東京・湯島天神梅まつり2019の見どころチェック!

東京・湯島天神梅まつり2019の見どころチェック!

更新日:2019/02/05 13:19

泉 よしかのプロフィール写真 泉 よしか 女子目線温泉ライター、キッザニアマニア
東京の梅の名所といえば「湯島天神」の愛称で親しまれているパワースポット「湯島天満宮」。学問の神様・菅原道真公をお祀りするこちらでは、受験生が奉納した沢山の絵馬の上に紅白の梅が華やかな彩りを添える景観も見どころ!毎年、梅の開花時期にあわせて開催される湯島天神梅まつりを訪ねてみませんか?

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湯島天神の梅の見頃はいつ?

湯島天神の梅の見頃はいつ?

写真:泉 よしか

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毎年2月が近づくと、東京では梅の花もほころんできます。見頃の時期は2月中旬から3月初めに掛けて。桜に比べると開花時期が長いので、焦らず楽しめるのも嬉しいですね。さて、東京の梅の名所である文京区の湯島天神では、毎年梅の開花にあわせて梅まつりが開催されます。地元の人たちは寒い季節の終わりを告げるこの梅まつりを心待ちにしています。

2019年の湯島天神梅まつり開催日は、昨年同様2月8日から3月8日までのちょうど一ヵ月間です。

湯島天神の梅の見頃はいつ?

写真:泉 よしか

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「湯島天神」は正式名称を「湯島天満宮」といい、天神様、すなわち菅原道真公をお祀りする神社ということで広く民間の信仰を集めてきました。天神様は、怨霊となった道真公が落雷などの災害を起こした伝説から、稲田に恵みの雨をもたらす雷神であり、また学問に秀でた道真公への尊崇の念からは学問の神様としても知られています。ですから、受験のお守りを求めて遠方から参拝される方も後を絶ちません。

湯島天神の梅の見頃はいつ?

写真:泉 よしか

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菅原道真公といえばシンボルは梅と牛。こちらの湯島天神でも梅や牛をモチーフとした意匠があちこちに見られます。世に「飛梅」として知られている伝説によれば、道真公が太宰府へ左遷させられる際に主を慕った庭の梅が空を飛んで後を追ったとされており、その謂れから全国各地の天満宮には多くの梅が植えられ、今日も季節が巡ればその美しい色や芳しい香りで参拝者を癒してくれます。

また牛にまつわる伝説も多数。例えば道真公は丑年に生誕され、丑の日に薨ぜられたと言われています。湯島天神の境内にも石でできた牛の姿が。なでていくとご利益がありますよ。

東京に春を告げる湯島天神梅まつりの賑わい

東京に春を告げる湯島天神梅まつりの賑わい

写真:泉 よしか

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さて、梅まつりの期間中の湯島天神はどんな雰囲気でしょうか。週末ともなれば大勢の参拝客が集まり、それはそれは賑わいます。境内にはお祭りの屋台も並んで各種イベントが開催され、春の訪れを告げる風物詩としてテレビや新聞といったメディアで紹介されることも。

東京に春を告げる湯島天神梅まつりの賑わい

写真:泉 よしか

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イベントは土日祝日に行われ、内容は神輿渡御(みこしとぎょ)、野点、奉納演芸など。奉納される演芸の中には太鼓や日本舞踊だけではなく、意外なところでベリーダンスなどもあり盛り上がりますよ。

湯島天神は東京の梅の名所

湯島天神は東京の梅の名所

写真:泉 よしか

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湯島天神の梅の木は白梅を中心に約300本。大切に手入れされてお祭りを迎えます。梅酒の材料にもなる白加賀という一重の品種が7、8割を占めますが、その他にも八重咲きのものや薄紅色の花をつける品種も。

湯島天神は東京の梅の名所

写真:泉 よしか

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湯島天神は東京の梅の名所

写真:泉 よしか

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湯島天神の梅の木の多くは樹齢70年以上。梅まつりが2019年で62回目ですから、その初回からずっとお祭りのようすを見守ってきた梅もたくさん。

白梅と紅梅が見事に重なり合って、美しいコラボレーションを見せる一角もあります。探してみてくださいね。

合格祈願の絵馬と湯島天神梅まつり

合格祈願の絵馬と湯島天神梅まつり

写真:泉 よしか

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湯島天神の梅まつりが行われる時期といえば、ちょうど受験が終わった頃。中にはまだ志望校目指して2月後半から3月にかけても受験が続く学生も。学問の神様である天神様に合格願いを掛けて、あるいは無事合格したお礼に受験生本人やご家族がお詣りする姿もちらほらと。

合格願いの数だけぎっしりと下がった絵馬も天満宮ならではの見どころ。

合格祈願の絵馬と湯島天神梅まつり

写真:泉 よしか

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確かに学業に関する祈願をするほとんどが受験生ですが、学問の神様は受験だけの神様ではありません。たとえいくつになっても学ぶのに遅すぎることはありませんから、梅の花咲く湯島天神を訪れて、改めて学ぶということを考えてみるのも良いかもしれません。

湯島天神梅まつりの基本情報

住所:東京都文京区湯島3-30-1
電話番号:03-3836-0753
2019年の梅まつりの開催期間:2月8日~3月8日
入園時間:8:00~19:30
入園料:無料
アクセス:東京メトロ千代田線・湯島駅(徒歩3分)、銀座線・上野広小路駅(徒歩5分)、丸ノ内線・本郷三丁目駅(徒歩10分)、あるいはJR山手線・京浜東北線 御徒町駅(徒歩8分)、都営地下鉄大江戸線 上野御徒町駅(徒歩5分)

湯島天神の梅の見頃時期は例年2月中旬から3月上旬ですが、関東の開花の便りが早い年もあり、時期は少しずれる可能性もあります。また乾燥して寒い日が続けば満開まで時間が掛かるかもしれません。

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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