていたタオルで股間をぬぐいながら若者は言った。
「いや、、、仕込まれたなんて、、、」
「あの和尚も、街のハッテン場じゃ派手に遊んでるし、仕込まれたんだろ、ああ見えて和尚若専だから若い子がタイプだから、あんたも和尚好みに仕込まれてんだろうなぁ、、、な、先生、、、」
「そんな、睦豊さんがエロ坊主、、、」哲史は睦豊和尚の知らない一面を見たような気がした。知らない男が寺に来て、睦豊和尚との行為を垣間見たことを思い出したが、その時の相手がこの男だったと確信した。
「そうだよ、嫌だとかまずいとか言いながら、ケツ弄ってやったら股開いちまうんだもんな、、、あんたも和尚のケツ悦ばしてんだろ、、、でも先生も俺の咥えながらおっ勃ててるぐらいだから、和尚悦ばしてるけど、ケツにも欲しいんじゃねえの、、、」
「な、何言ってるんですか、、、」
「いいっていいって、わかってっから、しゃぶりながらズボンの中ギンギンにしててよぉ、、、」若者が哲史のズボンの前を弄り、あっという間にベルトを外され、ボタンもファスナーも開けられて、ズボンがずり落ちた。若者は哲史の前にしゃがみこむと、痛いほど突き上げられているブリーフを捲り、後ろに手を回して哲史の尻の双丘を愛撫し始めた。
「くうぅ、、、や、やめて、、、はうっ、、、」哲史は呻いた。双丘の間に若者の手が滑り込み、指先が哲史の菊座を探り当てた。哲史の中に侵入してきた指の動きで哲史の身体は若者の意のままに操られ始めた。
「ほら、、、やっぱり感じてんじゃん、、、和尚のケツ悦ばしてるあんたのちんぽ、ケツ弄ったらびんびんに反応してるぜ、、、」
「うくぅ、、、そ、そんなこと、、、あうっ、、、あふぅ、、、」若者が哲史のものの先端から滲み出てきた透明な液体を舌先で舐めあげた。
「先生、ケツ初めてっってわけじゃねえよな、こんな反応させてて、、、和尚に隠れて結構遊んでんだ、、、ほら、そっちに手をつけよ、、、」道端から木立の中に押し込まれた哲史は前かがみになって目の前の木の幹に手をついた。若者は作業服のポケットからローションの小瓶を出して、哲史の尻に塗りこめた。
「あうぅ、、、やめて、、、ああぁ、、、うっ、うぐあぁ、、、」若者の猛々しいものが哲史の下腹を切り裂いていた。
山峡の寺(33)
「あうぅ、、、だ、だめ、、、ああぁ、、、うっあああぁ、、、」哲史は木の幹に手をついて上体を支え、かろうじて立っている。腰から下の感覚がなくなっていくような快感が股間から全身を襲う。若者の腰が巧みに動き、哲史の体の中を知り尽くしているかのように腰の動きで操られた若者の猛々しい肉柱が暴れている。
「おおっ、、、おおっ、、、締まるぜ、、、たまんねえよぉ、先生、、、使い込んでるんだろ、、、すっげぇ絡みつく、、、先生よぉ、、、相当遊んでんだろ、、、とろっとろだぜ、、、」哲史の腹の中を肉柱で甚振る若者が哲史を言葉で嬲っていく。
「あうっ、、、あ、遊んでなんて、、、んあっ、、、んあああぁ、、、遊んで、、、ません、、、や、やめて、、、んああああぁ、、、」哲史は若者の肉柱の抽送に耐えながら掠れた声で若者に反論しようとしていた。
「あのエロ和尚の寺にいるんだからなぁ、、、おぉっ、相当仕込まれたんだろ、、、おおっ、、、あれぇ、、、あのエロ和尚バリウケだろ、、、おおっ、、、誰に仕込まれたんだ、、、おおっ、、、言ってみろよ、、、先生、、、おおっ、、、」
「あううっ、、、だ、だめ、、、し、仕込まれてなんか、、、ああぁ、、、はぅ、ああああぁ、、、」若者が哲史の体の奥に送り込んだ快感が哲史の全身に広がり、頭の中が真っ白になっていった。哲史が発しようとした言葉が喘ぎ声にかき消されていく。
「ここかっ、先生、、、ここだろ、、、おうっ、、、いい声で鳴きやがって、、、おうっ、、、おうっ、おうっ、おうっ、、、」若者は探り当てた哲史の快感を引き起こす角度を定めると、抽送の速度を速めた。若者も哲史を苛む言葉が発せなくなっていた。
「んはぁ、、、んああああぁ、、、だ、だめ、、、んあぁああああぁ、、、」哲史の糸を引くような声が木立に響いた。若者に突き上げられている股間で揺れている半ば萎えた哲史のものから白い液体が糸を引いて流れ落ちていった。
「うおおっ、し、締まるぅ、、、たまんねぇ、、、うおっ、うおっ、うおおおおぉ、、、」若者が一層激しく哲史に腰を打ち付けたかと思うと、凝固した。哲史の中で若者の肉柱が律動を繰り返し、腹の中に暖かいものが溢れていく感触が広がっていった。そのまま二人は繋がったまま凝固していた。若者の肉柱の律動が止み、哲史の中で猛々しさを失っていった。そして、哲史の体の中から絞り出されるように排出された。
「あうっ、、、」若者の肉柱が通り抜ける感触に哲史が声を上げる。猛々しさを失ったとはいえ、かなりの容積を持った肉柱は哲史の菊座を押し広げながら通過した。
「ふぅ、、、よかったぜ、、、先生も良かったんだろ、、、」若者は起き上がると、哲史の足元に撒き散らされている白濁した液体を見つめていた。
「あ、、、いや、、、」哲史は恥ずかしく慌ててブリーフを穿いた。
「いいっていいって、今更恥ずかしがっても身体は正直に感じてたよな、イっちゃってるし、、、」若者は笑った。若者も六尺褌を締め直すと、ズボンを穿いた。哲史と若者は道路脇の木立ちから軽トラックが駐めてあるところまで歩いていった。
「良かったら寺まで送ってやろうか、、、」若者は軽トラックに乗り込むとエンジンをかけた。
「あ、いえ、、、結構です、、、」哲史は一刻も早く寺に帰りたかったが、遠慮した。
「そうか、、、じゃ、、、」若者は軽トラックで寺とは逆の方向に走り去っていった。哲史はまだ違和感の残っている股間をいたわるようにゆっくりと歩いて寺に帰った。寺に帰るとすぐにトイレに駆け込んで、若者が哲史の身体の中に残した痕跡を絞り出した。そして、そのまま風呂に入り、念入りに身体を清めた。脱ぎ捨てたブリーフには滲み出した液体が股間に染みを作っていた。体を清めて作務衣に着替えると、睦豊和尚と一緒に夕食の用意をして、いつものように食前の経を唱え、食事を始めた。
「哲史、疲れておるようじゃの、、、実習も大変とは思うが、無理をせぬようにな、、、」食事が終わると睦豊和尚が哲史の様子を見て心配そうに言った。
「あ、いえ、大丈夫です、、、」哲史はまだ身体の違和感を感じながらもなんとか答えた。
「なら良いが、、、明日は日曜日、儂は務めがあるが、、、庫裏でゆっくりと休んでおれば良い。休んで疲れを取ることも必要じゃ。」睦豊和尚は立ち上がると、使い終えた食器を持って台所に向かった。哲史も慌てて後を追った。後片付けが終わると、部屋に戻り、レポートを作成して翌週の実習の準備を終えた。気がつくと日付が変わっている。部屋に布団を敷いて寝る準備をしたが、哲史は立ち上がり、寝巻きに着替えると睦豊和尚の寝間に向かった。襖を開けるとすでに睦豊和尚は布団に横たわっていた。
「どうした、哲史、、、」寝たまま睦豊和尚が声をかけた。
「いや、なんだか、一人で眠れなくて、、、ここで一緒に寝ても良いですか、、、」
「そうか、良いぞ、ここに寝れば良い。」睦豊和尚は掛けていた布団を捲ると横に身体をずらし、哲史のための場所を空けた。哲史は睦豊和尚の横に布団を敷くつもりだったが、睦豊和尚が開けてくれた場所に身体を滑り込ませた。哲史は睦豊和尚の豊かな体躯にしがみ付いた。睦豊和尚は哲史を抱き寄せ、背中に手を回して優しく撫でている。
「疲れておるのじゃ、無理をするでないぞ、、、」睦豊和尚が睦豊和尚が耳元で囁く。
「睦豊さん、、、ごめんなさい、、、狭くないですか、、、」哲史は答える。
「大丈夫じゃ、哲史が落ち着くのであれば、ゆっくり休むが良い、、、」睦豊和尚は囁いた。
「ありがとうございます、、、睦豊さん、、、」哲史は睦豊和尚に優しく抱かれているうちに眠ってしまった。しばらく経つと、哲史が寝入った後も背中を優しく撫でていた睦豊和尚の手の動きが止まった。
睦豊和尚は腕の痺れで目を覚ましていた。障子の外は薄明るくなり始めているが、まだ起きるには早い時間だった。哲史は睦豊和尚にしがみついたまま身体を強張らせて寝ている。
「哲史、このように身体を強張らせておって、、、」睦豊和尚は哲史の身体を優しく抱き寄せた。睦豊和尚の太腿に固い感触が伝わってくる。睦豊和尚が手で探っていくと、朝の生理現象なのか、哲史の股間のものが固く屹立していた。
「ここも、、、強張っておる、、、」睦豊和尚は哲史の寝巻きに手を滑り込ませると、突き上げられている越中褌の中を探った。哲史の強張ったものの熱い感触が手のひらに伝わってくる。睦豊和尚は握りしめるとゆっくりと扱き始めた。
「ん、、、睦豊さん、、、」哲史も目が覚めたようだった。睦豊和尚は布団を跳ね除け、哲史を仰向けにして寝巻きの帯を解き越中褌の紐も解いていった。
「哲史、、、このように強張らせおって、、、」睦豊和尚は露わになった哲史のものを咥えていた。
「ああぁ、、、睦豊さん、、、あああぁ、、、ああぁ、、、」睦豊和尚の口の動きに呼応して哲史が声を上げる。睦豊和尚は哲史を口から離し、自らの越中褌の紐を解いた。
「哲史、、、じっとしておれ、、、」手に取った唾を菊座に塗り込めると、仰向けの哲史に跨って腰を沈めていった。ずぷずぷと音を立てて、哲史が睦豊和尚に飲み込まれていく。
「あうっ、、、ぼ、睦豊さん、、、あああぁ、、、」哲史が睦豊和尚に優しく包み込まれていく。
「おおぉ、、、哲史、、、快いぞ、、、哲史、、、快い、、、おおおぉ、、、快い、快い、、、」哲史と繋がった睦豊和尚は一気に昇り詰めていく。腰を上下させるたびに睦豊和尚のものが哲史の下腹の上で揺れている。哲史の下腹が睦豊和尚のもので繰り返し打たれ、ぴちゃぴちゃと湿った音を立てている。
「ああぁ、、、睦豊さん、、、いい、気持ちいい、、、あああぁ、、、」睦豊和尚に包み込まれるような心地よさが哲史の快感を高めている。
「おおぉ、、、儂も、、、哲史、、、おお、、、儂も、、、快いぞ、、、おおおぉ、、、」睦豊和尚も譫言ような声を発しながら腰を上下させている。
「ああぁ、、、んあああぁ、、、睦豊さん、、、あああああぁ、、、」哲史が先に音をあげた。我慢を重ねていた哲史のものは睦豊和尚が腰を落として根元まで飲み込まれた瞬間に限界を超えてしまった。
「おああぁ、、、て、哲史、、、快い、快いぞ、、、おおおぁああああああああぁ、、、」睦豊和尚は哲史のものが腹の中で膨らむのを感じると、哲史の上で揺れていたものを掴み、一気に扱きあげた。睦豊和尚は哲史の上で身体を仰け反らせると、握りしめたものから大量の白い液体を迸らせた。睦豊和尚の中で吐き出された哲史の白濁液がそのまま睦豊和尚のものから飛び出したかのようであった。二人の律動がおさまると、睦豊和尚はゆっくりと腰を上げ、哲史の体の上に撒き散らした液体を脱ぎ捨てた越中褌で拭った。力を使い果たしたような睦豊和尚は哲史の横に寝転ぶと、いつの間にか寝息を立てていた。睦豊和尚の寝息を聞いているうちに哲史も眠っていた。
山峡の寺(34)
「睦豊さん、教育実習、無事に終わりました。ありがとうございました。」寺に帰って、庫裏で仕事をしていた睦豊和尚に挨拶をした。
「そうか、もう終わるのか、、、どうだ、先生になる自信が湧いてきたか、、、」睦豊和尚は柔和な顔で哲史を見つめながら言った。
「はい、、、実際に経験して、わかったことがたくさんありました。自信が湧いたというよりも、自信がなくなったことの方が多いかもしれません。」
「何事も経験ゆえ、今回の実習を今後に活かせば良い、、、何はともあれ、無事に終わったということであれば、夕食は祝いの席としよう、、、」睦豊和尚は立ち上がると、嬉しそうに台所に向かって準備を始めたようだった。元よりそのつもりで準備をしていたのだろう。哲史は慌てて部屋に戻り、作務衣に着替えて台所の睦豊和尚を手伝った。祝いの席といってもいつもより一品多い精進料理の質素な膳であった。いつもの通り、食前に経を読む。成道のため、故に今この食を受く、、、朗々とした睦豊和尚の声に負けないように声が出せるようになったのは、教室で生徒たち相手に声を張り上げていたためかもしれない、哲史はそう思った。本来、食事も作務の一つであり、言葉を発することなくいただくのが常であるが、今日は睦豊和尚が哲史の実習の経験が聞きたかったのか、お互いに饒舌に話していた。食事が終わり、後片付けをしたところで、睦豊和尚は一升瓶を取り出していた。
「祝いの席だから、少し般若湯を用意しよう、、、明日は一日休み、日曜日に帰るのであろう、、、もう少し哲史の実習の話を聞かせてもらいたいところだ、、、」睦豊和尚は徳利に日本酒を入れ、湯煎で温めていた。簡単なつまみと徳利、猪口を用意し、再び席に着いた。睦豊和尚は哲史の話を楽しそうに聞いていた。睦豊和尚は立ち上がると、あっという間になくなってしまった徳利を下げ、二本目の徳利を用意して戻ってきた。睦豊和尚は徳利を持ったまま哲史の隣に座った。
「自らが目指す道のためとはいえ、ご苦労なことであった、、、今回の経験は将来必ず役に立つ、、、」睦豊和尚は自ら猪口に酒を注ぎ飲み干した。
「でも、睦豊さん、失敗だらけで、、、自信がなくなりました、、、」哲史が手にした猪口は空になっていた。
「その失敗が、必要なのだ、、、儂も、僧籍に入って、数多く失敗している、、、今も、失敗し続けておる、、、」睦豊和尚は再び猪口を満たして呷った。そして、哲史を抱き寄せ、見つめた。睦豊和尚の柔和な顔に真剣な表情が浮かんでいる。
「睦豊さん、、、」哲史が言い終わらないうちに唇が塞がれた。何か言おうとしていた哲史の唇がこじ開けられ、睦豊和尚の口から酒が流れ込んでいった。
「んんっ、、、くっ、、、こくっ、、、」哲史は睦豊和尚の香りとともに甘い酒を飲み干した。酒がなくなったあとも、二人の繋がった唇はそのままお互いを求めあうようにしっかりと重ね合わせられていた。哲史を求めるように睦豊和尚の舌が侵入してくる。哲史の舌がそれを追いかけて、舌先が触れ合うと、戯れるように絡み合う。満たされない睦豊和尚はようやく唇を離した。混じり合った二人の唾液が唇の間で糸を引いている。
「哲史、、、もう帰ってしまうのか、、、儂は、、、儂は寂しい、、、哲史と二人この寺で過ごすことが、、、どんなに心が満たされておったか、、、」
「ぼ、睦豊さん、、、この寺に、居たい、、、僕も、、、この寺で、、、」哲史は家族を失い、この寺を実家のように思っていた。睦豊和尚と二人で過ごすことは、それ以上の思いがあった。
「いかん、、、哲史は先生になることを目指しておるのではないか、、、自らの目標を大切にするのだ、、、」
「だが、、、儂は、、、」哲史は畳の上に押し倒された。作務衣の紐が解かれ、下穿きがずり下ろされる。哲史の越中褌が突き上げられている。荒々しく越中褌を剥ぎ取ると、睦豊和尚は屹立した哲史のものを咥えた。哲史のものが睦豊和尚の口の中で熱く昂まり、青臭い液体を放っている。
「くうっ,,,睦豊さん、、、くふぅ、、、」哲史の口から吐息が漏れる。くちゅくちゅと音を立てながら睦豊和尚が哲史のものを味わっている。睦豊和尚が口を離した。
「哲史、、、哲史の魔羅で儂を、、、儂を悦ばせて欲しい、、、哲史、、、」睦豊和尚は哲史を抱き起こすと自ら畳の上に横になり、作務衣の紐を解いた。
「ぼ、睦豊さん、、、」睦豊和尚はいつになく訴えかけるような潤んだ目で見つめている。哲史を見つめたまま、睦豊和尚は作務衣の下穿きをステテコとともに脱ぎ捨てた。目の前の越中褌の前垂れが持ち上げられている。哲史は前垂れを捲り、紐を解いた。睦豊和尚もものも、哲史に負けず屹立している。睦豊和尚は膝を立てて股を開いた。
「哲史、、、儂は哲史と一つになりたい、、、儂は、、、儂は、哲史がおらぬと、自らの、、、儂の肉欲に負けてしまいそうじゃ、、、この、、、この菊座が、辛抱できんのじゃ、、、」睦豊和尚は譫言のように哲史に語りながら、自らの手で菊座に唾を塗りつけていた。
「睦豊さん、、、」哲史は誘われるように睦豊和尚に身体を重ねていった。睦豊和尚は膝を抱えて尻を持ち上げる。哲史は自らのものに手を添え、睦豊和尚の菊座の位置を探った。睦豊和尚の柔らかい菊座の入り口が哲史のものの先端と擦れ合い、入り口を探している。そして、見つめ合う二人の想いが重なって、哲史のものが入り口に到達したとき、哲史は睦豊和尚に身体を預けていった。
「おおぉ、、、おううぅ、、、て、哲史、、、く、来るが良い、、、おおぉ、、、」
「くふっ、、、睦豊さん、、、あ、あったかい、、、」睦豊和尚に飲み込まれていった哲史のものが温かいものに包まれていく。
「哲史、、、快い、、、快いぞ、、、おおぉ、、、哲史、、、快い、、、」睦豊和尚は哲史のものを締め付けながら、呻くように言い続けていた。
「睦豊さん、、、気持ちいい、、、気持ちいいよ、、、睦豊さん、、、くはぁあああぁ、、、」哲史も睦豊和尚の潤んだ瞳を見つめながら、譫言のように繰り返していた。
山峡の寺(35)
「な、なんだ、、、いきなり、、、」睦豊和尚は哲史とつながったまま男に顔を向けた。哲史は何が起こったのかわからないまま、睦豊和尚の上で凍りついていた。
「悪い悪い、邪魔しちまったようだなぁ、、、俺も溜まってっから和尚に遊んでもらおうと来てみたら、もう先客が居たんで驚いちまったよ、、、この先生とお楽しみのところ、悪かったね、エロ和尚、、、」
「なにを、、、言っておる、、、」睦豊和尚は男に何か言わねばと思うが、哲史と身体を重ねたままでは言うことが見つからない。哲史は恥ずかしいのか、睦豊和尚の胸に顔を埋めて隠している。
「先生も大したもんだ、、、こんなところに踏み込まれても、まだおっ勃てたまま、ちゃんと和尚に挿れたままだもんなぁ、、、さすが、、、」若者は睦豊和尚に重なったまま固まっている哲史の背中を撫でた。
「はうっ、、、くあああぁ、、、」若者の手が哲史の背骨をなぞって撫で上げていく。思わず哲史の身体が仰け反って反応する。
「「おおっ、、、」哲史の身体の動きに睦豊和尚が反応する。
「すげぇよなぁ、、、俺なら萎えちまいそうだけど、先生、、、そんなに気持ちいいのか、和尚のケツ、、、」若者は重なった二人のそばでしゃがみこむと、睦豊和尚の乳首をつまみ上げながら、哲史の背中を愛撫していた。
「おおっ、た、たまらん、、、おおぉ、、、快い、、、おおおぉ、、、」
「くはっ、、、ぼ、睦豊さん、、、ああぁ、、、」哲史の腰がゆっくりと動き始めた。もとより、若者の闖入によって中断されたが、二人は重なり合って、昂まり、昇りつめたい、その思いは同じであった。若者の存在が次第に意識から離れていく。若者の存在を無視するかのように、二人は見つめ合い、激しく身体をぶつけ合っていた。若者が二人の身体に与え続けている快感も、二人が重なり合い、唇を合わせ、舌を絡め合うことによって生まれてくる快感の波の方がはるかに大きく、二人はその快感の波に飲み込まれていった。若者の前で唾液で濡れた二人の舌が絡み合い、下半身の繋がった部分から湿った音が沸き起こっている。
「二人の世界に浸ってるんだ、、、なんか、俺虚しい、、、」若者はそういうと立ち上がって、着ていたシャツとジーンズを脱ぎ捨てて、六尺褌も解き、繋がっている二人の背後に回った。
「先生、タチってるけど、こっちも感じるんだよな、、、和尚はバリウケだから、こっちは満足してねえんだろ、、、」若者はそういうと、睦豊和尚と繋がっている哲史のむき出しになった尻を広げ、菊座を露わにした。若者は顔を近づけ、哲史の菊座を舐め上げた。
「はうっ、くうぅ、、、」哲史は思わず顔を上げ、仰け反って震えた。優しく上下に動いていた腰が凝固する。
「やっぱり、すげえ感じるんだ、、、この前も感じてたよなぁ、、、俺のちんぽ欲しそうに尻を突き出してたよなぁ、、、」今度は若者は哲史の菊座に指をあてがい、少しずつ中に滑り込ませていった。
「くぅっ、、、だ、だめ、、、あうっ、、、」哲史は全身に力を込めて快感に耐えている。柔らかく熱い睦豊和尚の菊座に包まれているものが今にも爆発しそうになる。
「おううっ、、、て、哲史、、、」哲史の身体が硬直するたびに睦豊和尚の菊座が抉られる。睦豊和尚が締め付けると、再び哲史の身体が硬直して震える。
「ダメって言いながら、すっげぇ締め付けてるじゃん、、、欲しいんだろ、、、」若者は膝立ちになって、屹立したものに唾を塗り込めて、哲史の尻に押し付ける。若者の勃起がぴたぴたと尻を叩く音が響く。
「くううぅ、、、や、やめて、、、」哲史は掠れた声を絞り出した。
「やめてって言いながら、ここは緩んで入れて欲しそうに動いてるぜ、、、」若者はそう言いながら体重を哲史の尻に預けていった。若者の勃起が哲史の菊座をかき分けて、侵入していく。
「おっ、おっ、、、おおうううぅ、、、」挿入された哲史ではなく、睦豊和尚が声をあげた。
「くああ、、、あああぁ、、、ああああぁ、、、」火傷しそうに熱い肉柱に切り裂かれた哲史は息を殺して苦痛に耐えていたが、若者の肉柱が哲史の身体の最も狭いところを通り過ぎると、満たされた菊座がじわじわと快感を引き起こして、哲史の身体から力を奪って行った。哲史の呼吸が喉を通るたびに、歓びの声となって庫裏の空気を震わせていた。
「おっ、おっ、おっ、おっ、、、おっ、おっ、おっ、、、たまんねぇ、、、いいよ、先生、、、おっ、おっ、おっ、、、たまんねえょ、、、」蕩けてしまったような哲史の身体を挟んで、若者が哲史を犯し続けている。哲史の菊座に根元まで侵入した肉柱が哲史の身体の中で暴れ、かき回していく。そのたびに蕩けてしまった哲史の喉から声と言えない声が漏れてくる。
「あうぅ、、、あううぅ、、、あうぅ、あうぅ、あうぅ、、、」惚けたような哲史の顔が睦豊和尚を見つめている。
「おうっ、、、おううぅ、、、て、哲史、、、おううぅ、、、快い、、、おううぅ、、、快い、快い、、、おううぅ、、、」睦豊和尚の菊座から、自らが若者に侵されているような快感が沸き起こってくる。向き合っている哲史の惚けた顔に、貪るように舌を這わせ、唇を寄せ、哲史の半開きの唇に重ねていた。
「んふっ、んふっ、んふっ、、、あうぅ、あふぅ、あうっ、あうっ、あうっ、、、」若者の腰の動きが早くなったのか、重ね合わせた哲史の唇の中に籠る声のリズムが早くなった。
「おおぉ、、、おうううぅ、、、快い、、、快い、、、哲史、、、おおお、、、おああああぁ、、、」睦豊和尚の声が一段と大きくなったかと思うと、二人の密着した下腹の肉に挟まれていた睦豊和尚の肉柱が哲史の下腹に食い込んだかと思うと、密着した二人の肌の間を切り離していくように熱い汁が噴き出していた。
「あふぅ、、、んふぅ、、、んふっ、、、」哲史は下腹に律動を繰り返しながら熱い汁を迸知らせている睦豊和尚を感じると、剃髪した頭を抱き起こし、自ら唇を重ね、睦豊和尚の律動を感じながら舌を絡ませていた。睦豊和尚は哲史を犯す若者の下半身をがっちりと両足で押さえつけて身体を硬直させていた。
山峡の寺(36)
「次は先生をいかせてやらないとな、、、」若者は睦豊和尚に繋がったままの哲史の腰をがっちりと掴むと、腰を使い始めた。ゆっくりとした動きは次第に激しさを増し、哲史の柔らかい尻に若者の筋肉質な身体がぶつかる音が響くたび、哲史の身体の奥から脳天に向けて快感が走り抜けていた。
「あうううぅ、、、だ、だめ、、、ああああ、、、ぼ、睦豊さん、、、あああああぁ、、、」哲史は快感に苛まれながら睦豊和尚の名を呼び、唇を貪る。
「なんだよ、、、掘ってやってんのは和尚じゃなくて俺だぜ、、、」若者は不満そうな声をあげながら腰を振る。
「お、お、お、、、おううぅ、、、て、哲史、、、おうううぅ、、、快い、、、哲史、、、おおおぅ、、、」一度精を放ってしまった睦豊和尚であったが、哲史の肉柱を体内に納めたまま、唇を貪り合ううちに再び沸き起こる快感に襲われていた。
「ああああ、、、ぼ、睦豊さん、、、ああああぁ、、、睦豊さん、、、あああぁ、、、」蕩けてしまった哲史の身体は自らの意思では動いていないが、その背後にいる若者の動きが哲史の身体を介して睦豊和尚に伝わっている。
「おうっ、哲史、、、快い、、、おうぅ、哲史、、、快い、快い、、哲史、、、おおお、わ、儂は、、、おおぅ、哲史、、、」睦豊和尚が蕩けた哲史を抱きしめ、身体を震わせた。
「はうぅ、、、ぼ、睦豊さん、、、睦豊さん、、、」哲史が睦豊和尚の名を呼びながら、下腹に睦豊和尚の律動を感じていた。
「あんたら、ずっと二人の世界に入ってんだ、、、すげえよなぁ、、、」若者は感心しながら腰を振り続けていた。睦豊和尚も惚けたような顔で哲史を見つめ、波のように繰り返し襲ってくる快感に苛まれていた。
「おおぅ、、、おおぉ、、、快い、、、い、いかん、、、ま、また、、、おおおぅううぅ、、、」睦豊和尚を襲う快感の大波が押し寄せると、再び睦豊和尚を絶頂へと導いていく。そして、睦豊和尚を苛む快感の波はさざ波のように引いていく。痺れたような快感が睦豊和尚の下半身を苛む。二人の男が重なっているので、本当に痺れているのかもしれないが、睦豊和尚は下半身が自分のものではないように蠢いている。哲史を締め付け、哲史に繋がった若者を一緒に脚で締め付けて痺れた菊座に快感を導いていた。三人の快感の波が一致してしまった時、睦豊和尚の痺れた菊座から沸き起こった快感の大波が全身を駆け巡り、睦豊和尚を頂上に導く。哲史の下腹で押さえつけられた睦豊和尚の肉柱が律動し、哲史に大波が押し寄せたことを知らせている。哲史は蕩けた身体で渾身の力を込め律動する睦豊和尚の肉柱を押さえつける。その哲史の身体を若者が築き上げている。下腹を突き上げられ、哲史の魔羅を包む睦豊和尚の優しく温かい菊座がゆったりと締め付けてくる。
「うはあっ、、、締まる、、、すっげぇ締まる、先生、、、」若者の肉柱が哲史の菊座で絞り上げられる。
「んはっ、、、んあああぁ、、、だ、だめ、、、だめ、、、睦豊さん、、、だ、だめ、、、んあああああぁ、、、」睦豊和尚に優しく締め付けられた哲史の魔羅は、若者の肉柱で裏側から押し上げられていた。
「んん、、、ここかぁ、、、ここが感じるのかぁ、、、」若者は哲史の反応を見ると、宝物を探り当てたように、同じ角度で肉柱を哲史の奥に差し込んで行った。若者は身体を仰け反らせ、哲史の腰をがっちりと掴んで、探り当てた哲史に快感を与える場所を見失うまいと体勢を固めて腰を振り続けた。
「おうぅ、、、おうっ、おうっ、おうっ、、、おうううぅ、、、」哲史の快感はそのまま睦豊和尚に伝わり、睦豊和尚も快感の大波に襲われていた。睦豊和尚の魔羅が哲史の下腹を突き上げて激しく律動し、菊座が哲史の魔羅を絞りあげた。
「あうっ、、、ああっ、ああっ、、、ああああぁああぁあああ、、、」糸を引くように哲史は声を上げ続け、睦豊和尚に絞り上げられた魔羅がついに限界を超えた。
「おおおぉ、、、哲史、、、おおおおおぉ、、、」睦豊和尚は身体の中の哲史の魔羅が震え、律動を繰り返しながら温かいものが満たしていくのを感じていた。睦豊和尚の中で大量の温かい汁を吐き出した哲史のものが優しく震え、哲史の悦びがそのまま睦豊和尚に伝わっていった。
「あふぅ、、、あううぅ、、、」声にならない声を上げながら、自らが睦豊和尚の中を満たしていった汁の中で少しずつ硬さを失っていった魔羅が漂うように包まれていた。同時に、菊座にいる若者の肉柱を締め付けていた。
「ううぅ、、、先生も、いったな、、、」若者は律動を繰り返して自らの肉柱を締め上げる哲史の菊座の動きから哲史も絶頂を迎えたことを悟っていた。
「んふぅ、、、睦豊さん、、、」
「おおぉ、、、哲史、、、」二人は名前を呼び合いながら、快感の余韻に浸り、再び唇を重ね、舌を絡め合い貪りあっていた。
「ううぅ、、、俺も、、、ううぅ、、、イカせてもらうぜ、、、うううぅ、、、」若者は哲史や睦豊和尚を甚振るために自らの動きを少し抑えていたところがあったが、二人とも絶頂を迎えてしまい、憚ることなく自らの快感を追求しながら腰を動かし始めた。
「んふぅ、、、くっ、、、ああぁ、、、」哲史は若者の激しい動きに睦豊和尚に重ねていた唇を離し、顔を上げて快感混じりの苦痛に耐えていた。
「うおっ、うおっ、うおっ、、、うおっ、うおっ、締まるぜ、先生、うおっ、うおっ、うおっ、、、うおおぉ、、、」若者の動きが一層激しくなった。
「くうぅ、、、ああぁ、、、くはぁ、、、だ、だめ、、、」若者の激しい動きに哲史の身体が強張った。
「うおっ、うおっ、、、んん、どうした、先生、うおっ、うおっ、うおっ、、、またイくのかぁ、、、締まるぜ、先生、うおっ、うおっ、うおっ、、、」若者は一旦緩んでいた哲史の菊座を犯しながら、再び肉柱に絡みついてくるのを感じていた。
「ああぁ、、、ああぁ、、、だ、だめ、、、あああぁ、、、だめ、、、だめぇ、、、」哲史は睦豊和尚の上に崩れ落ちるように重なった。
「うおっ、うおぅ、、、締まるぜ、うおっ、うおっ、うおおおおおぉ、、、」若者が身体を硬直させ、哲史の身体の一番奥まで肉柱を叩き込んだ。若者の肉柱が哲史の身体の中で膨れ上がり、弾けた。
「あうぁああああああぁ、、、」哲史は身体の中で若者の肉柱の律動を感じながら、頭の中が真っ白になっていた。
山峡の寺(37)
「ふぅ、、、よかったぜ、、、先生、、、和尚もエロかったぜ、、、」若者も力を使い果たしてしまったのか、畳の上に仰向けに倒れ、大の字になって横たわっていた。
「睦豊さん、、、ごめん、重いよね、、、」ようやく身体に力が入るようになった哲史がゆっくりと起き上がり、睦豊和尚の横に並んで仰向けに横になっていた。
「おお、、、哲史、、、」名残惜しそうに睦豊和尚が哲史の手を握りしめる。哲史も握り返し、指を絡めて握り合ったまま見つめあっていた。二人の身体は睦豊和尚が放った汁で濡れていた。庫裏の和室は汗と精液の香りに満ちていた。裸で横たわる三人の周りには脱ぎ捨てられた作務衣やジーンズ、褌が散乱していた。
「和尚も先生もエロいよなぁ、、、俺なんかいてもいなくても二人の世界で楽しんでたしなぁ、、、」天井を見上げながら若者がつぶやいていた。
「ああ、、、とんでもないところを見せてしもうた、、、」
「寺の客人なんて言ってたけど、要するにヤリ友ってことだったんだね、和尚、、、」
「そういうわけではないが、、、そのように思われても仕方あるまい、、、」
「全く、いつもの男宿より激しいよな、、、この先生もエロいし、、、ウケも仕込まれてるぜ、、、バリウケの和尚にゃ仕込めないだろ、、、俺と和尚の間で感じまくってたぜ、先生、、、」
「男宿、、、」哲史は思わずつぶやいていた。
「先生も行ってるのか、あの、街の男宿、、、そこでケツ使えるように仕込んでもらったんだろ、、、感じまくってたし、、、和尚と一緒に行ってんだろ、、、俺は会ったことないけどな、、、」
「そのようなことを、、、儂は、、、儂は、、、哲史とは、、、行かぬ、、、」睦豊和尚は哲史に秘密にしていたことを口走る若者が憎らしかった。
「まあいいよ、そんなことどうでも、、、俺は先生のケツで楽しんで、和尚は先生のちんぽで楽しんだんだろ、、、で、先生は両方楽しんだ、、、それでいいじゃん、、、さて、俺そろそろ帰るから、俺のちんぽ綺麗にしてくれよ、、、」若者は勝手なことを言い出した。睦豊和尚はその声につられるようにのろのろと起き上がり、仰向けの若者の身体に寄り添って、まだ少し硬さの残る若者の魔羅に口を寄せ、絡みついた体液を舐めとっていた。哲史もゆっくりと起き上がり、若者の横で睦豊和尚の行為を眺めていた。
「んふぅ、、、ちゅぷっ、、、んふぅ、、、哲史、、、」睦豊和尚の行為に誘われたのか、次第に屹立し始めた若者の魔羅を、横から唇で挟み、舌を這わせて舐めとっていく。その行為の詳細を見ようと、哲史はさらに顔を近づける。男の陰毛に絡みついた体液も舐めとり、力なく垂れ下がっている双球を納めた袋も丁寧に舐めとり、再び屹立する魔羅を咥えた。
「うはっ、、、和尚、掃除してくれって言ったんだぜ、、、また勃っちまったよ、、、」男は笑いながら睦豊和尚に身を任せていた。
「んふぅ、、、ちゅぱっ、ちゅぱっ、、、」哲史は睦豊和尚の反対側で間近に見つめている。次第に哲史の顔が若者の魔羅に近づいていく。若者の魔羅を舐め上げている睦豊和尚の吐息が哲史の顔に降り注いでくる。いつの間にか睦豊和尚と哲史は見つめ合い、手を握り合っていた。哲史も恐る恐る舌を伸ばして若者の魔羅に舌を這わせた。若者の魔羅が震え、哲史の身体の下に敷かれてしまった若者の太腿が震えた。
「おうぅ、、、先生もしゃぶってくれるんだ、、、」若者は嬉しそうに言った。
「んふうぅ、、、哲史、、、」
「睦豊さん、、、んはぁ、、、」お互いの吐息を感じながら、若者の魔羅の上で二人の舌が絡み合う。そそり立った肉柱に舌を這わせているうちに、睦豊和尚の舌が哲史の舌を感じ取ると、哲史の舌が睦豊和尚の舌で若者の魔羅の上に押し付けられ、引き剥がされ、舌の先端を重ね合わせながら若者の魔羅の裏筋を辿って亀頭の上で若者の魔羅が吐き出した透明な汁を舐めとっていた。
「おおぉ、、、たまらんなぁ、先生と和尚の二人尺八、、、たまらん気持ちいい、、、」若者の魔羅は一層いきり立っていた。睦豊和尚が若者の魔羅の軸を唇で挟み込むと、反対側から哲史が同じように挟み込む。口の中で舌を蠢かし、若者の魔羅を味わう。睦豊和尚が次第に深く唇を這わせていくと、哲史の唇に触れた。その瞬間、二人の身体に電流が走り抜け、握り合った手に力が込められる。若者の魔羅を挟み込んで、二人はお互いの唇を求めるように若者の魔羅を飲み込んでいく。そして、唇を探し当てると、貪るように重ね合わせてお互いの唇の厚さを感じあう。舌を絡め合いたいとお互いの舌が相手を求めて彷徨うが、若者の肉柱が邪魔をしてなかなか巡り会えない。お互いの舌が唇で挟まれた若者の魔羅の周りで蠢いている。
「おおぉ、、、たまらん、、、二人尺八、、、息が合ってる二人尺八、、、おおおぉ、、、たまらん、、、おおお、、、」
「んふぅ、、、ちゅっぷぁ、、、ちゅぷちゅぷちゅぷ、、、」二人の混じり合った声が若者に応える。若者の魔羅を舐めているのか、キスをしているのか判然としないなかで二人は陶然とその行為に酔いしれていた。
「おおぉ、、、掃除してくれって言ったんだぜ、、、そんなにしてたらまた出ちまうよぉ、、、」若者の声が次第に切羽詰まって、切ない響きを帯びてきた。
「ちゅぷちゅぷちゅぷ、、、んふぅ、、、んふぅ、、、ちゅぷちゅぷちゅぷ、、、ちゅぱっ、、、ちゅぱちゅぱちゅぱ、、、」若者の魔羅を挟んだ舌の絡め合いが若者の快感を高めていく。
「おおおあああああぁ、、、で、出ちまうぜ、、、あああぁ、、、でちまうぅ、、、」情けない声が庫裏の和室に響いていた。二人の身体に押さえつけられていた太腿が震え、硬直したかと思うと、二人が咥えている魔羅が律動を始めた。二人の耳にぶしゅっ、という音が響き、二人の唇に挟まれた若者の魔羅が繰り返し硬直した。
山峡の寺(38)
「むっ、、、むうぅ、、、」湿った感触が手のひらに伝わってくる。睦豊和尚のものが自らの手の中で力を増してくる。睦豊和尚は越中褌に紐を解き、布団の上に横たわったまま下腹を露出した。晒布から魔羅を解放し、握りしめると熱さが手のひらに伝わってきた。指先で先端を弄るとぬるぬるとした感触が亀頭全体に広がっていく。
「むうぅ、、、むううぅ、、、」睦豊和尚の声が寺の静けさを破って庫裏の中に響く。睦豊和尚は我慢できなくなり、魔羅から手を離すと股を開き、指先を会陰から後ろの方に這わせていった。
「むぅ、、、むおおおおぉ、、、」自らの指で菊座を弄りながら声を上げている。このまま菊座を弄りながら魔羅を扱き上げて落ち着かせて眠るのが常であったが、今日は一層人肌恋しさが募っていった。睦豊和尚は枕元に置いた携帯電話を取り上げた。哲史の電話番号を選び出し、発信しようとしたが、すでに夜も更けており、就職活動や試験の準備に忙しい哲史の邪魔をするのは憚られた。それに、この状態で哲史の声を聞けば人恋しさが一層募ってしまうような気がした。睦豊和尚は哲史の電話番号を見つめながら思い直すと、あの若者の電話番号を選んで発信していた。発信音が鳴ると、若者の声が聞こえた。
「なんだ、和尚から電話なんて珍しいなぁ、、、」
「いや、最近顔を見ぬが、どうしておるかと思ってな、、、」哲史と三人で過ごした時以来、睦豊和尚は若者と会っていなかった。
「どうしてもこうしてもないけどね、、、なんか、この前先生と和尚見てたら俺って邪魔だよな、って思ってね、、、二人の世界に浸ってたよね、、、発展場のギャラリーの気分ってのかなぁ、、、」携帯電話の向こうで若者は笑った。
「いや、そのようなことはないが、、、」睦豊和尚は言い澱んでいた。
「で、わざわざ電話してきたということは、また三人でやりたい、ってことか、、、俺がいた方が二人の世界が盛り上がる、って感じなんだろ、、、」
「、、、い、いや、、、哲史は、帰った、、、」
「おっ、そうかい、、、じゃ寺で一人ってことか、、、早く言えよ、和尚、ケツ疼いててやってもらいたいってことだろ、わかったわかった、すぐ行ってやるよ、、、」睦豊和尚が返事をする前に電話は切れた。睦豊和尚は携帯電話を枕元に置くと、寝間着の前を広げたまま布団の上に仰向けに横たわっていた。下腹でむき出しになっている魔羅の上に解けた越中褌を被せて目を閉じた。そのまま少し眠ってしまったようであったが、睦豊和尚は軽トラックのエンジン音がかすかに聞こえるのを感じていた。軽トラックのドアが閉まり、庫裏に向かって歩いてくる足音が聞こえ、庫裏の中に人の気配が感じられると越中褌が被せてある睦豊和尚の魔羅は激しく勃起していた。寝室の襖が開けられた。睦豊和尚は固く目を閉じた。
「おう、和尚、、、待たせたなぁ、、、なんだ、もう準備してんだ、、、我慢できなくてせんずりこちまったのかよ、、、てケツも自分でほぐしてんのか、、、早く言ってくれりゃいつでも掘ってやったのに、、、先生との二人の世界邪魔しちゃいけないだろって、遠慮してたんだぜ、、、」若者は遠慮なく越中褌を捲った。睦豊和尚の勃起が揺れている。
「むうぅ、、、そ、そのようなことではない、、、むうぅ、、、むおっ、、、」若者は遠慮なく睦豊和尚の魔羅を掴んだ。睦豊和尚の脚を広げて間に身体を滑り込ませ、太腿を持ち上げて睦豊和尚の菊座を露わにした。
「もうケツもとろとろに仕上がってるみてえだな、、、ちんぽもギンギンにおっ勃ててよ、、、」若者は睦豊和尚の菊座に指を滑り込ませた。
「むぐぅ、、、むおおおおぉ、、、」睦豊和尚の菊座が若者の指を締め付ける。
「いてっ、、、いきなりそんなに締めんなよぉ、、、すぐ挿入れてやるからよぉ、、、」若者は立ち上がると着ていたものを全て脱ぎ捨て、睦豊和尚の前にそそり立つ魔羅を突きつけた。
「むうううぅ、、、」若者の蒸れた男の香りを放つ魔羅が睦豊和尚の顔に迫ってきた。
「ほら、しゃぶれよ、、、たっぷり濡らしとかないと、いくらとろとろの和尚のケツでも痛てえだろ、、、」若者は魔羅を睦豊和尚の顔に押し付けた。
「むうぅ、、、はむっ、、、じゅぷっ、じゅぷっ、、、」睦豊和尚は若者の魔羅を咥え、舌を這わせて味わっていた。哲史のものよりもはるかに大きい若者の魔羅から放たれる生臭い香りが睦豊和尚を昂らせていった。
「おおぉ、、、いい、、、いいぜ、、、和尚の尺八最高だよ、、、おおおぉ、、、」若者は睦豊和尚の顔に跨ったまま身体を仰け反らせ、声を上げた。
「むおおおぉ、、、じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ、、、んぬううぅ、じゅぷっ、、、」睦豊和尚は若者の魔羅を唇で締め上げたまま、若者の股座で押さえつけられている頭を力の限り動かし、若者の魔羅を口の中に出し入れしていた。
「おおおぉ和尚、、、尺八最高、、、和尚イっちまうぜ、、、ケツに欲しいんだろ、、、」若者は睦豊和尚の絡みつく口の中から魔羅を引き抜くと、睦豊和尚の足を持ち上げて狙いを定め、菊座を魔羅でこじ開けていった。
「むぐぅ、むぐはああああぁ、、、」一気に貫かれた睦豊和尚は声を上げた。
「うう、、、うおおおおぉ、、、し、締まる、和尚締まるぜぇ、、、」口の中では舌が蠢いて魔羅に絡みついていたが、睦豊和尚の菊座に捕らえられた魔羅は菊座全体で若者の魔羅を締め上げ、柔らかく熱い菊座が蠢きながら若者の魔羅を咥えこんでいた。
「むおおぉ、、、おおおぉ、、、おうっ、おうっ、おうっ、、、」若者は睦豊和尚の太腿を抱え込んで、下腹を睦豊和尚の尻に打ち付けていった。
「おおぉ、、、和尚、、、いい、、、いいぜぇ、、、いいっ、いいっ、いいっ、、、おおおぉ、、、」びたっ、びたっ、びたっと汗に濡れた肌がぶつかり合う音とともに、二人の喘ぎ声が庫裏の中で絡み合っていた。
「むあああおおおぉぉぉ、、、」睦豊和尚は叫び声を上げながら、魔羅から白濁液を迸らせていた。
「おおぉ、、、お、俺、、、おおおおぉ、、、い、いくぅ、、、うおおおおおぉ、、、」睦豊和尚の射精とともに締め上げられた若者の魔羅も限界を超えた。
「むああああああぁ、、、」身体の奥に若者の熱いほとばしりを感じながら、睦豊和尚は再び昇りつめていた。
山峡の寺(39)
「よかったなぁ、お互いに希望通りに就職できて。」久しぶりに信は哲史の下宿で飲んでいた。
「そうだね、信は希望通りに地元の役所だから自宅から通えるんだね。」
「哲史だってそうだろ、寺から通えるんだろ、、、」
「いや、県の教員になるので、どこの学校になるかわからないから、、、」
「そうなんだ、でも、希望は出せるんだろ、、、」
「ん、、、でもね、、、なんか、教員になる自信なくなってきて、、、」哲史はずっと迷っていた。
「あんなに先生になりたいって言ってたのに、、、落ちたら考えるなんて言ってたけど、いつの間にか哲史も就活してたんだよね、、、」哲史は教育実習から帰ってきて、就活を始め、いくつかの会社から内定をもらっていた。その中でも内定をもらった小さな出版社がずっと気になっていた。
「ん、、、そうなんだけどね、、、なんか、教えるってことに普通に向き合えないような気がして、、、」
「なんかあったのか、哲史、、、」
「い、いや、なんでもない、、、」信は何か言いたそうだったが、哲史が信を見つめていると、いつの間にか抱き寄せられていた。
「俺が聞いて楽になるんならなんでも言えよ、、、」信は抱き寄せた哲史の耳元で囁いた。哲史は信に抱かれたまま親友の顔を見つめていた。見つめあったまま時が流れていく。「いや、なんか漠然と不安なんだよ、、、うまく言えないけど、、、」哲史はそういうと信の胸に顔を埋めた。哲史を抱きしめる信の腕に力が籠もってくる。哲史は抱きしめられたまま親友の股間の昂まりを感じていた。信のジャージの上から熱い鼓動が伝わってくる。哲史は信のジャージの中にて差し入れると、トランクスの中ではち切れそうなものを探り当てていた。哲史は身体を起こし、信のジャージをチェックのトランクスごと下ろす。久しぶりに見る親友の昂りは哲史の目の前で蠢いている。哲史のものも作務衣の中の越中褌を突き上げている。哲史は信の尻を両手で抱え込むと、目の前で蠢いている昂りに唇を寄せた。
「んっ、、、哲史、、、だめ、、、だめだよ、、、」親友は呻いた。哲史の唇に親友の昂りの熱さが伝わってくる。哲史は顔を上げ、親友に微笑みかけた。
「だめ、、、だめだよ、哲史、、、」親友は蠢いている股間を両手で隠してしまった。
「どうしたの、、、信、、、」哲史は親友の意外な反応に驚いた。
「俺、実はさぁ、、、就活中に知り合った子と、、、付き合い始めたんだよ、、、」親友は顔を真っ赤に染めたまま言った。哲史は親友を見つめたまま言葉を失った。
「、、、そ、そうなんだ、、、よかった、よかったね、、、」哲史はようやく言葉を絞り出した。
「だから、だから、こういうのはさぁ、、、やっぱり、、、」信は口籠もっていた。
「うん、そうだよね、やっぱり、変だよね、、、うん、友達同士でこんなのするのは、やっぱりおかしいよね、、、」哲史は自分を納得させるように言った。
「い、いや、俺は哲史と繋がって嬉しかった。本当だよ、、、親友と、こんな風に繋がっているのは嬉しかったんだよ、、、」信は再び哲史を抱き寄せた。荒々しく抱き寄せられた哲史の唇が奪われた。お互いの舌を貪るように絡み合わせ、お互いの身体を抱きしめている腕に力が入る。哲史が信に身体を預けると、信は堪らず後ろに倒れ、哲史は信を押さえつけるように身体全体を信に預け、唇を貪り続けた。絡み合わせた指先に力が入る。信の指が哲史を求めるように力を込めて絡みついてくる。重なった哲史の下腹に熱い感触が突き上げてくる。哲史はようやく唇を離し、親友を解放した。哲史の目を見つめながら信は真剣な表情で頷いた。哲史は微笑むと、手を握りしめたまま信の股間に視線を移した。ジャージもトランクスも剥ぎ取られた下腹に信のものがそそり立っている。上気した信の顔のように美しく赤く染まった先端を露出させ、頂点にある割れ目から透明な液が溢れ出てきていた。親友の勃起を見つめながら、これからはもう見ることはない、と自分に言い聞かせ、飽きることなく見つめていた。そして、堪らなくなった哲史は親友の勃起に舌を這わせて溢れ出す透明な液体を味わった。なんどもじゃれ合うように身体を重ね、慣れ親しんだ親友の香りが鼻に抜けていく。哲史は親友を咥えた。口の中で味わいながら唇で締め上げ、舌を這わせていくと、哲史の唇の動きにあわせ、親友の昂りが痙攣するように反応する。哲史の舌の動きに触発された親友の昂りは青臭い香りで哲史の口を満たしていく。口の中に溜まった唾液に親友の香りが混じり、口から溢れそうになる。哲史は飲み込んで口を離すと、上気した先端の赤く染まった膨らみが揺れている。哲史は目の前の裏側の窪みに舌を這わせる。
「哲史、、、んんん、、、哲史、、、気持ちいい、哲史、、、お、俺、我慢できないよ、、、哲史、、、んんん、、、哲史、、、」親友は何度も哲史の名前を呼び、起き上がると哲史を押し倒し、哲史がしたように身体の上に重なり、唇を重ねた。着ていたシャツもかなぐり捨てて裸になると、親友の作務衣を荒々しく毟り取るように脱がしていった。
「哲史のふんどし、、、」信は作務衣を毟り取られて露わになった哲史の褌姿を名残惜しそうに見つめていた。そして、親友の身体を隠している最後の一枚の布地を結びつけている紐を解いた。信は再び哲史を抱きしめた。親友同士、一糸纏わぬ姿で肌を合わせ、お互いの体温を感じ合う。言葉を交わすよりもお互いの気持ちが通じ合う。何度もお互いに求めあって身体を重ねていたが、通じ合った想いの中に、お互いに今日が最後である、という思いが混じっていた。お互い求めあうように唇が重ね合わせられた。信の手が親友の手を探し当て、五本の指を絡めあい、感じ合う。ようやく信が顔を上げた。哲史は自分の唾を手に取って、括約筋を解していった。「信、、、」哲史は真剣な表情で見つめる親友に言った。哲史は親友の昂まりを掴んで股間に導いた。親友は導かれるまま身体を寄せてくる。身体の上にのしかかってきた親友の顔が再び哲史に近づいてくる。哲史の括約筋が親友の固い昂りで押し広げられていく。
「くふぅ、、、」お互いの呼気が発した呻き声が絡み合う。熱い塊が哲史の中を突き進んでいく。今日が最後になる、ということが忘れ去られてしまうぐらい親友と繋がった歓びが快感とともに沸き起こってくる。哲史は太いもので貫かれた快感を伴う充実感と、親友の昂まりを受け入れた歓びが沸き起こってきた。
「哲史、、、哲史、、、気持ちいい、、、哲史、、、気持ちいいよ、、、哲史、、、」親友が哲史の名前を呼ぶたびに繋がったところから快感が沸き起こる。
「気持ちいい、、、信、、、僕も、気持ちいい、、、信、、、信、、、」親友の声に応えるように信の名前を呼んでいるうちに、再び唇が重なり、お互いに舌を絡め合いながら繋がりあった唇の中で名前を呼び交わしていた。繋がった信が哲史をがっちりと抱きしめ、ゆっくりと腰を動かしていった。
「ぐふっ、、、」ゆっくりとした動きだが、哲史の身体の奥の熱い塊を抉った。親友は腰に力を込めて哲史に打ち込んでくる。哲史の全身に快感が走り抜ける。下腹部に力を籠めて親友を締め上げる。堪らなくなった親友は上体を起こし、哲史の脚を自らの肩に乗せ哲史に身体を預けると腰に力を込めて哲史に打ち込んでいった。親友の昂まりは哲史の身体の最も奥深いところまで届いていた。
「信、信、、、信、、、んはあああぁ、、、信、だ、だめ、だめだよ、、、信、、、だめだよぉ、、、信、、、あああ、、、ああ、あ、あ、、、」親友の名前を繰り返し呼びながら、哲史の全身は震え、下腹に張り付いていた哲史の皮を被ったものの先端からどろどろと白濁した液が溢れ出した。親友は哲史の中の自らのものが強く締め付けられたことを感じ、哲史が昇り詰めたことを知った。真剣な表情の口元に微かに笑みがこぼれ、親友を満足させた充実感を感じていた。
「うおおぉ、、、哲史、、、哲史、俺も、、、哲史、ああああああ、、、、」痙攣をつづける哲史の身体の中に自らのものを何度も打ち込んでいった。親友の叫びにも似た声とともに哲史の身体の中は熱い液で満たされていった。
山峡の寺(40)
「むうぅ、、、」睦豊和尚が吐息を漏らす。ボタンが外された楊柳のシャツが捲られると、睦豊和尚の乳首を楊柳の布地が擦った。露わになった睦豊和尚の豊満な体躯が現れる。無駄な体毛一つない睦豊和尚の滑らかな肌を楽しむように若者が愛撫する。
「和尚、乳首がでかくなってるぜ、、、」若者が睦豊和尚の乳首を甘噛みする。
「むぅ、、、くっ、、、」睦豊和尚は身体を強張らせ、ステテコの前の膨らみが反応する。
「先生が帰っちまってから、寂しいんだろ、和尚、、、毎晩可愛がってもらってたんだろうからなぁ、、、」若者は乳首に話しかけるように呟きながら、器用に足先を操って睦豊和尚のステテコを脱がしていた。睦豊和尚は腰を上げて若者に協力している。
「すげえなぁ、、、和尚、もう越中褌がぐちょぐちょになってるぜ、、、俺が来るまでいじってたんだろう、、、ぎんぎんに勃ってたしよぉ、、、」若者は乳首に舌を這わせながら、湿った前垂れの上から睦豊和尚の勃起を掴んだ。
「くふっ、、、むううぅ、、、」睦豊和尚の下肢に力が籠る。
「ひとりでせんずり扱いても満足できねえんだろ、、、和尚、、、」若者は勃起を握りしめたまま身体を反転させ、六尺褌を解いて睦豊和尚の顔の上に跨った。若者の魔羅の先端で赤黒く光っている亀頭が睦豊和尚の唇に触れた。
「むううぅ、、、ちゅぷっ、、、」睦豊和尚は躊躇なく若者の亀頭を口に含んだ。若者の亀頭が睦豊和尚の滑らかな口蓋含まれ、次第に奥まで若者の魔羅を包み込んでいく。若者も負けじと睦豊和尚の越中褌を剥ぎ取ると、天井に向け屹立する睦豊和尚の剥けきっていない魔羅を咥えこんだ。お互いの魔羅で塞がれた口から荒々しい吐息を吐き出しながら、口の中の魔羅に舌を絡みつかせている。若者は睦豊和尚の太ももを掴み股を開かせると、だらしなく垂れ下がっている睦豊和尚の陰嚢を捲り上げ、指先で探っていく。汗ばんだ股の奥に睦豊和尚の菊座が蠢いていた。
「むぐぅ、、、むぅ、、、むぅ、、、」睦豊和尚の漏らす吐息が口の中の若者の魔羅に伝わっていく。
「ううぅ、、、ううう、、、」若者は咥えた睦豊和尚の魔羅を解放し、睦豊和尚の口から自らの魔羅を引き抜くと立ち上がった。
「むぅ、、、」好物を味わっている最中に中断されてしまった睦豊和尚が恨めしそうな目で若者を見つめている。
「危うくイっちまうところだったぜ、、、和尚、、、こっちに欲しいんだろ、、、若者は睦豊和尚の股の間に入って脚を持ち上げて広げ、睦豊和尚の菊座を露わにした。若者が来る前に洗い清められた睦豊和尚の菊座に若者は迷わず唇を押し付けた。
「むおっ、、、むおおおおぉ、、、」睦豊和尚が呻く。睦豊和尚の魔羅に絡みついていた舌が今度は睦豊和尚の菊座をこじ開けて侵入していく。睦豊和尚の全身に快感が走り抜ける。若者は睦豊和尚の菊座の中に口の中に溜まった唾を注入していった。
「もうとろっとろになってるじゃねえか、、、和尚、欲しいんだろ、ケツに、、、」若者は指先でぬるぬるになった睦豊和尚の菊座を撫でている。
「むううぅ、、、」若者の指先の動きに合わせるように睦豊和尚の身体が震えている。
「なんだ、和尚、今日はいらねえのか、、、ここ、、、言ってみろよ、どうして欲しいか、、、」
「むううぅ、、、」睦豊和尚は訴えるような目で若者を見つめている。
「わからねぇなぁ、、、じゃ、俺帰ろうかな、、、」若者がいたずらっぽく笑いながら睦豊和尚を見つめ返す。
「むぅ、、、」菊座の快感に耐えながら顔をしかめている。
「どうした、、、和尚、俺、帰るぜ、、、和尚の口にぶっ放して帰るか、、、」若者は容赦無く睦豊和尚の菊座を弄っている。
「むぅ、、、挿入れて欲しい、、、」睦豊和尚は上気した顔で声を絞り出した。若者は睦豊和尚を一瞥すると、工務店の仕事で鍛えられた太い指を睦豊和尚の菊座にめり込ませた。
「どうだ、和尚、挿入れてやったぜ、、、ここだろ、、、感じるのは、、、」太くたくましい指が睦豊和尚の菊座を抉る。睦豊和尚の勃起の裏側から太い指が突き上げる。
「むっ、むおおぉ、、、むおぉ、、、」睦豊和尚の勃起が震え、透明な汁を吐き出した。
「おおぉ、和尚、どくどく我慢汁垂らして感じてるな、、、」若者は太い指を睦豊和尚の中でリズミカルに動かした。若者の手の動きに合わせ、勃起が震えながら透明な汁を噴き上げている。
「むおおぉ、おっ、おっ、おおぉ、、、い、いかん、、、で、出てしまう、、、」睦豊和尚の身体が強張る。
「出せよ、和尚、出したくて俺を呼んだんだろ、、、」若者は手の動きを早めた。
「おっ、おっ、おっ、、、い、挿入れて欲しい、、、」睦豊和尚は訴えるように呟いた。
「だから挿入れてるんだろ、、、たっぷり感じさせてやるぜ、、、」若者は嬉しそうに睦豊和尚に挿入した指を震わせる。
「おっ、おっ、、、ま、魔羅が、、、魔羅、、、おっ、おっ、おっ、、、」睦豊和尚の声が裏返ったように高くなる。
「んんん、、、なんだ、、、ちんぽがどうした、、、こっちも弄って欲しいのか、、、」若者は透明な汁を吐き出し続ける睦豊和尚の魔羅を握りしめた。
「むあああぁ、、、い、いかん、、、射ってしまう、、、むおおぉ、、、いかん、、、」睦豊和尚の反応を楽しむように若者は魔羅を握りしめた。
「おおぉ、、、指が締め付けられるぜ、、、和尚、、、すげえ、、、」若者は睦豊和尚の菊座の締め付けに抗って指を奥まで差し込んだ。
「むあっ、むあああぁ、、、儂は、、、むああぁ、、、魔羅が、魔羅が欲しい、、、魔羅を挿入れて欲しい、、、むああぁ、、、魔羅が欲しい、、、挿入れて欲しい、、、」自らの魔羅から透明な汁を吐き出しながら睦豊和尚は譫言のように繰り返していた。
「ふう、、、欲しいのか、、、俺のちんぽが、、、」若者は白目を剥いて失神してしまいそうな睦豊和尚の顔を見つめながら、菊座から指を抜き去り、睦豊和尚に負けずに透明な汁を吐き出しながら屹立しているものを睦豊和尚の菊座に突き立てた。
「むぐああぁ、、、むぐぅ、、、」睦豊和尚の足ががっちりと若者の腰を組み付けた。
「おおっ、、、し、締まる、、、締まるぜ、、、和尚、、、おおおぉ、、、」若者は繰り返し睦豊和尚の菊座に腰を打ち付けた。
「むおおあああぁ、、、よ、快い、、、快い、、、むおおおおああああぁ、、、」睦豊和尚の萎え始めた勃起の先端から続々と吐き出された透明な液が白く濁り始め、白く濁った液が睦豊和尚の豊かな下腹から布団に流れ落ちていった。
山峡の寺(41)
「哲史は家どっちだっけか、、、近いんだろ、タクシー乗って帰れよ、、、タクシー券あるから。」
「はい、課長はどうされるんですか、、、」
「俺か、俺は反対向きで家遠いからなぁ、、、ここの校正で遅くなったら、だいたいサウナに泊まってんだ、、、」
「サウナ、、、ですか、、、」
「ああ、仮眠室あるんでそこで寝て、風呂入ってまた出勤だ、、、」課長は疲れた顔で笑った。
「お疲れ様です、、、」
「お前も泊まるか?仕事立て込んでくると睡眠時間稼いだほうがいいからな、、、打ち上げに軽くビールでも飲むか、、、」課長は歩き出した。哲史は慌ててついていく。十五分ほど歩いたところに古びたビルがあり、課長は慣れているのか迷わずに入っていく。このサウナの常連なのか、受付で言葉を交わしながら二人分の料金を払い、ロッカールームに向かう。隣り合ったロッカーの前で並んで館内着に着替えた。課長は服を脱ぎ、トランクスも脱いで館内着のパンツを穿いた。哲史も服を脱いでロッカーのハンガーにかけていく。
「あれ、哲史は褌締めてるんだ、、、珍しいな、、、」課長は哲史の越中褌姿を珍しそうに見つめていた。
「はい、、、実は、寺でお世話になっていて、そこの和尚さんが教えてくれたんです。」二人は館内着に着替えるとサウナに入り、身体を洗った。そして、休憩室でビールを飲みながら、寺でお世話になった経緯を課長に話していた。
「そうか、哲史、苦労したんだな、、、そうだ、仏教や寺のこと詳しいのなら、最近うちでも仏教に関する本出しているから担当してもらうかな、、、」
「いや、詳しくはないですよ、、、和尚さんにお世話になっているだけで、、、」
「実体験があるのがいいんだよ、寺の生活の、、、よし、哲史に決めた。」課長はそういうと、缶ビールを飲み干した。そして、二人は低めのベッドが並ぶ薄暗い仮眠室に寝床を確保した。疲れていた哲史は課長の隣のベッドですぐに寝入ってしまった。どれぐらい時間が経ったか、目が覚めた哲史はトイレに立った。薄暗い仮眠室に幾人もの男の寝息が響いている。照明が落としてある館内は静まり返っている。哲史は用を足すと寝床に戻ろうと休憩室を通り仮眠室に向かった。課長とビールを飲んでいた休憩室にも床に毛布をかぶって寝ている人もいれば椅子に座って新聞を広げ、船を漕いでいるような人もいた。トイレを出たところの椅子にも一人座っている。何か動いているものが視界に入り、哲史の視線がその動きを追った。その中年男は館内着の前を広げ、パンツを下ろして腰掛けたまま股間を弄っていた。哲史がその動きを見つめているのに気づくと、手の動きが早く大きくなった。吸い寄せられるように哲史は見つめる。男は哲史の視線が向いていることを感じると、館内着を広げて痩せた裸体を晒し、股間の赤黒い魔羅を扱きたてた。
「気持ちいい、、、兄ちゃんも勃ってるんだろ、、、扱けよ、、、一緒に出そう、、、」痩せた中年男の声が哲史に迫る。中年男は誇示するように自分の股間を弄っている。
「いや、、、」哲史はどう反応していいのかわからない。男の前に呆然と立ったまま動けなくなった。
「遠慮しなくても,出せよ、、、俺が片付けるから出すとこ見せろよ、、、」痩せた体にふさわしくない野太い感じの魔羅が男の手に握りしめられている。男は魔羅から手を離し、ゆっくりと立ち上がった。男は哲史の前に立ち、館内着の上着の紐を解いてはだけると、館内着のパンツを引きずり下ろした。哲史の魔羅が男の前に飛び出した。
「おお、、、皮被っててたまらん魔羅だなぁ、、、」男は嬉しそうに哲史の魔羅に顔を近づける。哲史は男の視線に魅入られたように動けなくなっていた。男の手が哲史の魔羅を掴む。
「くふっ、、、」就職して以来、自らの手で扱き、たまったものを吐き出すことはあったが、久しぶりに魔羅が他人の手に落ちた。自らの手で扱くのとは異なる快感が沸き起こってきた。睦豊和尚や信と触れ合う時とは異なり、誰とも知れぬ痩せた中年男の手に落ちた哲史の魔羅はこれまで感じたことのない快感に震えていた。
「兄ちゃん、我慢することないぞ、出るとこ見せろよ、、、出してもいいぞ、、、」男が哲史の魔羅の先端の敏感なところに細い指を這わせる。
「くっ、、、くうぅ、、、」哲史の下半身に痺れるような快感が走り抜ける。男の指先は自分の赤黒い魔羅を弄っていた時に絡みついた透明な液でぬるぬるした感触が伝わってくる。あるいは哲史自身が吐き出した透明な汁だったのかもしれない。
「ほら、、、もう出そうなんだろ、、、出せよ、、、」男は小声で囁きながら手の動きを早めた。哲史の魔羅を扱きたてながら、もう一方の手で哲史の玉袋が玩ばれている。
「くぅ、、、ううぅ、、、」快感に声をあげそうになりながら、男たちが周りで寝息を立てているため、哲史は漏れそうになる声を飲み込んでいる。声を上げてしまうと、目覚めた男たちに見られてしまうかもしれない。
「ほら、、、兄ちゃん、金玉上がってきた、、、出そうなんだろ、、、出せよ、ほら、出せ、出せ、、、」哲史の魔羅が細い指に絡みつかれながらくちゅくちゅと湿った音を立てている。
「くぅっ、、、で、出る、、、」哲史は体を強張らせ、男の手の中の魔羅から白濁した汁を迸らせていた。男は律動を繰り返す哲史の魔羅を執拗に扱き続けた。哲史の白濁した汁が絡みついた指で敏感になった魔羅の先端を責め立てていた。哲史の股間にさざ波のような快感が繰り返し襲ってくる。
「兄ちゃん、溜まってたんだろ、、、いっぱい出たなぁ、、、こんなに飛び散ってる、、、」男はようやく満足したのか、哲史の魔羅を解放し、持っていた湿ったタオルで哲史の魔羅を拭いてくれた。男は休憩室の床に飛び散った哲史の汁を同じタオルで拭いていた。そして、何事もなかったように椅子に腰掛けて目を閉じた。哲史は急に恥ずかしくなり、パンツを上げ館内着の前を合わせると仮眠室に戻り、課長の隣のベッドに入って目を閉じた。
「ほら、哲史、、、そろそろ起きようか、、、」課長に肩を揺すられて哲史は目覚めた。
「あ、おはようございます、、、」哲史は昨夜の行為の後、ベッドに戻ると泥のように眠っていたようだった。哲史は慌てて立ち上がった。
「よく眠れたみたいだな、、、はは、元気だねぇ、、、」課長に言われて哲史は魔羅がパンツを突き上げていることに気づいた。はだけた館内着の間から突き上げられたパンツが丸見えになっていた。
「あ、すみません、、、」哲史は慌てて館内着の前を合わせた。
「いいって、気にするな、若いんだから、、、」課長は笑い飛ばした。二人は着替えて、サウナを出ると、課長がここに泊まった時に必ず寄ると言っていた喫茶店でモーニングを食べた。
「なぁ、、、哲史、昨日の話、、、仏教関係の本、担当してくれよな、、、お前なら坊さんとも話があうだろ、、、」課長はもう決めているようだった。哲史は頷くしかない。二人はモーニングを食べ終えると、朝の街を歩き、職場に向かった。
山峡の寺(42)
「なにを、、、そのようなことはない、、、」睦豊和尚は天井を見つめながら呟いた。
「そうかい、、、先生が来なくなってから、俺を呼んでケツの疼き鎮めてるんだろ、、、なんか荒んだ感じだよな、、、」若者も天井を見つめながら呟いた。
「そのような、、、哲史は、、、そのようなことは、、、思っておらん、、、」睦豊和尚は若者の方に顔を向けた。
「そうなのかな、、、じゃ、単にケツが疼いてやりたいってだけなのか、、、俺のちんぽが忘れられなくなっちまった、ってことかい、、、」若者はからかうように言った。
「そのような、、、疼くなどと、、、」睦豊和尚は言葉を失った。反論しようにも、自ら若者を庫裏に呼び入れ、若者の勃起を咥え、交わりを求めていた。そして、その頻度が増しているのだった。
「先生とできねぇからケツが疼いてやりたくなるんだろ、疼いたら俺に電話して呼びつけて満足してたんだよな、和尚、、、でもだんだん満足できなくなっちまったんだろ、そうだ、久しぶりにハッテン場に行ってみるか、和尚、、、あそこで輪姦してもらうのが好きだったよな、、、」若者はそう言うと立ち上がって六尺褌を締め、作業服を着ていた。
「な、何を、、、」
「ほら、和尚、準備しろよ、、、まだ疼いてるんだろ、、、俺の車で行けばすぐだぜ、、、ほら、早く服着ろよ、、、」若者に急かされ、睦豊和尚は寝室にある箪笥からジーンズを取り出し、カジュアルなシャツを着ていた。
「その格好だよな、ハッテン場行くときは、、、」若者は笑った。若者は庫裏の前に止めた車に睦豊和尚を押し込むように乗せると、夜の道を飛ばして街に降りて行き、目的の宿の近くにあるコインパーキングに車を入れると、睦豊和尚とともにその宿に入った。いつものように男の匂いが満ちているその宿の中に入ると、男の汗ばんだ身体が放つ体臭のなかにかすかに青臭い香りが混じった空気に満ちていた。睦豊和尚は久しぶりに男宿の空気を肺に吸い込むと、身体の中に淫気が満ちてくるのを感じていた。地域の檀家のため墓を守り、経を唱えて仏に仕えて過ごしている寺の日々を忘れ、睦豊和尚の心の奥深くにしまい込んでいる本能が目覚めていた。
「なんだよ、和尚、さっき出したってのに、もうおっ勃っちまってるじゃん、、、さすがエロ和尚、、、」睦豊和尚の心の中を見透かしたように若者が言う。
「何を、、、わ、儂はそのような、、、」言いながらも睦豊和尚の股間が突き上げているのはジーンズの上からも明らかだった。恥ずかしそうに身体をロッカーの陰に隠しながら、着ているものを脱ぎ捨てて、越中褌も解いて、一糸まとわぬ姿になってから館内着を羽織る。久しぶりではあったが睦豊和尚にとって手慣れた行動であった。
「さ、和尚、何もかも忘れるぐらい乱れなよ、、、」若者は期待に満ちた笑顔で睦豊和尚の手を引いて大部屋に向かう。睦豊和尚はされるがままに若者に従っている。哲史が去った寺に一人、睦豊和尚は寂しさに押しつぶされそうになり、男宿で乱れてしまいたい思いを哲史の顔を思い浮かべ、なんとか耐えていた。誰とも知れない男との交わりは我慢していたが、疼く身体を鎮めねばおかしくなってしまう、そんな思いで若者を庫裏に呼んでいた。若者を菊座に受け入れ、溜まったものを吐き出して一時は満足した気分になっても、すぐに満たされぬ思いがつのってくる。若者を呼ぶ頻度が増え、今日は若者に見透かされたように男宿に連れてこられてしまった。いや、本当は男宿で交わることは睦豊和尚自身が望んでいたことであった。睦豊和尚は若者に連れてこられた、という言い訳をしながら、期待に胸を、そして股間を膨らませていた。若者に手を引かれながらやってきた大部屋、一歩踏み入れた瞬間に部屋にこもった熱気と男の香り、そして誰かが放った精の香りが睦豊和尚が最後に踏みとどまっていた理性を吹き飛ばしてしまった。
「ほら、和尚、、、欲しいんだろ、ちんぽが、、、上にも下にも、、、どっちに欲しいんだ、俺のちんぽ、、、」若者は呆然と立ち尽くしている睦豊和尚に、というよりも大部屋に屯ろする男たちに向かって叫んでいた。若者は睦豊和尚の前で館内着を脱ぎ捨て、聳り立つものを睦豊和尚に向け誇示している。若者の股間を見つめて立ち尽くす睦豊和尚の後ろから手が伸びてきて抱きすくめられていた。たちまちのうちに睦豊和尚の館内着が剥ぎ取られ、露わになった豊満な体躯が誰とも知れない男の手で撫で回される。
「むぅ、、、むうぅ、、、」男の手が睦豊和尚の胸の突起に触れるたびに吐息が漏れる。睦豊和尚の背中に男の身体が密着し、綺麗に剃り上げられているうなじに男の舌が這い回る。睦豊和尚の尻には固いものが押し付けられている。若者は男に抱きすくめられた睦豊和尚の痴態を見ながら薄笑いを浮かべている。
「ケツ、使えるんだろ、、、男が上ずった声で睦豊和尚に迫る。睦豊和尚は答える代わりに男に押し倒されるように前のめりに倒れ湿った布団の上で四つん這いになった。後ろの男は睦豊和尚が尻を突き出して四つん這いになった姿を諾と感じ、睦豊和尚の菊座を探り、太い指で唾を塗り込めている。睦豊和尚の目の前には若者の魔羅が屹立している。睦豊和尚は若者の魔羅に近づきたいがためなのか、後ろの男に尻を差し出すためなのか、自ら身体を倒し、四つん這いになっている。若者の魔羅の先端から溢れ出るような透明な汁の香りに誘われるように、睦豊和尚は若者の魔羅を舐め上げた。青臭く、なめらかな感触が舌先に伝わってくる。睦豊和尚は湿った布団に手を突いて姿勢を支えながら、頭を動かして若者の魔羅を咥えていた。口いっぱいに広がる若者の魔羅の香りが睦豊和尚を満たしていく。
「むっ、、、むおっ、むおおおぉ、、、」若者の魔羅を咥えて味わっている睦豊和尚の身体を鋭い刺激が貫いていった。哲史や、若者の魔羅とは比べ物にならない大きなものが睦豊和尚の中に侵入してきた。鋭い刺激はすぐに快感に変わり、睦豊和尚は男の体の動きに合わせ、自らの体を操って楽しむ余裕があった。
「うおっ、締まる、、、おっさん、すっげえ、、、すっげえよぉ、、、うおおぉ、、、」男の体の動きが早くなる。周りに集まってきた男たちの手が睦豊和尚の乳首や透明な液を垂れ流している魔羅に伸びてくる。後ろの男が腰を打ち付ける音が大部屋に響く。そして、後ろの男は身体を凝固させ、雄叫びとともに睦豊和尚の中に熱い精汁を放っていた。
「むぅ、、、むぐっ、、、」睦豊和尚の乳首を弄っていた太めの男が満足して離れた後ろの男の代わりに菊座に魔羅を突っ込んでいた。
大部屋の男たちに菊座を輪姦されながら若者の魔羅を咥え、睦豊和尚は若者の魔羅に塞がれた口の中で甘い喘ぎ声とともに、甘露じゃ、甘露じゃ、と叫んでいた。そして、どこか醒めている心の中は、ずっと哲史の顔や姿が離れずに占領されていた。
山峡の寺(43)
「くうぅ、、、」館内着のパンツ越しに柔らかな感触が哲史の魔羅に伝わってくる。股間に触れられてもその手を払いのけるでもない哲史の反応を確かめると、その男は次第に大胆に哲史の身体を玩んでいた。館内着の前を合わせている紐を解き哲史のふっくらと膨らんだ腹を露わにする。節くれだった手が哲史の腹や胸を這い回っている。哲史は身体を凝固させたままその快感に耐えている。男はすでにしとどに濡れている哲史のパンツを脱がせた。男の息が哲史のものをくすぐるように通り過ぎていく。男は哲史のベッドに移動して脚を広げ、中心にそそり立っている哲史の魔羅を一気に口に含んだ。
「あっ、あっ、、、あううっ、、、」哲史の口から思わず声が漏れてしまう。男は顔を埋めたまま口の中の哲史の魔羅に舌を絡みつかせている。脚を抑えていた手が胸に移動して両方の乳首が男の指先に玩ばれている。一週間溜まった哲史はすぐに我慢の限界を迎えた。思わず股間の男の頭を両手で掴んだ。頭頂部を触った手につるつるしたなめらかな感触が伝わる。
「んんっ、、、んふうううぅ、、、」哲史の固く閉じた口からくぐもった声が漏れ、男の口の中は哲史の精で満たされていった。男はそのまま余韻を楽しむように舐め続け、尿道に溜まった精を絞り出すように吸い取り、哲史の魔羅を舌で清めるとようやく口を離し、パンツと館内着を元に戻して軽く股間を叩いて挨拶すると、哲史から離れていった。そして、泥のように眠った哲史は、明け方になると再び力を得てパンツを突き上げる魔羅が徘徊する男たちを惹きつけ、再び誰とも知れぬ男の口に捕らえられていた。一週間の仕事を終えた哲史が疲れを癒し、満たされぬ思いを紛らわすひと時であった。このような古びたサウナに哲史のような若者は寄りつかず、中年や熟年世代の楽しみの場となっているようであったが、哲史のような若者が無防備に寝ていれば格好の餌食となっていた。
その日も一週間の仕事を終え、残業して一仕事片付けると、哲史は席を立った。課長に挨拶すると呼び止められた。
「哲史、帰るのか、、、来週だけどな、坊さんに今度一般向けの禅の入門書を書いてもらうんだけど、アウトラインもらったんでこちらで検討して坊さんと細かいところ打ち合わせてきてくれないか、、、」哲史は課長のデスクの前に座らされると、著者から送られてきたアウトラインを目の前にして打ち合わせが始まっていた。そして、そのまま課長と飲みにいくこととなり、飲みながら打ち合わせが続いていた。そして、翌週にはその著者と打ち合わせのために出張することが決まっていた。話しながら飲み過ぎてしまった哲史はその日はサウナに行けずじまいで、家に帰ると久しぶりに自らの手で魔羅を慰めていた。
翌週、新幹線に乗ってその本の著者となる僧侶が住職をしている寺を訪れた。その僧侶は宗派の本山でも要職についているとのことで、課長が連絡を取って打ち合わせを依頼したところ、本山ではなく住職として務めている寺を指定されたとのことであった。打ち合わせが長引く可能性もあり、週末にもかかるので課長は一泊二日での出張を認めてくれた。事前に調べると二十四時間営業で仮眠室で眠れるサウナもあり、哲史は帰れなくなったらそこに留まる腹づもりで出かけた。新幹線を降り、地下鉄に乗り換えて街の外れの終点の駅でバスに乗り換え、小雪がちらつく中、バスは山の中に分け入って進んでいった。そのバスの終点に近いバス停で降りたところにその寺はあった。小さいながらも由緒正しいその寺は前日から降り続いている雪がうっすらと積もっていて、名刹の名にふさわしい佇まいであった。哲史は庫裏を訪ね、応対した若い僧侶に来意を告げると、客間に通された。客間で正座して待っていると、若い僧侶がお茶と茶菓子を持って入ってきた。
「どうぞ、お楽な姿勢で結構ですよ、ご存知なら坐禅の姿勢で楽にお座りください。老師はいま少し片付ける仕事があるとのことで、しばらくここでお待ちいただくよう申しております。」
「はい、お忙しいところ申し訳ありません、こちらで待たせていただきます。」哲史は脚を崩そうと思ったが、スーツを着ているため坐禅の姿勢にもなりにくい。哲史は厚い座布団の上で静かに正座したまま目を閉じて待っていた。静寂に包まれた寺の庫裏は物音一つしない。哲史が正座したまましばらく目を閉じて黙想していると、突然障子が開けられ、利休鼠の作務衣に身を包んだ僧侶が入ってきた。
「お待たせいたした、、、申し訳ない、御用の向きは伺っております。早速打ち合わせといたしましょうか、、、」
「本日はお忙しいところお時間いただきましてありがとうございます、どうぞよろしくお願いいたします。」哲史は僧侶に名刺を差し出し、自己紹介すると資料やノートを座卓の上に取り出した。
「はい、哲史さん、、、ご無沙汰していますね、、、」哲史は顔を上げると、僧侶の顔を見つめた。
「ほ、芳哉老師、、、」何年振りだろうか、客間の座卓を挟んで向かいに芳哉老師の柔和な目が哲史を見つめていた。
「睦豊さんから伺っていますよ、大学を卒業されて出版社に就職されたとか、、、このような形で再び哲史さんとご一緒させていただけるのは、ありがたいご縁です。」芳哉老師と哲史の思いがけぬ再会の感慨もそこそこに、芳哉老師は早速著書となる書籍についての話を始めていた。書籍を制作し、出版する立場の哲史は課長とともに事前に検討しておいた課題を芳哉老師に伝え、意見を聞きながら書籍としての形を練り上げていった。お互いの意見を反映した書籍のアウトラインが合意に至ったころには、日はとっぷりと暮れ、寺は夜の帳に包まれていた。
「哲史さんの出版社としての考え方、よくわかりました、大変参考になりましたぞ、、、もう夜も遅うなっていますが哲史さん、これから市内まで下りていって泊まるのも大変ゆえ、今宵は寺に泊まられると良い。遅うなりましたので先ほど帰しましたが、隠侍が夕餉の用意を済ませておりますので、どうぞこちらへ、、、」哲史の応対をしてくれた若い僧侶が芳哉老師の隠侍であったのであろう、隠侍が用意したという精進料理が台所に連なる食堂に用意されていた。芳哉老師が自ら味噌汁を温めなおし、二人分のご飯をよそうと食卓に用意した。そして、いつの間に用意したのか、放哉老師は熱燗の用意も食卓に運んできた。
「哲史さんとの邂逅、、、般若湯で祝いたいと思うてな、、、」芳哉老師は哲史に盃を手渡すと、受け取った哲史の手を握りしめていた。
山峡の寺(44)
「さて、ではそろそろ片付けて、休むことにしますかね、、、」芳哉老師は立ち上がると食器を重ねて片付け始めた。どうしていいかわからないままに立ち上がった哲史の前で芳哉老師はてきぱきと流しに運んだ食器を洗い始めていた。
「あ、あの、何かお手伝いを、、、」哲史が背中を向けて洗い物を始めた芳哉老師に尋ねた。
「二人分ゆえ儂一人の方が手早い。哲史さんはその台ふきんを絞って食卓を拭き清めてくださらんか、、、」芳哉老師は手を休めずに言った。哲史は慌ててふきんを絞り、食卓の上を清め、ほうきとちりとりが目に入ったので食堂の床を掃き清めた。
「哲史さん、さすがに睦豊さんの寺で過ごしただけのことはありますね。床まで清めていただけましたか。」芳哉老師の柔和な顔が微笑んでいる。片付けが終わると、芳哉老師は哲史を客間に案内した。すでに畳の上に布団が延べられている。
「芳哉老師、今日はありがとうございました、、、すっかりお世話になりまして、、、」
「こちらこそありがとうございました、おかげさまで良い本になりそうですぞ、、、さ、哲史さん、堅苦しいスーツを脱いで、ゆっくりと休んでください。」芳哉老師は寝間着を用意し、哲史がスーツを脱ぐとハンガーにかけてくれた。そして,哲史は悠泉寺で過ごす時のようにシャツもステテコも脱ぎ、越中褌一枚になって寝間着を羽織ってから畳んでバッグに片付けた。
「ほ、芳哉老師、、、」バッグの前で座っていた哲史はいきなり芳哉老師に抱きすくめられていた。
「哲史さん、、、よう来てくれた、このような形でまたお会いできるとは、、、儂は嬉しい、、、」芳哉老師は哲史の寝間着の中に手を滑り込ませていた。
「はうぅ、、、芳哉老師、、、い、いけません、、、あううぅ、、、」哲史は放哉老師の手から逃れようとしたが、体が強張って動けない。
「おおぉ、、、相変わらずここも育っておる、、、それに、褌の中もこのように催しているではないか、、、このように濡らしおって、、、」放哉老師の手が哲史の乳首を玩びながら片方の手は越中褌の上から魔羅を握りしめていた。魔羅から吐き出された透明な汁が前垂れまで染みている。
「あうっ、、、あっ、あっ、あっ、、、ほ、芳哉、、、ろ、老師、、、あうううあぁ、、、」哲史は乳首と股間の刺激に苛まれながら次第に体の力が抜けていくのがわかった。前垂れを捲って侵入してきた放哉老師の手が哲史の越中褌の紐を解いた。芳哉老師の手が哲史の股間を愛撫する。その手が次第に後ろの方に回り、むき出しになった尻の間を掻き分けて奥を探っていく。放哉老師の指が哲史の菊座にたどり着いた。芳哉老師の指が少しずつ哲史の菊座に侵入してくる。
「ふむ、哲史さん、、、ここもかなり成長しているようですな、、、以前より柔らかく解れておる、、、それに、ここが最も気持ちよく感じておられるようですな、、、」芳哉老師は長い指を哲史の菊座に埋め込むと、巧みな動きで哲史の魔羅の裏にある器官を探り当てて指圧を施していた。
「んああっ、、、あう,,,あううあぁ、、、」哲史は激しい快感とともに押し出されるように何かが尿道を駆け上っていくのを感じていた。透明な汁が畳の上の解けた越中褌の上に糸を引いて落ちて、晒布を濡らしていった。
「ここは、、、素晴らしく柔らかい、、、長足の進歩ですぞ、、、魔羅がこのように汁を流して悦んでおる、、、参究工夫に努められたようですな、、、」指の刺激から逃れようと腰を浮かせている哲史を追い詰めるように芳哉老師の指が追いかけてくる。
「はうっ、、、だ、だめです、、、あうううぅ、、、い、いけません、、、あううぅ、、、」前のめりに倒れ込んでしまった哲史の菊座を芳哉老師の指がかき回している。
「このように菊座が成長しておったとは、、、睦豊は鉗鎚はできぬ、、、哲史さん、、、どうじゃな、、、睦豊ではない師家に鉗鎚されましたな、、、」芳哉老師は哲史の菊座の中を指先で全てを見通したように言った。
「はううぅ、、、け、けんつい、とは、、、はううぅ、、、な、なんでしょうか、、、老師、、、あうああっ、、、」哲史の腰は感覚がなくなったように力が入らない。畳の上に手をついてようやく上体を支えている。尻を突き上げるような姿勢になった哲史の菊座を芳哉老師の指先が容赦無く甚振っていた。
「鉗鎚、、、けんついとは、、、師家が弟子を鍛錬することじゃ、、、鍛冶屋が刀を鉄槌で鍛えるように打ち付けて鍛える、、、どうじゃな、哲史さん、、、師家の鉄槌を打ち込まれましたな、、、良い鍛えられ方をしておりますぞ、、、」
「あうぅ、、、あうぅ、、、そ、そのような、、、あああぁ、、、」哲史は羽織っていた寝間着も越中褌も剥ぎ取られ、生まれたままの姿で芳哉老師に相見していた。震えながらなんとか体を支えている太腿の間に垂れ下がっている股間のものから透明な液が溢れ出て糸を引いている。
「儂も求道の身ゆえ、大道を求めて摂心しておる、、、哲史さんが心身脱落して大道に近づく、、、儂は随喜する、、、」芳哉老師は哲史の菊座に指を預けたまま器用に片手で作務衣の上着の前を寛げ、下穿きの紐を解くと、痛いほどに突き上げられている越中褌を露わにした。そして、越中褌を解くと菊座に預けていた指先を抜き去り、赤黒く光った鉄槌を哲史の菊座に打ち込んだ。
「ぐふっ、、、んん、、、んおおおおぉ、、、」芳哉老師の指先で十分に昂まっていた哲史の菊座は芳哉老師の鉄槌を難なくの飲み込んでいた。息が止まるような圧迫感が哲史を襲った。
「むうぅ、、、哲史さん、、、善いぞ、、、むぅ、、、菊座が儂の魔羅に絡みつく、、、誰じゃ、このように育てたのは、、、」哲史に腰を打ち付け、背中にのしかかってきた芳哉老師が哲史に囁く。
「んおおおああぁ、、、ろ、老師、、、おあっ、おあっ、、おああっ、、、」哲史の菊座が小柄な身体に似つかわしくない逞しく太い魔羅で抉られる。還暦を過ぎた芳哉老師のものは鉄槌のように固く、哲史の身体を貫いていく。
「むぅ、、、善いぞ、、、善い、、、哲史さん、、、善いぞ、、、むぅ、、、むうぅ、、、」芳哉老師は次第に腰の動きを早め、哲史の身体の奥を固い魔羅で掻き回していく。熱い塊で満たされている哲史の菊座が哲史の意思とは関係なく痙攣し、芳哉老師に応えている。哲史の身体の奥の熱い昂まりを感じ取った芳哉老師は上体を起こすと哲史の腰を抱え上げ、膝立ちになって腰を打ち付けた。
「んああっ、んあああぁ、、、ろ、老師、、、ほ、芳哉老師、、、もう、、、もう、だ、だめです、、、んああああぁ、、、ろ、老師、、、」哲史は譫言のように繰り返し老師の名を呼んだ。
「むううぅ、、、哲史さん、、、善い、哲史、、、善いぞ、、、むううぅ、、、」芳哉老師は哲史の菊座が痙攣するのを感じ取ると、最も奥に鉄槌を打ち込んだ。
「んおおおあああぁ、、、ろ、老師、、、んあああああぁ、、、」糸を引くような歓喜の声が客間に響き、哲史の股間にだらしなく垂れ下がっていた魔羅から白濁した液体が糸を引いて畳の上に流れ落ちていった。
山峡の寺(45)
「ふうぅ、、、す、すみません、芳哉老師、、、」哲史は仰向けのままようやく口だけ動かすことができた。
「よい、気にすることはない、哲史さん、、、坐禅と同じ、無我の境地で打ち込んでいれば自ずと菊座も昂りを抑えられなくなるのは道理、、、儂は魔羅の昂りを抑えたが、哲史さんの菊座で抑えきれなくなるところであった、、、」哲史の目の前に勝ち誇ったような放哉老師の赤黒い魔羅が胡座をかいた股間からそそり立っている。哲史はのろのろと起き上がると、吸い寄せられるように芳哉老師の股間に顔を近づけた。哲史はどっしりと大地に根を生やしたように坐っている芳哉老師の股間から屹立した魔羅に唇を寄せていた。
「芳哉老師、、、んふぅ、、、んふぅ、、、」赤黒く固い魔羅を味わうように唇で挟み込み舌を這わせている。堪らなくなった哲史は芳哉老師の魔羅を全て口の中に飲み込んだ。
「おおぉ、、、口技も工夫が進んでおるようですな、、、哲史さん、堪らぬ口技じゃ、、、だが、儂はそのような口技ではまだ気を遣りませんぞ、、、」哲史の口の中で固い魔羅が震えているが、胡座をかいた芳哉老師は涼しい顔で微動だにしない。
「ぐほっ、、、じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ、、、」哲史は一心不乱に芳哉老師の魔羅を唇で絞り上げ、舌技の限りを尽くす。
「うぬぅ、、、哲史さん、、、わ、儂も催してきた、、、哲史、、、うぬうぅ、、、」さすがの芳哉老師も哲史の口技に身体の奥からこみ上げてくるものを感じていた。
「じゅぷっ、、、ぐほっ、じゅぷっ、ぐほっ、、、じゅぷっ、じゅぷっ、、、」哲史は芳哉老師固い魔羅を喉の奥まで受け入れて舌技の限りを尽くしている。芳哉老師は柔和な顔を歪め、哲史の口技に耐えている。
「ううぬぅ、、、哲史、、、このような口技を工夫しておったとは、、、うぬぅ、、、」芳哉老師は哲史を引き剥がすようにして魔羅を解放させると、作務衣を脱ぎ捨て、哲史と同じ一糸まとわぬ姿になり、畳の上に哲史を押し倒して脚を持ち上げ、剥き出しになった菊座に一気に魔羅を打ち込んだ。
「ぐああぁ、、、ほ、芳哉老師、、、ぐはっ、、、ろ、老師、、、ぐはっ、、、ぐはあっ、、、」熱く固い芳哉老師の魔羅が哲史の菊座を突き上げた。背中から挿入された時とは異なり、芳哉老師の鉄槌が哲史の魔羅を裏側から突き上げる。
「ふぬぅ、、、哲史、、、哲史も催しておるではないか、、、ふぬううぅ、、、このように汁を垂れ流しおって、、、善いか、哲史、、、善いか、善いか、、、哲史、善いか、、、」面白いように透明な汁と噴き出し続ける哲史の魔羅を見つめながら芳哉老師が腰を振る。
「はうっ、、、あうあっ、、、よ、善いです、、、あううあっ、、、善い、、、善いです、、、あううああああぁ、、、」雲の上に漂うような快感に苛まれながら、哲史は芳哉老師に打ち込まれる鉄槌を受け止めていた。打ち込まれるたびに全身に電流のような快感が走り抜け、全身が弛緩していった。頭の中に渦巻いていた仕事のことや睦豊和尚と過ごした日々、親友のことなどが次第に霞んでいき、真っ白になっていくようであった。
「ふぬぅ、、、哲史、、、ふぬうぅ、、、善い、、、ふぬうぅ、、、ふぬっ、ふぬっ、ふぬっ、、、」芳哉老師も次第に言葉が発せなくなり、腰を振りながら発せられる吐息が漏れるだけであった。
「あうああぁ、、、ろ、老師、、、うううあああああぁ、、、」哲史は叫び声にも近い吐息を漏らしながら、芳哉老師の腰の動きに合わせて揺れている魔羅から夥しい量の透明な液体を噴き出した。それは勢いよく魔羅の先端から噴き出すと、哲史の腰を抱えて鉄槌を打ち付けていた芳哉老師の快感に歪む顔を濡らし、ぶしゅっ、と音を立てて続けて噴き出した液体は哲史の顔まで飛び、胸や腹もしとどに濡らしていった。透明な汁を吹き上げるたびに哲史の身体は痙攣し、菊座の中の芳哉老師を締め付けていた。哲史は全身から脱力するような感覚に襲われているにも関わらず菊座だけは力を得て哲史の意思とは関わりなく芳哉老師を締め付けた。菊座が締まるたびに身体の中に侵入している芳哉老師の魔羅を感じ、悲鳴のような吐息を漏らし続けていた。芳哉老師は哲史の自身が吐き出した透明な汁に濡れた身体を抱き寄せ、渾身の力で腰を打ち付けていた。
「哲史、、、ぬおおぉ、、、哲史、、、ぬおおおおぉ、、、わ、わし、儂も、、、遣るぞ、、、哲史、、、ぬおおおおぉ、、、」芳哉老師のよく響く落ち着いた声が腰を打ち付ける音と絡み合いながら限界が近いことを哲史に伝えていた。
「あううぅ、、、ろ、老師、、、んあああぁ、、、」芳哉老師の魔羅に押し出されるように、透明な汁を噴き上げていた哲史の魔羅から再び白濁した汁が飛び出していた。噴き出した汁は哲史の身体に飛び散って、胸や腹に白濁した汁が絡みついていた。
「ぬおおぉ、ま、また気を遣りおった、、、ぬおおおおぉ、、、わ、儂も、、、遣る、、、儂も、、、ぬおおおおおぉ、て、哲史、、、ぬおおおおおぉ、、、」芳哉老師の声が客間に響いたかと思うと、哲史の身体が突き上げられ、菊座の中の芳哉老師の魔羅が倍ぐらいに膨れ上がったように感じた。
「あうああああぁ、、、老師、、、あああぁ、、、」哲史は腹の中が芳哉老師の法愛で満たされていくのを感じながら、いつの間にか意識が混濁し、芳哉老師に包まれたまま気を失っていた。どれぐらい時間が経ったのか、哲史は静まり返った寺の庫裏の客間で意識を取り戻した。気を失っていたのは一瞬だったのか、それとも何時間も経過しているのか、深い山に分け入った寺は街の賑わいから隔絶され、静まり返っている。部屋を温めている暖房の音だけが客間に響いている。畳の上には力を使い果たした芳哉老師が裸のまま大の字になり、天井を見つめたままの格好で目を閉じて眠っている。先程まで哲史を貫いていた魔羅が脱ぎ捨てた越中褌でようやく隠されている。哲史は起き上がり、芳哉老師の股間を隠していた越中褌を剥ぎ取ると、まだ芯が残っている芳哉老師の魔羅を口の中に含んだ。芳哉老師の吐き出した汁の香りが絡みついている魔羅を舌先で丁寧に清めていると、芳哉老師の魔羅が再び固く屹立し始めた。芳哉老師の魔羅は哲史の喉の奥まで到達し、突き上げられていた。
山峡の寺(46)
「お疲れ様でございました、和尚、、、」寺は葬儀の後片付けが終わっていて、すっかりといつもの静かな寺に戻っていた。在家ではまだ学校に通う年齢から本山で修行を積み、選ばれて芳哉老師の隠侍となった仁哉和尚はようやく三十になったばかり、僧侶というよりは格闘家ののような骨太で筋肉質な身体で、落ち着いた利休鼠の作務衣の下に鎧のような筋肉を纏っているようだった。六尺豊かな大男であり、精悍な顔の切長の目に慈しみに溢れた表情が浮かんでいなかったら、剃髪して作務衣を着ていたとしても僧侶には思えない雰囲気であった。しかしながら、隠侍として務めながら芳哉老師のもとでさらに修行を重ねている仁哉和尚は穏やかで丁寧な話し方だった。
「ああ、ありがとうございました、これだけの葬儀、儂一人では務められなかった、それに、後片付けまでお願いして、おかげさまで檀家の皆様とゆっくりと話すことができた。」
「檀家の方々の交流は大切です。檀家の皆様とゆっくりお話しされたのであれば結構なことでした。さあ、お疲れでしょう、湯も沸いておりますので、汗を流してください。」
「そうさせてもらいますよ、、、」睦豊和尚はそのまま風呂を浴び、用意されていた洗いざらしの越中褌を締め、寝間着を着て帯を締めた。そして、仁哉和尚に声をかけ、寝室で横になっていた。葬儀の疲れで微睡んでいると、襖が開き、仁哉和尚が入ってきた。
「お疲れでしょう、よろしければ腰などお揉みして差し上げます、、、私が隠侍としておつかえする芳哉老師、、、芳哉老師が寺に戻られたときにはお休み前に疲れをとって差し上げておりますので、よろしければ、、、ご遠慮なく、、、」そう言いながら仁哉和尚は睦豊和尚の横になっている布団の脇に座り、返事も聞かずに布団を捲り上げると睦豊和尚の太腿を揉み始めた。
「おお、それは申し訳ない、、、ううぅ、、、」仁哉和尚の丸っこい指が睦豊和尚の太ももに食い込んでいく。
「やはり相当凝っておられます、、、このままではゆっくりとお休みになれませぬぞ、睦豊和尚様、、、」
「ううむぅ、、、申し訳ない、、、葬儀を手伝ってもらった上このようなことまでお願いするのは誠に申し訳ない、うううぅ、、、」睦豊和尚の脚は一日中座り続けていたためか強く強張っていたが、仁哉和尚の手技でゆっくりと解れていくのを感じていた。
「これほどまで強張っていらっしゃる、一日お疲れ様でした、そのままお休みになってもかまいませぬ、、、」仁哉和尚は睦豊和尚の寝間着を捲り上げ、脚を広げて股の間に座り、睦豊和尚の太腿の滑らかな肌に直接手を添え、指先で強張った筋肉を解していった。座り続けていた脚の強張りを解すため、片方ずつ膝と反対側の骨盤のあたりを押さえつけて股関節を伸ばす。内股が気持ちよく伸びていく。尻の後ろの筋肉は片方ずつ膝を抱えるような姿勢を取らせ、仁哉和尚がのしかかるように脚の上に体重をかけ、強張った尻を解していく。二人の顔が向かい合うように近づいては離れていく。仁哉和尚の顔が近づき体重がかかると睦豊和尚の顔が歪む。同業者であるが故に、疲れたところを気持ちよく解していく。長年勤めているため慣れてしまったところもあるが、このように的確に解されると改めて疲れが溜まっていたことがわかってしまう。睦豊和尚は仁哉和尚の手技に身を任せ、丸っこい指先の感触に癒されながら次第に微睡み始めていた。筋肉を探るように力強く押し当てられていた親指の力が次第に軽くなっていき、手のひらで擦るような手技に変わっていった。睦豊和尚は内股を手のひらで擦り上げられながら呻き声にも似た息を吐く。吐息に合わせるかのように仁哉和尚の手のひらの力が抜けていき、睦豊和尚の内股に微かな触れ合いながら中心部に向かって滑っていく。
「むぅ、、、むううぅ、、、」睦豊和尚の呻き声が喘ぎ声のような調子を帯びてきた。
「睦豊和尚様、、、睦豊和尚様の肌は本当に艶やかですなぁ、、、無駄な毛ひとつない、滑らかな肌、、、揉ませていただいている私まで癒されてしまいますなぁ、、、」仁哉和尚が囁くように言った。
「仁哉和尚、、、むううぅ、、、何をおっしゃるやら、、、むふうぅ、、、」
「芳哉老師をお揉みすることがありますが、、、やはりお歳のせいかお肌は乾いた感触ですが、睦豊和尚様はしっとりとして、、、たまらない感触でございます、、、」太腿を滑っていた仁哉和尚の手は帯が解かれ、寝間着をはだけて全身を曝け出していた睦豊和尚の身体を遠慮なく撫で回し始めていた。
「むっ、むっ、、、むうぅ、、、じ、仁哉和尚、、、むううぅ、、、」睦豊和尚は悦びの声をあげ始めた。
「睦豊和尚様、、、足腰は解れておるようですが、下帯の中が強張ったままのようでいらっしゃいますね、、、」仁哉和尚は越中褌の晒布の縁に沿って親指で力強く指圧していった。
「むぅ、、、むはぁ、、、むおおおおぉ、、、」根本が締め付けられたような睦豊和尚のものは越中褌の中で悲鳴をあげ、越中褌を濡らしていた。
「おお、睦豊和尚様、、、濡れてきました、下帯が濡れてきております、、、」
「くぅ、、、仁哉和尚、、、そ、そのようなことを、、、」
「まだまだ解れていらしゃいません、、、この部分、、、しっかりと解さねば明日のお勤めにも障ってしまいましょう、、、」
「むぅ、、、むおあああぁ、、、い、いかん、、、むおおおぉ、、、」屹立する睦豊和尚のものの付け根のあたりを執拗に指圧され、そのたびに尿道を汁が駆け上って越中褌を濡らしていくのがわかる。
「前垂れまで沁みてきております、、、やはりこちらからだけで解すのは限界がありましょう、、、」そう言うと仁哉和尚は睦豊和尚の足を持ち上げ、腰の下に枕を差し込んで持ち上げた。
「な、何を、、、むううぅ、、、いかぬ、そのようなことを、、、むうぅ、、、」睦豊和尚はそう言いながらも布団の上で自ら膝を抱えて股を開いていた。仁哉和尚は睦豊和尚の越中褌の前垂れを引き抜くと、睦豊和尚の菊座が露わになった。
「さすが、芳哉老師の薫陶を受けられた睦豊和尚様だけのことはありますな、、、誠に美しい、、、美しい、、、愛らしい菊の花が咲いておりますぞ、、、」仁哉和尚は丸っこい指先を口にして、唾を蓄えた指先を菊座にあてがった。
「くっ、、、くはっ、、、むおおぉ、、、」睦豊和尚の下半身の力が抜け、強張っていた身体が緩んできた。
「よろしゅうございます、、、締め付けておられます、睦豊和尚様、、、菊座が私の指に絡みついてきております、、、芳哉老師が愛でた菊座が、、、」丸っこい指がゆっくりと睦豊和尚の中に飲み込まれていく。
山峡の寺(47)
「ぐぅ、、、ぐはっ、、、じ、仁哉和尚、、、ぐはぁ、、、そ、そのような、、、ぐはああぁ、、、」強張っていた睦豊和尚の身体から力が抜けていく。仁哉和尚の指先で内側から突き上げられているように睦豊和尚の股間のに聳り立つ肉柱が跳ね回っている。先端から透明な粘り気のある液体が吹き出し糸を引いて睦豊和尚の下腹部に繁る草むらに絡みついている。
「ほぉ、睦豊和尚様、なんと美しい、、、魔羅から溢れた露で濡れた下の毛が光っております、、、」仁哉和尚は指を菊座に納めたままもう一方の手で睦豊和尚の魔羅を掴んだ。手のひらと摩羅が優しく触れ合うようにゆっくりと上下に動かし始めた。
「はうあっ、、、じ、仁哉、、、仁哉どの、、、た、たまらん、、、あうあああぁ、、、」睦豊和尚の声が一際高くなる。止めどなく先端から溢れ続ける透明な液体が睦豊和尚の摩羅を濡らしていく。
「おおお、睦豊和尚様、、、亀の頭が、、、顔を出されました、、、良い、、、良い形、、、赤みがさして美しい、、、皮を被っておられた雁首の先から少しだけ頭がのぞいている蕾のような姿も良いですが、頭を出してしまった摩羅も、まさに雁首という姿、、、惚れ惚れします、、、」仁哉和尚は露茎した睦豊和尚の亀頭を丸っこい手で優しく包み込むと、手のひらに睦豊和尚が吐き出しつづける透明な汁を蓄え、摩羅全体に塗り広げ、擦り込んでいった。
「仁哉どの、、、はうぅ、、、あっあっあっ、たっ、たまらん、、、じ、じっ、、、仁哉どの、、、あっあああっ、仁哉どのぉ、、、」睦豊和尚は首を振りながら歪んだ表情で仁哉和尚の名を呼び続けていた。
「睦豊和尚様、、、ほら、蕾に蓄えられていた汁がこのように溢れています、、、次々と溢れてきます、、、私もたまりません、、、このように聳り立つ濡れた摩羅を見せつけられましては、我慢できません、、、」ぬちゅぬちゅと湿った音を立てながら、睦豊和尚の摩羅を弄り、菊座の中の指で後ろから突き上げている。
「仁哉どの、、、あっあああああっ、じ、仁哉どのぉ、、、儂は、、、儂は辛抱できん、、、あああああっ、、、」仁哉和尚は睦豊和尚のその声を聞くと手の動きを止め、ゆっくりと太い指を引き抜いて立ち上がると、作務衣を脱ぎ捨て、下着も脱いで、下帯も解いて睦豊和尚と同じ全裸になった。太い骨格に隆々とした筋肉を纏った仁哉和尚は座布団を二つ折りにして睦豊和尚の尻の下に敷くと、腰のあたりに跨るように膝をつき、両手をついて睦豊和尚に覆い被さるように重なった。睦豊和尚の柔和な顔が弛緩し、緩んだ顔の半開きの口から荒い息遣いが聞こえてくる。訴えるような睦豊和尚の視線を受け止めると、仁哉和尚は睦豊和尚に手を伸ばした。股間に屹立する睦豊和尚の摩羅を掴み、自らの菊座に濡れた亀頭を擦り付けた。
「くふっ、、、」睦豊和尚を見つめる仁哉和尚の声が漏れる。透明な汁で菊座を潤すと、少し上体を起こし、膝を曲げながら菊座の中に睦豊和尚の摩羅を飲み込んでいった。
「おっおっおっおああああぁ、、、な、何を、、、何をなさる、、、おあああぁ、、、」睦豊和尚は首を上げ、下半身で起こっていることを眺めていた。目の前で自らの下腹部に仁哉和尚の股間が密着し、赤黒く怒張している仁哉和尚の摩羅が揺れている。ゆっくりと腰を上下に揺らしている仁哉和尚の動きに合わせ、露出した雁首が睦豊和尚の鳩尾をぴたぴたと叩いている。激しく動いているわけではないが、仁哉和尚の下腹や尻の筋肉が強張り、力が込められるたびに仁哉和尚の腸の中に捉えられた睦豊和尚の摩羅が繰り返し締め付けられた。
「うくっ、、、睦豊和尚様、私の中に入りました、、、うくっ、このように睦豊和尚様とつながることができてうれしく思います、、、ううぅ、、、同じ芳哉老師から薫陶を受けた先輩、、、得度式の際には私の剃髪を見守ってくださいました、、、睦豊和尚様、、、得度式に臨む有髪の私の髪を下ろしていただきました、、、睦豊和尚様の剃刀が私の頭を丁寧に剃り上げていく感触は今でも忘れられません、、、うううぅ、、、睦豊和尚様、、、ぬっ、ぬおおぉ、、、」感極まったように睦豊和尚を見つめると、仁哉和尚は下腹を締め上げた。得度式に臨む際には、頭頂に師となる芳哉老師に剃髪していただく周羅となる髪を残して剃り上げておく。そして得度式の剃髪の儀式で最後に残った周羅を師僧が剃り上げる。
「おおおぉ、、、おああああぁ、、、じ、仁哉どの、、、おあああぁ、、、」二人の顔がお互いの荒い息が感じられるほど近づく。新到の僧として右も左もわからぬ仁哉和尚を先輩として指導していたのは睦豊和尚であった。先代の住職に招かれてこの寺に来たため、共に過ごした日々はさほど長くはないが、長年の修行であどけなさの残っていた表情が立派な僧侶として再会できたことは睦豊和尚も喜びとするところであった。思い出の中の仁哉和尚のあどけなさの残る顔がしばらく会わぬうちに僧侶の顔になり、睦豊和尚を腸の中に納め、目の前で快感で表情を歪めている。
「ぼ、睦豊和尚様、、、ぬおおぉ、、、ぬぅ、ぬおおおおぉ、、、」仁哉和尚の全身から汗が吹き出している。剃り上げられた頭から滲んだ汗が顔を伝って流れ落ち、顎から睦豊和尚の顔に滴り落ちた。睦豊和尚は快感に歪む仁哉和尚の顔を見つめながら、仁哉和尚が出家した頃を思い出していた。体格はもう大人であったが、表情には子供のようなあどけなさが残る仁哉和尚に越中褌の締め方を教え、得度式での師の剃髪に備えて頭頂の髪の毛を残して剃り上げたのは睦豊和尚であった。骨太で筋肉質な逞しい仁哉和尚が越中褌一枚で膝をつき、決意と不安が綯い交ぜになった表情を浮かべ睦豊和尚に頭を突き出して有髪の生活と別れを告げた。手のひらに残る剃り上げた頭皮の手触りが蘇ってくる。睦豊和尚は目の前にある仁哉和尚の頭を抱きしめた。年齢が大きく離れており、共に過ごした日々は短いが、お互いに同じ僧堂で同じ師家に向き合い、同じ時と場所を共有した思い出は尊い。それほど大きくない僧堂で、四九日にはお互いに剃髪し、浴頭として二人で風呂を沸かし、最初に開浴される老師の身体を洗い、僧堂の隣り合った単で寝起きする。立って半畳、寝て一畳の生活をともにした思い出が去来する。
「睦豊和尚様、、、睦豊和尚様が、、、私の中に、、、ぬうぅ、、、ぬおおぉ、、、睦豊和尚様、、、」仁哉和尚も剃髪の際の睦豊和尚の優しい手のひらの感触を思い出し、睦豊和尚の剃刀で剃られていく感触が思い出されていた。締め上げられた睦豊和尚は悲鳴のような声を上げ、股間で暴れる仁哉和尚の摩羅から噴き出している透明な汁が睦豊和尚の鳩尾に溜まっていった。見つめ合うお互いの唇が触れ合おうとした時、勢いよく襖が開いた。
山峡の寺(48)
「だいじょうぶ大丈夫、怪しいもんじゃねえから、、、って、いきなりセックスしてるとこに踏み込まれて怪しくねぇ、って言われても信用できねえよなぁ、、、俺、ここの和尚の昔からの知り合い、セフレ、やり友ってやつ、夜這いしてやったり、一緒に発展場行ったりしてな、、、あれぇ、珍しい、和尚今日はタチってるんだ、、、バリウケだと思ってたけどタチもできるんだ、、、ところてんまでさせちゃって、、、やるね、、、和尚、、、」若者は裸で繋がりあったままの二人をしげしげと見つめていた。
「ぬううぅ、、、来ても良い時には連絡するというておるではないか、、、儂にも都合と言うものがある、、、ぬぅ、、、うぬぅ、、、」睦豊和尚は日頃の非行を暴露され、顔を赤くして言い募っていた。精を放った仁哉和尚が膝をついて睦豊和尚の上で身体を起こして突っ立ったまま放心したように虚な目で若者を追った。仁哉和尚の身体が動くたびに睦豊和尚の摩羅が締め付けられているようだった。
「しかしよく飛んだね、和尚顔射されちまってるし、、、この人も頭剃ってるってことはやっぱり坊さんなんだろ、、、そういや今日の葬式で一緒に経読んでた坊さんだろ、、、えらいいいガタイだよな、、、ちんぽも立派だしよ、、、」若者は仁哉和尚の摩羅を掴んだ。
「んあっ、、、や、やめなさい、、、」若者は聞こえなかったかのように仁哉和尚の摩羅を扱き始めた。仁哉和尚は身を捩って逃げようとする。
「あううぅ、、、い、いかん、、、あふううぅ、、、」若者の刺激で仁哉和尚の身体に力が入り、睦豊和尚の摩羅を締め付ける。
「へえ、なんでこっちの坊さんのちんぽしごいたら和尚が感じちまってるんだ、、、それにこっちの坊さんまた勃っちまったよ、、、立派だよな、坊さん、でけえよ、、、あんなにいっぱい精液飛ばしたのに、またぎんぎんになっちまってるぜ、、、」射精してしまったが、睦豊和尚を菊座に受け入れたまま再び大きくなっていった。
「や、やめなさい、、、んん、、、んあああ、、、」仁哉和尚が身体を強張らせて耐えている。
「ぬううぅ、、、い、いかん、、、ぬううぅ、、、」睦豊和尚が仁哉和尚の腰を掴み、腰を築き上げようとしているのか、荒い息遣いのためなのか、仁哉和尚の下の豊かな腹が激しく波打っている。
「おっと、あんまりやるとまたこの坊さん逝っちまうよなぁ、せっかく来たんだから俺も楽しまないとなぁ、、、」若者は着ていたものを脱ぎ、六尺褌も解くと全裸になり、睦豊和尚に跨ったままの仁哉和尚にそそり立つ肉柱を突き出した。放心したような顔の仁哉和尚が睦豊和尚の摩羅よりもひとまわり大きく、固い若者の摩羅を手にとってうっとりと眺めていた。最初は遠慮がちに舌を伸ばして剥けて露出している赤黒く怒張した亀頭に舌を這わせた。
「んんん、、、ちゅぷっ、、、んんあああ、、、じゅぷっ、じゅぷっ、、、んぐおおおぉ、、、」仁哉和尚は堪えきれなくなったように亀頭を口に含んで舌で味わい、若者の六尺褌に中で蒸れて匂い立つような摩羅を根元まで口の中に収めていた。若者のものは仁哉和尚の喉の奥を抉り、呼吸が苦しくなるのか、剃り上げた頭まで真っ赤にして咥え続けた。
「おおお、さすがに上手いよ、、、発展場で適当なおっさんに咥えさせるより気持ちいいぜ、、、あんまり気持ちいいと逝っちまいそうだ、、、」若者は真っ赤になった仁哉和尚の頭を押さえ、口から摩羅を引き抜いた。上気した仁哉和尚の顔が若者を見上げる。力なく開いた唇の端から若者の亀頭の先が透明な糸で繋がっている。仁哉和尚の唾液なのか、若者が分泌した透明な液体なのか、緩やかな弧を描いた透明な糸が庫裡の灯りに照らされて光っている。名残惜しそうに見つめる仁哉和尚の前を離れ、若者は後ろに回り、座布団を二つ折りにして腰の下に敷き、股を広げて腰を突き上げている睦豊和尚の菊座にずぷずぷと指を埋め込んでいった。腰の上の仁哉和尚の筋肉質な身体を挟み付けている太腿の筋肉が強張って、両脚で締め付けた。
「ぐああっ、、、な、なにを、、、い、いきなり、、、ぬううぅ、、、ぬおおおおぉ、、、」
「んあああぁ、、、ぼ、睦豊、睦豊和尚さ、ま、、、んんあああああぁ、、、」仁哉和尚が再び睦豊和尚の上に重なるように倒れ込んだ。そのまま二人は唇を重ね、二人のつながった唇の中に籠った声が響く。
「なんだよ、タチっているわりに、けつとろとろにして、、、欲しいんだろ、和尚、、、エロいぜ、繋がってるとこ丸見えだぜ、和尚、、、俺も我慢できなくなってきたぜ、、、」若者は睦豊和尚から指を引き抜くと怒張した摩羅を一気に打ち込んだ。
「ぶふぉ、、、ぐはっ、、、ぬ、ぬおおおおぉ、、、ぬおおおおおおあああああぁ、、、」仁哉和尚に苛まれ、昂まっていた睦豊和尚は若者の固い摩羅で貫かれた瞬間、摩羅が膨れ上がり仁哉和尚の中で弾けていた。重なっていた唇のなかで声を上げた睦豊和尚の勢いに仁哉和尚の唇が弾き飛ばされ、絶叫のような声を上げていた。
「ん、、、んあああ、、、睦豊和尚様、、、き、来て、、、来てください、、、あああ、、、す、すごい、、、熱い、、、んおあああああぁ、、、」若者の前で睦豊和尚に重なる仁哉和尚の身体が小刻みに震え、痙攣している。睦豊和尚を飲み込んでいる菊座の周りの筋肉に渾身の力が入っている。睦豊和尚を離すまいと力を込めているかのようだった。
「おああっ、、、すっげえとろとろ、、、もう逝っちまったのかよ、、、坊さんももう一回逝っちまったみたいだな、、、俺にも楽しませろよな、、、」若者はそう言うと、仁哉和尚に押さえつけられている睦豊和尚の太腿を抱え上げて、自らの腰を叩きつけていた。ぴたっ、ぴたっ、と汗ばんだ身体がぶつかり合う音が庫裏に響いている。若者の固い摩羅に絡みついている睦豊和尚の柔らかい腸がぬちゃぬちゃと音を立てて汗ばんだ肉塊がぶつかり合う音と混じり合っている。三人の息遣いが荒くなっていく。
「んん、、、ぼ、睦豊和尚さま、、、んあああぁ、、、また、、、また、私の中で、、、んあああぁ、、、」仁哉和尚が再び声を上げ始めた。
「ぬううぅ、、、た、たまらん、、、ぬおおおぉ、、、儂は、、、儂はおかしくなってしまう、、、ぬおおおおぉ、、、」仁哉和尚の中で射精したばかりだというのに、若者の摩羅に貫かれ、再び絶頂を迎えてしまいそうに昂っていた。繰り返し快感の波に襲われている。
「ぼ、睦豊さ、ま、、、わ、私も、、、私も、、、んああぁ、、、んあああああぁ、、、」仁哉和尚も繰り返し繰り返し快感の波に襲われ、若者が睦豊和尚を貫く摩羅を突き上げた瞬間、睦豊和尚の摩羅が怒張し、腸の中を掻き回された仁哉和尚が最初に音を上げていた。睦豊和尚の豊かな腹の上に夥しい量の白濁した液体が撒き散らされ、布団の上に流れ落ちていった。
「また逝っちまったのか、、、俺もそろそろイかせてもらうぜ、、、」若者は力を込めて腰を打ち込んだ。一際大きい肉塊のぶつかる音が庫裏に響いた。
山峡の寺(49)
「くっ、、、うううぅ、、、」逃すまいと力を込めたが、萎えてきた睦豊和尚の摩羅は菊座の狭い部分を通り抜けていった。仁哉和尚の呻き声と共に吐き出された摩羅は力なく垂れ下がり、最も敏感な部分が皮に覆われ、名残の汁が糸を引いて布団の上に流れ落ちていった。仁哉和尚は起き上がると、二人の脇に座り込んだ。仰向けになった二人は荒い息を漏らしている。二人の息遣いが庫裡に響く。仁哉和尚が放心したように二人を見つめている。そして、仁哉和尚は若者に向きあうと、荒い息遣いとともに揺れている筋肉質な下腹に妖しく光る摩羅を見つめていた。仁哉和尚は若者の傍に寄ると、覆い被さるように若者の下腹に重なった。
「うおっ、、、なんだよ、、、」睦豊和尚の中から出てきたばかりのものをいきなり咥えられた若者は呻いた。じゅるじゅると音を立てながら仁哉和尚は摩羅を咥えたまま首を上下に動かしていた。大の字に横たわる若者の中心から全身に快感が広がっていく。
「うくっ、、、すっげぇ、たまんねえよな、坊さんのフェラ最高だぜ、、、ううぅ、くっ、、、」睦豊和尚の中で精を放ち、睦豊和尚の摩羅と同様に力を失っていたが、若者の摩羅は仁哉和尚の口の中で再び力を得て、芯が入ってきたかのように仁哉和尚の喉を突き上げていた。
「ぐふっ、、、ぐはぁ、、、けほっ、、、けほけほっ、、、」仁哉和尚は喉の奥を若者の固くなった摩羅で塞がれると、たまらず口から離して咽せたように咳き込んだ。
「なんだよ、坊さん、欲しいのかよ、、、さっき和尚咥え込んでたけど満足できなかったんか、、、」若者は上半身を起こすと、呆れたように仁哉和尚を見つめた。
「摩羅を、、、摩羅をきれいにして差し上げたいと思いました、、、」
「お掃除フェラってやつか、、、おかげでまた勃っちまったよ、、、」若者は再び天を向いてそそり勃つ摩羅を誇示するように握りしめていた。
「おお、、、わたくしにも、、、私にもご法愛を、、、ご法愛を賜りますよう、、、お願いいたします、、、」仁哉和尚は若者を畳の上に押し倒して突き上げる摩羅の上に跨ると、ゆっくりと腰を沈めていった。
「ううぅ、、、くっ、おおぉ、、、ご、ご法愛を、、、」睦豊和尚の放った汁に塗れた菊座は若者の摩羅をなんなく飲み込んでいった。腰を沈めていくとずぷずぷと音を立てて若者の摩羅が仁哉和尚の中に吸い込まれていった。
「おおっ、、、おあああぁ、、、た、たまんねぇよ、、、すっげぇとろとろにしやがって、、、おっおっ、おっ、おあああああぁ、、、」若者の摩羅に仁哉和尚の腸壁が絡み付いていた。柔らかく緩んだ仁哉和尚の菊座は睦豊和尚が吐き出した精液が蓄えられており、滑らかな感触で若者の摩羅を包み込んでいた。絡み付いた粘膜が蠢くと、若者の摩羅に絡みつき、優しく蕩かしていった。若者の摩羅は全身の血液を集めたように充血し、一段と固さを増していった。
「くはっ、、、ぬぅ、、、ご、ご法愛があぁ、ああ、ありがたい、、、くはああぁ、、、ああぁ、、、ありがたい、、、」仁哉和尚の菊座の奥の昂まりが若者の固さを増した摩羅が抉るたびに鼠蹊部が熱く痺れていくような快感が沸き起こり、全身に広がっていく。仁哉和尚の摩羅も若者に負けず怒張し、屹立している。剥け上がった亀頭は若々しいピンク色に染まり、先端から透明な汁を垂れ流しながら揺れている。若者の下腹には仁哉和尚の摩羅から噴き出した透明な液が滴り落ちて溜まっている。
「おおおぉ、、、すっげぇ、、、すっげぇよぉ、、、た、たまらん、、、んおおおぉ、、、」若者は腰の上に仁哉和尚を乗せたまま上体を起こし、抱き抱えた。ぐちゅぐちゅと音を立てながら仁哉和尚の巨躯が揺れている。若者も身体を使う仕事をしているだけあって立派な体格だったが、ひとまわり大きい仁哉和尚を腰の上に乗せて操るには無理があった。仁哉和尚は若者に負荷がかからぬよう両足を踏ん張って腰を上下に動かしていた。
「くふっ、くふっ、くふっ、、、ほ、欲しい、、、んあああぁ、、、も、もっと、欲しい、、、んああぁ、、、欲しい、、、」仁哉和尚は譫言のように繰り返し、若者を抱きしめたままそのまま後ろに仰向けに倒れた。股を開き、再び若者を迎え入れると、両足で若者をがっちりと固定した。
「おっ、おおおぉ、、、坊さん、、、欲しいのか、、、俺のちんぽが欲しいのか、、、」若者は自分の背後で組まれている足を持ち上げ、仁哉和尚の太腿を抱え上げると自分の肩に乗せた。そして、睦豊和尚の菊座に自らの摩羅を打ち込んでいった。
「くっ、くああぁ、、、おっ、おっ、奥まで、、、くうああああぁ、、、欲しい、、、」若者が激しく腰を振っている。若者は持ち上げた足の位置や腰を調整して、仁哉和尚の奥を摩羅で抉るように攻めあげた。仁哉和尚の尻に若者の下腹がぶつかり、湿った音を立てた。ぴちゃっ、ぴちゃっ、と音を立てて若者は仁哉和尚を責めあげる。若者は仁哉和尚の太ももを下腹に押さえつけ、菊座が剥き出しになるように角度を調整していった。そして、仁哉和尚の身体の上にのし掛かるように身体を預け、怒張して固く屹立した牙のような摩羅を仁哉和尚の身体に打ち込んでいた。
「ほら、坊さん、欲しいんだろ、俺のちんぽ、、、」若者は荒々しく仁哉和尚の尻に腰を打ちつけると激しく動かし始めた。
「くはあぁ、、、いい、、、気持ちいい、、、はうあっ、、、」仁哉和尚は若者に身を任せ、放心したような顔で畳の上に横たわっていた。若者の激しい動きに同期して巨躯がが揺れている。筋肉質な身体の芯が抜けてしまったように緩んだ身体は若者に突き上げられるたびに波打って揺れていた。
「おおっ、おっ、おっ、おぅ、、、気持ちいいか、、、坊さんも気持ちいいか、、、」若者は仁哉和尚にのし掛かり、体重をかけて摩羅を打ち込んでいく。若者は畳の上に手をついてのし掛かった身体を支えていたが、その手を求めて仁哉和尚の手が絡みついてきた。
「いい、、、気持ちいい、、、あああ、、、いい、、、」仁哉和尚の端正な顔が惚けたように快感に歪み、半開きの口からは涎が流れ落ちている。若者の手を求めて絡みついた仁哉和尚の手が若者と指を絡めあって、握り合っていた。
「おっ、おっ、おっ、おおぉ、俺もたまんねえよ、、、坊さんのケツ最高だぜ、、、おっ、おっ、おっ、、、」若者の摩羅が仁哉和尚の腹を抉り続ける。仁哉和尚の手が一段と強く若者の手を握りしめ、指が若者の手に食い込んだ。
「くっ、くあああぁ、、、」仁哉和尚は身体を硬直させたかと思うと、全身を硬直させた。若者と自らの下腹の間に挟まれた仁哉和尚の摩羅が震えると、ぶしゅっと音を立てて、夥しい量の液体が吹き出した。勢いよく吹き出したその透明なさらさらした液体は仁哉和尚の剃髪した頭まで飛び、全身を濡らしていった。
「おっ、おっ、、、坊さん、、おっ、おっ、おっ、し、潮吹きやがった、、、たまんねぇ、、おっ、おっ、おっ、おああああぁ、、、」自ら吹き出した潮に濡れた仁哉和尚の惚けた顔を見つめながら、若者は全身を律動させながら収縮を繰り返す菊座のなかで弾けていた。
山峡の寺(50)
「哲史さんでいらっしゃいますね、老師から伺っております。芳哉老師ですが、あいにく急な葬儀を務めることになりまして、本日は本山から離れられないとのことです。本日はこちらに逗留いただき、明日務めを済ませてから当山に戻られるとのことです。」庫裡の玄関で青鈍色の作務衣をきた若い僧侶が出迎えて、芳哉老師が不在であることを告げられた。
「そうでしたか、、、それでは出直してきたいと思います。」哲史は用意した土産物を僧侶に渡して言った。
「いえ、当山でお待ちいただくよう芳哉老師から言われております。どうぞ、本日は当山でお過ごしください。精進料理ですが、粗餐も用意しております。さ、どうぞ、、、」僧侶は玄関に置かれた哲史の荷物を持つと、庫裡の中に運んで行った。哲史もそれに従い、以前泊まった際と同じ客間に案内された。
「どうぞ、こちらの作務衣にお着替えください。お楽に過ごしていただきますように、、、檀家様の不幸ゆえ仕方ないところもございますが、老師がお詫びを申し上げるとのことで、くれぐれもよろしくと言付かっております。私は当山で芳哉老師の隠侍を勤めております仁哉と申します。」僧侶は慇懃に哲史に挨拶をすると部屋を出て行った。哲史は用意された銀鼠色の作務衣を着て、荷物を整理し、文机に用意した原稿を広げて確認を始めた。原稿の修正などの作業はワープロを用いているが、著者との打ち合わせは紙の方が良い。原稿を眺め始めたところで仁哉和尚から食事の用意ができたと声がかかった。精進料理の夕食を美味しくいただき、少し般若湯を飲みながら仁哉和尚からさまざまな話を聞いていた。
「そうでしたか、哲史さんは苦労されたのですね、そのご縁で睦豊和尚様の寺でお過ごしだったのですね、、、」仁哉和尚は哲史の話を聞きながら涙ぐんでいるようだった。
「苦労というか、、、もうずいぶん昔の話です、、、睦豊さんのおかげで大学にも通うことができ、なんとかここまでやってくることができました。また、こうやって芳哉老師の著書を担当させていただけるのもご縁です、、、」そのような話を語り合っているうちに夜が更けていった。
「お話を伺っているうちにずいぶん遅くなってしまいました、お湯をお使いください、私は片付け物をいたしますので、、、」手伝うという哲史を仁哉和尚は強引に浴室に連れていった。哲史は諦めて作務衣を脱いで浴室に入った。湯に浸かり、身体を洗おうとした時に浴室の扉が開いた。仁哉和尚が越中褌一つ身につけた姿で浴室に入ってきた。
「寺では修行時代からお互いに剃っております。その際には昔ながらの和刀で剃ります。修行を終えるとT字の髭剃りや電動のシェーバーを使う方も多いのですが、今でも芳哉老師はこの和刀で剃ることを好まれます。私が研いで手入れをしておりますが、老師の修行時代から使われているものなので、もうかなり刃が磨り減っています。私の手にも馴染んでおります。」哲史に口を挟むいとまを与えないためなのか、仁哉和尚が語り続けながら、手の上で泡立てた石鹸を哲史の頭に塗りつけていた。そして、生え始めた髪の毛の方向を確かめるように手のひらで哲史の形の良い頭を撫でていく。生え始めた髪の毛の流れに沿うように手を滑らせて石鹸を塗り、そこに和刀の刃を当てていく。和刀が滑るたびにしょりしょりとかすかな音が哲史の耳に届く。頭全体の生え始めた髪の毛が剃り取られていくと、再び哲史の頭に仁哉和尚の手が滑っていく。剃り残しを確かめるようにぬるぬると厚い手のひらが包み込むようにして哲史の頭を撫で回す。
「ふぅ、、、」哲史が思わず吐息を漏らす。
「じっとしていてくださいね、、、剃り残しがあるといけませんから、確かめております。」愛撫のように手のひらが滑るたび、哲史の吐息が大きくなっていく。
「哲史さんは良い形の頭をしておられる、、、尖ったところがない、まろやかな、、、手のひらに沿うような円みがなんとも言えません、、、僧職にあるものもこのような良い形のものばかりではありません、、、」仁哉和尚は慈しむように手のひらを哲史の剃り上げた頭を包み込み、ゆっくりと指先で剃り残しを探る。頭頂部から指先を蠢かせながら頸に手のひらを滑らせる。耳の後ろのあたりに指先が引っかかったのか、仁哉和尚は指先を耳朶の後ろに滑らせて、執拗に指先で肌の感触を確かめている。仁哉和尚は哲史の耳朶に息がかかってしまうほど顔を寄せて、指先が這い回るあたりを見つめている。そして、和刀を当てて、残っていた髪を剃り落とす。
「んはっ、、、」剃刀が滑る感触に哲史が身体を震わせた。
「哲史さん、、、じっとしていてください、哲史さんの滑らかな肌を傷つけてしまいます、、、」また剃り残しを見つけたのか、残った髪の毛の生える方向を確かめるように指先を這わせている仁哉和尚はその指先を見つめたまま、哲史の耳朶に向かって小声で囁いていた。
「くはっ、、、んんん、、、仁哉さん、、、くうぅ、、、」動いてはいけない、そう思うほど、仁哉和尚の手のひらが頭の上に滑る感触を感じながら身体を震わせていた。仁哉和尚の手のひらがぬめぬめとした感触で頭頂部を撫で上げるたびに震えるような快感が走り抜けていく。手のひらの蠢く感触がそのまま股間に伝わっているかのように、哲史のものはどくどくと透明な汁を吐き出していた。次第に全身が敏感になっているのか、耳朶に降り注ぐ仁哉和尚の声ですら、哲史の快感を高めていった。頭への愛撫が全身に快感を広げていく。両側の耳の後ろの剃り残しを確認し全体を手のひらでもう一度確かめると仁哉和尚は和刀を置いた。
「哲史さん、終わりました、きれいに剃れました、、、まことに、形の良い滑らかな頭、、、」そう言いながら、仁哉和尚は哲史の剃り上げた頭の滑らかな地肌を両方の厚い手のひらで包み込んだ。
「んはぁ、、、んんん、、、」哲史が呻く。仁哉和尚の手のひらと指先が別の生き物のように蠢き、哲史の凝り固まった頭皮をゆっくりと揉みしだいた。時には手のひらで圧迫を加えながら、両手の指先で頭皮の固い部分を探り当てるように、ゆっくりと頭皮に触れながら揉んでいく。連日の業務をこなし、新幹線の中から仕事を続け目を酷使していた哲史の強張った身体が解れていく。
「哲史さん、目がお疲れのようですね、、、ここが強張っています、、、」後頭部の窪みを指先で刺激されると、血行が悪くなっていた目に血液が流れ込んで疲れを運び去っていくように思えた。前身の血流が良くなったのか、色白な哲史の肌が朱に染まっている。
「んふぅ、、、仁哉さん、、、気持ちいい、気持ちいいです、、、」哲史は譫言のように呻きながら、血流がよくなって充血した股間のものを仁哉和尚の目から隠すように両手で握りしめていた。
山峡の寺(51)
「んふうぅ、、、それは、申し訳ないです、、、」哲史は立ち上がろうとした。
「遠慮なさらずに、、、老師から十分におもてなしするよう言われております。私は日頃老師のお背中をお流させていただいています。これも修行の一つ、今日は老師の代わりに哲史さんのお背中をお流させていただきたいです、、、」仁哉和尚は手のひらで石鹸を泡立てると哲史の背中に手のひらで石鹸の泡を塗りつけるようにして、手のひらで哲史の背中を洗い始めた。厚い手のひらが哲史の背中を這っていく。ゆっくりとした動きで哲史の身体が清められていく。手のひらの動きは洗っているというよりもリズミカルに愛撫するような動きであった。哲史の体が次第に敏感になっていく。
「んふぅ、、、ろ、老師も、、、手のひらで洗っておられるのですか、、、んふ、、、」敏感になった哲史の肌の上を仁哉和尚の手のひらが滑っていく。背中を這う手が哲史に快感を与え続けている。
「はい、、、芳哉老師も私の手のひらで、お身体を洗い浄めております、、、老師もわたくしの手のひらで洗うことを好まれます、、、手拭いやタオルなどを使うと肌を痛めてしまう、とおっしゃって、わたくしが手のひらで洗っております、、、」背中を洗いおえた仁哉和尚は哲史の腕を取り、片方ずつ手のひらで浄めていく。石鹸の泡を塗り広げるように仁哉和尚の手が滑っていく。
「んんん、、、んふぅ、、、」片手を奪われた哲史は股間の昂まりをもう一方の手でかろうじて隠している。哲史の手のひらに溢れ出た透明な液体の滑らかな液体が溜まっていき、その感触が突き上げて剥き出しになった哲史の敏感な亀頭に絡みついている。
「はい、哲史さん、今度は右の方を、、、」左腕を洗いおえた仁哉和尚は哲史が股間を押さえている右腕を持ち上げ、石鹸をつけた手で洗い始めた。哲史のいきり勃ったものが露わになる。押さえつけていた手が剥ぎ取られると、哲史のものは股の間で小刻みに揺れていた。
「哲史さん、、、手のひらが、濡れていますね、ぬるぬるになっています、よく洗っておかないと、、、」先ほどまで哲史のものが吐き出していた透明な液体が手のひらに溜まっていた。仁哉和尚は石鹸をつけた指先で哲史の手のひらを丁寧に洗っていく。
「んああぁ、、、んはぁ、、、」哲史は手のひらを濡らす透明な液体のことを言われ、恥ずかしさで真っ赤になっていた。手のひらを洗い終えた仁哉和尚の指が哲史の指に絡みついてくる。
「大丈夫ですよ、哲史さん、よく洗っておきました、、、指の股の間も洗っておかないと、、、」仁哉和尚はまるで恋人同士が手を繋いで感じ合っているように哲史の指に自らの指を絡め、もう一方の手で手のひらを洗っていた。
「んあっ、、、んああぁ、、、あああぁ、、、じ、仁哉さん、、、あああぁ、、、」哲史は声が出てしまうのをなんとか堪えていたが、とうとう声が漏れてしまった。指を絡めあった哲史の手を洗う感触が全身を愛撫されているかのような快感になって拡がっていった。だらしなく広がった哲史の股間に突き出している魔羅が仁哉和尚の手の動きに合わせてひくひくと揺れている。魔羅の先から糸を引いて透明な汁が流れ落ちている。
「はい、次は、、、脚を浄めましょう、、、」哲史の両の腕を洗い終えた仁哉和尚は前に回ると片方ずつ足を洗い、脛から太腿に手を滑らせていく。初めは手のひらに力を込めて洗っていたが、次第に力が弱くなり、滑らかに哲史の肌を滑っていく。哲史に向き合った仁哉和尚の手が脛から太腿に向けて滑っていく。その中心には哲史の摩羅が揺れながら、透明な汁を吐き出している。触れるか触れないかといった柔らかな感触で太腿の内側が洗われていき、中心に向かって手のひらが滑っていく。
「んああぁ、、、ああぁ、あああぁ、、、あうぅ、、、」鼠蹊部に届くか届かないかというところで仁哉和尚の手のひらが戻っていく。取り残された哲史の摩羅が中心で揺れている。丁寧に何度も繰り返して脛から太腿に手を滑らせて浄めていくと、今度は脚の外側に手を滑らせていく。
「哲史さんの肌は本当に滑らかで、浄めさせていただいているわたくしも心地よいです、、、無駄な毛が一本もないような滑らかな肌、、、わたくしの手のひらから心地よさが広がって行きます、、、」脚の外側を滑らかに撫でている仁哉和尚の手のひらは徹志の骨盤のあたりまで上っていく。
「あふぅ、、、あううぅ、、、じ、仁哉さん、、、あうううぅ、、、」優しく触れながら滑っていく仁哉和尚の手のひらは、鼠蹊部を通り抜けるときに親指に力がこもり、指圧を施すかのように哲史の腹筋に沿って登っていった。骨盤を包む筋肉が解され、洗われていく。仁哉和尚はだらしなく広げられている哲史の脚の間に身体を割り込ませると、哲史の下腹を丁寧に撫で上げ、浄めていった。哲史の下腹に仁哉和尚の手が這い回る。
「本当に、滑らかな肌、、、まろやかな身体つき、、、」下腹に手を滑らせながら仁哉和尚の顔が股間で揺れている哲史の魔羅に近づいていく。
「あうっ、、、あふぅ、、、あっ、あああぁ、、、」哲史の切ない声が浴室に響く。仁哉和尚は哲史の下腹の魔羅の付け根の部分を覆っている柔らかな叢を巧妙に避けながら、下腹全体を浄めていった。
「お腹も洗いますから、もう少し我慢してください、、、」下腹を這い回っていた手のひらが臍の上あたりまで伸びてくる。哲史の敏感になった摩羅に息がかかるのが感じられるぐらい、仁哉和尚の顔が近づいた。臍から脇腹に沿って手のひらが撫でていく。脇腹を洗い浄めた掌がそのまま背中に回り、腰から尻に向かって撫で下ろしていく。
「あううぅ、、、仁哉さん、、、仁哉さん、、、き、気持ちいい、、、あふううぅ、、、」哲史は思わず悦びの声をあげていた。期待に満ちた哲史の魔羅が怒張して揺れている。
「気持ち良いですか、哲史さん、、、わたくしも気持ち良いです、、、手のひらが堪らなく気持ち良いです、、、」仁哉和尚は哲史の腰を撫で回しながら魔羅に話しかけているようだった。
「あううぅ、、、うあああぁ、、、じ、仁哉さん、、、あうううぅ、、、仁哉さん、、、」感極まったような哲史の声が浴室に響いた時、仁哉和尚が立ち上がった。
「さぁ、哲史さん、あとは胸を洗いますね、、、後ろからの方が洗いやすいので、いつも老師のお身体をお浄めするときは後ろから洗うのですよ、、、」仁哉和尚は再び哲史の後ろに回って脇の下から腕を回して哲史の胸を撫で回し始めた。
「はうぁっ、、、じ、仁哉さん、、、あっ、あっ、あっ、あああぁ、、、」哲史は強烈な胸への刺激で沸き起こった快感に全身を震わせていた。だが、撫で回っている仁哉和尚の手のひらは哲史が最も感じる部分を巧妙に避けながら胸を洗い浄めていた。そして、胸を洗っていた手が腋の下から肩、首筋と浄めていき、再び頭を撫でるように洗い、いつの間にか再び前に回っていた仁哉和尚は哲史の端正な顔の筋肉一つひとつを解していくように撫で上げていった。そして、顎から耳の後まで撫で上げていった。
山峡の寺(52)
「哲史さん、、、新しい越中褌を用意しておりますので、どうぞお召しください、、、着ておられた肌着などは一緒に洗濯しておきますので、、、どうぞ、こちらの寝間着もお召しください。」脱衣場で脱いだ越中褌にシャツやステテコはすでに洗濯機の中で洗われているようだった。着ていた作務衣も畳んで置かれており、その隣に寝間着と真新しい越中褌が用意されていた。哲史の身体を拭ったタオルで身体を拭いている仁哉和尚の前で、哲史はまだ固いままの魔羅を真新しい晒布に包み込んで越中褌を締め、糊の効いた寝間着を広げて羽織り、帯を締めた。仁哉和尚は手早く青鈍色の作務衣を身につけると、先に立って寝間着を着た哲史を客間に案内した。
「さあ、哲史さん、長旅とお仕事でお疲れでしょう、今日はどうぞお休みください。葬儀を終え、今夜遅くには芳哉老師も帰られるとのことですので、明日の朝からお仕事されるとのこと、今日はどうぞゆっくりとお休みください。」客間にはすでに哲史のための布団が用意してあった。
「ありがとうございます、、、今日はお世話になりました、では、休ませていただきます。」哲史はそう言うと、布団の上に体を横たえた。少し長湯をしてしまったためか身体が火照っている。静かな山あいの寺の庫裡の空気が心地よい。
「御用がありましたら、いつでもお声がけ下さい、哲史さん、、、」布団の傍に座る仁哉和尚はそう言うと深々とお辞儀した。
「ありがとうございます、、、それでは、おやすみなさい。」哲史が掛け布団に手を伸ばそうとすると、仁哉和尚が立ち上がり、掛け布団を手にしていた。
「哲史さん、、、ここ、、、ここがまだ、張り詰めたままのようですが、、、お疲れのようでしたので、風呂でできるだけお身体を解させていただきましたが、ここがまだ解れていなかったようです、、、失礼いたしました、、、」仁哉和尚は掛け布団を脇に置くと、再び哲史の横に座り、寝間着の上からもわかるほど怒張したままの魔羅に手を添えた。
「あっ、じ、仁哉さん、、、」哲史の身体が電流に打たれたように震えた。
「このように張り詰めたままでは、ゆっくりとお休みになれません、、、」仁哉和尚は哲史の寝間着の帯を解いていた。
「仁哉さん、、、そ、そのような、、、ああぁ、、、」哲史は仁哉和尚になされるがままに震えながら身を任せていた。
「どうぞ、ご遠慮なく、、、哲史さん、、、このように、張り詰めて、、、越中褌が濡れております、、、」哲史の魔羅は浴室での行為で昂ってしまったまま、行き場を失って、越中褌を突き上げて透明な汁を溢れさせていた。
「ああぁ、、。仁哉さん、、、」仁哉和尚がしみが広がっている越中褌の前垂れを捲りあげて紐を解いた。哲史の魔羅に張り付いていた晒布が引き剥がされ、天井に向いて聳り立っている。
「哲史さん、、、このように張り詰めている、、、哲史さん、、、」越中褌を解くと肌蹴た寝間着の中で哲史の一糸纏わぬ身体が庫裡の客間の柔らかい照明に照らされて光っている。仁哉和尚は哲史の魔羅の先に露出した艶やかなピンク色に光る亀頭を見つめながら、青鈍色の作務衣を脱ぎ、シャツもステテコも脱ぎ捨てると、哲史と同じように自らが吐き出した汁で濡れて張り付いていた越中褌を剥ぎ取った。哲史よりもひとまわり大きい若々しい巨軀を哲史に重ねて哲史の顔を見つめていた。
「じ、仁哉さん、、、」覆い被さっている仁哉和尚の魔羅が哲史の魔羅と絡み合う。どちらが吐き出した汁なのかわからないが、滑らかな感触で魔羅が触れ合っている。
「哲史さん、、、」答えようとした哲史の唇が仁哉和尚の唇で塞がれる。哲史の唇は仁哉和尚に塞がれ、息苦しくなって固く閉じていた唇を開いた。その隙を見逃さず、仁哉和尚の舌が入っていく。哲史の舌を求め、仁哉和尚の舌が哲史の口の中を這い回る。哲史の舌を探り当てると、味わうように舌を重ね、絡み合わせ、吸い取っていった。
「うふぅ、、、むはぁ、、、」お互いの唾液を混ぜ合わせるように舌を絡め合わせる湿ったじゅるじゅる、と言う音とともに、重なっている唇の隙間から吐息が漏れる。
「哲史さん、、、哲史さんのご法愛を、、、哲史さん、、、おおおぉ、、、」感極まった声とともに、仁哉和尚は唇を離して上体を起こした。哲史を跨いだ仁哉和尚は腰を浮かせると、ゆっくりと哲史の魔羅の上に腰を沈めていった。
「あうっ、、、じ、仁哉さん、、、あああぁ、、、あ、熱い、、、」腰を沈めてきた仁哉和尚の下腹に哲史の魔羅がゆっくりと飲み込まれていった。哲史の魔羅は柔らかい粘膜に包まれ、熱く感じるほど締め付けられていた。筋肉質な仁哉和尚の身体の中にこのように柔らかいところがあるのが信じられない。哲史のものは柔らかい粘膜に包まれ、緩急をつけた粘膜の運動に翻弄されながら仁哉和尚の身体の奥を探っていた。哲史は思わず腰を突き上げていた。
「はうっ、、、はうああああああぁ、、、」渾身の力で仁哉和尚の巨軀を持ち上げるように突き上げた途端、目の前で揺れていた仁哉和尚の魔羅が痙攣し、白濁した汁を噴き上げていた。律動を繰り返しながら、哲史の身体を汚していった。
「ううっ、、、し、締まる、、、うううぅ、、、」身体の上で巨軀を揺らしながら律動を繰り返す仁哉和尚に締め付けられながら、哲史は込み上げてくる快感に苛まれ、身体を強張らせた。
「も、申し訳けありません、わたくしが先に気を遣ってしまうなど、、、申し訳ありませんでした、、、」哲史の魔羅で突き上げられ、気を遣ってしまった仁哉和尚は我に返ったのか、弾かれたように立ち上がった。突然解放された哲史の魔羅が、そそり勃ったまま揺れている。
「はうううぅ、、、」今にも弾けそうだった哲史の奥から込み上げていたものが引いていくのを感じていた。
「申し訳ありません、、、さあ、哲史さんも、、、その固いもの、、、わたくしの、、、わたくしの中で、、、さぁ、、、どうぞ、哲史さん、、、」仁哉和尚は仰向けになり、巨軀を丸めるように太腿を両腕で抱え上げ、菊座を突き出すように哲史を招き入れた。哲史は仁哉和尚の言葉に操られるように膝立ちになり、仁哉和尚の濡れて光る菊座に自身の魔羅をあてがった。
「哲史さん、、、あああっ、、、そ、そのまま、、、お、奥まで、、、あああぁ、、、」ずぷずぷと音を立てて哲史の魔羅が吸い込まれていった。
「はうっ、、、じ、仁哉さん、、、仁哉さん、、、」哲史は挿入すると倒れ込むように仁哉和尚に重なった。
「哲史さん、、、ああぁ、哲史さん、、、奥まで、、、あああぁ、突いて、、、哲史さんの熱い魔羅で、、、突いて、、、」哲史はゆっくりと腰に力を込めた。そして、次第に激しく腰を突き出して、仁哉和尚の尻に打ちつけた。
「はうあああ、、、ああ、、、仁哉さん、、、も、もう、、、い、いきそう、、、あうあああああぁ、、、」ずっと昂っていた哲史の魔羅はすぐに快感が込み上げてきていた。
「あああっ、か、感じます、、、哲史さんの熱い魔羅、、、あああっああああぁ、、、わ、わたくしの、、、わたくしの中で、、、ああああぁ、、、哲史さんの、、、あああぁ、、、もっと、、、もっと奥まで、、、ああああぁ、、、」仁哉和尚は哲史の身体をがっちりと抱きしめた。
「仁哉さん、、、ぼ、僕は、、、ぼく、、、い、いくっ、、。」哲史は渾身の力で腰を打ちつけ、仁哉和尚を抱きしめた。そのまま身体を強張らせたかと思うと、仁哉和尚の上で身体を律動させていた。
「あっ、あっ、あっ、哲史さん、、、あ、熱いのが、、、哲史さんの熱いのがわたくしの中に、、、ああああぁ、、、もっと、、、もっと、奥まで、、、哲史さんの熱いのをください、、、ああああぁ、、、」仁哉和尚も身体を強張らせた。律動がおさまった哲史は固く重なりあっている二人の下腹の間に挟まれた仁哉和尚の肉柱の先端から熱い液体が流れ出すのを感じながら、仁哉和尚に唇を重ねていた。
山峡の寺(53)
どれだけ眠っていたのか、哲史はぼんやりとした頭で考えていた。照明の消された客間は暗く、静まりかえっていたが、遠くから唸り声のような音が響いていた。哲史は起き上がり、音のする方に目を凝らすが何も見えない。障子をあけて廊下の常夜灯の明かりが客間に差し込んでくる。暗闇に慣れた目にその明かりは眩しく、周囲が見えなくなっていた。脱ぎ捨てた寝間着が見つからず、哲史は越中褌だけを纏った姿で廊下に出て行った。奥の部屋から微かな明かりが漏れている。哲史は吸い寄せられるように明かりの方に向かっていった。
「ああ、、、老師、、、ああああぁ、、、」哲史と身体を重ねていたときと同じ仁哉和尚の声が響いてきた。哲史は障子のそばに座ると、障子の向こうの様子に耳を傾けた。くちゅくちゅと粘着質な音が聞こえてくる。哲史との行為の時より甘えたような仁哉和尚の声が漏れてくる。
「老師、、、芳哉老師、、、ああああぁ、、、わ、わたくしは、、、あああああっ、、、芳哉老師、、、奥まで、、、わたくしの奥に、、、ああああぁ、、、」
「仁哉よ、、、快いか、、、快いか、、、」
「はうあああああ、、、快いです、、、ああああ、、、ろ、老師の魔羅が、、、はうあああああああぁ、、、」
「儂の魔羅がどうした、、、ん、仁哉よ、、、儂の魔羅がどうしたのじゃ、、、」
「はうううっ、、、ろ、老師の魔羅が、、、わ、わたくしの、、、わたくしの奥まで、、、あうああああぁ、、、あ、当たる、、、あうあっ、、、あ、当たりますぅ、、、はうあああああぁ、、、」
「どこに当たるのか、仁哉よ、、、んん、、、」くちゅくちゅと湿った音が一層激しくなり、ぱんぱん、と、肉塊がぶつかり合う音が聞こえてきた。哲史は思わず越中褌の上から魔羅を握りしめていた。前垂れまでたっぷりと濡れた晒布が亀頭を擦り付け、手の中の魔羅が一段と固くなった。
「ああ、、、あああ、、、老師、、、あああ、、、ろ、老師、、、だ、だめです、、、わ、わたくしは、、、わたくしは、、、いってしまう、、、あああわ、、、ああ、、、わたくしは、、、いく、、、いってしまう、、、あああ、、、はうああああぁ、、、」肉塊がぶつかり合う音が止み、絶叫に仁哉和尚の近い声が響いてきた。仁哉和尚の糸を引くような甘い声が漏れ続けていた。
「どうした、仁哉、、、どうしたのじゃ、、、もう気を遣ってしもうたのか、、、儂はまだまだこれからじゃ、、、んん、、、良いか、仁哉、、、んんん、、、」再びじゅぽじゅぽという音とともに肉塊がぶつかり合っている。
「ああぁ、ああぁ、ああぁ、、、ろ、老師、、、わ、わ、、、わたくしは、、、おかしく、、、おかしくなってしまう、、、ああ、ああ、あああぁ、、、お、おかしくなってしまう、、、」
「これしきのことでおかしくなってしまうのか、、、仁哉よ、、、んん、、、んんんっ、、、」肉塊がぶつかる音が激しくなり、畳の上に仁哉和尚の巨軀が跳ねているのか地響きのような振動が廊下の哲史にも伝わってきた。
「はうあっ、、、い、いってしまう、、、いく、いくああああぁ、、、」仁哉和尚の絶叫の最後は巨軀と一緒に震えているようだった。
「また気を遣ったか、、、まだまだ、、、んんんん、、、んおおぉ、、、」読経するときのような低く通る声が響いてきた。
「はうああああああ、、、あああ、あああああ、、、だめ、、、ろ、老師、、、ほ、芳哉老師、、、あああ、ああああ、、、、あああ、、、、」畳の上でのたうち回っているのか、振動が伝わってくる。
「おお、、、仁哉よ、、、快い、快いぞ、、、おお、、、快い、、、仁哉が、気を遣ると、菊座が締まる、、、快い、、、堪らぬ、、、震えるように、儂の魔羅が締め付けられる、、、寄せては返す波のような、、、善い締まり具合じゃ、、、仁哉も気を遣り続けるのじゃ、、、さすれば儂の魔羅も快い、、、快い、、、仁哉、、、快いぞ、、、」
「はうっ、はうっ、はうっ、、、ろう、、、老師、、はうあっ、、、老師、、、はうああああぁ、、、」
「儂も快い、、、快い、、、儂も気を遣りそうじゃ、、、仁哉よ、、、快い、、、快いぞ、、、ぬおお、、、ゆくぞ、、、ぬおおおおおおぉ、、、仁哉、、、ゆくぞ、、、仁哉、ゆくっ、、、ぬおおおおおおぉ、、、」よく通る芳哉老師の野太い声が一段と大きくなったかと思うと、静寂が訪れた。
「老師、、、」静寂を破って仁哉和尚の甘えるような声が聞こえてきた。
「仁哉よ、、、快かった、、、快かったぞ、、、」
「わたくしも、、、堪らなく、、、」
「堪らなく、どうじゃったというのか、仁哉よ、、、」
「堪らなく、快い、、、快かったです、、、」
「そうか、、、仁哉も快かったか、、、随分と気を遣っていたな、、、」
「はい、、、途中から、ずっと、、、ずっと気を遣り続けておりました。」
「気を遣り続けておったのか、、、それで菊座が、誠に快い具合になっておった、、、それに、たっぷりと、汁を出しておったな、、、このように、汁まみれになってしもうた、、、」
「も、申し訳けありません、、、老師、、、」
「良い良い、仁哉の汁に塗れて眠るのも良いものじゃ、、、」
「芳哉老師、、、わたくしも、、、老師の汁を腹に蓄えて眠る、、、幸せです、、、」
「仁哉よ、、、こちらへ、、、」
山峡の寺(54)
「タッちゃん、疲れたろ、、、俺も仕事始めた頃は一日長かったぜ、、、」
「は、はい、、、」ヘルメットを被った顔はよく見えないが、体格は若者よりもひとまわり大きい。若者がタッちゃんと呼ばれた体格の良い男の体と絡み合っている。
「疲れ魔羅ってやつだろ、、、タッちゃんぎんぎんに勃ってる、、、これだけ勃ってたら痛くないか、、、」若者の手が作業服姿のタッちゃんの股間を弄っている。若者はタッちゃんの前にしゃがみ込んで作業服のベルトを外し始めた。工具がぶら下がっているズボンは金属音を立てながら簡単にずり落ちた。
「や、やばくないですか、、、ここって、、、お寺から見えちゃいそう、、、」
「じゃ、やめるか、、、勃起でトランクス破れちまいそうだぜ、、、いいのかい、このままで、、、こんなにぎんぎんにしてて、抜きてえんだろ、、、」若者が突き上げられたトランクスに頬擦りする。
「あうっ、、、で、でも、、、見えちゃいますよぉ、、、あうっ、、、」若者のヘルメットが左右に動き、あたりを見回している。
「たまにはいいだろ、、、こんなにぎんぎんにしてて、見られるかもしれないって、興奮しちまうんだろ、、、」若者は目の前の張り裂けそうなトランクスを脱がしていった。離れた木陰から見つめる睦豊和尚が息を呑むほど立派な魔羅が股間から斜め上にそそり立っていた。タッちゃんの前で跪いて若者は夕方の光に照らされて輝く魔羅を見上げていた。
「んあっ、だ、だめですよぉ、、、んあああっ、、、み、見えちゃう、、、」立ち尽くしたままのタッちゃんからは寺の墓地が見渡せてしまう。跪く若者は墓地の周囲の低い灌木の植え込みに隠されていて見えないだろう。
「こんなにぎんぎんの魔羅のまま放っておけないよな、、、ちゅぷっ、、、んんん、うまい、、、」若者は目の前に聳り立つ魔羅を舐め上げた。
「ああ、、、あふぅ、、、だ、だめですよ、、、恥ずかしい、、、あふぅ、、、」拒否するようなことを言いながら、タッちゃんは若者に身を任せている。
「恥ずかしいって言いながら興奮してるんだろ、、、でかい魔羅ぎんぎんにしやがって、、、ぴくぴく反応してるぜ、、、ちゅぷっ、、、」
「だ、だめだって、、、見つかったらやばいですよぉ、、、あううぅ、、、」
「気持ちいいんだろ、、、やっぱタッちゃん見られたら興奮するタイプなんじゃね、、、じゅぷっ、、、」若者はタッちゃんの股間に顔を埋めた。若者のヘルメットがタッちゃんの股間で蠢いている。
「そ、そんなこと、、、あううぅ、、、あふぅ、、、だ、だめですぅ、、、」若者は裸になったタッちゃんの尻を抱え込み、大きな湿った音を立てながらタッちゃんの魔羅を味わっているようだった。若者が口を離した。濡れた魔羅が夕日に照らされている。睦豊和尚はタッちゃんの魔羅を見つめながら、疼いてきた股間に手を伸ばしていた。作務衣の下穿きの中に手を滑り込ませ、タッちゃんの魔羅と同じように越中褌を突き上げている自らの魔羅を握りしめた。遠目にも相当立派な逸物であるタッちゃんの魔羅とは比較にならない粗末な魔羅が睦豊和尚の手の中で固くなってひくひくと震えていた。睦豊和尚の手がゆっくりと作務衣の中で蠢いていた。
「タッちゃんの蒸れた魔羅、最高だぜ、、、ちゅぷっ、、、じゅぷっじゅぷっじゅぷっ、、、」若者の言葉が途切れ、魔羅を咥える湿った音が微かに聞こえてくる。睦豊和尚の越中褌も湿り気を帯びてきている。若者のヘルメットの動きに合わせるように睦豊和尚は握りしめた手を動かしていた。
「はうっ、、、だ、ダメですよお、、、あ、洗ってないですよ、、、はううぅ、、、」尻を抱え込んでた若者の手が股間に分け入っていったのか、タッちゃんは身体を仰け反らせ、震わせていた。タッちゃんは脚を広げてがに股になって身体を震わせている。ダメだ、と言いながら、受け入れてしまっているのだろうか。その姿を自分に重ね、庫裡の中での行為を思い出し、睦豊和尚の尻が疼き始めている。若者の太い指が股間に分け入ってきて、菊座を慰め、解していく。そして、その先には若者の魔羅で貫かれる、、、睦豊和尚は作務衣の中の手の動きが自然に激しくなっていった。
「はううぅ、、、だ、だめ、、、は、恥ずかしい、、、はううぅ、、、」タッちゃんは身体を震わせながら叫ぶように声をあげていた。若者が口を離した。
「ダメなのか、、、ケツこんなにとろっとろになってんだぜ、、、だめか、、、」若者は太い指を押し込んでいた。
「んああっ、、、だ、だめっ、、、はうううぅ、、、」若者の目の前で聳り立つ魔羅が揺れている。
「ここはダメって言ってないみたいだけどなぁ、、、ほら、、、ここ、、、ほらほらほらっ、、、」
「はうあっ、、、あっ、あっ、あっ、あああぁ、、、」タッちゃんは前屈みになって若者の肩を握りしめ、なんとか立っているようだった。
「ほらほらほら、、、ここ、、、すっげえ熱い、、、指三本咥え込んで、、、締め付けてくるぜ、、、」
「あううぅ、、、あっ、あああああぁ、、、だ、だめぇ、、、」タッちゃんの蕩けたような声が響いてくる。睦豊和尚は若者の三本の指が自らの菊座を押し広げていくように感じながら、濡れた晒布に包まれた魔羅を握りしめていた。
「ダメなのかなぁ、、、ケツはひくひく締め付けてんのになぁ、、、どうして欲しいんだ、、、ダメならやめるぜ、、、」
「はううぅ、、、あああぁ、、、はうあああぁ、、、」タッちゃんは言葉にならない声をあげ始めていた。
「ほら、、、どうして欲しいか言わねえと、やめるぜ、、、」若者は指先を突き上げた。
「はうううぅ、、、欲しい、、、ほしいですぅ、、、」かろうじて聞こえるような蕩けた声で言った。
「ん、、、欲しいか、、、何が、、、欲しいんだ、、、ちゃんと言えよな、、、」意地悪な若者の声が響く。
「はうぅ、、、はうううぅ、、、ち、ちんぽ、、、」
「ちんぽか、、、ちんぽが、どこに欲しい、、、んんん、、、」
「ち、ちんぽが、、、けつ、、、けつに欲しいす、、、はうあっ、、、」
「俺のちんぽが欲しいんだ、、、」若者は立ち上がるとタッちゃんを木の幹に手をついて尻を突き出させると、後ろに回ってベルトを外すと、金属音を立ててズボンが安全靴の上に落ちて行った。若者は鮮やかなブルーのローライズボクサーブリーフを荒々しく剥ぎ取ると、一気にタッちゃんの腰を抱えて自らの下腹をぶつけて行った。
「はうっ、、、ううぅ、、、うおおおおぉ、、、」タッちゃんは雄叫びを上げた。
山峡の寺(55)
「ご住職、こちらは寺の裏山を通るバイパス工事を担当している元請けの監督です。騒音など、ご迷惑をおかけしていると思いますので、ご挨拶に伺いました。」若者の隣りに立つ男は睦豊和尚が見上げるような大男で、名刺と菓子折りを差し出して頭を下げていた。名刺にはゼネコンの社名とこの地区の建設事務所の所属が書かれていた。
「それは、ご丁寧に、ありがとうございます、、、ご苦労様なことです。」
「騒音など、問題あるようでしたら、何なりとお知らせください。」顔を上げた男を見ると、まだかなり若いように見える。名刺には、龍哉、とある。
「今のところ問題ありません、、、龍哉さん、まだお若いのに大変ですね、ご苦労様です、、、」
「はい、まだ入社して二年目の駆け出しです。まだまだ勉強することが多い若輩者ですが、よろしくご指導のほどお願いいたします。」男は再び頭を下げた。
「こんな玄関先では落ち着きませんゆえ、お上がりください、お茶でも召し上がってください、、、儂一人ゆえ、遠慮なさることはない、、、」睦豊和尚は二人を促して、先に立って客間に案内し、台所で茶を沸かした。茶を淹れて茶菓子と共に盆に乗せ、客間に戻った。
「お待たせしました、、、さぁ、、、あ、あああ、、、な、何を、、、」睦豊和尚は取り落としそうになった盆を何とか座卓の上に置いて座った。
「くっ、、、うううぅ、、、す、すみません、、、、」龍哉の童顔が歪んでいる。額に脂汗が浮かび、短く刈りそろえられた頭が震えている。
「和尚、この前裏山で俺たちやってるとこ見てただろ、、、」龍哉を後ろから抱き抱えている若者が睦豊和尚に言った。若者の身体が龍哉の大きな身体に隠されていて、龍哉の肩の上から首を出して睦豊和尚を見つめている。
「い、いや、、、」睦豊和尚は口籠もった。
「途中で和尚が見てるのわかったら見せつけるようにしてたんだ、、、和尚俺たち見ながら自分でイッちまったんだろ、、、」若者が勝ち誇ったように言った。後ろから抱えるように伸びてきた若者の手が龍哉の作業服の前を広げて、チェックのトランクスが露わになる。そのトランクスが突き上げられ、布地が破れそうなぐらい張り詰めている。若者の手が容赦なくその突き上げたトランクスの頂点を手のひらを擦り付けている。
「ああああぁ、、、だ、だめです、、、は、恥ずかしい、、、」龍哉は大きな身体を震わせた。
「和尚、タッちゃんの感じてる顔見ながら、自分のしごいてやれよ、、、こいつ見られたら興奮するタイプだから、、、」
「くぅ、、、あっあっあっあああああぁ、、、そ、そんなこと、、、あああぁ、、、、そんなことないですぅ、、、」
「って言いながら和尚に見られながら感じまくってるじゃん、、、それとも外でシタ方が感じるんかな、、、ほら、、、和尚も感じてんだろ、、、タッちゃんに和尚のエロいとこ見せてやれよ、、、」
「むぅ、、、な、何を、、、むううぅ、、、」言われるまでもなく、睦豊和尚の股間は越中褌を突き上げるほどに催しており、坐禅を組むように座る睦豊和尚の作務衣の前が膨らんでいた。
「ほら、タッちゃんもぎんぎんにおっ勃ててるぜ、、、ほら、こいつゴツい身体に合わせてこっちもごついんだぜ、、、見てただろ、この前、裏山で、、、俺がしゃぶってっとこ、、、」若者は龍哉のトランクスをずらして魔羅を取り出した。裏山で見た夕日に光る摩羅が目の前にあった。
「むっ、むっ、むっ、、、むううぅ、、、」睦豊和尚の手がいつの間にか自らの股間に伸びていた。
「あううぅ、、、あっ、あっ、あっ、、、ああぁ、、、は、恥ずかしい、、、」龍哉はとろんとした目で睦豊和尚を見つめながら若者に身を任せていた。
「ほら、こんなに立派なちんぽ持ってて、こいつウケなんだぜ、、、もったいねえよな、、、和尚、こんな太くて立派なの見たら欲しくなっちまうだろ、、、」
「むぅ、、、ほ、欲しいなどと、、、むっ、むううぅ、、、」言葉とは裏腹に睦豊和尚の手は作務衣の上から越中褌を突き上げる摩羅を握りしてめていた。
「あう、、、あふぅ、、、ああぁ、、、」龍哉は作業服の前を広げられ、ランニングシャツが捲り上げられて、若者の手が両方の乳首を摘み上げていた。若者の手の動きに合わせるように、龍哉の股間にそそり立つ魔羅がひくひくと震えていた。
「ほら、こいつ乳首も感じるから、俺が乳首弄ってやるんで和尚は魔羅を気持ち良くしてやれよ、、、欲しいだろ、タッちゃんのでかいちんぽ、、、まだ若いからかちかちに固いぜ、、、ほら、遠慮すんなよ、、、」若者は作業服の前を広げ、睦豊和尚の前で龍哉の足を大きく開かせた。龍哉の緩い巨体が露わになる。若者の指が乳首をつねりあげると、大きく固いそそり立った魔羅が揺れ、龍哉の腹が波打つように震えた。睦豊和尚は龍哉の巨体にゆっくりと身体を寄せて行く。
「ほら、勿体ぶらないでタッちゃんに和尚のちんぽ見せてやれよ、、、タッちゃん和尚とやりたくて来てんだから。裏山でやってた時に見てたの分かったから和尚の話してやったら、和尚と遊びたいってさ、、、そいで俺連れてきてやったんだ、、、ほら、脱いで見せてやれよ、、、」全身が弛緩したような龍哉を後ろから支えながら若者は睦豊和尚を若者の股間に招き入れる。睦豊和尚は龍哉の前に立って作務衣の紐を解き、下穿きをステテコとともに下ろした。睦豊和尚の越中褌の前垂れが突き上げられ、豊かな睦豊和尚の下腹から浮き上がっている。頂点のあたりは前垂れまでシミができている。
「ほら、タッちゃん、和尚のちんぽがあの中にあるぜ、、、あの褌の中に、、、ほら、和尚、もっとよく見せてやれよ、、、」睦豊和尚は若者の言葉に操られるように龍哉の顔に越中褌を押し付けた。
山峡の寺(56)
「タッちゃんも和尚の話してやったらえらい興味持ってたからなぁ、、、」龍哉は寺の近くを通るバイパス工事の元請けのゼネコンの社員で、まだ入社二年ほどであった。この地域の工事事務所に派遣され、新人の研修の一環として工事の管理を担当していた。周辺の工務店などが下請けとして受注して工事が進んでいる。若者の家の工務店もその一社として受注し、工事を担当していた。若者は問わず語りに睦豊和尚に話していた。
「休工日に久しぶりに例のハッテン場に行ったらよぉ、タッちゃんに会っちまったんだよな。タッちゃんは気づかなかったみたいだけど、俺はすぐわかったぜ、、、なんせ、あの田舎町の常連ばっかたむろしてるハッテン場じゃ見かけたことないすげえガタイの若い奴が来たら注目の的だよな、、、おまけにウケだから常連のじいさん達に輪姦されてたんだよな、、、おれもとろっとろになったタッちゃんのケツ、ちゃっかり頂いたけどな」若者は笑った。
「そんなこと、、、」龍哉は恥ずかしそうに苦笑した。
「そりゃ目立つぜ、百八十以上あるような大男なんてあの田舎のハッテン場にはいないから、、、百八十こえてるよな、タッちゃん、、、」
「百八十五センチ、、、百二十キロぐらいですかね、、、」龍哉は恥ずかしそうに言った。百キロを超えていると言っても筋肉質な身体は太めではあるがデブではなかった。また、短く刈り上げた童顔のため、巨躯でありながら厳つく見えなかった。
「で、ネットで調べてあのハッテン場に行ったんだよな、老け専の龍哉くんには天国みたいなハッテン場だよな、、、でもそこでまさか下請けの俺に見つかるとは思ってなかったんだろ、、、で、会社の奴らにバレないようにしたけりゃ俺の言いなり、ってことで、ガタイのいい年下の締まりのいいケツ楽しませてもらってるってわけ、、、」睦豊和尚は若者の話を聞きながら、最近若者が庫裡に忍んでこない理由がわかったような気がした。
「それでタッちゃんに和尚の話したら、すごい興味あるみたいなんで、寺の裏山でヤってたんよ、、、三日目でようやく和尚に見つかった。で、じっと見てたのわかったから、和尚もタッちゃんに興味あるんだ、って連れてきたんだ、、、予想通り相性バッチリ、、、和尚、タッちゃん回復したみたいだぜ、悦ばせてやりなよ、、、」若者は笑いながら言った。龍哉の太い魔羅が再び固くそそり立っていた。若者の言葉に操られるように睦豊和尚は手を伸ばして若者の魔羅の固い感触を確かめていた。久しぶりに見るそそり立つ魔羅は睦豊和尚の理性を吹き飛ばしていた。睦豊和尚は先ほどの射精で魔羅に絡み付いた精液をゆっくりと舐めとっていた。
「ああぁ、、、和尚様、、、気持ち良いです、、、」龍哉が股間に顔を埋めていた睦豊和尚の剃髪した頭を愛撫する。
「んぐぅ、、、んぐっ、んぐっ、んぐっ、、、んっ、んっ、んっ、んぬうううぅ、、、」睦豊和尚は若者の太い魔羅を咥え込んだ。根元まで咥えようとすると喉の奥に亀頭が突き刺さりそうに抉られる。睦豊和尚は亀頭から噴き出してくる滑らかな液体を舐めとりながら鼻に抜けていく龍哉の若々しい香りに酔いしれていた。四つん這いになって龍哉の股間に顔を埋めている睦豊和尚の越中褌が剥ぎ取られ、若者が菊座にローションを塗り込んでいた。
「ローション塗るまでもなくとろっとろになってるぜ、和尚、、、たまんねえよ、、、タッちゃんの欲しいんだろ、、、ここに、、、タッちゃん童貞だから筆おろししてやんなよ、、、名前がタチっぽいけど、バリウケだから掘ったことないってさ、、、でも和尚相手ならタチっていいんじゃね、、、」若者は睦豊和尚の菊座にローションを塗り込め、すでに指を三本滑り込ませていた。
「ほら、タッちゃん、和尚に任せてアンタは横になってな、、、和尚、欲しいんだろ、、、タッちゃんのちんぽ、こんなにでかいの滅多にいないよな、、、」若者は睦豊和尚を促した。睦豊和尚はゆっくりと立ち上がり、龍哉に跨った。蹲踞の姿勢になった睦豊和尚の菊座に、そそり立つ龍哉の魔羅が触れる。睦豊和尚は裏山で龍哉の魔羅を見た時から脳裏から離れることなく、あの巨きな魔羅で突き上げられたらどれほど感じるのか想像しながら毎夜自らの手で越中褌を汚していた。そして、その時がやってきた。睦豊和尚は龍哉の魔羅に手を添えて菊座にあてがい、ゆっくりと腰を下ろしていく。
「むぅ、、、むおおおぉ、、、」これまで経験したことのない大きさの魔羅が睦豊和尚の菊座を切り裂くように侵入していく。睦豊和尚は膝をついて前屈みになり、力を抜いて魔羅の大きさに耐える。
「あふぅ、、、あ、熱い、、、和尚様、、、あふうううぅ、、、」龍哉は横になったまま睦豊和尚の熱い菊座に魔羅が包まれていくのを感じていた。
「むううぅ、、、むううぅ、、、」睦豊和尚の剃髪した頭に汗が滲み出している。
「ほら、まだタッちゃんのちんぽの亀頭が入ったところだぜ、、、和尚、、、」若者の声に励まされるように睦豊和尚は腰を沈めていった。
「むおっ、、、むぐぅ、、、ぐはああああぁ、、、」龍哉の亀頭が睦豊和尚の腑を切り裂き、胎内に侵入して行った。歯を食いしばって耐える睦豊和尚の身体から汗が吹き出し、額には脂汗が浮かんで頬を伝って流れ落ち、顎から龍哉の胸に滴り落ちた。
「あうぅ、、、あうっ、あうっ、あうっ、、、和尚様の中、、、熱い、、、あうっ、、、」睦豊和尚の菊座が龍哉の巨きな魔羅を締め上げている。その締め付ける力に抗いながら、龍哉の魔羅が睦豊和尚の中に吸い込まれていく。
「ほら和尚、入っちまったぜ、、、ケツにタッちゃんのちん毛があたってんのわかるだろ、、、すげぇな、さすが和尚、タッちゃんの巨根入っちまったよ、、、」若者は感心するように二人の結合部を見つめていた。
「むおおぉ、、、い、いかん、、、むおおぉ、わ、儂は、、、儂はおかしくなってしまう、、、むおっ、、、むおおおぉ、、、」睦豊和尚は未だかつて経験したことのない圧迫感に苛まれながら、龍哉の魔羅で胃の底を突き上げられるように感じていた。
「あふぅ、だ、だめですぅ、、、お、和尚、、、和尚さまぁ、、、あうぅ、あううぅ、うああぁ、ああああああぁ、、、」畳の上に横たわったまま龍哉は仰け反って、身体を震わせた。
山峡の寺(57)
「ぐふぅ、、、何を、、、言う、、、」自らが放った精液まみれになっている龍哉の横に並んで寝転がった睦豊和尚は体内に放たれた熱い液体を蓄えた下腹部を撫でていた。
「タッちゃん、筆おろしどうだった、和尚はすっげえ感じたみたいだけど、、、」
「はぁ、、、僕もすごく気持ちよかった、、、」
「ハッテン場でタッちゃんのケツ掘りたがってる奴らの気持ちわかるだろ、、、」若者は笑った。
「むっ、、、むうぅ、、、」睦豊和尚の菊座から龍哉が放った精液が溢れ出している。
「おっと、和尚、締めてねえとケツから精液漏れてきてるぜ、、、まだおむつつけるにゃ早いだろ、和尚、、、」若者は笑いながらティッシュを取り睦豊和尚の尻に当てた。
「すまぬ、、、儂は、、、ちょっと洗ってくる。」睦豊和尚はゆっくりと起き上がり、ふらつく足取りで客間を出た。便所に入り、洋式便器に腰掛けると、下腹に蓄えられていた龍哉の精液がびゅるびゅると飛び出した。夥しい量が注入されたようだった。睦豊和尚は温水を出して丁寧に洗浄した。あちこちにシミがついた越中褌を新しいものに締め替えて汗と精液の香りが充満した客間に戻ると、二人は結合していた。龍哉が四つん這いになり尻を突き出して、若者が後ろから龍哉の腰を抱え上げるようにして自らの腰を打ち付けている。
「おっ、おっ、おっ、、、和尚、、、タッちゃん掘られないと満足しねえみたいなんだ、、、やっぱバリウケだよなぁ、、、おっ、おっ、おっ、、、」
「んあああぁ、、、いい、、、いいですぅ、、、んあっ、んあっ、んあっ、、、んああぁ、、、」四つん這いの龍哉が前に立った睦豊和尚を見上げていた。龍哉の顔や短く刈り込んだ髪の毛には睦豊和尚が放った白濁した液体が絡み付いている。龍哉は睦豊和尚の菊座に魔羅を侵入させていたときとは異なる、この巨躯のどこから出てくるのかわからないような高い声を発し、快感に耐えているようだった。
「おっ、おっ、おっ、、、ほら、いい声で鳴いてるだろ、、、おうっ、おうっ、おうっ、、、和尚、、、こんな奴がハッテン場で鳴いてたら放っとかねえよなぁ、、、おうっ、おうっ、おうっ、、、」二人の前で立ち尽くす睦豊和尚に見せつけるように若者は腰を振っている。
「んあっ、んあっ、んあっ、、、いい、、、んあっ、んあっ、んあっ、気持ちいい、、、んあっ、んあっ、んあっ、、、」若者がリズミカルに腰を動かすたびに龍哉の裏返った高い声が客間に響いていた。
「ほら和尚、そんなとこ突っ立ってたってしょうがねえよ、、、タッちゃんにしゃぶらせてやれよ、、、タッちゃん掘られながらしゃぶるの大好きなんだよな、、、ハッテン場で十人ぐらいに取り囲まれて交代で掘られながら交代でしゃぶってやってたんだよな、、、普段はゼネコンの真面目な若手社員なんだけどね、、、ハッテン場行くとど変態になっちまうんだよな、、、タッちゃん、、、」若者が言い終わらないうちに睦豊和尚の締めたばかりの越中褌に手が伸びてきて、紐が解かれてしまった。越中褌がはらりと落ちると、睦豊和尚の萎えた魔羅が陰毛の中に縮こまっていた。四つん這いになっている龍哉は顔をあげ、睦豊和尚の太腿を両手で抱き抱えるように引き寄せた。睦豊和尚は龍哉の前で膝立ちになる。龍哉の顔の前に現れた睦豊和尚の陰毛の叢から匂いたつ熟成した中年の薫りが鼻を擽る。龍哉は精液に塗れたままの顔を睦豊和尚の下腹に埋めた。自らが放った精液に塗れた龍哉の顔が下腹に密着し、狂ったように下腹から太腿を舐め回している。ぬるぬるした感触と共に龍哉の無精髭が下腹を擽る。
「むぅ、、、」睦豊和尚の口から声が漏れる。龍哉の刈り上げた頸を愛しそうに抱き寄せて愛撫する。
「おっ、おっ、おっ、、、タッちゃん、すっげえいい、、、きもちいい、、、おっ、おっ、おっ、、、」若者のリズミカルな腰の動きがテンポを上げていく。
「じゅぷぅ、、、じゅぱっ、じゅぱっ、じゅぱっ、、、んあああっ、、、」龍哉は睦豊和尚の魔羅を咥え込んでいた。睦豊和尚の魔羅で塞がれた龍哉の口からくぐもった声が漏れ、睦豊和尚の下腹と共鳴しているようだった。
「むぐぅ、、、た、たまらん、、、」射精したばかりの睦豊和尚はまだ回復したわけではなかったが、龍哉の巧みな舌遣いと口蓋全体を使って魔羅を愛撫するような口技に酔いしれていた。射精したばかりの敏感な睦豊和尚の魔羅の先端は縮こまって包皮に包まれていたが、雄の身体の構造を知り尽くしたかのように舌先で包皮の中に分け入ってくると、睦豊和尚の敏感な亀頭の粘膜をざらざらした舌を絡めて刺激を続けていた。睦豊和尚に快感を与えるためというよりは、龍哉自身が睦豊和尚の香りを楽しみ、放たれた体液の残り香を楽しむための口技と言ったほうが良いかもしれない。龍哉は口技の限りを尽くしても一向に目覚めない睦豊和尚の魔羅を口に含み、湿った音をたてて舌で転がしながら愛しい魔羅の味と香りを楽しんでいるかのようんだった。睦豊和尚は萎えたままであるにもかかわらず敏感な亀頭を放屁の中から探り当て、舌先で与え続けられる刺激が心地よく全身に広がっていくのを感じながら快感に身を委ねていた。
「じゅぱっ、じゅぱっ、じゅぱっ、、、んあっ、んあっ、、、んああああぁ、、、」龍哉が睦豊和尚の魔羅から口を離し、背中を仰け反らせた。龍哉の潤んだ目が睦豊和尚を見つめている。
「ほら和尚、タッちゃんもぎんぎんに勃起してるぜ、、、自分だけ気持ちよくなってないで、タッちゃんのちんぽしゃぶってやんなよ、、、」若者が両手を龍哉の股間に滑り込ませ、巨きな魔羅を握りしめていた。龍哉は菊座と魔羅の両側から与えられた刺激に思わず声をあげていた。睦豊和尚は四つん這いになっている龍哉の下に仰向けになって潜り込んだ。龍哉の巨躯で光が遮られた暗い中、若者に握りしめられた龍哉の魔羅の先に濡れた亀頭が僅かな光を反射して微かに光っている。睦豊和尚は龍哉と腹を擦り合わせながら奥に入っていく。そして、目の前に自らの体内に夥しい量の魔羅が現れた。若者に握りしめられたまま、腰の動きに合わせてリズミカルに震えている。睦豊和尚は先ほど菊座に咥えていた龍哉の魔羅をこんどは口に咥えていた。あれだけの夥しい量の精を放ったばかりだったが、まだ20代前半の龍哉はすでに先ほどと変わらないほど固く大きく回復していた。睦豊和尚は大きく口を開いて咥え込んだが、口の中で舌を絡めるほどの余地がないほど口の中が龍哉の魔羅で満たされていた。先程と向きが変わっていて、反り返るように勃起している龍哉の魔羅は睦豊和尚の口の中で舌を掻き分けて喉の奥に突き刺さっている。先端からどくどくあふれる透明な汁の味が睦豊和尚の喉に流れ落ちていく。睦豊和尚は巨躯に押さえつけられながら酸欠になり、時折意識が遠のいていく。
「むぐうぅ、、、」龍哉の魔羅を咥えたまま、龍哉も目の前の睦豊和尚の魔羅を咥え込んでいた。ようやく芯ができ始めた睦豊和尚の魔羅を咥え、同時に睦豊和尚に咥えられ、若者に菊座を責められながら、龍哉は限界が近づいていた。若者が腰を龍哉の尻に打ちつけるぴたっぴたっ、と音が響く。龍哉の呻き声が咥えられた摩羅に伝わってきたかと思うと、睦豊和尚の口の中の魔羅が膨れ上がって弾け、若々しい青い香りを放つ熱い液体が口の中を満たし、喉の奥に流れ落ちていった。
山峡の寺(58)
「あ、隣なんですが、、、」ロッカールームに入ってきた男が哲史に声をかけた。
「ああ、すみません、、、」哲史はロッカーの扉を閉めてその男のロッカーの扉が開くようスペースを空けた。
「ありがとうございます。」哲史は後から来た男を見上げた。その若い男は哲史と同世代ぐらいにみえる。身長が一九〇センチ近くあるのだろうか、スーツを脱いでアンダーシャツとトランクス姿になった筋肉質な巨躯を思わず見上げると、短く刈り上げた頭の下に童顔が微笑んでいた。哲史は慌てて目を逸らし、シャツを脱ぎ、越中褌を解くと、畳んでロッカーにしまった。館内着を羽織って下穿きを穿き、サウナに向かった。誰もいない浴場で身体を洗い、哲史はサウナに入って汗を流した。誰も出入りしないサウナはいつもより熱く感じ、全身から汗が吹き出していた。そこにロッカーで会った若い男が入ってきた。それほど広くないサウナ室で、男は哲史の向かいに座った。哲史は慌ててタオルを股間にかけた。後から入ってきた男は哲史の向かいでタオルを頭に巻いて脚を広げて座った。哲史の視線の先に無防備な男の股間が見えている。男の巨躯に相応しい威容を示すようなものがだらしなく股間から垂れ下がっていた。童顔でなければ逃げ出したくなるような体躯が哲史の目に迫ってきた。熱気の中で汗を流しながら、哲史の視線が男の逸物に集中してしまう。見つめている哲史のタオルの下の魔羅が容積を増してくる。タオルの下の哲史の魔羅の反応を向かいに座った童顔の目が微笑みながら見つめている。股間からだらしなく垂れ下がっていた男の魔羅が哲史のものに合わせたように、頭を持ち上げてきた。それほど濃くない男の柔らかな陰毛の叢のなかから聳え立ち、半ば覆われていた先端が全て露出し、傘を開いたように張り出した先端が艶やかに光っている。男は哲史を見つめながら聳え立っている魔羅に手を添えた。艶やかに光る先端から滲み出している液体を指先で傘全体に塗り広げ、指先を裏側に回し、傘の下の窪みのあたりで小刻みに動かしている。手の動きなのか、男の魔羅が指先の刺激に反応している動きなのかわからないが、聳え立つ魔羅が哲史の前でふるふると震えている。男はもう一方の手で自らの乳首を指先で刺激し始めた。男の童顔が歪み始めている。吹き出した汗が全身を濡らし、滑らかな男の肌が艶かしく濡れている。哲史の股間も男に負けないぐらい固くそそり立ってタオルを持ち上げている。大きさとしては男の逸物に比べるべくもないが、負けずに噴き出し続けている透明な汁がタオルに吸い込まれている。タオルに擦られる刺激のためか、哲史のものもタオルに覆われたままひくひくと蠢いている。哲史は向かいに座った男が股間と乳首に手を添えて快感に童顔を歪める姿に我慢できなくなり、タオルを取り去った。男の童顔の目が見開かれる。男が身を乗り出すように上体を傾け、哲史の股間を凝視している。剥き出しになった哲史の魔羅を見つめながら、自らの聳え立つ魔羅と乳首を弄る手の動きが速くなった。
「くっ、、、ううぅ、、、」男の口から微かな声が漏れてくる。気がつくと哲史も自分の魔羅を握りしめてゆっくりと手を動かしていた。男は哲史も同じように魔羅を弄り始めたのを確認し、安心したのか、脚を開いたまま持ち上げて菊座を剥き出しにした。男は魔羅を弄っていた手を離すと、指先についているであろう、自らが分泌した透明な汁を舌を伸ばして舐めとっていった。そして、指先を根元まで咥え込んでうっとりとした表情を哲史に晒していた。男の痴態とうっとりとした表情を見つめながら哲史の魔羅がどくどくと透明な汁を吐き出している。男は哲史の姿を見つめたまま、咥えていた指で菊座を弄り始めていた。二本の指が男の菊座に飲み込まれていき、男の魔羅が痙攣するように震えている。
「んああっ、、、はうううぅ、、、はうううぅ、、、」男はもう遠慮なく声をあげ始めていた。哲史が魔羅を握りしめてゆっくりと動かすと、くちゅ、くちゅ、と艶かしい音を立てている。
「くっ、、、ううぅ、、、」哲史の口からも思わず声が漏れてしまった。テレビなどが設置されていない旧式なサウナ室で、サウナストーブが放つ微かな音が響いている。その中で二人の声と股間から放たれる湿った音が響き合う。
「んああああぁ、、、だ、だめ、、、だめですぅ、、、そんなに見つめられたら、、、はうううぅ、、、は、恥ずかしい、、、んあああぁ、、、はうううううぅ、、、」男の菊座は指を三本飲み込んでいた。股を広げて菊座を露わにし、勃起した魔羅を震わせる姿をさらけ出しながら、哲史の視線を浴び、羞恥心が男の快感を昂めるのか顔を歪めて快感に耐えている。男は菊座から手を抜き去ると、いきなり立ち上がった。哲史の前に迫ってくる。哲史は身体を強張らせ、迫ってくる巨躯に身構える。男は哲史の前に跪くように身をかがめ、魔羅を握りしめていた手を剥ぎ取ると、舌を出して哲史の魔羅を舐め上げた。
「くはっ、、、はうあっ、、、くっ、くはっ、くはああああぁ、、、」哲史の魔羅から快感が沸き起こる。魔羅に絡み付いた透明な汁や汗を全て舐めとってしまうかのように、男の舌先が哲史の魔羅を這い回っている。執拗な舌先での愛撫が哲史を昂めていく。快感に苛まれる哲史の声がサウナ室に響く。哲史が汗に濡れた男の肩に手を添えた。
「んふっ、咥えても、いいですか、、、んふっ、、、」男が哲史を見上げる。童顔の中の潤んだ瞳から降り注ぐ男の視線が哲史の視線んと絡み合う。散々舐めておきながら、今更咥えていいかと聞くのも変だと思いながら、男と視線を合わせたまま哲史は頷いた。
「んふっ、咥えても良いですか、、、んふっ、、、答えてください、、、んふっ、、、」頷いただけでは満足できないのか、時折舌を哲史の魔羅に這わせながら、男の視線が迫ってくる。
「くふっ、、、くうぅ、、いいよ、、、」哲史は頷きながら、短髪の男の頭を抱え込む。
「良いんですか、、、んふっ、、、ちゃんと言ってください、咥えてって、、、んふっ、、、」男の童顔の潤んだ瞳が挑戦するように哲史を見つめている。
「くううぅ、、、良いよ、咥えて、、、くふっ、、、良いよ、、、く、咥えて、欲しい、、、」絡みつく舌の快感に苛まれながら哲史は口走っていた。男は童顔に勝ち誇ったような笑みを浮かべると、哲史の魔羅を咥え込んだ。
「くはっ、くううぅ、、、いいっ、、、気持ちいい、、、くううううぅ、、、くっ、くふっ、くううううぅ、、、」哲史の魔羅は男の口の中に捕らえられ、唇で優しく締め付けられながら舌を蠢かす男の口技に耐えられず、快感が全身を駆け巡り、身体を強張らせてあっという間に男の口の中に精を放っていた。口の中の哲史の律動がおさまると、男は立ち上がり、童顔に微笑みをたたえ、唇を固く閉じたまま喉を鳴らした。