昨年は電力不足を理由に関東地方を中心に計画停電が実施されました。色々と苦労された方も多いと思います。
今年も各電力会社からすでに「夏期の節電のお願い」が周知されており、望むと望まざると全国的に節電の協力せざるを得ない状況が予想されます。
使ってない電気は消す、エアコンは28度に設定、冷蔵庫の開け閉めは最小限に・・・etc
節電方法にも色々とあるようですが、私達が大好きなアレも節電に役に立ってくれるようです。
カリフォルニア州の電気事業に関する研究機関であるEPRI(Electric Power Reserch Institute)は、急激に普及が加速しているApple社のiPadが、電力会社が供給する電力においてどのぐらいの使用率を占めているかを調査しました。
EPRI Calculates Annual Cost of Charging an iPad at $1.36
調査の目的がなんだか恣意的な感じがしなくもないのですが、結果として分かったのは「iPadは電力コストが低く、他の家電製品に比べて極めて節電効果が高い」という事でした。
EPRIが算出した家電製品毎の年間電気料金は以下の通り。 (電気会社10社平均 1Kwh=18.22円で換算)
製品 | 年間電力量(Kwh) | 年間電気料金(円) |
---|---|---|
iPhone 3G | 2.2 | 41 |
iPad | 14 | 256 |
ノートブックPC | 72.3 | 1318 |
プラズマTV(42インチ) | 358 | 6523 |
冷蔵庫(400L) | 387 | 7052 |
iPadの充電にかかる1年間の電気代は約256円。え、そんなに安かったの?という感じがしませんか?
同じAngry Birdsをプレイしたとして、デスクトップPCとiPadではその電気代の差は約6倍。iPhone 3G にいたっては30倍(?)の開きが出る可能性があるという事です。
もちろん瞬間的な出力の違いや使用される環境、そして長時間使用によるリチウムバッテリーの発熱によるロス等の要因によりこの割合は流動的になるのでしょうが、一つ確かに言える事はiPadやiPhoneはテレビやパソコンといった従来の情報家電に比べて圧倒的に消費電力は少ないという事です。
節電の夏。iPadの夏。
余談ですが、上記のソース記事は当然ながらアメリカでの電気料金をベースにしたものであった為、日本の電気料金に置き換えたわけですが、アメリカと日本の電気料金の差に少し驚きました。
2倍ほど日本の方が高いんですね。毎日の事ですから、この違いは単純にうらやましいな。
いずれにせよ電力不足が予想される今夏は、テレビやパソコンを消してiPadで賢く節電してみてはいかがでしょうか。
はじじめまして。
節電に関しては、別に一日中PC等を消さなくても、
日中の電気使用量ピーク時を さければ良いだけです。
(具体的な時間帯に関しては、9時から19時にかけてです。)
夜から明け方にかけては 電気使用量が低いので、
そこで充電や、主要な電気使用を行う様にすれば良いと思います。
(逆に言えば、関西人の私としては、日中の節電を中心に お願いしたい所。関西電力の原発依存率は、日本の電力会社で最高の45%でした。)
発電所は細かな使用量に合わせて、発電量を細かく上下出来ませんので。
皆様のそばに、クーラを "無理して" 付けずに寝ている様なお年寄りがいらっしゃれば、何も気にする事無くクーラで涼しく寝る様 お伝えください。