④廃用症候群の姿勢・動作リハビリ 臨床編(起き上がり動作の相分け)
20200916-04 「廃用症候群の姿勢・動作リハビリ2 臨床編」
講師:(株)ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 竹内先生
目次
1 理学療法評価の対象
2 機能障害 (impairment)
3 能力低下(disability)
4 社会的不利(handicap)
5 抑えてもらいたいポイント
6 廃用症候群の方をイメージしてください
7 ケアのすすめ方
8 ADLとIADL
9 寝返り動作 Roll over
10 動作を見る上で重要な視点
11 幼児の姿勢
12 身体各部の重量比と身体重心
13 動作を見る上で重要な視点
14 動作を見る上で重要な視点 2
15 支持基底面と重心
16 支持基底面と重心 2
17 支持基底面と重心 3
18 安定性まとめ
19 動作観察(評価)1
20 動作観察(評価)2
21 動作観察(評価)3
22 動作観察(評価)4
23 動作観察(評価)5
24 動作観察(評価)6
25 動作観察(評価)7
26 良い寝返り動作
27 寝返り動作パターン
28 寝返り動作の相分け
29 寝返り動作の相分け 図
30 寝返り動作の相分け 図2
31 寝返り動作を実行する 重要なポイント
32 寝返り動作を実行する ための戦略は?
33 観察のポイントは?
34 寝返り動作の第1相
35 寝返り動作の第1相 2
36 寝返り動作の第2相
37 寝返り動作の第2相 2
38 内腹斜筋
39 外腹斜筋
40 寝返り動作の第3相
41 寝返り動作の第3相 2
42 寝返り動作分析のまとめ
43 起き上がり動作 Sitting over
44 背臥位〜端座位 起き上がりパターン
45 起き上がり動作の相分け
46 起き上がり動作の第1相
47 起き上がり動作の第1相 2
48 起き上がり動作の第1相 3
49 起き上がり動作の第2相
50 起き上がり動作の第2相 2
51 起き上がり動作分析のまとめ
52 チェックポイント
53 次回予告
38 内腹斜筋
起始:鼠蹊靭帯の上方1/2、腸骨稜の前面2/3
停止:第10-12肋骨の下縁
39 外腹斜筋
起始:第5~12肋骨の外側面
停止:腸骨稜前半分、鼠径靭帯、恥骨稜、下前方腹直筋膜
42 寝返り動作分析のまとめ
頸部をわずかに屈曲、回旋させ体幹と骨盤を 筋連結させる
肩甲骨の前方突出より支持基底面を狭小させ、 回転力を得る
上部体幹が回旋させるために、下部体幹が 固定部位となる
下部体幹を回旋させるために、上部体幹が 固定部位となる
44 背臥位〜端座位 起き上がりパターン
背臥位→長座位
背臥位→体幹を回旋しながら長座位→端坐位
背臥位→体幹を屈曲させながら臀部を軸に回転→端坐位
背臥位→側臥位となりベッドから下肢を下垂→端坐位
顕著に筋力が低下していたり、片麻痺で弛緩性運動麻痺などが 見られる方は、背臥位→側臥位となりベッドから
下肢を下垂→端座位となるパターンが多い
51 起き上がり動作分析のまとめ
股関節を屈曲させ、下肢を下垂させる
(カウンターウェイトの活性化)
on elbowへ移行する際は肩関節軽度外転位に なるようにポジションを整える
体幹機能が低下している場合、on elbowから on handへ移行する際は注目して観察する
52 チェックポイント
支持物の有無(ベッド柵、タッチアップ)
装具などの有無(コルセット etc)
関節可動域(膝関節・股関節・肩関節・肩甲帯)
筋力(体幹・上肢)
その他身体機能
問題点の考察、機能評価、能力評価の方法、治療の方針と対策など
ケアプラスではより良質な訪問医療マッサージサービスが地域・社会に提供できるよう目指しております。
おわり
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