写真:泉 よしか
地図を見る奥津温泉を訪ねるなら車が便利です。特に今回のモデルコースは温泉街だけでなく周辺も含めて楽しめるように組みましたので、JR岡山駅もしくは岡山空港からレンタカーを使ってアクセスすると良いでしょう。
到着してお腹が空いていたらまずはオススメのランチスポットへ行ってみましょう。「里山レストラン Aelu(あえる)」は、温泉街の中に建つナチュラルな雰囲気のレストラン。
写真:泉 よしか
地図を見る野菜、川魚、キノコ類はもちろんのこと、調味料まで地元産を使う地産地消へのこだわりは半端ではありません。まさにこの土地の恵みをまるまるいただけます。
ランチメニューの人気は日替わり小鉢6種に紫黒米ご飯の付いた「Aeluランチ」。季節によっては「苫田ダムカレー」も登場。
<里山レストラン Aeluの基本情報>
住所:岡山県苫田郡鏡野町奥津川西261
電話番号:0868-52-0790
営業時間:11:00~16:00 木曜定休
アクセス:中国自動車道院庄ICより車約25分
写真:泉 よしか
地図を見る里山レストラン Aeluの隣は日帰り温泉の「花美人の里」。ドライブでお疲れならこちらで入浴してちょっと一休みするのもオススメ。
<花美人の里の基本情報>
住所:岡山県苫田郡鏡野町奥津川西261
電話番号:0868-52-0788
営業時間:10:00~19:00(土日祝日は20:00まで、最終受付は1時間前まで)
定休日:第2木曜(祝日なら前水曜)
アクセス:中国自動車道院庄ICより車約25分
写真:泉 よしか
地図を見るお腹がいっぱいになったら、奥津温泉街から車で5、6分程度の奥津渓へお出かけしてみましょう。
ここは国の名勝にも指定されている渓谷で、遊歩道をちょっと散策するだけでも心が洗われます。周辺の緑と吉井川の水の美しさは思わず目を見張るほど。甌穴群などの見所も。
写真:泉 よしか
地図を見るまた奥津渓は岡山県内でも人気の紅葉スポット。秋には大勢の人が紅葉狩りに訪れます。
写真:泉 よしか
地図を見る橋から見下ろす景色もため息が出そうです。
<奥津渓の基本情報>
住所:岡山県苫田郡鏡野町奥津川西
アクセス:中国自動車道院庄ICより車約25分
写真:泉 よしか
地図を見る奥津渓を散策した後は傍らに建つ般若寺温泉に寄ってみましょう。こちらの温泉は1時間1組限定で貸切り利用のみ。ですから必ず訪問前に電話でご予約ください。
写真:泉 よしか
地図を見る写真に写っているのは川の対岸から見た湯小屋です。どうです。本当に川のすぐ近くにあるでしょう。しかも奥津渓八景と呼ばれる名勝のうち4つが、なんとこの温泉から見えるという贅沢さ!
写真:泉 よしか
地図を見る川に張り出すように作られた露天風呂は、3本の自家源泉のうち1本を単独使用。脱衣所や内湯から露天風呂までの移動の際に、女性は湯あみ着かバスタオルがあると安心です。
<般若寺温泉の基本情報>
住所:岡山県苫田郡鏡野町奥津川西20
電話番号:0868-52-0602(要予約)
アクセス:中国自動車道院庄ICより車約25分
※冬期は内湯のみの営業、露天風呂は4月中旬~11月末頃まで
写真:泉 よしか
地図を見る泊まりは奥津温泉の名泉鍵湯 奥津荘へ。
登録有形文化財の建物は外観も館内も風情があって素晴らしく、純和風の客室の他に和モダンな洋室も。
写真:泉 よしか
地図を見る何より温泉が絶品です。温泉が湧いているその場所にそのまま湯船を作った貴重な足下湧出泉がここに。
時間により男女入れ替え制の鍵湯と立湯はどちらも源泉の湧き出す川底そのもの。入浴中にふいに中からプクプクと泡が浮いてくれば、まさに今ここから温泉が生まれていると感激できます。
鍵湯には津山藩の初代藩主がいたく気に入り、部外者が入れないよう鍵を掛けたというユニークな謂われも。
ところで奥津温泉の名物と言えば「足踏み洗濯」。これは熊や狼を見張りながら洗濯していた名残で、今も3月上旬~12月中旬の日曜・祝日の朝に奥津橋の下の足踏み洗濯場で実演されています。
奥津温泉に泊まった翌朝が実演日なら、ぜひ見学に行ってみてください。
<奥津温泉の基本情報>
住所:岡山県苫田郡鏡野町奥津
アクセス:中国自動車道院庄ICより車約25分
足踏み洗濯実演時間:8:30~8:45(3月上旬~12月中旬の日・祝日)
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写真:泉 よしか
地図を見る翌日は奥津温泉からさらに北上して、車で約30分ほど離れた上斎原にある岩井滝を訪ねてみましょう。
駐車場からは10分から15分ぐらい自分の足で登らなければなりませんので、歩きやすい靴でお出かけください。
写真:泉 よしか
地図を見る橋を渡ると岩井滝の美しい流れが目の前に。登ってきて良かったと感じる瞬間ですね。
写真:泉 よしか
地図を見る岩井滝は裏見の滝とも呼ばれ、滝の裏側に入ることができます。裏から見るカーテンのような滝や垂れ下がるような岩盤も見所。
また岩井滝は冬期になりますと滝が凍って氷瀑します。それはとても神秘的な光景です。
アクセス方法としては、岩井滝に通じる林道は、冬期は一般車両の進入及び駐停車が禁じられていますので、恩原高原スキー場の駐車場に止めて徒歩、あるいは、かがみのツーリズムが主催するツアー「岩井滝スノーシューハイク」にお申込みいただくかになります。ツアー詳細は文末の関連メモにリンクした「かがみの里山旅マルシェ」をご覧ください。
<岩井滝の基本情報>
住所:岡山県苫田郡鏡野町上齋原中津河
電話番号:0868-54-7655(鏡野町産業観光課)
アクセス:中国自動車道院庄ICより車約60分
素晴らしい足下湧出泉だけでなく、周辺環境にも恵まれた奥津温泉。岡山県北部の美作三湯の中でも、日常から離れて静かにじっくりお湯を楽しみたいという方に支持されています。
今回はゆったりめに回る前提で1泊2日のコースをご紹介しましたが、朝から奥津温泉に到着して、精力的に観光したいという方なら1日で全て回ることも可能です。
また2019年10月5日(土)~2020年1月13日(月・祝日)の期間は奥津温泉を含む美作三湯で「美作三湯芸術温度」というアートイベントを開催しています。ぜひこちらも併せてお楽しみ下さい。
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:岡山県
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(2021/8/22更新)
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