<東京2020パラリンピック競技大会開会式コンセプト>
WE HAVE WINGS
人生は追い風ばかりではありません。
前に進もうと思っても、なかなか進めない。
視界不良で、状況を掴めない。
ついにはその場で立ち止まり、うずくまる。
誰しもが、そんな逆風を何度となく経験します。
しかし、パラリンピックに出場するアスリートたちは知っています。
風がどの方向に吹いていようと、それを人生の力に変えられることを。
勇気を出して「翼」を広げることで、思わぬ場所に到達できるということを。
いよいよパラリンピックが始まります。
アスリートたちのパフォーマンスは、あなたにも「翼」があることを気づかせてくれるでしょう。
東京2020パラリンピック競技大会開会式 2021年8月24日(火)19:00 - 23:00
東京2020パラリンピック競技大会閉会式 2021年9月5日(日)19:00 - 22:30
プレショーは19:00、式典は20:00開始を予定しています。開始・終了の時刻については変更になる可能性があります。
※会場は全てオリンピックスタジアム
フォトギャラリー
1. READY TO FLY | 2. A WELCOME FROM THE HOST | 3. WELCOME TO PARA AIRPORT | 4. PARAde OF ATHLETES | 5. THE LITTLE ONE-WINGED PLANE | 6. WINDS OF CHANGE | 7. WE HAVE WINGS | 8. SHARE YOUR LIGHT
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1. READY TO FLY
57年ぶりに東京に戻ってきたパラリンピック。東京は、史上初めてパラリンピックを2度開催する都市となります。障がい者アスリートの力強さと、これから行われる式典内容の要素を散りばめた映像から式典は始まります。パラリンピック開会式の舞台は、「パラ・エアポート」。最初は小さな風から、徐々に大きな風をはらみ、その風は映像を飛び出し、フィールドにやってきます。それからパラ・エアポートで働くクルーたちによってカウントダウンが行われます。会場も一体となり3・3・3のリズムを作り出し、数字がゼロになると、東京 2020パラリンピック開幕を祝う花火が夜空に盛大に打ち上げられます。
2. A WELCOME FROM THE HOST
1年の延期と試行錯誤の日々を経て、国立競技場に日本国旗が運び込まれます。 日本国旗を先導するのは、東京の子どもたち。 国や文化や言語を超えて感動をシェアできるスポーツの力が、子どもたちの心身を育てて行くように。そしてこの大会を通して、一人一人が自分のベストを 目指し、お互いの違いを認め、助け合う世界を受け継いでほしい、という願い からです。さらには国旗を運ぶ担い手として、障がい者アスリートを中心に、多様な方々が登場します。 続いて、国歌斉唱は、オーディションで選出されたシンガーソングライターが つとめます。 どこまでも透き通った歌声は、大会ホストとしての感謝と歓迎の想いを伝え、また、この未曽有の困難に立ち向かってきた世界中のすべての人々に癒しを届けます。
3. WELCOME TO PARA AIRPORT
管制塔にいるリーダーの号令で、パラ・エアポートが動き出します。 飛行機が飛ぶための風を起こすのもクルーの仕事です。 風を起こすためのスイッチを入れると、からくりパフォーマーたちが登場し、サーカスパフォーマンスを展開します。 からくりが作動し始めると、パラ・エアポートに風が起きます。 三色の風が集まって、パラリンピックのシンボルであるスリーアギトスが誕生します。
4. PARAde OF ATHLETES
東京2020パラリンピック競技大会に参加するアスリートたちがいよいよ入場します。 PARAde OF ATHLETESは、パラリンピアンが起こす「あたらしい風」をテーマにして います。 厳しいトレーニングを乗り越え、重圧を跳ね除け、自分の限界に挑戦してきたアスリートたち。違いを認め合い、助け合い、互いにリスペクトをする彼らの姿勢は、私たちの想像を超え、あたらしい世界を見せてくれます。 パラ・エアポートには、アスリートが入場してくる度に一つとして同じのものがない、ユニークで魅力的な風が次々と吹き起こります。そして、それぞれ違う風が、 ぶつかり、混ざり合い、新しい風となり、TOKYOから、世界中を駆け巡るのです。 音楽と空間のコンセプトは、世界中から飛行機が集まってくる空港のラウンジ。 ラウンジには、心躍る音楽が流れていて、アスリートたちを歓迎します。
5. THE LITTLE ONE-WINGED PLANE
パラリンピック開会式のテーマである「WE HAVE WINGS」に込めた思い。 人間は誰もが、自分の「翼」を持っていて、勇気を出してその「翼」を広げる ことで、思わぬ場所に到達できる。 その「翼」をテーマにした物語が始まります。 主人公は、「片翼の小さな飛行機」。 少女は、空を飛ぶことを夢見ています。ただ、翼が片方しかないということで、 空を飛ぶことをあきらめています。彼女は、自分にも本当は「翼」があること に気づいていません。 空に思いを馳せる「片翼の小さな飛行機」が、パラ・エアポートで、自由に飛び回る様々な飛行機たちと出会うシーンから、はじまります。
6. WINDS OF CHANGE
橋本会長、パーソンズ会長によるスピーチが世界中に届けられ、WeThe15のプ ロモーション映像が流れます。 そして、天皇陛下による開会宣言を経て、アスリートたちによってパラリン ピック旗が運び込まれます。その後、前例のない日々と人々の暮らしを支え続 けてきたエッセンシャルワーカーの方々に引き継がれ、感謝と称賛の意を伝え ます。この日のために結成された楽団による演奏の中、パラリンピック旗が夜 空にはためきます。 その後、選手・審判・コーチによる宣誓が行われます。
7. WE HAVE WINGS
「片翼の小さな飛行機」の物語のフィナーレ。 飛ぶことを躊躇し、パラ・エアポートの外に出した「片翼の小さな飛行機」は、 外の世界で、今までに見たこともない乗り物たちに出会います。 光るトラックと、その仲間たち。みんながそれぞれの光を身にまとい、少女とは対照的に自信に満ち溢れています。 乗り物たちは、彼ら彼女らの生き様を表したロックサウンドと、キラキラと光り輝くダンスで少女を鼓舞します。 勇気と自信の光を受け取った「片翼の小さな飛行機」は、パラ・エアポートに 戻り、ひとり暗闇の滑走路へと向かいます。 そこにクルーたちが合流。手拍子によるエールを送る中、少女は勇気を振り絞り、滑走路を全速力で駆け抜け、やがて夜空へと飛び立っていきます。 その時、少女の翼は、確かにキラキラと光り輝いていました。 WE HAVE WINGS.
8. SHARE YOUR LIGHT
「パラリンピック聖火はみんなのものであり、パラリンピックを応援する全ての人の熱意が集まることで聖火を生み出す」という国際パラリンピック委員会 の理念に基づいて行われてきたパラリンピックの聖火リレー。 太陽のダンサーのパフォーマンス終了後、パラリンピックを応援する全ての人の熱意が一つとなり生まれた東京2020パラリンピックの聖火がスタジアムに到着します。 スタジアム内で聖火をつなぎ、最終ランナーがパラリンピック聖火台に聖火を灯します。いよいよ明日から、パラリンピックの競技が始まります。
各分野で活躍されている方々に、どのような開会式・閉会式にしたいかお聞きしました。
東京2020大会の開会式・閉会式における演出の方向性を示す基本コンセプトをご紹介します。