開会式
ギリシャから被災地である宮城県東松島市に届いた聖火は、ランタンで大切に保管され、1年の時を経て再開した聖火リレーで引き継がれてきました。日本各地で行われた聖火リレーの様子を映像で紹介した後に、場内には聖火ランナーが入ってきます。長く暗いトンネルを、希望の光を掲げながら走り続けてきた走者です。そして会場には、セレモニーの出演者たちがひまわりを持って集結します。ひまわりは太陽に向かって咲く花であり、花言葉の中には尊敬や応援の意味もあるそうです。やがてステージ上に現れた階段を、ゆっくりと最後のランナーが登り、聖火台に希望の火を灯します。いよいよ明日から、オリンピックの試合が始まります。