土曜の明け方、婆さんが亡くなりました。

深夜の巡回の合間に、ひっそりと息を引き取ったらしいです。

掛かりつけ医の診断は心不全。

病院ではないので、急変を知らせる機器を身に着けていません。

誰の手も煩わさず逝ったのが、潔いと感じております。



家族葬にしました。

喪主の妻として、沢山の弔問客に優等生的対応が私に出来ると思いません。

ダンナは定年で、会社関係は無くなり、

通夜、告別式は土日で、息子達が忌引き休暇を取る必要はなく、

「黙っておこう。」

は簡単に成立しましたのでね。

ご近所は、組長だけには知らせました。

この方、結構なお年であるのに関わらず、

「オレの時もそうするつもりや。」

と、言って下さったので、クリア。

完全、家族葬にすることができました。

が、

クレームを付けて来たのは、我が母…。

家族葬と決めたけれど、次に親戚の線引きはどこで引くのか悩ましいところです。

最終的に、参列したのは、婆さんの直系の子孫、実の弟、そして、それぞれの配偶者となり、

甥、姪にあたる方達には知らせもしておりません。

そんな状況なので、私も実家には知らせないつもりでしたが、

親族が火葬場に向かっている間に、家に祭壇をしつらえてもらうのですが、

そのためには誰か一人が残らなければなりません。

実父の時は、私の従妹が残ってくれましたが、

これだけの小人数だと頼める相手もいなくて、

仕方なく、実家の母に頼んだのです。

それは、快く引き受けてもらって有難かったのですが、

通夜式、30分前、最終打ち合わせや、住職さんの出迎え挨拶など、

バタバタしている時に母から電話があり、

「ヨメの実家の親兄弟が参列しないのは顔が立たん。」

などと言い出しました。

顔が立たん?

誰が、誰に対して?

立つどころか浮くよ。

甥も姪にも知らせてないのに、

嫁の実家は来ている、と思う人だっているかもしれないし。

説得するのに、貴重な時間が数分失われ、

そのやり取りが聞こえていたのか、

叔母に、

「好意なんだから、断るものじゃないよ。」

そう、お叱りを受けました。

喪主が、こういうスタンスで式をすると決めた以上、

それぞれの義理人情で特例にしてしまう事こそ、

後から、不公平のそしりを受けます。

私は、そう考えますけれど…。

この二日間で、一番、気分を害した瞬間でしたね。


今日は、お寺にお布施を届け、法要の打ち合わせ。

お墓の掃除、

そして、実家に改めて説明に行きます。

時間があれば、施設の撤収作業も始めなければならないし、

弔問客もいらっしゃるかもしれません。

しばらく落ち着かないですね。



今日も来て下さって有難うございました。
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