写真:泉 よしか
地図を見る黒川温泉の温泉街の中心から少し離れて、緑の中を車で走ると1キロもいかないうちに到着する山みず木。2014年秋に離れで構成された姉妹館の深山山荘がオープンして、ここはまるで可愛らしい村のように見えるかもしれません。奥に建つ旅館の山みず木も決して豪華な大型旅館ではなく、隠れ家的な雰囲気を持つお宿に見えるでしょう。
もともと山の中の鄙びた温泉地にすぎなかった熊本県の黒川温泉を、一躍全国ネットの人気の温泉に引き上げ、2009年版ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにも二つ星掲載を果たさせた立役者と言えば、旅館・新明館の後藤哲也氏。今回はこの後藤氏の作り上げた人気旅館・山みず木の魅力を探ってみましょう!
写真:泉 よしか
地図を見る山みず木の館内は、どこか懐かしい雰囲気に満ち溢れています。使い込まれたようでありながら、磨き抜かれている、それがよそよそしさの無い温かみのある空間を作り出す秘訣なのかもしれません。ロビーにも囲炉裏やアンティークの暖炉があり、和風でありながらどこかモダンな印象!
食事処は「花片片」というお部屋です。グループごとに個室になっていてこちらも和モダンの洒落たスペース。食事の時間が楽しみですよ。
写真:泉 よしか
地図を見るお部屋は2間、3間、お風呂付などレイアウトを変えて全部で6種類21室。全て和室ですがソファーやランプなど、どこかに洋風の味付けがあってロマンティックな気分が盛り上がります!
お部屋に備え付けられたコーヒーメーカーやマッサージチェアを使えば、思わずもうここから動きたくない!と思うかも。お部屋ごとに少しずつ雰囲気が違うので何度でもリピートしたくなります。
そして山みず木と言えば一番有名なのはやっぱり露天風呂ですね。整えられた庭園ではなく、まるで大自然の中にいるように作られた広い岩風呂!いかにも温泉らしいうっすらとマッチの臭いのするこちらのお湯は、お肌もすべすべに整えてくれます。何よりこのロケーション!すぐ隣をせせらぎが、木々からは鳥の声が、夜には満天の星空があなたを癒してくれるでしょう!
露天風呂だけでなく内湯もまた素晴らしいんです。木の浴槽の縁にもたれかかって窓の外を見れば、女湯ならちょうど小さな滝が正面に見えて、まるで一幅の絵画のようですよ。時間を忘れてしまいそうですね。
ちなみに露天風呂と内湯を繋ぐ小径は「裸の散歩道」と名付けられています。裸で歩ける散歩道なんて山みず木ならでは!ドキドキしながら歩いてみてください。
頑張った自分へのご褒美にぴったりの、何度でもリピートしたくなる「山あいの宿 山みず木」、いかがでしたでしょうか。
居心地の良い館内施設、お部屋、お風呂だけでなく、宿で働いている方たちの付かず離れずのさりげないサービスがまた心地よいのです。
ところで山みず木にチェックインしたら、それきり根を生やしてしまいたくなりますが、黒川温泉は露天風呂巡りのできる入浴手形などもあります。ぜひ滞在中は、この温泉地ならではの魅力をたっぷり楽しんでくださいね!
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(2021/8/23更新)
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