写真:さとちん
地図を見る日本を代表するターミナル駅ともいえる東京駅。東海道新幹線、東北新幹線の他、東海道本線や東北本線の起点で、ホームには起点を示すゼロキロポストが設置されています。1日当たりの列車発着本数は約3000本!プラットホームの数は日本一です。
そんな東京駅のプラットホームの下にあるのが「グランスタ東京」。東京駅構内で買い物や食事が楽しめるんです。
2007年10月にOPENした「グランスタ」は、お土産からお弁当、コスメまで揃い、バラエティ豊かなレストランなど87店舗があり、改札を出なくても、乗り換えのついでに気軽に利用できる便利なショッピングスポットでした。
今回新しく北自由通路が完成し、あらたに66店舗が営業を開始。全153店舗のJR東日本最大規模のエキナカ施設となりました。新規OPENの店舗の中には、今までにない形態のお店も多く、“ここでしか買えないお土産”、“ここでしか食べられないグルメ”など魅力的なお店がいっぱいです。
写真:さとちん
地図を見る店舗だけでなくイベントスペースや待合スペースも新しく誕生。乗り換えだけでは勿体ない、旅の目的地となるエキナカ商業施設へと進化しました。
新しい店舗には、都内の有名店やその地方に行かなければ食べられなかったグルメなど魅力的なお店ばかり!その中から特にお勧めのお店を5つ選びましたので紹介します。
<グランスタ東京の基本情報>
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内 B1F・1F
写真:さとちん
地図を見る小さな子どもから大人まで、大注目のレストランが「STATION RESTAURANT THE CENTRAL」。なんとお店の中に食堂車が登場!他にも店内はロビーカー、コンパートメント、テラスと異なる4つのシーンが再現されています。
列車の前は絶好のフォトスポット。食事の前にまず1枚!という人も多く見かけられます。
写真:さとちん
地図を見る重厚な雰囲気の食堂車をイメージしたエリアでは、エキナカにいながら旅行気分が味わえます。
写真:さとちん
地図を見るこちらでいただきたいのがデミグラスソースを使用したお料理。「北斗星号」「カシオペア号」の食堂車で80年余り提供されていた伝承の味です。時代とともに進化してきたというデミグラスソースは、上品なコクと旨味が口いっぱいに広がる逸品。「食堂長自慢のスペシャルハヤシライス」は牛肉がゴロゴロ入ってゴージャス!他にもハンバーグや牛ほほ肉のシチューなどもおすすめです。
豪華な「お子様プレート」を目にしたら、子どもはきっと満面の笑顔を見せてくれますよ。
<STATION RESTAURANT THE CENTRALの基本情報>
場所:グランスタ東京 B1F
写真:さとちん
地図を見る「羽田市場」は日本各地の漁師・契約産地で水揚げされたばかりの鮮魚を、飛行機で羽田空港へ輸送。都内でも新鮮な海鮮を食べられる、流通革命を起こした会社です。
そんな「羽田市場」がさらに進化。飛行機だけでなく新幹線や高速バスでの輸送も始まり、グランスタ東京内にも向かい合う形で「海鮮居酒屋 羽田市場」と「回転寿司 羽田市場」の2軒がOPENしました。
写真:さとちん
地図を見る手軽にいただくなら「回転寿司 羽田市場」が便利です。朝獲れの海鮮がお目当ての場合は14時以降に!あまり早いとまだ到着していないんですって。
※輸送は天候の影響や水揚げの状況により実施できない場合もあります。
写真:さとちん
地図を見る季節ごとのフェアもお見逃しなく。東北3県フェアでは、青森のヒラメ、岩手のウニ、宮城のサーモンなどが登場。マグロのおいしさも定評があります。
子ども連れで利用するときは真ん中のレーンではなく壁側のレーンを利用しましょう。ここは注文したお寿司が新幹線で運ばれてくるスペシャル席です。バンバン注文したくなっちゃいますね。
<回転寿司 羽田市場の基本情報>
場所:グランスタ東京 B1F
写真:さとちん
地図を見る都内に7店舗ある「はせがわ酒店 グランスタ東京店」。全国各地の酒蔵を訪ね、厳選した日本酒を販売しています。東京都港区芝にある西郷隆盛や勝海舟といった幕末の志士たちが通った歴史ある酒蔵「東京港醸造」の希少な日本酒「江戸開城」も取り扱いしています。「東京港醸造」に関しては関連MEMOを参照下さい。
店内にはスタイリッシュなテイスティングバーもあり、気になるお酒をいろいろ試してみることもできます。下戸な人は酒米を使ったおにぎりを販売しているので、そちらをどうぞ。
でも、こちらのお店の凄いところは他にもあるんです。
写真:さとちん
地図を見るなんと東京駅の中に酒造場を作ってしまったんです。今はどぶろくの醸造を行っていますが、将来的には日本酒も作りたいとのこと。ガラスの中で生成されるお酒の様子は見ているだけで楽しく、立ち止まって写真や動画をとっていく人の姿も多く見られます。できたてのどぶろくも、是非テイスティングバーで味わってみて下さい。
<はせがわ酒店 グランスタ東京店の基本情報>
場所:グランスタ東京 B1F
写真:さとちん
地図を見るもっとゆっくりとお酒を楽しみたいという人は「江戸切り 助六そば ぬる燗佐藤」がおすすめ。「ぬる燗佐藤」は、日本全国から集めた日本酒をそのお酒にあった温度でいただけるお店ですが、新たにOPENしたのは季節ごとに厳選したそば粉を使用したこだわりのお蕎麦がいただけるお店。
東京で蕎麦が好んで食べられるようになったのは江戸時代初期。ラップもなければ冷蔵庫もない時代に、蕎麦は注文をうけてから毎回茹でていました。その待ち時間に飲んでいたのが日本酒。おいしい蕎麦にはおいしい日本酒というのが江戸っ子の粋な組み合わせとなりました。
ミシュラン星獲得の和食職人が考え出したそばのメニューは約20種類!江戸の文化を現代の東京駅で楽しみませんか?
<江戸切り 助六そば ぬる燗佐藤の基本情報>
場所:グランスタ東京 1F
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写真:さとちん
地図を見る最後にお土産を紹介しましょう。
メゾンカイザー代表木村周一郎氏がプロデュースしたあんぱん専門店「元祖木村焼き 百両屋」。木村周一郎氏はあんぱんを考案した銀座木村屋の六代目社長の息子さんであることは有名ですよね。フランスの伝統製法を用いた洋の要素と明治時代から続くあんぱんの和の要素が融合された、パンともお菓子とも言い難い新感覚のあんぱんです。
写真:さとちん
地図を見る卵とバターをたっぷり使った贅沢な皮はさっくりと焼きあげてありながら、中はもっちりとした食感。なめらかな舌触りのこしあんとクリームの他に、数量限定のパインココナッツ白あんの3種類。今後いろんな味が登場するとのことで、東京駅に来る楽しみが増えますね。
<元祖木村焼き 百両屋の基本情報>
場所:グランスタ東京 1F
写真:さとちん
地図を見る日本一のプラットホームを持つ東京駅は全部で7つのエリアに分かれています。そのため「わかりづらい」という声も多く聞かれました。
そんな悩みを解消するスマートフォンアプリが「グランスタ東京」のOPENと同時に誕生。その名も「東京ステーションナビ」。現在地から目的地までのナビの他、飲食店の順番待ちやトイレの混雑状況までアプリで知ることができます。これでもう東京駅で迷子になることはありません。
しかも気になる商品をネットで購入し、受付カウンターで受け取ることも!これで行列に並ぶわずらわしさや、お店をハシゴする手間もなくなり、楽々買い物を終えることができますね。
東京駅を利用するときはインストールしておきたいアプリです。
今回紹介した5店舗以外にも、行く価値のあるお店がいっぱい。仙台銘菓萩の月で有名な「菓匠三全」はここでしか買えない白い萩の月「萩の調 煌 ホワイト」を販売。「北出TACOS」や「東京ギョーザスタンド ウーロン」など、都内の人気店もエキナカでいただくことができるんです。
旅の途中ではなく、旅の目的地となる場所へと進化した東京駅に、是非出かけてみてください。
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2021/8/24更新)
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