写真:さとちん
地図を見る都筑区の南側には都筑下水処理場の高度処理水が流れる江川せせらぎ緑道と呼ばれる遊歩道があります。(川崎市にある江川せせらぎ遊歩道は違う場所です)
緑道沿いには1kmに渡って200本の桜の木が植えられています。
写真:さとちん
地図を見る桜の木の下には地元の人と近くの小学校の生徒が協力して、毎年1万5千本のチューリップを植えています。
写真:さとちん
地図を見る春になると桜とチューリップの競演が訪れる人の目を楽しませています。
薄いピンク色の桜をバックに咲く、赤、黄色、白、色とりどりの鮮やかなチューリップは、まるで絵画のように美しい光景。
ただし、桜とチューリップの開花時期が重なるのが難しく、ふたつの開花がピタリとあわさるのは数年に一度なんです。
2019年には3年ぶりに開花時期が重なり、訪れる人の目を楽しませてくれました。
写真:さとちん
地図を見る2016年も開花のタイミングはバッチリ!お天気も良く、美しい競演が見られた年です。青空の下、ピンクのソメイヨシノと色とりどりのチューリップの競演が数日間続きました。
写真:さとちん
地図を見るこちらは2017年の様子。少しだけ桜の開花が早く、チューリップが満開の頃には葉桜気味に。でも桜吹雪の中のチューリップも風情があり、花びらでピンク色に染まった地面に咲く鮮やかなチューリップという滅多に見られない風景が楽しめる年でした。
写真:さとちん
地図を見る2018年はちょっぴり残念な年。桜の開花がとても早く、桜の満開時、チューリップはほとんどが蕾のままでした。
開花時期はお天気次第のなので、ふたつの開花時期がちょうど一致するのは神様からの贈り物のようです。
2020年の桜の開花予想は満開が3月23日。2019年も3月24日と言われていましたが、急な冷え込みで開花が遅れ4月1日が満開となり、奇跡的にチューリップの開花と重なりました。2020年はどうなるのか待ち遠しいですね。
写真:さとちん
地図を見るせせらぎを流れる水はとってもきれい。高度処理済みなので安全で安心な水です。
暖かい日は小さな子が水遊びをはじめちゃうことも!お子さんを連れて行くときは、着替えとバスタオルも忘れずに持って行ってくださいね。
おとなでも桜の花びらが流れる様子は、見ていて飽きません。
写真:さとちん
地図を見るまだあまり知られていない穴場お花見スポットなので、のんびりお花見ができます。
近くにはIKEA港北や大型激安スーパーロピア、フードコート ジョワイユレストがあり、お昼ご飯には困りません。IKEAのレストランでスウェーデンランチを楽しむもよし、ジョワイユレストで、それぞれ好きなものを食べるのもよし。ジョワイユレストはうどん、そば、ラーメン、ステーキとバラエティ豊かです。
スーパーロピアでお弁当を買ってきて、桜の下で食べるのもオススメ。ちょっと早起きして手作り弁当もいいですね。ロマンチックな桜の木の下でおいしいお弁当を一緒に食べたら、気になる彼のハートもゲット出来ちゃいそうですよ。
写真:さとちん
地図を見る近くに公共の駐車場がないので、出かけるときはバスを利用してください。
もっとも近いのが新横浜駅から横浜市営地下鉄ブルーライン特急で1駅の仲町台駅。駅前から市営バス300系統新横浜行きに乗り、「新開橋」下車徒歩5分。IKEA港北方面に歩いて行くと、「第三京浜入口」交差点の横に江川せせらぎ緑道に降りていく階段があります。仲町台駅からなら歩いても30分ほどです。
新横浜駅からもバスが出ています。市営バス300系統仲町台行きに乗り「新開橋」で下車。もしくは市営バス41系統に乗り「折本町」、「前耕地」、「東方町」のいずれかで下車。どのバス停からも歩いて行くことができます。
<江川せせらぎ緑道の基本情報>
住所:神奈川県横浜市都筑区東方町261
写真:さとちん
地図を見る上でランチの紹介をしましたが、江川せせらぎ緑道にお花見に来たら是非寄ってもらいたいお蕎麦屋さんもあります。緑道と並行して走っている緑産業道路沿いにある「蕎麦処 吉田家」。入り口前の灯篭には「旧東海道 創業百三十年」と書いてあります。東海道品川宿の外れで安政三年(江戸後期)から営業していたお店の伝統と暖簾を引きついだお店です。
個室でゆっくり味わう手打ちならではのコシのある蕎麦。
店内は全室完全個室で、中にはペット同伴可のお部屋もあり、裏メニューには犬用蕎麦(ワンコ蕎麦)もあります。
写真:さとちん
地図を見るランチタイムはとてもリーズナブル。丼とのセットが1,100円からあります。ランチは平日のみのサービスですが、15時半までオーダーできるのが嬉しいですね。
写真:さとちん
地図を見る天丼はカラリと揚がった天麩羅に自分でタレをかけていただきます。割烹や寿司屋で使用する海鮮を仕入れているので、海老の天麩羅は衣も薄く、身はぷりぷり!
花より団子の人も満足できるお店です。
<蕎麦処 吉田家の基本情報>
住所:神奈川県横浜市都筑区折本町196
電話番号:045-473-0082
営業時間:平日 11:30~16:00(15:30 L.O.)、17:00~21:30(21:00 L.O.)
土日・祝日 11:30~21:30(21:00 L.O.)
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
駐車場:11台
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写真:さとちん
地図を見る桜とチューリップのタイミングがあわなかったときのために、都筑区内の桜の名所をあと2ヶ所紹介しましょう。
まずは菜の花と桜の競演です。
場所は横浜市営地下鉄グリーンライン川和町駅前。江川せせらぎ緑道最寄り駅の仲町台駅からはセンター南駅でブルーラインからグリーンラインへの乗り換えが必要ですが、乗車時間は7分ほどです。
こちらは2018年の様子で、写真に写っているのが川和町の駅舎。駅周辺には農地が広がっています。
写真:さとちん
地図を見る川和町駅前にはソメイヨシノだけでなく、越の彼岸、小松乙女、八重桜の中でも特に美しいと言われている松月など、様々な種類の桜が植えられています。めずらしいところでは、アメリカポトマック河畔の里帰り桜(愛称 シドモア桜)なども!
写真は満開の大漁桜です。
菜の花の咲いている期間が長いのと、いろんな種類の桜が少しずつ開花時期をずらしながら咲くことで、桜と菜の花の競演を長い時期楽しむことができます。
ただ、駅前の開発が進み農地の宅地化も行われてきていますので、この競演が見られるのもあと数年かもしれません。また菜の花畑内は私有地になりますので、立ち入らないよう注意してください。
<川和町駅の基本情報>
住所:神奈川県横浜市都筑区川和町字中村1252
写真:さとちん
地図を見る最後に紹介するのは、横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインのセンター北駅から徒歩15分の中川八幡山公園です。港北ニュータウンの街並みを見下ろしながら咲き誇る桜は、小高い丘の上にあって下から見えづらいため、知る人ぞ知る隠れお花見スポット。桜の木の下に寝転ぶと、青空をバックに咲く満開の桜にも癒されますよ。
<中川八幡山公園の基本情報>
住所:神奈川県横浜市都筑区中川7-13
今回紹介した江川せせらぎ緑道は、正直行ってアクセスもあまりよくなく、工場地帯にあるため、今まであまり知られていない桜の名所でした。クチコミでうわさが広がり年々桜を見に訪れる人が増えてきています。出かける際は、地元の方の楽しみを少しわけてもらう、そんな気持ちで訪ねて欲しいお花見スポットです。
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2021/8/25更新)
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