山形蔵王温泉「五感の湯つるや」4つの貸切風呂に極上濁り湯

山形蔵王温泉「五感の湯つるや」4つの貸切風呂に極上濁り湯

更新日:2020/07/09 12:57

泉 よしかのプロフィール写真 泉 よしか 女子目線温泉ライター、キッザニアマニア
蔵王温泉の入口に位置する旅館「五感の湯つるや」は、まさに視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感で蔵王の濁り湯を満喫できるところ。大浴場、露天風呂の他に4つの風情ある貸切風呂があり館内でお風呂巡りも。

夕食には極上蔵王牛に舌鼓、朝には共同浴場でひとっ風呂。「五感の湯つるや」でそんな休日はいかがでしょう!

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部都府県に緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出の自粛が求められています。加えて自治体独自での緊急事態宣言発出や、往来の自粛要請をしている場合があります。また施設によっては休業していることがあります。Go To トラベルキャンペーンについても全国で一時停止となっています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。外出の際はしっかりと感染予防対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

蔵王温泉と「五感の湯つるや」

蔵王温泉と「五感の湯つるや」

写真:泉 よしか

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山形県の蔵王温泉は1900年の歴史があるとされ、一説では日本で二番目に古い温泉ともいわれています。また日本有数の酸性度を誇る源泉も非常に効果の高い温泉として知られてきました。

この美しい濁り湯の蔵王温泉を五感で楽しめる旅館が今回ご紹介する「五感の湯つるや」。

お湯の色や湯の花を目で楽しみ、流れる音を耳で楽しみ、いかにも硫黄泉らしい香りを鼻で楽しみ、酸味やピリッとした刺激的な肌触りを楽しむ、それが名湯・蔵王温泉の醍醐味です。

蔵王温泉と「五感の湯つるや」

写真:泉 よしか

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「五感の湯つるや」が建つのは山形蔵王の温泉街入口。ちょうど蔵王温泉バスターミナルや蔵王温泉観光協会案内所の向かいになるので、バスで来るお客さんに便利、温泉街の情報収集にもいいお役立ちの立地です。

客室数は41室。お部屋は和室で4階、5階の窓からは飯豊・朝日連峰の眺望も。

蔵王温泉と「五感の湯つるや」

写真:泉 よしか

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この旅館の特徴の一つはお風呂がたくさんあり、館内でお風呂巡りができること。

男女別の大浴場はそれぞれ露天風呂付き。その他に4つの個性的な貸切風呂があります。

貸切風呂「北斗の湯」と「木の香の湯」

貸切風呂「北斗の湯」と「木の香の湯」

写真:泉 よしか

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「五感の湯つるや」に宿泊すると1回無料で貸切風呂が利用できます。いろいろな貸切風呂を使ってみたければ、2風呂または4風呂全てが利用できる貸切風呂湯巡りプランがオススメ。

利用時間は1回一組50分。貸切予約は当日の朝8時から電話で受け付けています。もし明るいうちにこのお風呂に入りたいなど希望があれば宿泊当日にお電話下さい。

貸切風呂「北斗の湯」と「木の香の湯」

写真:泉 よしか

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それではここからは貸切風呂をひとつずつご紹介しましょう。

まずは一番人気の「北斗の寝湯」から。何故人気なのかというと、広さや眺望なども十分な上に、のんびりくつろげる寝湯のスペースがあり、さらに寝湯の下には秘密が。

現在はもう手に入れることのできない貴重な鉱石がここに使用されているのです。鉱石の効果で蔵王の温泉はさらにパワーアップ。

貸切風呂「北斗の湯」と「木の香の湯」

写真:泉 よしか

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次にご紹介するのは、眺めの良さならここが一番の「木の香の湯」。

その名の通り木材の温かみが感じられる浴室で、雰囲気も洒落ています。窓を開けると露天風呂気分も味わえて爽快感が。明るいうちに入るならイチ押しの貸切風呂です。

貸切風呂「恵の湯」と「洞窟の湯」

貸切風呂「恵の湯」と「洞窟の湯」

写真:泉 よしか

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「五感の湯つるや」の貸切風呂の中で一番大きいのがこちらの「恵の湯」。5人まで一緒に利用できます。

バリアフリーになっているのもこの貸切風呂の特徴で、三世代旅行にもお役立ち。

貸切風呂「恵の湯」と「洞窟の湯」

写真:泉 よしか

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「恵の湯」にはもうひとつ大きな違いがあって、ここだけ専用の畳の湯上がり処が付いています。座ってゆっくり脱衣するにも助かるスペースですね。お手洗いが車いす対応になっているのもポイント。

赤ちゃん連れや高齢の親御さんとの旅行などで、大浴場に行くには不安がある場合でもこの貸切風呂なら安心です。

貸切風呂「恵の湯」と「洞窟の湯」

写真:泉 よしか

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最後にご紹介する貸切風呂は、ちょっと風変わりな「洞窟の湯」。壁がごつごつとした岩で洞窟風になっています。

ここだけ2人用サイズなのでカップルにもオススメですが、ゲームの世界のようなので、お子さんにも人気があります。洞窟らしい雰囲気を楽しむなら、他の貸切風呂と違って暗くなってからの入浴が楽しいかもしれません。

「五感の湯つるや」で食べる蔵王牛

「五感の湯つるや」で食べる蔵王牛

写真:泉 よしか

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「五感の湯つるや」の食事は、夕食はお部屋食または個室食事処、朝食は個室食事処と、他のお客さんに気兼ねなくくつろいでいただけます。

食材は季節感を重視。小鉢の山菜、初夏には鮎など、秋にはキノコも並び、山の恵みが卓上いっぱいに。

お米はつや姫など山形のブランド米を農家から直接買い付け。ひと口かみしめる毎に甘みが広がります。

「五感の湯つるや」で食べる蔵王牛

写真:泉 よしか

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特選蔵王牛プランなら、すき焼きとステーキが選択可。蔵王牛は蔵王高原牧場で化学肥料を使わずに育てたブランド牛です。

「五感の湯つるや」で食べる蔵王牛

写真:泉 よしか

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肉の歯ごたえも楽しみたければ蔵王牛のステーキを。肉汁が溢れる喜びが満喫できます。

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蔵王温泉共同浴場と「五感の湯つるや」の源泉

蔵王温泉共同浴場と「五感の湯つるや」の源泉

写真:泉 よしか

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「五感の湯つるや」に泊まると朝、目が覚めてからもわくわくが続きます。大浴場の露天風呂で朝風呂を楽しむのもいいですし、朝食をおかわりしてがっつり食べるのもいいですね。

蔵王温泉共同浴場と「五感の湯つるや」の源泉

写真:泉 よしか

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朝風呂には旅館のお風呂ではなく蔵王温泉街の共同浴場へ行ってみるのもオススメです。蔵王には「上湯共同浴場」「下湯共同浴場」「川原湯共同浴場」と三つの共同浴場があり、「五感の湯つるや」に泊まるとサービスで入浴券をいただけます。

ところでこの「上湯共同浴場」の裏手で「五感の湯つるや」の自家源泉は湧いています。ここから約300mほど自然流下でお湯を引いているのですが、源泉の方が高い位置にある分ポンプアップの必要がなく、それ故に空気に触れずに浴槽に注ぐことができます。

そのため同じ蔵王温泉でも、特に「五感の湯つるや」のお湯は濃いと評判。このお湯が特に気に入ってリピートするお客さんもいるのです。

蔵王温泉「五感の湯つるや」のまとめとして

大浴場と露天風呂にプラスして4つの個性的な貸切風呂。もちろん全て水も足さない源泉掛け流し。そんなお湯に定評のある「五感の湯つるや」ですが、実際に泊まってみて一番印象に残ったのは宿のスタッフの気持ちの良い対応です。本当に丁寧に応対していただけます。

山形蔵王の白濁したお湯に入りたくなったら、ぜひこちらのお宿を検討してみて下さい。

2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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